アルバイトの平均時給は、年々増加傾向にある。
しかし、アルバイトの人の約9割は、年間所得が200万円未満であるとされている。
急な出費の支払いや、生活費が不足して困っているアルバイトの人も多いのではないだろうか。
資金の調達方法はさまざまだが、カードローンは手軽に資金を調達できる方法の一つである。
しかし、カードローンを利用したいと考えるものの、アルバイトでも利用できるのかと悩む人もいるだろう。
ここでは、アルバイトでもカードローンを利用できるのか・カードローンの審査に通過するためのポイント・おすすめのカードローンなどについて詳しく解説する。
アルバイトでもカードローンに申し込める?
多くのカードローンの利用条件として、20歳以上であること・安定した収入があることが挙げられる。
これらの利用条件を満たしていれば、雇用形態は関係なく、アルバイトでもカードローンの申込をすることは可能である。
ただし、カードローンの利用には審査がある。
アルバイトの人でもカードローンの申込をすることは可能だが、審査を通過できるとは限らないため、注意が必要である。
カードローン 属性について詳しくは知りたい方はこちら
アルバイトがカードローンの審査に通過するための審査のポイント
カードローンの審査基準は公表されていないものの、一般的にはいくつかのポイントが確認されている。
ここでは、アルバイトの人がカードローンの審査を通過するためのポイントについて解説する。
アルバイトの勤続年数が短すぎないかチェック
カードローンの審査では、安定した収入があるかどうかが確認される。
勤続年数が短い場合、収入が安定していないと判断される可能性があるため、注意が必要である。
特にアルバイトを始めたばかりの人や、勤務先を変えたばかりの人は、勤続年数が短いとみなされる。
このタイミングでカードローンの申込をすると、その後離職して返済できなくなるのではと考えられ、審査が通りにくくなる可能性がある。
そのため、カードローンの申込の際には、正確な勤続年数を確認しておくべきである。
しかし、どうしても借入が必要だからといって、勤続年数の虚偽の申告は決してしてはいけない。
信用を得られないだけでなく、詐欺罪に問われる可能性もあるためである。
安定して継続した収入があるかチェック
カードローンの利用条件として、安定して継続した収入があることは、必須の条件であることが多い。
安定した収入とは、収入で得られた金額よりも、定期的に収入を得ているかがポイントとなる。
年収100万円だが不定期に収入を得ている人と、年収60万円だが毎月必ず収入を得ている人では、後者の方が安定した収入があると評価されるのだ。
また、安定した収入は勤務先があるかどうかで判断されることがある。
単発のアルバイトを繰り返す人より、同じ勤務先に継続して勤務している人の方が、安定した収入があると判断されやすい。
希望の金額が多すぎないかチェック
個人が貸金業者から借入できる金額には、基本的に上限が設定されている。
貸金業者が年収の3分の1を超える貸付を行うことは、貸金業法の総量規制によって禁止されているためである。
そのため、事前に自分の年収から限度額を計算し、希望の借入額が多すぎないかを確認しておく必要がある。
無理なく返済できることを示すためにも、借入の希望額は必要最低限で申込むのがよいだろう。
信用情報に問題がないかチェック
貸金業者は安心して貸付をするために、利用者が信用できる人物かどうかを、利用者の信用情報で確認する。
過去に延滞や債務整理をしたことがある利用者は、今後も同様のトラブルを起こす可能性があると判断されてしまうのだ。
利用者の過去の延滞や債務整理などは、信用情報機関に照会すると確認ができる。
信用情報を扱う機関は、株式会社日本信用情報機構(JICC)・株式会社シーアイシー(CIC)・全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがある。
このうち、カードローンやクレジットカードの信用情報を記録・保管しているのは、JICCとCICである。
また、信用情報は一度記録されたら永遠に情報が残るわけではなく、一定の保有期間を経たのちに削除される。
JICCもCICも、他社のローンの申込情報は6カ月以内、延滞や債務整理の情報は5年以内には削除されることになっている。
もし、自分の信用情報に不安があり確認したい場合は、数百円から数千円の費用を支払って開示請求をすることも可能だ。
アルバイトの場合在籍確認はどうなる?
カードローンの申込をすると、勤務先に電話がかかってくることがある。
これは在籍確認と呼ばれる審査の一種で、利用者が申請した勤務先に本当に在籍しているかを確認するために実施される。
アルバイトでも基本的には在籍確認が行われる
アルバイトであっても、在籍確認は行われる。アルバイトの場合は常に勤務先にいるとは限らないが、在籍確認は利用者本人が電話に応対しなくても問題ないのだ。
電話に出た人が「今日はシフトに入っていません」「今、席を外しています」と答えるだけでも、在籍確認は完了となるのだ。
しかし、個人情報管理の観点から、在籍確認の電話がきても確認が取れないケースもある。
そのため、自分自身がシフトに入っている時間や日にちを貸金業者に伝えるか、勤務先に電話がかかってくることを予め伝えておくのがよいだろう。
なお、すべての貸金業者が電話による在籍確認を実施しているわけではない。
勤務先に電話がかかってくることを避けたい場合は、電話なしで在籍確認を実施しているカードローンに申込するのがおすすめだ。
勤めている職場に直接つながる電話番号を記入すると安心
チェーン店でアルバイトをしている人は、本社ではなく自分自身の勤務先に直接つながる電話番号を記入する必要がある。
本社の電話番号や代表電話番号を記入してしまうと、実際は在籍しているのに「在籍していない」と回答されるケースがあるため、注意が必要である。
アルバイトでも利用しやすいカードローンは
アルバイトの人でも、条件を満たせばカードローンを利用することができる。
しかし、たくさんあるカードローンの中から、どのカードローンが利用しやすいのか悩む人も多いだろう。
ここでは、アルバイトの人でも利用しやすいカードローンを7社紹介する。
それぞれに利点があるため、自分自身に合ったカードローンを探す参考にしてほしい。
アコム
アコムのカードローンの利用条件は、「20歳以上で安定した収入と返済能力を有する方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は3.0%~18.0%で、最高800万円までの借入が可能である。
アコムでは、申込から契約までWebで完結することができる。
店頭・郵送・電話でも申込はできるが、スマホアプリやWebであれば24時間365日申込可能だ。
最短20分で審査が完了し、即日融資も可能である。急な出費で急いでいる方には、アコムはおすすめである。
アコムでは電話による在籍確認を原則実施していないため、自宅や勤務先へ電話がかかってくることはない。
また、カードレスの契約を選択することで、郵送物が自宅に届くこともない。
そのため、家族や勤務先に知られずに契約することができる。
さらに、アコムでの契約が初めての場合、30日間金利0円サービスが適用される。
契約した翌日から30日間は金利が一切発生しないため、普通に借入をするより利息を抑えて借入することができる。
バナー画像予定
金利(実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス
プロミスのカードローンの利用条件は、「18~74歳のご本人に安定した収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は4.5%~17.8%であり、最高500万円まで借入可能である。
18歳から利用できるのはプロミスの特徴的な点でもあるが、高校生は申込できないため注意が必要である。
また、申込時の年齢が19歳以下の場合、収入証明書の提出が必要となるため、こちらも注意が必要である。
20歳未満でカードローンを利用したい人には、プロミスはおすすめである。
プロミスでは、申込から契約までWebで完結することができる。
店頭や電話での申込も可能であるが、Webやアプリであれば24時間365日申込可能だ。
また、最短20分で即日融資も可能である。
急な出費で急いでいる方には、プロミスはおすすめである。
プロミスでは電話による在籍確認を原則実施していないため、自宅や勤務先へ電話がかかってくることはない。
また、Webで契約をしてカードレスを選択すれば、郵送物は届かずに契約することが可能だ。
家族や勤務先に知られずに契約することができる。
また、プロミスには「アプリローン」という商品があり、スマートフォンで借入・返済までできるサービスがある。
毎月の返済やアプリログインでVポイントが貯まり、景品交換や買い物にポイントを利用できるのも、プロミスの特徴的な点である。
さらにプロミスでの契約が初めて、かつWeb明細を利用する方限定で、30日間無利息サービスが適用される。
契約した翌日から30日間は無利息で借入ができる。
他のカードローンと比べると、最高金利が17.8%であることもプロミスの強みの一つである。
アプリローン・Vポイント・30日間無利息サービスなどもあるため、大手金融業者で金利を抑えてお得に借入をしたい場合、プロミスはおすすめである。
金利(実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル
アイフルの利用条件は、「満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は3.0%~18.0%であり、最高800万円まで借入可能である。
アイフルは、申込から契約までWebで完結することができる。
店頭での申込もできるが、Webからの申込であれば24時間365日申込可能だ。
また、最短20分で審査完了、即日融資が可能である。急な出費で急いでいる方には、アイフルはおすすめである。
アイフルでは電話による在籍確認を原則実施していないため、自宅や勤務先へ電話がかかってくることはない。
契約時にカードレスを選択すれば、郵送物は原則ないため、家族や勤務先に知られずに契約することができる。
さらに、アイフルでの契約が初めての場合、30日間金利0円サービスが適用される。
契約した翌日から30日間は金利が一切発生しないため、普通に借入するよりも利息を抑えて借入ができる。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
融資速度 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
SMBCモビット
SMBCモビットの利用条件は、「満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は3.0%~18.0%であり、最高800万円まで借入可能である。
SMBCモビットは、申込から契約までWebで完結することができる。
電話や店頭での申込もできるが、Webからの申込であれば24時間365日申込可能だ。
また、最短30分で審査完了し、即日融資も可能である。
急な出費で急いでいる方には、SMBCモビットはおすすめである。
SMBCモビットでは電話による在籍確認は原則実施していないため、自宅や勤務先へ電話がかかってくることはない。
オンライン本人確認・返済方法を口座振替に登録・ローン契約機へ顔写真付きの本人確認書類を持参する、いずれかの手続きをとることで、郵送物は自宅に届かなくなる。
家族や勤務先に知られずに契約することができる。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短30分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
融資速度 | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 提出の場合あり |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・20歳~74歳 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
レイク
レイクの利用条件は、「満20歳以上70歳以下の方で、安定した収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は4.5%~18.0%であり、最高500万円まで借入可能である。
レイクは、申込から契約までWebで完結することができる。
自動契約機や電話からの申込もできるが、Webであれば24時間365日申込可能だ。
また、審査結果は最短15秒で確認でき、最短25分で融資可能である。
急な出費で急いでいる方には、レイクはおすすめである。
レイクでは電話による在籍確認を原則実施していないため、自宅や勤務先に電話がかかってくることはない。
カードレスを選択するか自動契約機で契約をすれば、郵送物は自宅に届かないため、家族や勤務先に知られずに契約することができる。
レイクの最大の特徴は、レイクでの契約が初めての場合、無利息期間が選べることである。
Webで申込をした人は60日間利息が0円になるか、申込方法は自由だが借入額のうち5万円までは180日間利息が0円になる、のどちらかの無利息期間を選べるのである。
レイクでの契約が初めてで、無利息期間を有効に活用したいならば、無利息期間が他のカードローンより長いレイクはおすすめである。
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金利(実質年率) | 年4.5%~年18.0% |
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審査時間 | 最短15秒 |
融資速度 | WEBで最短25分融資も可能 (即日融資可能) |
無利息期間 | ・最大60日間(Web申込限定) ・最大180日間(5万円まで) |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は、収入証明書の提出が求められます。 ・レイクの借入可能額の総額が50万円を超える場合 ・レイクの借入可能額と他社借入額の合計が100万円を超える場合 ・前回レイクで収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳~70歳の方 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンの利用条件は、「満20歳以上62歳以下で安定した定期収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。
金利は1.9%~14.5%で、最高800万円まで借入が可能だ。
借入残高が10万円以内であれば、毎月の返済額は2,000円からと利用しやすいのが、楽天銀行スーパーローンの特徴でもある。
楽天銀行スーパーローンは、申込から契約までWebで完結することができ、24時間365日申込が可能である。
ただし、申込時に必要な書類として収入証明書類があるため、用意する必要がある。
審査結果は最短当日で確認できるが、申込状況によっては数日間かかることもあるため、すぐに借入をしたい人は注意が必要である。
また、在籍確認は電話で実施される。
さらに、カードレスではないため、契約後にローンカードが郵送されることになる。
場合によっては、家族や勤務先に知られてしまう可能性がある点を認識しておく必要がある。
楽天銀行スーパーローンには、楽天グループならではのメリットもある。
一つは、楽天会員のランクに応じて、カードローンの審査が優遇される可能性があることだ。
もう一つは、条件を達成することで楽天ポイントが付与されることである。
もともと楽天会員に入会しており、カードローンの利用も検討している方は、楽天銀行スーパーローンはおすすめである。
金利 (実質年率) | 年1.9%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要) ・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方) ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 ※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
担保・保証人 | 不要 |
PayPay銀行カードローン
PayPay銀行カードローンの利用条件は、「20歳以上70歳未満の方で安定した収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することが可能だ。
ただし、PayPay銀行の普通預金口座が必要であるため、ない場合は同時に申込をする必要がある。
金利は1.59%~18.0%で、最高1,000万円まで借入可能だ。
借入残高が3万円以下であれば、毎月の返済額は1,000円からと利用しやすいのが、PayPay銀行カードローンの特徴でもある。
PayPay銀行カードローンは、申込から契約までWebで完結することができ、24時間365日申込が可能だ。
しかし、審査結果は最短も翌営業日となるため、すぐに借入をしたい人は注意が必要である。
自宅に郵送物は届かないが、在籍確認は電話で実施される。
在籍確認で勤務先に電話がかかってくるのを避けたい人は、注意が必要である。
また、PayPay銀行カードローンには無利息特約があり、初回借入日から30日間は利息が0円で利用できる。
利息を抑えて借入をしたい方には、PayPay銀行カードローンはおすすめである。
バナー画像予定
金利(実質年率) | 年1.59%~年18.0% |
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審査時間 | 最短翌日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 |
収入証明書 | 不要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・申込時の年齢が20歳以上70歳未満 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
貸付限度額 | 貸付利率 | Web完結 | 即日融資 | 在籍確認(電話) | 郵送物 | 無利息期間 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アコム | 800万円 | 3.0%~18.0% | ○ | ○ | なし | なし | 30日間 |
プロミス | 500万円 | 4.5%~17.8% | ○ | ○ | なし | なし | 30日間 |
アイフル | 800万円 | 3.0%~18.0% | ○ | ○ | なし | なし | 30日間 |
SMBCモビット | 800万円 | 3.0%~18.0% | ○ | ○ | なし | なし | なし |
レイク | 500万円 | 4.5%~18.0% | ○ | ○ | なし | なし | Web申込限定60日間 |
楽天銀行スーパーローン | 800万円 | 1.9%~14.5% | ○ | × | あり | あり | なし |
PayPay銀行カードローン | 1,000万円 | 1.59%~18.0% | ○ | × | あり | なし | 30日間 |
アルバイトでも高額の借入はできる?
アルバイトの人でもカードローンを利用できるが、上限なくいくらでも借入ができるわけではない。
例えば、最高800万円まで融資しているカードローンを契約しても、800万円を借入できるわけではないのだ。
ここでは、借入できる金額の上限を定めている貸金業法の総量規制について解説する。
アルバイトの場合数万円~50万円程度のケースが多い
貸金業者による過剰な貸付を規制し、カードローンの利用者を多重債務から守るために規定された法律が、貸金業法の総量規制である。
この法律により、お金に困っていても貸金業者から借入できる金額は、年収の3分の1までに制限される。
例えば、年収が120万円の人が貸金業者から借入できる金額は、最大で40万円となる。
しかし、年収の3分の1以内の金額であっても、必ずしも希望の金額を借入できるわけではない。
貸金業者は、利用者の収入や借入状況などをもとに審査を行う。
審査で返済能力がないと判断されれば、限度額の範囲内であっても借入できない場合がある。
そのため、アルバイトの場合は、数万円~50万円程度の借入のケースが多くなっている。
総量規制に引っかからないか注意
自身の年収の3分の1以上の借入額を希望しても、総量規制の範囲を超えての借入は原則としてできないため、注意が必要である。
複数の貸金業者から借入をしている場合でも、総量規制は貸付金額の合計に適用される。
例えば、年収120万円の人が既に一つの貸金業者から30万円を借入している場合、別の貸金業者であっても残り10万円しか借入できないのだ。
また、総量規制はカードローンだけでなく、クレジットカードのキャッシングでの借入も対象となるため、注意が必要である。
アルバイトをしていれば学生でもカードローンを利用できる?
多くのカードローンの利用条件として一番重要視されているのは、「安定した収入があるかどうか」である。
そのため、安定した収入さえあれば、学生でもカードローンを利用できる。
金融機関によっては学生でも借りられるケースも
アルバイトなどの安定した収入がある場合は、学生でもカードローンを利用することはできる。
ただし、安定した収入のない学生は返済能力がないと判断されることがある。
また、高校生はカードローンの利用はできない。18歳から利用できるプロミスのカードローンも対象外である。
年齢制限に注意が必要
多くのカードローンは、満20歳以上を利用条件としていることが多い。
そのため、20歳未満はカードローンの申込ができないケースがほとんどであるが、プロミスのカードローンは18歳から利用することが可能である。
ただし、申込時の年齢が19歳以下の場合は収入証明書の提出が必要となるため、注意が必要である。
日払いのアルバイトでもカードローンを利用できる?
単発や日払いのアルバイトは、すぐに給料がもらえるため、人気のアルバイトである。
日払いや週払いであっても、それが理由でカードローンを利用できないということはない。
カードローンが定める利用条件を満たしていれば、日払いのアルバイトであっても利用することは可能だ。
しかし、日払いのアルバイトは収入が安定しないという印象を与える可能性が高い。
カードローンの審査では安定した収入があるかを確認される。
そのため、日払いのアルバイトを数回こなしただけでは安定した収入があると判断されず、審査を通過するのは難しいだろう。
年収が低くても一定期間同じ勤務先に務めていることが審査では重要であり、それは日払いのアルバイトでも同じことがいえる。
アルバイトがカードローンを利用する場合の注意点は?
カードローンを利用する際に、最も重要なのは毎月の返済計画を立ててから利用することである。
また、アルバイトに限らず、借入金額は必要最低限の金額に留めるようにすべきだ。
アルバイトの借入は数万円~50万円程度のケースが多いと述べたが、100万円未満の借入には最高金利が適用されるケースが多い。
最高金利といっても、金利18.0%のカードローンで10万円を1カ月借入した場合の利息は、1,479円である。
カードローンは利息に利息がつくことはないため、多額の利息を請求されるわけではない。
だからといって安易な借入を繰り返すと、利息が大きくなり、返済が難しくなる可能性がある。
さらに、返済が遅れると利息に代わって遅延損害金が発生する。
遅延損害金は通常の金利よりも高くなる場合があるため、注意が必要である。
アルバイトでもカードローンを利用できるかどうか知りたいなら
アルバイトでもカードローンの利用条件を満たしていれば、利用することは可能だ。
多くのカードローンでは、借入ができるかどうかをWeb上でスピード診断することができる。
年齢や収入などいくつかの項目を入力するだけで、数分で借入可能か診断ができる。
カードローンを利用できるか知りたい方は、本申込の前に診断を受けて、借入可能か確認をしてみるのがよいだろう。