新NISA成長投資枠のおすすめ銘柄は?証券会社5社の人気ランキングで比較

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新NISAの成長投資枠は、上場株式・投資信託・ETF・REITなど、つみたて投資枠より幅広い商品に投資できる非課税投資枠です。

年間投資枠は240万円で、つみたて投資枠の年間120万円と併用すると、1年で最大360万円まで非課税投資ができます。非課税保有限度額はNISA全体で1,800万円ですが、成長投資枠だけで使えるのはそのうち1,200万円までです。

一方で、成長投資枠は選択肢が多い分、「どの銘柄を選べばよいのか」「人気ランキング上位を買ってよいのか」と迷いやすい枠でもあります。

本記事では、成長投資枠の基本、2026年5月時点で確認できる人気銘柄・ファンドの傾向、証券会社選び、初心者が失敗しにくい活用法を解説します。

なお、ランキングは集計期間や証券会社によって変わります。掲載銘柄は購入を推奨するものではなく、銘柄選びの参考情報として確認してください。

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目次

新NISA成長投資枠では何に投資できる?年間240万円・総枠1,800万円の内数

新NISA成長投資枠で投資できる商品を解説するイメージ

まずは、成長投資枠の基本を確認しましょう。

成長投資枠は、旧NISAの一般NISAに近い枠ですが、非課税保有期間が無期限になり、つみたて投資枠との併用もできるようになりました。

項目成長投資枠つみたて投資枠
年間投資枠240万円120万円
非課税保有期間無期限無期限
非課税保有限度額1,200万円まで
NISA全体1,800万円の内数
1,800万円まで
対象商品上場株式、投資信託、ETF、REITなど長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託
買付方法スポット購入・積立購入積立購入
併用同じNISA口座内で併用可能

成長投資枠では、つみたて投資枠では買えない個別株やETF、REITなどにも投資できます。

そのため、低コストのインデックスファンドを積み立てるだけでなく、配当を重視した株式やETF、特定のテーマに投資するファンドなども検討できます。

証券アナリスト 平行秀

投資対象の自由度が高い成長投資枠では、選択肢の広さゆえに迷うこともあります。まずは自分の投資目的やライフプランに合う資産クラスから検討を始めると、無理のない運用ができるでしょう。

成長投資枠でも買えない商品がある

成長投資枠は対象商品が広いものの、すべての商品を買えるわけではありません。

金融庁のNISA制度では、成長投資枠の対象から次のような商品が除外されています。

  • 整理銘柄・監理銘柄
  • 信託期間20年未満の投資信託
  • 毎月分配型の投資信託
  • デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等

また、証券会社ごとに取り扱い商品は異なります。購入前には、各社の取引画面や商品ページで「NISA成長投資枠で購入できるか」を確認しましょう。

成長投資枠だけで1,800万円を使い切ることはできない

NISA全体の非課税保有限度額は1,800万円ですが、成長投資枠で使える上限は1,200万円です。

1,800万円の枠を最大限活用したい場合は、つみたて投資枠も併用する必要があります。

たとえば、年間投資枠を最大限使う場合は、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円を合わせて年間360万円を投資できます。この場合、制度上は最短5年で1,800万円の総枠を使い切る計算です。

ただし、短期間で枠を埋めることが必ず有利とは限りません。相場下落時の心理的負担や、生活資金を圧迫しないかを確認したうえで、無理のない投資ペースを決めましょう。

新NISA成長投資枠で人気の株式例|ランキングは購入候補の入口にする

新NISA成長投資枠で人気の株式ランキングを解説するイメージ

成長投資枠では、個別株にも投資できます。特にNISAでは、配当金や売却益を非課税で受け取れるため、個別株を長期保有したい投資家からも注目されています。

ただし、ランキング上位の銘柄が自分に合うとは限りません。人気銘柄は、あくまで「多くの投資家が買っている銘柄を知る入口」として活用しましょう。

2026年5月時点で確認できるSBI証券・楽天証券のNISAランキングでは、次のような大型株・知名度の高い銘柄が上位に入っています。

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銘柄例特徴確認したいポイント
トヨタ自動車
7203
日本を代表する自動車メーカー。
大型株として投資対象になりやすい。
為替、世界販売台数、EV・ハイブリッド戦略、株主還元方針
NTT
9432
通信インフラを担う大型株。
少額で買いやすい銘柄として個人投資家に注目されやすい。
通信事業の収益性、設備投資、配当方針、成長領域
任天堂
7974
ゲーム機・ソフトなどで世界的に知名度の高い企業。新型ハード、ソフト販売、IP展開、海外売上比率
イオン
8267
小売、金融、ディベロッパー事業などを展開する生活関連銘柄。消費動向、営業利益、株主優待、金融事業の収益
オリエンタルランド
4661
東京ディズニーリゾートを運営するレジャー関連銘柄として知られる。入園者数、客単価、投資計画、優待条件、株価水準
フジクラ
5803
情報通信・エネルギー関連の製品を扱う電線・電子部品関連企業。業績変動、受注動向、テーマ株としての過熱感、財務状況

※上記は2026年5月時点で確認できるSBI証券・楽天証券のNISAランキング上位銘柄を参考にした例です。購入を推奨するものではありません。

人気株を選ぶときは「配当・優待・知名度」だけで決めない

NISAの成長投資枠では、配当や株主優待を目的に個別株を買う人もいます。

しかし、配当利回りが高い銘柄や優待が魅力的な銘柄でも、業績悪化や減配、株価下落のリスクがあります。

個別株を選ぶときは、少なくとも次の点を確認しましょう。

  • 直近の業績と今後の見通し
  • 配当方針、配当性向、過去の増配・減配実績
  • 事業内容を理解できるか
  • 株価が割高・割安のどちらに見えるか
  • 1銘柄に資金を集中させすぎていないか

また、国内上場株式の配当金をNISA口座で非課税にするには、原則として配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。

配当目的で成長投資枠を使う場合は、口座開設後に証券会社の設定画面で受取方式を確認しましょう。

証券アナリスト 平行秀

ランキング入りする銘柄は、知名度が高く情報も豊富なため、初心者でも調べやすい投資先です。ただし、株価や配当利回りだけで判断せず、自分の投資目的や保有期間に合わせて選ぶことが失敗を防ぐポイントです。

新NISA成長投資枠で人気のファンド例|低コスト・分散・リスクを確認する

新NISA成長投資枠で人気のファンドを解説するイメージ

成長投資枠では、投資信託も購入できます。

特に、全世界株式や米国株式に連動する低コストのインデックスファンドは、SBI証券・楽天証券のNISAランキングでも上位に入りやすい傾向があります。

ここでは、人気ランキングに登場しやすいファンドや、成長投資枠で比較されやすいファンドの例を紹介します。

ファンド例主な投資対象確認したいポイント
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
日本を含む全世界株式全世界に分散しやすい。
米国比率や為替リスクも確認する。
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
米国の大型株式米国集中のメリットと、米国市場が下落したときの影響を確認する。
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド全世界株式楽天・プラスシリーズのコスト、投信残高ポイントプログラムの条件を確認する。
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド米国株式S&P500連動型。
信託報酬とポイント進呈率、同種ファンドとの差を確認する。
楽天・高配当株式・米国VYMファンド
(四半期決算型)
米国高配当株式ETFなど高配当を重視する人向け。
分配方針、為替リスク、分配金の安定性を確認する。
iFreeNEXT FANG+インデックス米国の大型テック関連株式など成長期待はあるが、銘柄集中度と値動きの大きさに注意する。

※上記はファンド例であり、購入を推奨するものではありません。購入前に、最新の目論見書、信託報酬、実質コスト、投資対象、NISA対象可否を確認してください。

ファンド選びで見るべき4つのポイント

投資信託は、商品名が似ていても投資対象やコストが異なります。

成長投資枠でファンドを選ぶときは、次の4点を確認しましょう。

  • 投資対象:全世界、米国、日本、高配当、テーマ型など、何に投資しているか
  • コスト:信託報酬、実質コスト、購入時手数料、信託財産留保額
  • 分散性:国・地域・業種・銘柄が偏りすぎていないか
  • リスク:株式比率、為替リスク、テーマ集中、分配方針

たとえば、全世界株式型は1本で広く分散しやすい一方、米国株式型は米国市場への集中度が高くなります。

また、高配当株式ファンドやテーマ型ファンドは、インデックス型より値動きや分配方針の確認が重要になります。

証券アナリスト 平行秀

インデックスファンドは信託報酬が低く、長期運用で差が出やすいため人気があります。特に「オルカン」や「S&P500」のような世界・米国分散型は、初心者の運用戦略に向いています。ただし、どちらも元本保証ではないため、投資期間とリスク許容度を確認して選ぶことが大切です。

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新NISA成長投資枠で運用する証券会社の選び方

新NISA成長投資枠で使う証券会社を比較するイメージ

新NISAは1人1口座です。つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で使うことはできません。

そのため、成長投資枠を使う証券会社を選ぶときは、手数料だけでなく、投資したい商品の取扱い、積立設定、ポイントサービス、画面の使いやすさを確認しましょう。

代表的なネット証券として、SBI証券と楽天証券があります。どちらが合うかは、投資スタイルや使っているポイントサービスによって変わります。

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比較項目SBI証券楽天証券
向いている人Vポイント・Pontaポイントを活用したい人
投信積立や幅広い商品を比較したい人
楽天ポイントを活用したい人
楽天カード・楽天市場など楽天経済圏をよく使う人
投信積立投資信託の積立は100円から利用できる商品がある投資信託の積立は100円から利用できる
クレカ積立三井住友カード・Oliveなどに対応
ポイント付与率はカード種類や年間利用額などで変わる
楽天カードに対応
楽天カード決済で最大2%のポイント還元がある
ポイント投資Vポイント・Pontaポイントなどを国内株式や投資信託に利用できる楽天ポイントを投資信託、国内株式、米国株式などに利用できる
確認ポイントポイント付与条件、対象カード、投信保有ポイント、対象商品カード種類、ファンドの代行手数料、SPU条件、投信残高ポイント対象ファンド

ポイント還元率や対象サービスは変更されることがあります。証券会社を選ぶときは、必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

SBI証券が向いている人

SBI証券は、投信積立やVポイント・Pontaポイントを活用したい人に向いています。

三井住友カードやOliveでクレカ積立を行う場合、カード種類や年間利用額などによってポイント付与率が変わります。最大還元率だけを見るのではなく、自分のカード利用額で実際にどの程度ポイントが付くかを確認しましょう。

また、SBI証券ではポイント投資や投信保有ポイントなどのサービスもあります。投資信託を長期で保有する予定がある人は、保有ポイントの対象ファンドや付与率も確認しておくとよいでしょう。

証券アナリスト 平行秀

長期的な資産形成を目指すなら、運用効率とコスト面のバランスが重要です。ポイント制度は魅力的ですが、還元率だけでなく、信託報酬や投資対象、長期で保有できる商品かどうかも合わせて確認しましょう。


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楽天証券が向いている人

楽天証券は、楽天カードや楽天ポイントを日常的に使っている人に向いています。

楽天証券のクレカ積立では、楽天カード決済で毎月100円から10万円まで投資信託を積み立てられます。ポイント還元率は、カード種類やファンドの代行手数料によって変わります。

また、楽天・プラスシリーズの一部ファンドは、投信残高ポイントプログラムの対象です。たとえば、楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンドは年率0.028%のポイント進呈対象です。

ただし、ポイント制度は変更されることがあります。投資判断では、ポイントだけでなく、信託報酬、投資対象、純資産総額、運用方針を確認しましょう。

証券アナリスト 平行秀

日常生活と投資を連携させて資産形成を続けたい方には、楽天証券も選択肢になります。ポイントを使って少額から投資を始められる点は、投資初心者にとって心理的なハードルを下げる効果もあります。

初心者でも取り組める|新NISA成長投資枠の活用法

新NISA成長投資枠の活用法を解説するイメージ

成長投資枠は自由度が高いため、使い方を決めないまま始めると、商品選びで迷いやすくなります。

初心者は、まず「つみたて投資枠を軸にするか」「成長投資枠で何を上乗せするか」を決めると整理しやすくなります。

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活用法向いている人注意点
つみたて投資枠と同じ低コストファンドを買うシンプルに非課税投資枠を広げたい人同じ資産に集中しすぎていないか確認する
高配当・テーマ型・アクティブファンドを一部組み入れるインデックス投資に上乗せしてリターンを狙いたい人コスト、値動き、分配方針を必ず確認する
個別株・ETF・REITを買う配当、優待、特定テーマへの投資をしたい人銘柄選定、分散、配当受取方式、売買タイミングに注意する

活用法① つみたて投資枠と同じ商品を購入して非課税枠を広げる

最もシンプルなのは、つみたて投資枠で買っている低コストのインデックスファンドを、成長投資枠でも購入する方法です。

たとえば、つみたて投資枠で全世界株式やS&P500連動型の投資信託を積み立てている場合、成長投資枠でも同じ商品を買えば、管理する商品数を増やさずに非課税投資額を広げられます

銘柄管理がシンプルになるため、投資初心者や忙しい人に向いています。

ただし、同じ商品を買うと、投資対象も同じになります。米国株式型なら米国への集中、全世界株式型でも米国比率の高さなどを理解しておきましょう。

証券アナリスト 平行秀

同じ商品に投資すれば管理もシンプルになり、運用に不慣れな初心者でも継続しやすくなります。ただし、非課税枠を使うこと自体が目的にならないよう、資産配分と投資期間を確認してから金額を決めましょう。

活用法② つみたて投資枠よりリスクの高い商品は「一部だけ」にする

成長投資枠では、つみたて投資枠では買えないファンドやETFも購入できます。

たとえば、高配当株式ファンド、テーマ型ファンド、アクティブファンドなどを一部組み入れれば、インデックス投資とは違う値動きや収益機会を取り入れられます。

ただし、リターンを狙える商品ほど、値動きやコストも大きくなりやすいです。

初心者が成長投資枠でリスクの高い商品に投資する場合は、資産全体の一部にとどめるのが無難です。

  • つみたて投資枠は低コストの分散型ファンドを軸にする
  • 成長投資枠の一部で高配当・テーマ型・アクティブファンドを検討する
  • 高リスク商品は、損失が出ても生活に影響しない余裕資金で投資する
  • 信託報酬や分配方針を確認する

活用法③ 個別株は分散と配当受取方式を確認して使う

つみたて投資枠では個別株を購入できませんが、成長投資枠では購入できます。

そのため、配当や株主優待、特定の企業への長期投資を目的にする場合は、成長投資枠を活用する選択肢があります。

一方で、個別株は投資信託よりも1銘柄の影響が大きくなります。1社に資金を集中させると、その企業の業績悪化や株価下落の影響を大きく受けます。

初心者が個別株に挑戦する場合は、つみたて投資枠の分散型ファンドを土台にし、成長投資枠の一部で個別株を組み入れるとリスクを抑えやすくなります。

銘柄選びでは、ランキングだけでなく、決算資料、業績推移、配当方針、株主優待条件、アナリストレポートなどを確認しましょう。

証券アナリスト 平行秀

個別株投資はリターンが大きい反面、リスク管理が重要です。特定の銘柄に偏らず、業種や企業規模の異なる銘柄を組み合わせましょう。不安な場合は少額から始め、情報収集を習慣づけることが大切です。

新NISA成長投資枠の銘柄選びに迷うなら専門家への相談も選択肢

新NISA成長投資枠では、つみたて投資枠で買えない投資信託、個別株、ETF、REITなど幅広い商品に投資できます。

選択肢が多い分、自分に合う商品を選ぶ難しさもあります。

特に次のような人は、専門家への相談も検討するとよいでしょう。

  • 成長投資枠で個別株やETFにも投資したい
  • つみたて投資枠と成長投資枠の配分を決められない
  • 退職金や相続資金など、まとまった資金をNISAで運用したい
  • リスクをどの程度取ってよいかわからない
  • NISA以外の課税口座やiDeCoとの使い分けも相談したい

相談先を選ぶときに確認したいこと

専門家に相談するときは、資格や肩書きだけでなく、報酬体系や提案商品の範囲を確認しましょう。

相談先には、証券会社の担当者、FP、IFAなどがあります。それぞれ提案できる商品や報酬の仕組みが異なるため、次の点を確認しておくと安心です。

確認項目見るべきポイント
報酬体系相談料、販売手数料、信託報酬、成功報酬などが明確か
提案商品の範囲特定の商品や金融機関に偏っていないか
NISA制度の理解成長投資枠、つみたて投資枠、配当受取方式、損益通算不可を説明できるか
リスク説明メリットだけでなく、元本割れやコストも説明しているか
継続サポート運用後の見直しやリバランス相談に対応しているか

成長投資枠の運用は、商品を選ぶ前に「何のために投資するか」「何年運用するか」「どの程度の損失なら受け入れられるか」を整理することが大切です。

新NISA成長投資枠は「人気」より目的に合う商品選びが大切

新NISAの成長投資枠では、上場株式、投資信託、ETF、REITなど、つみたて投資枠より幅広い商品に投資できます。

年間投資枠は240万円で、つみたて投資枠と併用すれば年間360万円まで非課税投資が可能です。ただし、成長投資枠だけで使える非課税保有限度額は1,200万円までです。

人気ランキングは、投資家がどのような銘柄やファンドに注目しているかを知る参考になります。

一方で、ランキング上位だからといって、自分に合う商品とは限りません。

初心者は、まずつみたて投資枠で低コストの分散型ファンドを軸にし、成長投資枠では必要に応じて同じファンドを買い増す、または一部で個別株・ETF・高配当ファンドなどを検討すると整理しやすくなります。

成長投資枠を使うときは、次の順番で確認しましょう。

  • 投資目的と運用期間を決める
  • つみたて投資枠との役割分担を決める
  • 投資対象・コスト・リスクを確認する
  • ランキングは参考情報として使う
  • 迷う場合は専門家への相談も検討する

新NISAは長期の資産形成に役立つ制度ですが、投資成果を保証するものではありません。生活資金や近い将来に使うお金は無理に投資せず、余裕資金の範囲で活用しましょう。

証券アナリスト 平行秀

投資経験が浅い方や多忙で情報収集が難しい方にとって、専門家のサポートは心強いものです。ライフプランやリスク許容度に応じた具体的な運用提案が受けられるため、迷いや不安を軽減し、継続的な資産形成につながるでしょう。

新NISA成長投資枠のおすすめに関するQ&A

成長投資枠での積立投資は可能ですか?

可能です。成長投資枠では、スポット購入だけでなく積立購入にも対応している商品があります。

つみたて投資枠と同じ投資信託を成長投資枠で積み立てることもできます。

ただし、商品や金融機関によって積立対応の有無は異なります。購入前に、証券会社の画面で「NISA成長投資枠」「積立可能」かどうかを確認しましょう。

新NISAでの米国株投資はおすすめですか?

米国株式は、世界的に成長してきた企業に投資できる点が魅力です。

一方で、米国市場への集中リスクや為替リスクがあります。個別株を選ぶのが難しい場合は、S&P500や全米株式などに連動する投資信託・ETFを検討する方法もあります。

米国株に投資する場合も、資産全体が米国に偏りすぎていないか確認しましょう。

1,800万円の枠を最短で埋めるにはどうすればよいですか?

つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円を使うと、年間360万円を投資できます。

制度上は、年間360万円を5年間続けると1,800万円の非課税保有限度額に到達します。

ただし、最短で枠を埋めることが必ずしも最適とは限りません。相場下落時の負担や、生活資金を圧迫しないかを確認し、無理のないペースで投資しましょう。

成長投資枠のリスクはどのように管理すればよいですか?

主な方法は、投資先を分散すること、投資期間を長く取ること、余裕資金で投資することです。

個別株に投資する場合は、1銘柄に集中しすぎないようにしましょう。同じ業種の銘柄ばかり買うと、業界全体が下落したときに影響が大きくなります。

投資信託の場合も、投資対象が米国株式だけなのか、全世界株式なのか、特定テーマに集中しているのかを確認することが大切です。

成長投資枠で投資信託を選ぶ際はどのようなポイントが重要ですか?

投資対象、信託報酬、実質コスト、純資産総額、分配方針、NISA対象可否を確認しましょう。

初心者は、まず低コストのインデックスファンドから比較すると、商品ごとの差を理解しやすくなります。

一方で、高配当株式ファンドやテーマ型ファンドは、値動きや分配方針が異なるため、リスクを理解したうえで資産全体の一部として検討するのが現実的です。

新NISA成長投資枠での資産配分を決める方法を教えてください。

まずは、つみたて投資枠を資産形成の土台にするか、成長投資枠にも同じ商品を買い増すかを決めましょう。

初心者の場合は、つみたて投資枠で全世界株式や米国株式などの分散型ファンドを積み立て、成長投資枠では同じファンドを追加する、または一部だけ個別株やETFを組み入れる方法が考えられます。

個別株を買う場合は、銘柄だけでなく業種や地域も分散させましょう。

成長投資枠の運用中、大きな市場変動が起きた場合はどうするべきですか?

まずは、当初の投資目的と運用期間を確認しましょう。

長期運用を前提にしている場合、短期的な下落だけで慌てて売却すると、損失を確定してしまう可能性があります。

ただし、生活資金が不足している、投資目的が変わった、資産配分が想定以上に偏っている場合は、積立額や保有商品の見直しが必要です。

大きな値動きに耐えられない場合は、そもそもの投資額や株式比率が高すぎる可能性があります。

出典

金融庁「NISAを知る:NISA特設ウェブサイト」
金融庁「NISAを利用する皆さまへ」(改訂日:2025年9月)
国税庁「No.1535 NISA制度」(2025年4月1日現在法令等)
SBI証券「2026年1〜3月 NISA買付ランキング:日本株TOP30」(公開日:2026年4月23日)
SBI証券「NISA / 新NISA(少額投資非課税制度)」
SBI証券「NISAランキング(投資信託)」
楽天証券「ランキング:NISA-国内株式・国内ETF/ETN」
楽天証券「ランキング:NISA-投資信託」
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この記事を書いた人

NISAメディア編集部は、新NISA制度を「最大限に活かす」ための実践知をお届けしています。野村證券出身者・金融機関出身者を中心としたメンバーが、統計データと市場データを読み解きながら、新NISAのおすすめ口座新NISAのおすすめ銘柄新NISAの相談先などの情報を提供。運営元であるアドバイザーナビ株式会社は、資産運用アドバイザーを紹介するプラットフォーム「資産運用ナビ」を展開しており、読者が信頼できる専門家にスムーズに相談できるプラットフォームづくりをしている。