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債券ファンドとは?特徴と活用法を徹底解説!

この記事で解決できるお悩み
  • 債券ファンドとは何か知りたい
  • 債券ファンドの特徴を理解したい
  • どのようなに資産運用に活用できるのか知りたい

「資産運用」と聞くと、株や不動産のような期待リターンが大きい資産をイメージする方が多いのではないだろうか。

しかし株・不動産はリスクが高い資産であるため、景気変動によって大きく資産を減らしてしまう可能性もある。

そこで、比較的リスクが低い「債券」を運用に取り入れると、保有資産のリスク軽減を図ることができる。

この記事では、債券を中心に運用される投資信託である「債券ファンド」の特徴を徹底解説していく。

本記事を参考にして、自身の運用ポートフォリオに債券ファンドを組み込むことを検討してみよう。

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目次

債券ファンドとは何か

債券ファンドとは わたしのIFAコラム

債券ファンドとは、多数の投資家から資金を集めて運用される投資信託のうち、債券を中心に運用される商品のことを指す。

ファンドが運用して得た利益は、運用額した割合に応じて投資家に還元されるという仕組みだ。

債券ファンドでは、日本の国債や地方債、社債だけでなく、海外の国債・社債なども運用対象となる。

商品によって組み込まれている債券の種類や比率は異なるため、リスクや期待リターンにも差が生まれている。

また、債券ファンドは「インデックス型」と「アクティブ型」の2つに分類される。

インデックス型は目安になる指標と連動するように運用される商品、アクティブ型は指標を上回ることを目指して運用される商品だ。

インデックス型の債券ファンドは、指標との連動を目指していることからプロによる銘柄選定が少なく、コストを抑えやすいという特徴がある。

一方で、指標の動向に左右されることから下落局面でリターンを上げることが難しい。

アクティブ型は、プロのファンドマネージャーが債券を選び、景気動向を見ながらタイミングを見極めることで指標を上回ることを目指す。

必ずしも指標を上回るとは限らない上に、プロが分析や銘柄選定を行う分、コストが高くなることに注意が必要だ。

このように、債券ファンドとは債券に間接的に投資できる商品であると言える。

概要を押さえたところで、続けて債券ファンドの詳しい特徴を確認していこう。

債券ファンドの特徴を徹底解剖

債券ファンドのメリット・デメリット わたしのIFAコラム

債券ファンドの特徴としては主に以下の4つが挙げられる。それぞれ詳しく見ていこう。

メリット
  • リスク分散ができる
  • 比較的自由なタイミングで取引できる
デメリット
  • 金利上昇局面では価格下落リスクが高い
  • 外貨建て債券を組み込んだ債券ファンドは為替リスクがある

債券ファンドの特徴①「リスク分散ができる」

比較的安全性が高いと言われる債券ではあるが、投資をする以上リスクは存在する。

例えば、発行体が債務不履行になると、利子や償還金を予定通りに受け取れないリスクがある。

ひとつの債券だけで運用していると、発行体の債務不履行によって大きく損失を抱えてしまうかもしれない。

しかし、債券ファンドを通じて間接的に複数の債券で運用していれば、仮にひとつの債券が債務不履行になっても他の債券で損失をカバーすることが可能だ。

つまり、リスク分散によって安定した収益を目指せるというわけだ。

債券ファンドの特徴②「比較的自由なタイミングで取引できる」

債券は、市場で活発に取引されている株とは違って流動性が低い。

すでに発行された債券を購入することは少なく、新規発行のタイミングで取引することが基本となる。

一方の債券ファンドは、原則としていつでも購入できるため、好きなタイミングで自由に取引することが可能だ。

また、債券は満期を迎えたら償還しなければならず、その時点で運用が終了してしまう。

しかし、債券ファンドでは償還金を別の債券に再投資するため、長期的な資産運用との親和性が高いのだ。

もちろん換金したいタイミングで売却もできる。この取引の柔軟性は債券ファンドの魅力と言えるだろう。

債券ファンドの特徴③「金利上昇局面での価格下落リスクが高い」

一般的に、債券は市場金利が上昇している局面で価格が下落しやすい傾向にある。

なぜなら、債券の金利よりも市場金利の方が高くなると、債券の魅力が相対的に低下するからだ。

そのため、ファンドが組み込んでいる債券価格が下落すると、債券ファンドの基準価額も下落してしまう。

債券ファンドの特徴④「外貨建て債券には為替リスクがある」

債券ファンドにはさまざまな種類があり、中には外貨建て債券で運用する商品も存在する。

外貨建て債券で運用する場合は、債券価格の変動だけでなく、為替変動もファンドの基準価額に影響することに注意が必要だ。

例えば、米国債券で運用する債券ファンドの場合、債券価格が同じでも米ドルと日本円の為替が「ドル安・円高」に変動すると価格は下落してしまう。

外貨建て債券を組み入れた債券ファンドで運用する際には、このような為替リスクがあることに注意しよう。

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債券ファンドを運用ポートフォリオに組み込もう

債券ファンドを運用ポートフォリオに組み込もう わたしのIFAコラム

債券ファンドの特徴を網羅したところで、自身の運用ポートフォリオに債券ファンドを組み込むことを検討してみよう。

特に、すでに株や不動産などで運用を始めている人は、リスク低減効果が高くなるためおすすめだ。

債券は、株や不動産などの資産とは異なった値動きをすることが多い。

そのため、株価や不動産価格が下落して損失を抱えても、債券価格が上昇していれば損失をカバーできる。

さらに、債券は株価と比べると値動きが小さいため、相対的にリスクを抑えて安定したリターンを上げやすいという特徴もある。

ポートフォリオ全体のリスクを抑えたいと考えている場合にも、債券ファンドは有効な運用先だ。

「どの商品を選ぶべきか」「資産全体で債券ファンドの割合をどの程度にすべきか」といった点で悩んでいる場合は、IFAへの相談も視野に入れよう。

IFAは資産運用や保険設計のプロであり、相談者の最適な資産プランの提案を受けられる。

自身のライフプランに応じて必要な金融商品のアドバイスを受けられるため、安心して将来に向けた資産形成を進めることができる。

資産運用に悩みがある方や保有資産を見直したいと考えている方は、ぜひ一度IFAに相談してみてはいかがだろうか。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

債券ファンドとは、投資家から資金を集めて債券中心に運用される投資信託のことを指す。

リスク分散ができて自由なタイミングで取引しやすいという魅力がある一方で、為替リスクや金利上昇局面の価格下落リスクには注意が必要だ。

また、債券ファンドに限らず、資産運用をやってみたいが、どの様にして運用して良いか悩んでいないだろうか。

最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。

そんな時は、「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。

プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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