一般NISAやつみたてNISAそしてiDeCoを考えている人であれば投資信託を考えている人も多いだろう。
その中で、基準価額を「聞いたことがある」などの反応の人もいるのではと考えられる。
今から基準価額について内容からどこでわかるのかについて説明していく。
投資信託ナビ おすすめ!
アドバイザーナビ社が運営する自分に合った投資信託の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。
投資信託の基準価額とは
新聞などで投資信託で1口といった単位を聞いたことはないだろうか?
株式投資であれば1株といった単位、投資信託であれば1口といった単位だ。
値段に関しても株式であれば株価、投資信託なら基準価額といった値段がつけられている。
投資信託の基準価額の求め方
投資信託の単位や基準価額の概要について説明したが、今回は基準価額の計算方法について説明する。
基準価額は純資産価額を総口数で割って計算する方法だ。その中でも純資産価額は投資信託の規模のことである。
投資信託に取り入れられている株式や債券などの金融商品を時価評価し、債券の利息や株式の分配金などの収入から費用や負債を差し引いたものである。
費用は、投資信託を運用して利益を上げたときにかかったものだ。
それでは次に基準価額がどうなっているか説明する。
基準価額の仕組み
前章の投資信託の基準価格とはの所で「基準価額って何で変動するのか?まだわからないって方も多い。
そこで基準価格の仕組みについて説明をする。
まず投資信託の収益が高ければ割高のファンド、低ければ運用力の弱いファンドというわけではない。
基準価額の決まり方はファンドの設定時のレベルと現在のレベルで決まることだ。
基準価額はなぜ確認をする?
基準価額はなぜ見るのかというと、直近の値動きのチェックや運用先の市況を確認することだ。
投資信託はプロに任せられる点が魅力であるが、投資信託を実際に保有をしていると直近の値動きや運用の市況を確認したい人も多いだろう。
直近の運用は、売却を検討している場合にチェックすると良いだろう。
運用先の市況の確認は、解約を申し出たときに投資信託の売却金額は解約の申し出した時点ではまだわからない。
市況が大きく変動すれば売却を視野に考えるのも1つだ。
- 利益が出る場合
- 購入した時の基準価額より現在の基準価額と受け取った分配金が大きければ利益が高い証拠である。
- 利益が出ない場合
- 購入した時の基準価額が現在の基準価値と受け取った分配金より高ければ利益が出ていない証拠である。
このように考えれば利益が出ているかがわかる仕組みである。
基準価額は新聞やホームページでチェック可能
東京証券取引所などに上場している株式の場合、株式市場が開いている間は株式の相場の変動が起こり、その時々で株価の売買が可能だ。
そして投資信託の場合は、組み入れている株式や債券など時価評価をもとに計算して結果を出して、1日に1つの価額として公表される。
基準価額の公表する時間は投資信託の取引の申し込みを締め切った後のため、ブラインド方式が採用されている。
もし基準価額を確認したいのであれば、新聞やホームページでチェックが可能だ。
新聞
- 新聞の場合、毎日マーケット欄に記載されている。日本経済新聞を例に出すとオープン基準価額に掲載されており、その他の新聞に関しても掲載されている。
- 新聞を取ってないのであれば、書店でマネー雑誌をチェックする方法も良い。
ホームページ
ホームページとは運用会社や販売会社、投資信託協会そして評価機関のホームページのことだ。
ホームページでは何が確認できるのかを説明していく。
運用会社 | 運用を指示している会社のことで、投資信託の基準価額や運用状況そして最新の目論見書や運用報告書を確認できる。 |
販売会社 | 投資信託を販売している銀行や証券会社そして郵便局などの金融機関のことで、ホームページでは基準価額や目論見書、最新の運用報告書などをチェックすることが可能だ。 |
投資信託協会 | ホームページでは、基準価額も検索できるが、募集中もしくは新規設定ファンド等のデータなどもチェックできる。 |
評価機関 | 投資信託の評価機関のことで、金融機関に基準価額を公表して、個人にも評価している評価機関もある。 |
一番のおすすめは投資信託を購入した証券会社などの販売会社のホームページでチェックすると良い。
投資信託の基準価額が気になるのであれば、仕事の休憩中にスマートフォンやパソコンなどで確認も可能だ。
もし職場で日本経済新聞や朝日新聞などがある場合は仕事の資料集めをするついでに、基準価額のページを見ると良いだろう。
投資信託ナビ おすすめ!
アドバイザーナビ社が運営する自分に合った投資信託の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。
基準価額が上下する理由
基準価額が上下するのかがわからない人も多い。
結論から言うと運用が良いだけで基準価額が上昇下落だけでなく、「分配金がどのくらいあるのか?」や「運用コストがどのくらいなのか?」で決まる。
そこで基準価額の上下が決まる要因は、以下の3つである。
- 運用利益があるか
- 分配金の支払いの有無
- 運用コストがどのくらいあるのか
運用利益があるか
株式や債券など時価評価額が上がれば純資産総額は上昇し、下がれば純資産総額は下落する。
例えば、日経平均株価やS&P500などといった株価指数が上がれば、株価指数に連動したものは上がるものの、債券などの連動していない場合は上がらない可能性もある。
目論見書や運用報告書などをもとに過去の運用成績を見て、判断することが大切だ。
分配金の支払いの有無
商品によっては、分配金を得ることが可能な投資信託もある。
分配金の支払いは基準価額の上下に影響し、分配金が支払われた場合、分配金の支払いによって基準価額が下がる要因と言われている。
運用コストがどのくらいあるのか??
投資信託で収益を上げる場合は運用コストが掛かってくる。収益を上げても、運用コストが高いと基準価額は購入時より低くなる可能性もある。
そのため運用コストが安いファンドや分配金が出ないファンドを狙うのも一つだ。
基準価額が上がった場合は分配金や運用コストが少ないと言えるが、分配金の支払いや運用コストの支払いが多いと、基準価額は下がってしまう。
もし基準価額を調べたいとなればファンドを運用する会社が発行する運用報告書や最新の運用報告書や目論見書を確認しておくのがベストだ。
まとめ
投資信託の基準価額の動きは新聞やホームページでの確認が可能で、見る際は運用でどれだけ利益がや損益が出ているかだけでなく、配当金が支払われているか、運用費用の支払いがどれくらいあるかによって値動きがわかってくる。
ぜひ、こまめにチェックする癖をつけよう。
また、投資信託を購入してみたものの、どの様に運用して良いか悩んでいないだろうか。
最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。
そんな時は、「投資信託アドバイザー」に相談をしてはいかがだろうか。
プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。
現在、下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。
投資信託に関して、少しでも不安やお悩みがある方は、無料相談を申し込んでみてはいかがだろうか。