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FXのデイトレードとは?デイトレードの方法と注意点、成功のコツを解説

この記事で解決できるお悩み
  • FXのデイトレードについて理解したい
  • デイトレードに向いている人の特徴を知りたい
  • デイトレードを成功させるコツが知りたい

FXにはさまざまな取引方法があるが、短時間で利益を積み上げていきたい人におすすめなのがデイトレードだ。

とはいえ、これからFXを始める人にとっては「初心者には難しそう」と感じることも多いだろう。

本記事では、デイトレードの概要や取引方法、成功させるコツについて解説していく。

デイトレードと相性の良い人の特徴についても解説するため、ぜひ自分の投資意向に適しているか照らし合わせてみよう。

目次
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FXのデイトレードとは

まずは、デイトレードの概要や取引方法について学んでいこう。

そもそもデイトレードって?

FXにおけるデイトレードとは、保有している建て玉をその日のうちに決済してしまう取引方法である。

基本的には数分〜数時間以内に建て玉を決済し、短期的な為替の変動を活用して利益を得る手法だ。

FXにはスキャルピングやスイングトレード、ポジショントレードなど複数の種類があるが、デイトレードは短期トレードの分類に入る。

取引方法の種類取引の内容
スキャルピング数秒〜数分の取引を繰り返して利益を積み上げる方法
デイトレード数分〜数時間に建て玉を決済し、翌日まで建て玉を持ち越さない方法
スイングトレード数日〜数週間のスパンで取引を行う方法
ポジショントレード数週間~数ヶ月で建て玉を決済する方法。数年間建て玉を保有する場合もある

デイトレードを行う時間帯

FXでは外国通貨を対象に取引を行うため、トレードの際は時差を考慮する必要がある。

たとえば、日本株式でデイトレードをする場合は、平日9時〜15時が取引時間となるが、FXはほぼ24時間行えることが特徴だ。

ただし、時間帯によっては市場への参加者が少なくなるタイミングもあるため、より市場に流動性があるタイミングで取引を行うようにしたい。

取引が活発な時間帯は通貨ペアによっても異なるが、およそ日本時間の21時〜翌2時(冬時間は22時〜翌3時)が狙い目だといわれている。

この時間はニューヨーク市場とロンドン市場がオープンしており、値動きや取引が活発になりやすいためだ。

また、東京市場がオープンする午前9時〜10時ごろも取引が活発になりやすい。自分のライフスタイルなどから、取引しやすい時間帯を探してみよう。

デイトレードの取引回数

デイトレードは数分〜数時間で取引を行うことから、1日の中で何度も売買を繰り返すこととなる。

取引回数は人によって異なるが、1日20〜30回ほど取引を行う人も珍しくない。

ただし、過剰に取引を繰り返すことはリスクを高めることにもつながってしまう。

適切にリスクをコントロールするためには、1日の取引回数をあらかじめ定めておき、戦略的にトレードに取り組むことが重要だ。

デイトレードの損切りライン

FXに取り組む際は、損切りラインを定めておくことも重要だ。

特に、デイトレードのように短期的な取引を行う場合は、ズルズルと建て玉を保有することで損失が広がったり、意向に合わない取引へとつながったりしてしまう可能性がある。

刻一刻とと変化する市場ですばやく判断を下すためには、あらかじめ損切りを行うラインを定めておくようにしよう。

損切りのラインは取引する通貨ペアや市場の動向などによっても異なるが、一般的には10〜20pipsがひとつの目安とされている。

自分の投資意向や取引金額を踏まえたうえで、損切りラインを明確にしておこう。

FXにおけるデイトレードのメリット・デメリット

デイトレードに取り組む際は、良い点とそうでない点のどちらも理解しておく必要がある。

それぞれくわしく解説していこう。

デイトレードのメリット

デイトレードには、主に次のようなメリットがある。

デイトレードのメリット
  • 短期間で利益を狙える
  • 資金効率がよい
  • スワップポイントの支払い負担がない

デイトレードでは長期的な価格変動ではなく、足元の価格変動を活用して利益を得る。そのため、値動きによっては短期間で利益を狙えるメリットがある。

また、デイトレードは資金効率がよい点も大きなメリットだ。

デイトレードでは長期間建て玉を持ち続けることがないので、資金の回転を高めながら取引を行うことができる。

「複数のポジションを保有する資金力がない」という場合に便利な取引手法だ。

さらに、スワップポイントの支払い負担がないこともメリットといえる。

スワップポイントとは、2ヶ国間の金利差のことで、投資家は「金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買うこと」によってスワップポイントを受け取ることができる。

しかし、反対に「金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を購入する」場合は、スワップポイントを支払う必要がある。

ただし、スワップポイントを支払うのはポジションを翌営業日へ持ち越した場合であるため、デイトレードではスワップポイントを支払う負担はない。

デイトレードのでデメリット

デイトレードは良い点も多い一方、次のような側面にも注意したい。

  • 手数料がかさむ
  • 精神的・時間的な負担がある

短い時間内で複数回取引を繰り返すデイトレードでは、その分スプレッドや取引手数料がかさんでしまう。

コスト負担を考えると、かえって資金効率が悪くなる可能性もあるだろう。

また、短時間で投資判断を下す必要があることから、精神的な負担も大きい。

「瞬時の判断ミスで損失につながる」と思うと、なかなか踏み出せない投資家も多いかもしれない。

精神的な負担だけでなく、時間的な負担も軽視できない。デイトレードは、一定時間チャートに張り付きながら取引のチャンスを探る必要がある。

ライフスタイルによっては「取引に割く時間的な余裕がない」というケースもあるだろう。

FXでデイトレードに向いている人

デイトレードのメリット・デメリットを踏まえると、次のような人がデイトレードに向いているといえる。

  • 短期間で利益を確定させたい人
  • 時間的な余裕がある人
  • 迅速な判断力がある人

それぞれくわしく解説していこう。

短期間で利益を確定させたい人

FXでは、ポジショントレードのように長期間ポジションを保有することを前提とした取引方法もある。

しかし、長くて数年間もポジションを保有するとなると、「投資の楽しみがない」「効率的に利益を得たい」と考える人もいるだろう。

その点、デイトレードでは1日の間に何度も取引を繰り返すため、市況によっては短時間で利益を得ることも可能だ。

すぐに取引の成果を実感できる点は、投資の楽しみにもつながるポイントである。

もちろん損失が重なってしまうリスクは十分考慮する必要があるが、「リスクを取りながら効率的な取引を行いたい」「短期的な値動きを取引に活かしたい」という人には相性の良い取引方法といえる。

時間的な余裕がある人

デイトレードは1日に数十回取引を行うことが一般的だが、そのためには一定時間かけて相場動向を追い続ける必要がある。

特に、ニューヨーク市場やロンドン市場がオープンしているときに取引するとなれば、自ずと取引時間は深夜の時間帯となってしまう。

そのため、「夜遅くまで何時間も相場に張り付くのは難しい」と感じる人も珍しくない。

また、東京市場がオープンする時間帯で考えても、「平日の昼間は仕事で、取引の時間を作る余裕がない」という人も多いだろう。

相場を注視しながら行うデイトレードでは、時間的な余裕があることも重要なポイントとなる。

迅速な判断力がある人

短期間でポジションを決済するデイトレードでは、瞬時に相場動向を読み解き、迅速に投資判断を下す必要がある。

時には大きく相場が変動するときもあるので、「先の見通しが分からないのに投資判断を下すのは不安だ」と感じることもあるだろう。

しかし、なかなか決断ができないと、あっという間に含み損が広がってしまうことも珍しくない。

短期的なスパンでどんどん取引を回転させていくためには、イレギュラーな相場に対しても冷静かつ迅速に判断を下すことが重要だ。

また、正確な投資判断を下すための材料として、正しい情報をリサーチすることも必要となる。

デイトレードは勘や直感で取引を行うのではなく、市場を正しく分析して取り組まなくてはならない。

取引を行う際は、情報収集にかけるリソースを確保しておくことも心がけよう。

FXでデイトレードを成功させるコツ

初心者には難しいイメージが強いデイトレードだが、成功させるためには次のようなポイントを心がけたい。

  • 複数の時間足を併用する
  • 通貨ペアの流動性とボラティリティを確認する
  • エントリー/エグジットポイントを見極める

それぞれくわしく解説していこう。

複数の時間足を併用する

チャートの時間足にはいくつもの種類があるが、それぞれどのような情報を得られるかが大きく異なる。

その一例を下記表で確認してみよう。

時間足特徴
1分足短期間の値動きを捉えるのに適している

小さな値動きを追うことができるので、トレードのチャンスを見つけるときに便利
5分足短期的な値動きを捉える時間足で、1分足に比べてノイズが出にくいことが特徴
15分足短期的なトレンドの転換点を見つけられる時間足

短期的な値動きとノイズをバランスよく確認できるので、安定的なトレードを行うときに使われる
1時間足トレンドを掴むのに適した時間足

比較的ノイズが少ないため、正確なトレンドを掴みやすい
4時間足長期的なトレンドを掴む時間足

デイトレードではあまり使われず、スイングトレードなどで用いられることが多い

デイトレードでは、複数の時間足を併用することがおすすめだ。

たとえば、「エントリー(決済)するポイントを掴みたい」というときは、1分足や5分足など短い時間足を使い、「大きなトレンドの流れを掴みたい」というときは1時間足を使うなど、目的に合わせて時間足を使い分けるとよいだろう。

通貨ペアの流動性とボラティリティを確認する

FXでは、通貨ペアによって流動性やボラティリティが異なる。

デイトレードを行うときは、流動性とボラティリティが自分の投資意向に適しているかも確認しておきたい。

たとえば、流動性が少ない通貨ペアを選んでしまうと、売買がなかなか成り立たずに取引回数が限られてしまうリスクがある。

デイトレードのように何度も取引を繰り返す場合は、米ドル/日本円やユーロ/日本円など流動性が高い通貨ペアを選ぶことがおすすめだ。

また、ボラティリティが高すぎる通貨ペアは、エントリーや決済のタイミングを狙いづらい側面がある。

結果的に、「損失が重なってしまった」ということも考えられるだろう。

狙った価格帯で確実に約定するためには、なるべく値動きが安定している通貨ペアの方が安心だ。

エントリー/エグジットポイントを見極める

デイトレードで利益を積み上げるためには、エントリーと決済を行うポイントを適切に見極めることが重要だ。

最適なポイントを見極めることは難しいものの、チャートパターンやテクニカル指標などを活用しながら、エントリーポイントを予測することが必要となる。

テクニカル分析にはさまざまな手法があるため、最初は複数の種類を試してみながら自分に合ったものを探してみるとよいだろう。

また、エグジットポイントについては利益確定を行うラインだけでなく、損切りを行うラインについても事前に決めておくようにしよう。

FXのデイトレードで効率的に利益を狙おう

FXのデイトレードは、短期的な売買を行うことで効率的に利益を狙えるメリットがある。

資金効率も上げながら取引ができるので、「まとまった資金がない」という人にも向いている。

ただし、その分時間的な余裕や瞬時に投資判断を下す決断力も求められる点に注意したい。

まずは、自分の投資意向やライフスタイルを踏まえたうえで、デイトレードのメリットを活かした売買に取り組んでみよう。

FXのデイトレードに関するQ&A

デイトレードが難しい理由は何ですか?

デイトレードでは、数分〜数時間の細かい時間で取引を繰り返すことから、瞬時に投資判断を下す必要がある。

変動し続ける相場の中で、すぐさま判断を下すのは上級者にとっても難しいポイントだ。

また、デイトレードではテクニカル分析のスキルも欠かせない。

そのため、投資経験が浅い人にとっては、「自分には難しそう」、「ハードルが高い」と感じられることもあるだろう。

デイトレードの一日の適切な取引回数はどのくらいですか?

デイトレードの取引回数は、通貨ペアやリスク許容度などによっても異なる。

しかし、一般的には1日20〜30回ほどの取引がひとつの目安となっている。

ただし、取引回数だけに捉われていると、適切な判断を下せない可能性もある。

売買を行う際は、そのときのマーケット環境や自分のリスク許容度、時間的な余裕などを踏まえたうえで取引回数を決めるようにしよう。

デイトレードにはどの時間足を使うべきですか?

多くの投資家は、複数の時間足を併用して使っている。

たとえば、具体的な「エントリーポイントを探る」というときは5分足や15分足など短い時間足を使い、「全体のトレンドを掴む」というときには1時間足など比較的長めの時間足を使うなど、目的別に時間足を使い分けてみるとよいだろう。

最初は複数の時間足を使ってみながら、自分のトレードスタイルにフィットしたものを探してみることがおすすめだ。

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