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債券投資は不要なの?その理由と債券投資がおすすめの投資家を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 債券投資をするべきか迷っている
  • 債券投資が不要と言われる理由が知りたい
  • どのような投資家に債券投資おすすめなのか知りたい

資産運用への関心が強まる中で、債券への投資も注目されつつある。

しかし一方で、他の投資手法と比較して利回りが低いことなどから、「債券投資は不要なのでは」と考える方もいる。

果たして本当にそうなのだろうか。

そこで本記事では、債券投資の特徴から不要と言われる理由を解説し、さらにどのような投資家に債券投資がおすすめできるかを紹介していく。

債券投資を検討しているという方にはぜひ参考にしていただきたい。

目次

なぜ「債券投資は不要」と言われるのか

なぜ「債券投資は不要」と言われるのか わたしのIFA

初めに、債券投資が不要と言われる3つの理由について、特に株式投資と比較しながら解説していく。

債券投資が不要と言われる理由①金利が低い

債券投資が不要と言われる理由の1つ目は、金利が低いことがあげられる。

債券投資は安全性が高い投資方法であるため、銀行への預貯金や定期預金と比較すると利率は高いものの、他の投資商品と比較すると低いと言える。

また、近年の低金利環境では、国債や企業債の利回りが歴史的にも低い水準で推移してきた。

このため、債券投資によるリターンが株式投資など他の投資手段に比べて低いとされる。

特に先進国の国債に関しては、実質金利がマイナスになることもあるため、投資家はリターンが期待できないと感じることがある。

なお、株式投資と比較すると、債券投資はそれぞれリスクとリターンの関係が異なる。

株式投資は、企業の業績や株価の変動により高いリターンを期待できる反面、リスクも大きい。

一方、債券投資は固定の利息を受け取ることができるためリスクは低いが、リターンも比較的低い。

このような他の投資手法との相対的な評価からも、リスクを取ることでより高いリターンを狙う投資家にとって債券投資は魅力に欠けると感じられるのだろう。

債券投資が不要と言われる理由②情報量が少ない

情報量が少ないことも、債券投資が不要とされる理由のひとつだ。

債券投資は、株式投資などに比べて、個人投資家向けの情報や教育コンテンツが不足していることが指摘されている。

この背景には、債券市場の主要なプレイヤーが機関投資家やプロ投資家であり、個人投資家向けの商品が少ないという事情がある。

債券市場は、金融機関や保険会社、年金基金などの機関投資家が主に参加しており、彼らは長期的な資産運用を行うために債券を利用している。

一方で、個人投資家が参入しやすい株式市場と比べて、債券市場は取引のルールや仕組みが複雑で、投資家にとって理解しにくい面がある。

そのため、個人投資家向けの情報提供やセミナーが少なく、債券投資への関心も低いままである。

さらに、債券市場には多種多様な商品が存在し、それぞれの債券には異なるリスクやリターンがある。

そのため、投資家が適切な投資判断を行うためには、国債や企業債、地方債など、さまざまな債券の特性を理解し、それぞれの金利動向や発行体の信用力を把握する必要がある。

これには専門的な知識や情報収集が求められるため、一般の投資家にはハードルが高いと感じられることがある。

また、債券投資を行う際には、一定の資金規模が必要とされることも、個人投資家にとって不利な要因となっている。

少額の資金では投資が難しい債券に対して、株式投資は少額から取引が可能であり、投資家にとってアクセスしやすい金融商品となっている。

債券投資が不要と言われる理由③流動性が低い

流動性が低いことも、債券投資が不要とされる理由のひとつである。

債券市場は、上場株式やFXなど他の金融商品に比べて、個人向けの流通市場が整備されていないため、希望するタイミングや金額での売買が難しい(売買はできるが手数料が大きくかかる)というデメリットが存在する。

債券の流動性が低い理由として、まず市場構造の違いが挙げられる。

株式市場では、取引所を通じて投資家同士が株式を売買することができ、価格形成が透明で売買も容易に行われる。

一方、債券市場は主に店頭市場で取引が行われ、売買が投資家間の直接取引で行われることが多い。

これにより、価格情報が不透明であり、取引の成立も難しくなることがある。

また、債券市場は機関投資家が主要な参加者であり、彼らは大口の取引を行うことが一般的である。

そのため、個人投資家が希望する金額での売買が成立しづらく、流動性が低下することがある。

さらに、債券の発行体や期間、金利などの条件が多種多様であり、同一の債券が多くの投資家にとって魅力的であるとは限らない。

そのため、投資家が同じ条件で取引相手を見つけることが難しく、流動性が低いとされる。

債券の流動性が低いことは、取引コストの上昇にもつながる。

流動性が低い市場では、売買手数料が高くなりやすく、投資家の利益が損なわれる可能性がある。

特に、個人投資家が債券を売買する際には、銀行や証券会社を通じて相対で取引が行われることが一般的であり、取引手数料がかかる。

これに対して、株式投資やFXでは、オンライン取引を通じて手数料が安く抑えられることが多いため、投資家にとってコスト面で優位である。

投資家は、流動性が低いことが原因で、取引の機会損失や取引コストの上昇を受けるリスクがあるため、債券投資を敬遠する傾向がある。

債券投資をおすすめできる投資家とは

債券投資をおすすめできる投資家とは わたしのIFA

ここまで、債券投資が不要と言われる理由について解説してきた。

上記のようにデメリットはある投資手法だが、必ずしも不要だとは言い切れない。

そこで次に、債券投資をおすすめできる投資家の特徴についてお伝えしていく。

堅実な運用を好む方

堅実な運用を好む方は、債券投資が適していると言えるだろう。

債券投資の大きな特徴として、発行体が信用力のある国や企業である場合、償還期限まで保有すれば額面金額が償還されることがほぼ確実である。

そのため、特に先進国の国債や優良企業の社債など、信用リスクが低い債券に投資することで、元本が保証される堅実な投資方法と言える。

また、債券投資は株式投資と比べて価格変動が小さく、定期的に利息(クーポン)収入が得られるため、長期的な運用を前提にする投資家に向いている。

このような特徴から、安定した運用を好む投資家には債券投資がおすすめである。

ただし、債券投資においては大きなリターンは期待できないため、資産運用の一部として、余剰資金を用いて行うことが望ましい。

投資家は、自身のリスク許容度や投資目的を考慮し、株式投資や不動産投資といった他の金融商品と組み合わせることで、バランスの良い資産運用を目指すべきである。

加えて、債券投資のリスクとして、金利リスクや信用リスク、通貨リスクなどが存在する。

金利が上昇すると、債券の価格は下落するため、適切なタイミングでの売買が重要である。

信用リスクについては、発行体の信用力が低下すると債券価格が下落するリスクがある。

通貨リスクは外国債券に投資する際に生じるもので、為替変動による損益が発生する可能性がある。

これらのリスクを理解し、適切な資産配分やリスク管理を行うことで、堅実な運用を好む投資家でも、債券投資を上手く活用することが可能である。

リスク許容度が低い人(リスクヘッジを行いたい方)

リスク許容度が低い人やリスクヘッジを行いたい方にとっても、債券投資はおすすめできる。

株式などよりリスクが高い資産を運用している場合、価格変動幅が比較的小さい債券はリスクヘッジに役立つ。

株式市場が急落した際でも、債券価格への影響は通常、株式ほど大きくないため、ポートフォリオ全体のリスクを抑えることが可能である。

例えば、株式と債券を組み合わせたポートフォリオを組むことで、株式市場の変動に対する影響を減らし、安定したリターンを追求することができる。

このような資産配分は、特に経済状況が不安定な時期や、リスク許容度が低い投資家に適している。

また、債券投資には信用力の高い国や企業が発行する債券を選ぶことで、信用リスクを低減することが可能である。

さらに、債券の種類や期間、通貨によってリスクやリターンが異なるため、投資家は自身のリスク許容度や投資目的に合った債券を選択し、適切な資産配分を行うことが重要である。

このように、債券投資はリスクヘッジを行いたい方にとっても有効な選択肢となり、投資家は自身のニーズや目的に応じて、債券投資をポートフォリオに組み込むことが望ましい。

投資金額が大きい方

投資金額が大きい方にとっても、債券投資はおすすめである。

債券投資には、一般的に100万円〜数千万円(場合によっては1億円)単位での取引が多く、少額の資金では投資が難しい場合がある。

そのため、大きな投資金額を用意できる方にこそ、債券投資のメリットが活かせると言える。

金利が低い現在の市況では、金利収入を得るためにはある程度の元本が必要である。

これは、金利が低いほど、利益を上げるためにはより多くの資金が必要になるためだ。

したがって、投資金額が大きい方は、債券投資によってまとまった金利収入を獲得できる可能性が高まる。

また、投資金額が大きい場合、債券を複数の銘柄や期間に分散投資することが容易になる。これにより、リスクを分散し、ポートフォリオ全体の安定性を高めることができる。

さらに、機関投資家向けの債券も個人投資家が取引できるようになることで、より多様な選択肢が利用可能となる。

このように、投資金額が大きい方は、債券投資を通じて金利収入を得るチャンスが増え、リスク分散や運用効果を高めることができる。

これらの理由から、債券投資は投資金額が大きい方におすすめできる選択肢となるだろう。

まとめ

まとめ わたしのIFA

債券投資は不要だと考える人もいるが、他の金融商品に比べて安全性が高く、リスクヘッジに活用できる。また、比較的利回りの高い社債等を選ぶことで、一定のリターンも期待できるだろう。

しかし、どのような金融商品が自分に適しているのか、正確に把握することは難しい場合がある。

そんな時は、資産運用アドバイザー(IFA)などのプロの意見を聞くことがおすすめだ。

資産運用アドバイザーは、お客様のニーズに合った金融商品を提案し、適切な資産運用をサポートしてくれる。

資産運用に興味はあるものの、どのように運用すべきか悩んでいる人も多いだろう。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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