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- 新NISAを始めたいが、どの銘柄を買うべきか迷っている
- おすすめの銘柄を具体的に知りたい
- 銘柄を選ぶ時のポイントが知りたい
「新NISAを利用して資産運用を始めたいものの、銘柄が多すぎて自分では選べない」と悩んでいる人は多いだろう。
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの投資枠を利用できる。
この2つの投資枠で投資できる金融商品は異なるため、混乱してしまうのも無理はないだろう。
本記事では、新NISAで買うべきおすすめ銘柄について解説していく。
新NISAで買うべきおすすめの銘柄を具体的に知りたい人や、金融商品の選び方の基本について学びたい人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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新NISAで銘柄に迷ったらまずはつみたて投資枠の投資対象から探そう
冒頭で述べたように、新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠の2つの投資枠がある。
まずは、つみたて投資枠の投資対象から銘柄を選定することをおすすめする。
つみたて投資枠の基本情報はこちらだ。
年間投資枠 | 120万円 |
---|---|
非課税保有限度枠 | 1,800万円 |
非課税投資枠の再利用 | 可 |
投資商品 | 長期の積立・分散投資に適した投資信託 |
対象年齢 | 18歳以上 |
つみたて投資枠で投資できる銘柄は「長期の積立・分散投資に適した投資信託」と決まっている。
投資の基本である「長期投資・分散投資・積立投資」に適した銘柄の中から選べるので、投資初心者でも安心だ。
また、金融庁が設定した厳しい基準をクリアした銘柄のみが、つみたて投資枠の投資対象となっている。
必然的に投資対象の数が限定されているため、投資する銘柄を選びやすい特徴があるのだ。
さらに、つみたて投資枠の投資対象は、成長投資枠でも選べる。投資妙味のある銘柄が見つかれば、成長投資枠を活用して投資をしてもよいだろう。
上記の理由から、特に投資初心者はつみたて投資枠の投資対象から探すことをおすすめする。
新NISAでリスクを抑えた運用を目指すなら!おすすめのバランスファンド5選

「新NISAで投資をしたいけど、できるだけ損をしたくない」と考えている人も多いだろう。
損失に慣れていない投資初心者が市場の下落で含み損を抱えた場合、大きなショックを受ける可能性がある。
新NISAでリスクを抑えた運用をしたい人におすすめなのが、バランスファンドだ。
つみたて投資枠の投資対象はバランスファンドと株式型ファンドに分けられる
「バランスファンド」とは、株式や債権、REITなどの複数の金融商品に投資をするファンドのことだ。
特定の金融商品が値下がりしても、ほかの資産でカバーできる特徴がある。
一方の「株式型ファンド」とは、株式のみに投資をするファンドのことだ。大きな利益を得ることを目的としている。
リスクを抑えた運用をしたいのであれば、バランスファンドから選ぶようにしよう。
リスクを取ってでも高いリターンを狙いたいと考えている人には、株式型ファンドをおすすめする。
おすすめのバランスファンド5選
リスクを抑えた運用を希望する人におすすめのバランスファンドを紹介していく。
投資対象の組み合わせごとに解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。
- 複数資産に投資をするバランスファンド
- 株式と債券に投資をするバランスファンド
複数資産に投資をするバランスファンド
複数資産に投資をするバランスファンドでおすすめの銘柄は、下記の3つだ。
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
- たわらノーロード バランス(8資産均等型)
それぞれの基本情報や特徴について見ていこう。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 17,126円 |
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純資産総額 | 321,042百万円 |
カテゴリ | バランス |
ベンチマーク | 合成指数 |
信託報酬(年率) | 0.143%以内 |
トータルリターン | ・-1.56%(1か月) ・+1.97%(6か月) ・+11.54%(1年) ・+7.97%(3年) ・+7.78%(5年) |
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、国内外株式や国内外REITなど、8つの資産に12.5%ずつ投資をするファンドだ。
この1本で株式や債券、REITに分散投資ができるため、リスクを抑えた運用が可能となる。
また、信託報酬は0.143%以内と低く、長期投資に適している。大きなリターンは期待できないが、堅牢なポートフォリオを構築する際、検討してほしい銘柄だ。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型の基本情報は、こちらを参考にしてほしい。
基準価額 | 18,835円 |
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純資産総額 | 70,843百万円 |
カテゴリ | バランス |
ベンチマーク | 合成指数 |
信託報酬(年率) | 0.154%以内 |
トータルリターン | ・-0.67%(1か月) ・+1.51%(6か月) ・+12.45%(1年) ・+8.81%(3年) ・+9.00%(5年) |
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型」は、国内外の株式と債券に投資をするバランスファンドだ。
投資割合はおよそ25%ずつとなっている。アップルやトヨタ自動車といった、世界的に有名な企業に分散投資をする。
トータルリターンも比較的高いので、リターンを得たい人にもおすすめだ。
たわらノーロード バランス(8資産均等型)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 16,622円 |
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純資産総額 | 81,889百万円 |
カテゴリ | バランス |
ベンチマーク | 合成指数 |
信託報酬(年率) | 0.143%以内 |
トータルリターン | ・-1.45%(1か月) ・+2.08%(6か月) ・+11.99%(1年) ・+6.98%(3年) ・+7.39%(5年) |
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」は、国内REITや先進国債権などに分散投資をするファンドだ。
信託報酬は0.143%以内と、バランスファンドの中でも低い水準だ。資産配分が均等なので、投資初心者でも分かりやすいだろう。
株式と債券に投資をするバランスファンド
複数資産に投資をするバランスファンドでおすすめの銘柄は、下記の2つだ。
- DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
- SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 23,351円 |
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純資産総額 | 34,019百万円 |
カテゴリ | 安定成長 |
ベンチマーク | 合成指数 |
信託報酬(年率) | 0.154% |
トータルリターン | ・-0.77%(1か月) ・+0.56%(6か月) ・+6.19%(1年) ・+4.41%(3年) ・+4.60%(5年) |
「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」は、国内外債券の投資割合が高いバランスファンドだ。
国内債券インデックスが45%、外国債券インデックスが20%となっている。
信託報酬は0.154%と低いので、ポートフォリオのひとつに組み入れて、長期的に保有するとよいだろう。
SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 15,147円 |
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純資産総額 | 4,896百万円 |
カテゴリ | バランス |
ベンチマーク | なし |
信託報酬(年率) | 0.0938%程度 |
トータルリターン | ・+0.08%(1か月) ・+5.52%(6か月) ・+21.90%(1年) ・-%(3年) ・-%(5年) |
「SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)」は、米国の株式と債券に50%ずつ分散投資をするバランスファンドだ。
守りを固めつつ、ときには攻めたい人におすすめだ。
まだ新しいファンドなので、1年分のトータルリターンしか見られないが、好成績を残している。今後の成長にも期待できるだろう。
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新NISAで大きな資産成長を目指すなら!おすすめの株式型ファンド6選

「せっかく新NISAで投資をするのなら、リターンを追求したい」と考える人もいるだろう。
大きな資産成長を目指したい人におすすめなのが、株式型ファンドだ。
リターンを追求したい人には株式型ファンドがおすすめ
新NISAは税制優遇されている魅力的な制度だ。利益に税金がかからないため、課税口座で投資をするよりも大きな資産成長が期待できる。
株式型ファンドはバランスファンドより、大きな値動きをする傾向がある。運用がうまくいけば、手元に残るお金が多くなるのだ。
ただし、値動きが大きい分、リスクも高くなる。リスク管理ができていない投資初心者は、株式型ファンドに投資する金額を減らして運用を始めると安心だ。
おすすめの株式型ファンド6選
株式型ファンドはリターンが期待できる分、より大きなリスクを負うこととなる。そのため、投資するファンドを慎重に選ぶことが重要だ。
そこで、投資初心者が迷わないように、おすすめの株式型ファンドを紹介していく。
投資対象の国や地域別におすすめの株式型ファンドを選んだので、ぜひ参考にしてほしい。
- 全世界の株式に投資をする株式型ファンド
- 米国の株式に投資をする株式型ファンド
- 日本の株式に投資をする株式型ファンド
全世界の株式に投資をする株式型ファンド
全世界の株式に投資をする株式型ファンドでおすすめの銘柄は、下記の2つだ。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 27,686円 |
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純資産総額 | 5,099,463百万円 |
カテゴリ | 国際株式・グローバル・含む日本(F) |
ベンチマーク | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
信託報酬(年率) | 0.05775%以内 |
トータルリターン | ・-0.14%(1か月) ・+6.37%(6か月) ・+29.13%(1年) ・+17.55%(3年) ・+18.54%(5年) |
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、日本を含む全世界の株式に投資をするファンドだ。
この1本に投資をするだけで、世界中の株式に分散投資ができる。
信託報酬は0.05775%以内と非常に低い。ぜひポートフォリオに組み入れておきたい魅力的なファンドだと判断できる。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの基本情報はこちらだ。
基準価額 | 33,929円 |
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純資産総額 | 886,739百万円 |
カテゴリ | 国際株式・グローバル・除く日本(F) |
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬(年率) | 0.09889%以内 |
トータルリターン | ・+0.60%(1か月) ・+7.78%(6か月) ・+31.79%(1年) ・+19.08%(3年) ・+20.31%(5年) |
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、日本を除いた先進国の株式に投資をするファンドだ。米国への投資割合が7割以上と高い水準だ。
米国をはじめとした先進国の株式に分散投資したい人におすすめしたい。
米国の株式に投資をする株式型ファンド
米国の株式に投資をする株式型ファンドでおすすめの銘柄には、下記の2つがある。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 34,182円 |
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純資産総額 | 6,515,457百万円 |
カテゴリ | 国内大型グロース |
ベンチマーク | 日経平均トータルリターン・インデックス |
信託報酬(年率) | 0.09372%以内 |
トータルリターン | ・+1.34%(1か月) ・+10.79%(6か月) ・+36.65%(1年) ・+21.05%(3年) ・+22.79%(5年) |
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国の株価指数であるS&P500に連動した成績を残すことを目的としたファンドだ。
エヌビディアやメタ プラットフォームズなど、米国を代表する有名企業に投資をする。
S&P500は、右肩上がりのきれいなチャートを描いている。S&P500が今後も成長すると期待する人におすすめの銘柄だ。
iFreeNEXT FANG+インデックスの基本情報はこちらだ。
基準価額 | 72,352円 |
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純資産総額 | 422,033百万円 |
カテゴリ | 国際株式・北米(F) |
ベンチマーク | NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース) |
信託報酬(年率) | 0.7755% |
トータルリターン | ・+0.62%%(1か月) ・+14.08%(6か月) ・+52.57%(1年) ・+27.40%(3年) ・+41.45%(5年) |
「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、NYSE FANG+指数の動きに連動させることを目的としているファンドだ。
次世代を担うテクノロジー企業が投資対象となっている。
NYSE FANG+指数も好調で、押し目をつけながらも高値を更新している。今後も成長が期待できることから、投資妙味のある銘柄としておすすめしたい。
日本の株式に投資をする株式型ファンド
日本の株式に投資をする株式型ファンドでおすすめの銘柄には、下記の2つがある。
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- 日経平均高配当利回り株ファンド
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 19,259円 |
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純資産総額 | 140,611百万円 |
カテゴリ | 国内大型グロース |
ベンチマーク | 日経平均トータルリターン・インデックス |
信託報酬(年率) | 0.143%以内 |
トータルリターン | ・-2.23%(1か月) ・+0.01%(6か月) ・+15.94%(1年) ・+13.23%(3年) ・+12.35%(5年) |
「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」は、日経平均株価の動きに連動する成績を残すことを目指しているファンドだ。
ファーストリテイリングやソフトバンクグループなどが、構成比率の上位銘柄となっている。
このファンドに投資をすると、日本を代表する複数の企業に分散投資ができる。
日経平均高配当利回り株ファンドの基本情報はこちらだ。
基準価額 | 17,878円 |
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純資産総額 | 172,303百万円 |
カテゴリ | 国内大型グロース |
ベンチマーク | 日経平均トータルリターン・インデックス |
信託報酬(年率) | 0.693% |
トータルリターン | ・-3.73%(1か月) ・-10.68%(6か月) ・+8.91%(1年) ・+27.91%(3年) ・+16.62%(5年) |
「日経平均高配当利回り株ファンド」は、日経平均株価を構成する配当利回りが高い上位30銘柄を投資対象としている。
年に2回ほどリバランスがおこなわれるので、常に最適な状態で長期投資が続けられる点が魅力的だ。
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成長投資枠の併用も!おすすめ銘柄と選び方

つみたて投資枠を活用できる人は、成長投資枠も併せて利用することをおすすめする。
ここからは、成長投資枠を併用するメリットや使い分け方などを解説していくので、参考にしてほしい。
つみたて投資枠と成長投資枠を併用するメリット
つみたて投資枠と成長投資枠を併用すると、下記の3つのメリットを享受できる。
- 年間で最大360万円を非課税で運用できる
- タイプの異なる資産を保有することでリスク分散ができる
- つみたて投資枠で運用している銘柄を購入できる
つみたて投資枠だけで運用する場合、年間120万円が上限となる。資金が多い人にとっては、物足りなさを感じるかもしれない。
しかし、成長投資枠の上限は年間240万円だ。2つの投資枠を合計すると、年間360万円となる。
年間360万円を非課税で運用できるため、資産を増加するスピードを速められるメリットがある。
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも投資できる銘柄が多い。REITや国内外の株式などに投資をすれば、リスク分散となる。
より安全性の高い運用が可能となるのだ。成長投資枠では、つみたて投資枠で積立をしている投資信託にも投資ができる。
ひとつの銘柄に年間120万円以上の積立をしたい人は、成長投資枠を利用するとよいだろう。
つみたて投資枠と成長投資枠の併用が適している人の特徴
下記の特徴に該当している人は、つみたて投資枠と成長投資枠を併用するとよいだろう。
- 余剰資金が豊富な人
- 投資経験があり冷静な対応ができる人
- 自分で銘柄選定ができる人
何度も説明しているように、つみたて投資枠と成長投資枠を活用することで、年間360万円を非課税で運用できる。
早めに非課税保有限度枠まで投資をして、時間を味方につける方法も有効だ。
また、投資経験がある人は、相場が暴落してもあわてることはない。一時の感情に支配されず、冷静に対応できるため、長期投資を続けられるだろう。
つみたて投資枠と成長投資枠は、投資できる銘柄に違いがある。
それぞれの投資枠に適した銘柄を選定できる人は、大きなリターンを得られる可能性を高められるのだ。
つみたて投資枠と成長投資枠の使い分け方と選び方
つみたて投資枠と成長投資枠の特徴を把握しておけば、適切な使い分け方が見えてくるだろう。
ここでは、つみたて投資枠と成長投資枠の使い分け方と選び方の一例を紹介する。
つみたて投資枠では、長期投資に適した投資信託に投資ができる。そのため、数十年先も保有しておきたい銘柄を積立購入するとよいだろう。
保有コストを抑えるために、信託報酬が低い投資信託を選ぶとベターだ。
成長投資枠は、スポット購入に対応している。市場が暴落したときなど、買い増しのチャンスが到来した際に活用するとよい。
また、将来性が期待できる株式を購入するときも、成長投資枠の出番となる。
つみたて投資枠で購入できない銘柄に投資をする際は、成長投資枠を活用しよう。
ただし、リターンを追求するあまり、リスクの高い銘柄を選ぶことはおすすめできない。
自分のリスク許容度を知り、大きな損をしても焦らずにいられる銘柄選びを心がけよう。
成長投資枠でおすすめの銘柄4選
成長投資枠でおすすめの銘柄を4つ紹介する。投資対象別におすすめの銘柄を選定したので、銘柄選びの参考としてほしい。
アクティブファンド
「アクティブファンド」とは、市場平均よりも大きなリターンを得ることを目標とする投資信託のことだ。
インデックスファンドよりもリスクは高いが、大きなリターンが期待できる。アクティブファンドでおすすめの銘柄は、下記の2つだ。
- iTrustインド株式
- たわらノーロード NYダウ
iTrustインド株式の基本情報はこちらだ。
基準価額 | 24,988円 |
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純資産総額 | 73,335百万円 |
カテゴリ | 国際株式・インド(F) |
ベンチマーク | なし |
信託報酬(年率) | 0.9828%程度 |
トータルリターン | ・-1.96%(1か月) ・+7.41%(6か月) ・+27.87%(1年) ・+18.54%(3年) ・+18.43%(5年) |
「iTrustインド株式」では、インド企業の株式に投資をする。インドは経済成長が著しい国のひとつであり、多くの投資家が注目している。
しかし、実際にインドの株式に投資をするのはハードルが高いと感じるだろう。
この投資信託を選べば、投資するインド企業を分析・選定する必要はない。
中長期的に成長が期待できるインド企業に分散投資ができるので、投資初心者も選びやすいだろう。
たわらノーロード NYダウの基本情報はこちらだ。
基準価額 | 33,319円 |
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純資産総額 | 25,049百万円 |
カテゴリ | 国際株式・北米(F) |
ベンチマーク | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(円換算ベース、為替ヘッジなし) |
信託報酬(年率) | 0.2475% |
トータルリターン | ・+4.27%(1か月) ・+13.56%(6か月) ・+31.14%(1年) ・+20.91%(3年) ・+18.75%(5年) |
「たわらノーロード NYダウ」は、米国の株価指数のひとつであるダウ・ジョーンズ工業株価平均の値動きに連動する投資成果を目指して運用するファンドだ。
NYダウは高値を更新しており、未だ勢いが衰えない。米国経済の経済発展が続くと考えている人におすすめだ。
米国株式
個別株を購入するのであれば、米国株式は外せない。攻めのポートフォリオを構築する際は、ぜひ米国株式を検討してほしい。
米国株式でおすすめの銘柄は、下記の2つだ。
- エヌビディア
- テスラ
エヌビディアの基本情報はこちらだ。
株価 | 144.4700USD |
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配当利回り | 0.028% |
「エヌビディア」は、米国にある大手の半導体メーカーだ。2024年に時価総額が世界一位となったことで、投資家のみならず多くの人々から注目された。
株価は急騰して高値圏であるが、まだ投資妙味のある銘柄だと判断できる。
ただし、高値を更新しない可能性もあるので、少額でスポット購入するとリスクを抑えられる。
テスラの基本情報はこちらだ。
株価 | 410.4400USD |
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配当利回り | 0% |
「テスラ」は、電気自動車の販売や製造等で知られている企業だ。テスラと聞けば、近未来的なビジュアルの電気自動車をイメージする人も多いだろう。
テスラ株は2021年ごろに高値を更新したあと、しばらくは停滞していた。
しかし、2024年末ごろにはその高値を更新し、最高値をつけている。この勢いに乗り、最高値を更新する可能性があるため、おすすめ銘柄とした。
銘柄選びに迷ったらプロに相談する方法も有効
本記事でもさまざまな銘柄を紹介したが、それでも迷ってしまう人もいるだろう。
もし銘柄選びに迷ってしまうのであれば、資産運用のプロに相談することをおすすめする。
資産運用の相談先にはIFAやFP、証券会社がある。銘柄選びの際、中立的なアドバイスを受けられるのはIFAだ。
IFAは特定の金融機関に所属しておらず、独立した立場から助言を与えることを強みとしている。
また、具体的な銘柄の相談にも乗ってくれるので、心強い味方となるだろう。
「資産運用ナビ」は、信頼できるアドバイザーを紹介するサービスだ。無料で相談できるので、気になる人は話を聞いてもらうとよいだろう。
新NISAはどこで始める?ネット証券5社の特徴を紹介

新NISAを始める際は、証券口座を開設しておく必要がある。証券口座には取扱銘柄数や最低積立金額などに違いがあるので、事前に確認しておくとよいだろう。
そこで、新NISA口座を開設するのにおすすめのネット証券について解説していく。
それぞれのネット証券の特徴や新NISA口座を開設するメリットを把握してから、口座開設の手続きに進もう。
楽天証券
「楽天証券」は、楽天経済圏を利用している人におすすめのネット証券だ。
楽天カードや楽天キャッシュによる投信積立を利用することで、楽天ポイントが貯まる。
また、貯まった楽天ポイントは投資信託や株式の購入代金に充てることも可能だ。
日頃から楽天ポイントを貯めていれば、現金を使わずに投資ができる点が魅力的だ。
取扱銘柄数 | ・つみたて投資枠:241本 ・成長投資枠:1,285本 |
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最低積立金額 | 100円~ |
ポイント投資 | 〇 |
クレカ積立で貯まるポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~2.0% |
SBI証券
「SBI証券」の魅力は、つみたて投資枠で投資できる銘柄数の多さだ。
つみたて投資枠で投資できる銘柄数は250本で、本記事で紹介しているネット証券の中でもっとも多い。
また、三井住友カードを使うと、Vポイントが貯まる。外国株の種類も豊富で、成長投資枠を活用したい人にもおすすめできる。
取扱銘柄数 | ・つみたて投資枠:250本 ・成長投資枠:1,281本 |
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最低積立金額 | 100円~ |
ポイント投資 | 〇 |
クレカ積立で貯まるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~3.0% |
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マネックス証券
「マネックス証券」は、米国株の取扱銘柄数が豊富だ。成長投資枠を使って米国株を購入したい人におすすめしたい。
また、マネックスカードで投資信託の積立をすると、ポイント還元率が最大1.1%となる。
貯まったポイントは他社提携ポイントと交換したり、株式手数料に充当したりできるので、利便性が高い点もおすすめしたいポイントだ。
取扱銘柄数 | ・つみたて投資枠:234本 ・成長投資枠:1,191本 |
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最低積立金額 | 100円~ |
ポイント投資 | 〇 |
クレカ積立で貯まるポイント | マネックスポイント |
ポイント還元率 | 0.2%~1.1% |
松井証券
「松井証券」で投資信託を購入すると、残高に応じて年間最大1.0%分のポイントが貯まる。
このポイント還元率はほかのネット証券よりも高いので、新NISAで投資信託を購入したい人におすすめだ。
さらに、投資信託の最低積立額は100円となっている。まずは少額から積立投資を始めたいと考えている人も安心だ。
松井証券では、2025年5月からクレカ積立が開始される。
キャンペーンポイントを含めると最大7.0%ものポイント還元を受けられるので、ぜひチェックしておこう。
取扱銘柄数 | ・つみたて投資枠:244本 ・成長投資枠:1,145本 |
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最低積立金額 | 100円~ |
ポイント投資 | 〇 |
クレカ積立で貯まるポイント | ・松井証券ポイント ・Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~7.0% |
三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)
「三菱UFJ eスマート証券」のお客様サポートサービスは、国内最高評価の三ツ星を獲得している(HDI格付けベンチマークの2023年度評価・問合せ窓口およびWEBサポート部門)。
新NISAで分からないことがあっても、評価の高い三菱UFJ eスマート証券なら気軽に問い合わせができるだろう。
また、三菱UFJ eスマート証券では、Pontaポイントを使って投資信託の購入ができる。現金との併用も可能なので、効率よくポイントを使える点がメリットだ。
取扱銘柄数 | ・つみたて投資枠:239本 ・成長投資枠:1,137本 |
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最低積立金額 | 100円~ |
ポイント投資 | 〇 |
クレカ積立で貯まるポイント | Pontaポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~3.0% |
新NISAで買うべきおすすめ銘柄を知って資産形成にチャレンジしてみよう

新NISAで資産運用を始める際は、まずはつみたて投資枠の中から銘柄を選定しよう。ある程度慣れてきたら、成長投資枠を併用することをおすすめする。
新NISAの投資対象にはさまざまな種類がある。そのため、手数料やリスクなどを比較し、自分の運用戦略に合わせて銘柄選定することが重要だ。
新NISAにおすすめのネット証券には、楽天証券やSBI証券などがある。
本記事でおすすめしたネット証券を参考にして、新NISA口座を開設してから取引を始めてみよう。
ただ、新NISAで投資できる銘柄を選ぶのはむずかしく、悩んでしまうことが考えられる。
もし新NISAの銘柄選定や運用に関する不安があれば、資産運用のプロに相談するのも有効だ。
楽天証券やSBI証券と提携しているIFAは多いので、プロに相談しながら運用できる点がうれしい。
また、専門家に相談しながら運用することで、効率のよい資産運用が期待できるだろう。
「資産運用ナビ」は、資産運用の専門知識を有するIFAを紹介するサービスだ。相談者の悩みを解決する適切なアドバイスをしてくれるので、頼りになるだろう。
新NISAで不安のない運用をしたい人は、「資産運用ナビ」の利用を検討してみてはいかがだろうか。
新NISAのおすすめに関するQ&A
