- 保険の付帯サービスの種類や特徴が知りたい
- どの付帯サービスが自分に合っているか分からない
- 保険の付帯サービスの中で自分におすすめのものが知りたい
保険の付帯サービスとは、保障以外のサービスのことを指す。
健康や医療、介護など契約者の日常生活をサポートする便利なものであり、自分が加入している保険にもあれば、積極的に利用するべきである。
そこで本記事では、保険の付帯サービスの概要や自分に合う付帯サービスの見つけ方、さらにおすすめの付帯サービスについて解説する。
保険の付帯サービスをお得に活用したいという方は、ぜひ本記事を参考にしてほしい。
保険の付帯サービスの概要
保険の「付帯サービス」とは、メインの保障以外の特典として加入者に用意されるサービスである。
契約時に案内されて「なんとなく覚えているけど使ったことはない」という人も多いが、実は生活に役立つ便利なサポートとして使うことができる。
まずは、保険の付帯サービスにどのようなものがあるかや対象者、各サービスを利用する手順について解説していく。
付帯サービスの種類
付帯サービスには、無料のものと有料のものがある。
有料のものの多くは「優待割引価格で特典が受けられる」といった内容のものが多い。
代表的な、よくあるサービスを一覧にしてまとめてみた。
| 種類 | 内容 |
| 健康・医療 | 健康に関する24時間電話相談 |
| セカンド・オピニオン | |
| 医療機関への受診手配や紹介サービス | |
| がん・糖尿病相談 | |
| 健康診断や血液検査の優待割引 | |
| 健康増進アプリ | |
| メンタルケアサポート | |
| 介護 | 介護相談 |
| 介護用品の優待割引 | |
| 提携介護施設の優待・紹介サービス | |
| 暮らし | 年金や法律等の暮らしにまつわる相談 |
| 育児に関する相談 | |
| レジャーやグルメなどの優待特典 |
このように、保険の付帯サービスは「医療」「介護」「暮らし」とジャンル分けされており、内容や保障の範囲は保険商品によって異なる。
自分の加入している保険ではどんなサービスを受けられるのか、今一度確認してみよう。
保険の付帯サービスの対象者
保険の付帯サービスの対象者は契約者以外に、被保険者や被保険者の家族が利用できるようになっている。
ただし、利用できる対象者はサービスによって異なるため、利用前にパンフレットなどでかならず確認しておこう。
パンフレットが手元にない場合は、会社宛に再度資料請求を行うか、ホームページの会員ページなどで確認できる場合もある。
被保険者の家族が利用できるサービスの場合は、「二親等まで」「同居家族のみ」など細かく指定がある場合もあるので要注意。
いずれにせよ、利用前にサービスの概要はくまなく確認しておくべきである。
保険の付帯サービスの利用手順
保険の付帯サービスの利用手順は、保険商品によって様々だが、基本的には契約時にもらったパンフレット等に記載されている。
また、付帯サービスは保険の加入者やその家族のみが利用できる場合が多いので、利用時に加入者かどうか確認の連絡が入る場合がある。
「健康に関する24時間電話相談」のように、電話を使ったサービスは利用時に保険の「証券番号」を聞かれるパターンが多い。
そのため、掛ける前に手元に保険証券を準備しておくとスムーズだろう。
自分に合う付帯サービスの探し方
意外と見落としがちだった付帯サービスだが、生活に役立つ様々な特典があることがわかった。
その中で、自分にあったサービスを見つけるためのポイントを解説していく。
保険会社ごとにサービス内容を比較する
先ほど紹介した例のように、付帯サービスにはさまざまなものがあるが、似たようなサービスでも保険会社ごとに内容は少し異なる。
例えば医療系のサービスとしてあげた「24時間電話相談」は看護師や保健師といった医療従事者のアドバイスを受けられるサービス。
ある保険会社では、この電話相談に加えて「適切な医療機関を紹介してくれる」「メンタルケアの相談に乗ってくれる」というサービスも実施している。
このように、受けたいサービスを大まかに絞れば、他社と比較してどこが最も優れているか見比べると自分にあったものが見つかりやすい。
医療や介護など目的に合わせたサービスを選ぶ
先程表で表したように、保険の付帯サービスは「医療」「介護」「暮らし」と大まかなカテゴリに分けられている。
保険は健康を守り、豊かな人生を送ることを前提として加入しているものであり、付帯サービスはそれを叶えるための手段の一つ。
自分がどのような目的で保険に加入し、どのような特典を受けたいかで付帯サービスを選ぶと良い。
料金が発生するのか確認しておく
付帯サービスは電話相談のように「無料」で利用できるものと、レジャー特典のように「有料」で優待割引として利用できるものに分けられている。
これから紹介するセカンド・オピニオンサービスや医療機関の紹介サービスなどはほぼ無料で利用することができ、加入している保険のサービスと合わせれば更に充実した待遇を受けることができる。
レジャーやグルメなどの優待割引については、保険会社ごとに提携企業が異なるため、加入前に「受けたい特典はあるかな…」と、一度目を通しておくと良い。
利用する前に、料金についてはパンフレットなどで必ず確認しておこう。
おすすめの付帯サービスとは
さまざまな特典が受けられる保険の付帯サービスについて、特におすすめなものの特徴を解説していく。
これらはあくまで一例であり、実際の内容は契約する保険会社によって異なる。
セカンド・オピニオンサービス
セカンド・オピニオンとは、現在診察を受けている医師とは別の医師から治療方針や病状の診断に関する意見を聞けるサービス。
- 自分の担当医のからいくつか治療方針の提案を受けたが迷っている
- 診断された病気について他の治療法がないか知りたい
主治医の意見だけでは、もしかすると新たな可能性を見落としている場合もある。
主治医とは別の意見が聞きたい時に利用を検討しよう。
詳しくは、各保険会社のパンフレットやホームページなどを確認してみよう。
24時間健康相談窓口
付帯サービスの中で最もポピュラーなのが、「24時間健康相談サービス」である。
契約者はもちろん、被保険者やその同居家族も無料で利用できるケースが多い。
電話をかけると、24時間年中無休で医療従事者へと電話が繋がり、健康に関して「ちょっと気になることができた」という時に気軽に利用できる。
保険会社によっては電話だけでなく、チャットタイプの相談サービスが展開されているところもある。
介護関係のサービスやレジャーグルメ優待サービス
医療に次いで充実しているのは「介護」に関する付帯サービス。
高齢の家族がいて介護に関する不安を抱えている場合に活用できる。
また、健康維持を目的とした保険ならではの特典として、余暇を楽しむレジャー・グルメ・イベント等の優待が受けられるサービスも豊富。
対象の宿泊施設やレジャー施設、飲食店などが特別な優待価格で利用可能になる。
割引内容は変化するので、小まめにチェックしてお得情報を見逃さないようにしよう。
まとめ
本記事では、保険の「付帯サービス」の概要や自分に合う付帯サービスの見つけ方、さらにおすすめの付帯サービスについて解説した。
付帯サービスは日常生活をサポートする便利なサービスである。
電話相談など無料で利用できるサービスも多く、付随している場合は活用するべきだろう。
ただ、健康や介護、生活面など付帯サービスにはたくさんの種類があり、本記事の内容だけではどのサービスを利用すべきかわからないという人もいるだろう。
そんな時は保険のプロに相談することも検討しよう。
ひとりひとりに合わせてアドバイスしてもらうことで、自身に必要となる付帯サービスを判断できるはずだ。
ただ、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかをすぐに見定めることもまた難しい。
マッチングサイトである「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。
利用料は無料なので、ぜひ活用してほしい。
