デポジット型クレジットカードを解説！Nexus Cardの年会費はいくらかかるか？

「病気が原因で、収入が安定していない」「クレジットカードの支払いを延滞してしまった過去がある」などの経験があると、通常のクレジットカードの審査は通りにくい。

しかし、クレジットカードを保有していないと、ネットショッピング・海外旅行・格安SIMを利用しにくいなど、さまざまなシーンで不便さを感じるだろう。

キャッシュレス決済が普及している今、クレジットカードは必要不可欠なアイテムだと言える。

今回の記事では、審査に通りやすいクレジットカードと、使いやすいデポジット型のクレジットカードについて解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。

Nexus Cardなどのデポジット型のクレジットカードとは？

クレジットカードを保有する場合、必ず審査をする必要がある。

「この人は支払能力があるのだろうか？」と、クレジットカード会社が判断するためだ。

しかし、「クレジットカードの支払いを延滞した過去がある」「親の介護で収入がない」「フリーランスで収入が安心していない」などの理由があると、審査に通りにくいと一般的に言われている。

このような理由で審査に通ることが難しい状況の人でも、デポジット型のクレジットカードであれば審査に通る可能性があるのだ。

なぜなら、デポジット型のクレジットカードは、クレジットカード会社にデポジット（保証金）を預けることで、クレジットカードを利用できるシステムのためである。

例えば、「上限額を50万円」に設定した場合、デポジット（保証金）も同額の50万円をクレジットカード会社に預けるということになる。

そのため、比較的クレジットカードの審査に通りやすいのだ。

デビットカードとプリペイドカードとの違い

デポジット型のクレジットカードと、デビットカードとプリペイドカードとの違いは下記のような内容になるので、表を参考にしてほしい。

デポジット型の クレジットカード	デポジット（保証金）をクレジットカード会社に預けることで利用可能上限額を経済状況に合わせて決められる カードを利用してから1～2ヶ月後に、口座から支払金額が引き落としされる
デビットカード	口座に入っている金額＝上限額カードを利用してすぐ、口座から引き落としされる
プリペイドカード	事前にお金をチャージ、またはプリペイドカードを購入すると、その金額分のショッピングができる 使い切り型（例：図書カード）とチャージ型（例：Suica）がある

デポジット型のクレジットカードならNexus Card！年会費は？

審査に通りやすいデポジット型のクレジットカードでも、特におすすめしたいクレジットカードが「Nexus Card」だ。

なぜ、デポジット型のクレジットカードで最もおすすめかについて下記で説明していく。

デポジット型のクレジットカードは、2社から選べる

デポジット型のクレジットカードは、Nexus Cardとライフカードデポジットから選べる。下記の表で2社を比較していこう。

デポジット型のクレジットカードの比較

	Nexus Card	ライフカードデポジット	ライフカードゴールドデポジット
発行手数料	550円（税込）	なし	なし
年会費	1,375円（税込）	5,500円（税込）	上限額20万円～11,000円（税込） 上限額100万円～22,000円（税込）
限度額	5万円～200万円	3万円・5万円・10万円	20万円～190万円
上限額の増額	1万円単位で可能	増額不可 ※複数枚の発行可能	増額可能 ※限度額90万円の会員は不可
ポイント還元率	0.5％	0.5％	0.5％
国際ブランド	Mastercard	Mastercard	Mastercard

このように、Nexus Cardは発行手数料が必要になるが、年会費がライフカードに比べると安いのだ。

上限額が10万円の「ライフカードデポジット」と比べても、年会費の差額は4,125円にもなる。

また、ライフカードデポジットでは、3万円・5万円・10万円から上限額が選べるが、上限額を増額できないため、金額に合わせた枚数のカードを再度発行しなければならない。

Nexus Cardには、特典や付帯保険などがついていないシンプルなカードになるが、年会費の安さや、増額が可能なポイントから見ても、Nexus Cardは非常におすすめである。

Nexus Cardのメリットを紹介

Nexus Cardのメリットは、下記の4ポイントになるので、参考にしてほしい。

さまざまな状況の人でも審査に通りやすい

過去に支払を延滞した人や、病気が原因で働けない人、収入が不安定な人などでも審査に通りやすい傾向にある。そのため、「審査に不安があります…」という悩みがある人には、Nexus Cardがおすすめだ。

通常のクレジットカードと同じように利用可能

国際ブランドはマスターカードなので、マスターカードの加盟店舗であれば通常のクレジットカードと同じように使える。そのため、海外旅行などでも不便なくショッピングできるだろう。

また、「分割払い・リボ払い・ボーナス一括払い」などの支払方法を選べるため、支払調整が可能、かつ200円で1ポイント付与される点も嬉しいメリットだ。

クレジットヒストリーをコツコツと積み上げられる

クレジットヒストリーは、信用情報機関に登録されている、ローンやクレジットカードなどの情報のことを指す。

このクレジットヒストリーがない人は、過去にトラブルを起こしていなくても「何か問題があったのでは？」と判断される可能性が高い。そのため、クレジットカードの審査に通りにくいと言われている。

そのため、将来のためにローンを組めるように整えておきたいなどの目標がある人は、Nexus Cardで信用度を高めておくのが理想的だ。

上記で紹介したデビットカードや、プリペイドカードではクレジットヒストリーを積み上げられないので、注意しよう。

お金の使い方を見直せられる

クレジットカードを持つと、使いすぎてしまうこともあるだろう。しかし、Nexus Cardは上限を自分で決められるので、使いすぎを防ぎやすいのだ。

貯金を頑張りたい人や、使いすぎを改善したい人には特に大きなメリットだと言えるだろう。

Nexus Cardのデメリット

Nexus Cardのデメリットを紹介していくので、デメリットを含め自分に適したクレジットカードなのかについて判断していくといい。

発行手数料と年会費の負担がいる

通常のクレジットカードであれば、発行手数料と年会費をかけずに利用できるクレジットカードがある。

そのようなクレジットカードに比べると、デメリットだと言える。

しかし、上記で紹介した通り、デポジット型のクレジットカードの中では年会費が安いので、大きなデメリットではないだろう。

国際ブランドが選べない

国際ブランドは「マスターカード」以外を選べないので、他の国際ブランドがいいと考えていた人からすればデメリットになる。

家族カードとETCカードの発行ができない

家族カードとETCカードの発行ができないため、不便に感じる部分はあるだろう。

しかし、Nexus Cardは審査に通りやすいので、専業主婦（主夫）でも審査に通る可能性が高いので問題を解決できるはずだ。

また、ETCカードはデポジット型のものを発行するなどの方法を使えば、デメリットを解決できる。

特典や付帯保険がない

Nexus Cardは、特典や付帯保険がないシンプルなクレジットカードのため、物足りなさを感じるかもしれない。

どうしても特典や付帯保険のサービスが欲しい人は、Nexus Cardでクレジットヒストリーを積み上げてから、理想のクレジットカードを発行するといい。

金融トラブルなどを起こしたことがない人は、サブカードとしてサービスのいいクレジットカードを発行しておくと解決できるだろう。

年会費はかかるがNexus Cardはおすすめ！

今回の記事では、デポジット型のクレジットカードについて解説し、おすすめのカード「Nexus Card」を紹介した。

比較的審査に通りやすいため、過去に金融トラブルを起こしたことがある人・複雑な理由で働けない人などでもクレジットカードを発行できる可能性がある。

Nexus Cardは他のデポジット型のクレジットカードに比べると、発行手数料の負担は必要になるが、年会費が安いのも嬉しいポイントだろう。

さまざまなメリットに加え、デメリットも解決しやすいものが多いため、Nexus Cardを発行してショッピングを思い切り楽しんでみてはいかがだろうか。