三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の申込の必要書類は？スムーズに手続きを進めるためのポイントを解説

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）は、大手消費者金融のカードローンに比べて金利が低いことで知られている。

20歳以上であれば申込ができ、永住許可を受けていれば外国人でも利用が可能である。

一方で「融資までに時間がかかる」などの噂から、手続きに不安を抱えている人もいるのではないだろうか。

そこで今回は、三菱UFJ銀行カードローンの申込に必要となる書類や手続きをスムーズに進めるためのポイントについて解説する。

三菱UFJ銀行カードローンを検討している人は是非参考にして欲しい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の必要書類

三菱UFJカードローン（バンクイック）の申込に必要な書類は以下の3つである。

ここでは、必要書類の詳細について解説する。申込内容などによって揃える書類が変わるので是非参考にして欲しい。

本人確認書類

1つ目の必要書類は本人確認書類だ。本人確認書類は申込内容に関係なく提出する必要があるため必ず準備しよう。

こちらは少々説明を要するため後で詳しく説明する。

補完書類

2つ目の必要書類は補完書類である。

本人確認書類が1点しか準備できない場合や新型パスポートしかない場合、または本人確認書類がない場合などに使われる書類だ。

本人確認書類が2点ある場合、補完書類は必要ない。

補完書類は現住所に住んでいることを証明するための書類となる。補完書類にあたるのは次の3つだ。

補完書類は全て現住所の記載があるもので本人名義でなければならない。領収書日付も6ヵ月以内のものに限られるので注意しよう。

収入証明書

3つ目の必要書類は収入証明書である。50万円を超える借入を希望する場合は提出が必要だ。

収入証明書は以下の4つのうち1点を提出すればよい。

申込内容によっては上記以外の書類の準備が必要な場合があるので指示に従い準備しよう。

また、申込時に申告した内容と提出書類の内容が異なると審査結果に影響を与える場合がある。

申込する時には自分が記載した内容と提出書類の記述に差異がないか確認をして申込をして欲しい。

三菱UFJ銀行カードローンでスムーズに手続きを進めるためのポイント

三菱UFJカードローンの手続きをスムーズに進めるためのポイントは以下の5つである。

ここでは、これらのポイントについて解説を行う。手続きに不安を感じている人は是非参考にして欲しい。

申込前に必要書類を準備しておく

1つ目のポイントは、申込前に必要書類を準備しておくことだ。カードローンの申込から契約までの流れは次の通りとなる。

カードローンの申込をしても、必要書類に不備があれば審査に進むことができず、手続きに時間がかかってしまう。

必要書類は申込内容によって変わるので、事前に調べて準備してから申込を行おう。

信用情報を確認する

2つ目は信用情報を確認することだ。信用情報とは、個人のクレジットカードやカードローンの契約・返済状況が登録されているものだ。

日本には、3つの信用情報機関がある。

信用情報機関から得た情報は審査の材料となる。信用情報として登録されるのは、以下のような情報だ。

支払いの延滞や債務整理、強制解約などがある場合は、信用情報に傷がつく原因となる。信用情報に傷があると、カードローンの契約ができない可能性がある。

信用情報は5年間保管されるため、過去に延滞などがある場合は注意が必要だ。

信用情報は手数料を払えば開示することが可能である。インターネットや郵送にて請求ができるため、信用情報に不安がある人は事前に確認しておこう。

他社からの借入を整理する

3つ目は他社からの借入を整理することだ。申込の時には借入状況の確認がされ、無理な借入をしている場合は審査に通らない可能性がある。

複数社から借入をしている場合には少額の借入を返済したり、おまとめローンで1本化するなど事前に借入状況を整理しよう。

申込内容を十分にチェックする

4つ目は申込内容を十分にチェックすることだ。申込内容によって必要書類や審査の基準が変わってくる。

例えば、希望金額が20万円のところを200万円と書いてしまうと収入証明書が必要になる。

本人確認書類しか提出していなければ、書類の提出が完了していないと判断されて無駄なやり取りが発生してしまう。

他社からの借入がある場合も、借入金額を間違えないよう注意しよう。

間違えて入力すると信用情報と異なることで虚偽の申告をしたと判断され、審査に悪影響を与える可能性もある。

このような状況を回避するためにも、申込内容を十分に確認をしよう。

借入希望額をできる限り少なくする

5つ目は借入希望額をできる限り少なくすることだ。カードローンを申込する時には、本人の収入や信用情報をもとに審査を受ける。

審査は借入額に対する返済能力が基準となり、借入希望額が高いほど厳しくなる。そのため、必要以上の借入を希望すると審査に通らない可能性がある。

契約後の増額申請も可能なので、申込をする際はできる限り少ない借入額を希望しよう。

増額手続きであれば本人確認書類の提出や勤務先への在籍確認などが不要になり、審査時間が短くなる傾向にある。

スムーズに借入をしたいのであれば申込時の借入希望額は必要最小限にし、契約後に増額申請をすると良い。

ただし、収入や返済状況などにより増額申請が通らない可能性があることは理解しておいて欲しい。

三菱UFJ銀行カードローンで利用できる本人確認書類の種類

本人確認書類は以下の6つから2点を提出する。

こちらは少々説明を要するため後で詳しく説明する。書類は有効期限内で現住所の記載があるものに限られる。

有効期限が切れているものや現住所と本人確認書類の住所が違う場合は使えないので注意しよう。

また、裏面に現住所の表記がある場合は表と裏の両面を提出する必要がある。

他にも、裏面に変更事項が記載されている場合は両面を裏と表の提出をしなければならない。

本人確認書類が1点しかない場合は、追加で本人確認書類1点に加えて「その他の書類」・「補完書類」の中から1点用意する必要がある。

「その他の書類」にあたる書類は以下の通りだ。

ただし、令和2年2月4日以降に申請されたパスポート（新型パスポート）しかない人は「補完書類」を2つ準備する必要がある。「その他の書類」は使えないので注意が必要だ。

もし、本人確認書類がない人は「その他の書類」を2点、または「その他の書類」1点＋「補完書類」1点を準備すればよい。

自分の準備できる本人確認書類を準備しよう。

三菱UFJ銀行カードローンを外国人が利用する場合の必要書類は？

三菱UFJ銀行カードローンは外国人も利用することが可能だ。ただし、永住許可を受けている人に限るので注意しよう。

外国人は「在留カード」または「特別永住証明書」を本人確認書類として提出する必要がある。日本国籍ではない人で在留カードを所持している人は在留カードの提出が求められる。

どちらの書類も変更事項がある人は裏面のコピーも必要だ。申込前には必ず準備しよう。

三菱UFJ銀行カードローンの申込についてさらに知りたい方はこちら。

三菱UFJ銀行カードローン審査時に書類提出が求められる理由

カードローンの審査時に書類提出が求められる理由は以下の2点だ。

ここではこれらの理由について解説する。書類提出の必要性を理解して欲しい。

申込者本人の身分・収入を証明するため

1つ目は申込者本人の身分・収入を証明するためだ。カードローンの審査はお金を貸しても問題ない申込者であるか」という基準で行われる。

審査では申込者の身分（属性）や収入に関わる以下の項目をチェックする。

これらを確認するため必要書類の提出が求められるのだ。

返済能力を確認するため

2つ目は返済能力を確認するためだ。返済能力は年収が高さだけでは決まらない。年収が高くても収入が安定しなければ返済ができない可能性がある。

逆に年収が平均的でも、安定した収入があれば返済能力があるとみなされる場合もある。安定した収入があるかが非常に大事なのだ。

審査では職業や就業形態、年収だけでなく、借入状況や信用情報などを含めて総合的に返済能力の判断をしている。

このような返済能力の確認のために書類の提出が必要となるわけだ。

三菱UFJ銀行カードローンの必要書類提出方法

三菱UFJ銀行カードローンの必要書類提出方法は3つある。

ここでは3つの提出方法について解説するので参考にして欲しい。

Webアップロード

1つ目はWebでのアップロードだ。パソコンやスマホから提出が可能である。

ホームページにある書類提出のボタンをクリックし、申込番号を入力することで書類の提出ができる。

スマホの場合はホームページにある二次元コードを読取して、申込を行うと書類提出が可能である。

24時間いつでも提出可能で手元で全て完結するため、手軽に手続きができる。

パソコンやスマホに使い慣れている人は、Webでのアップロードをおすすめする。

郵送

2つ目は封筒に必要書類のコピーを同封し、郵送で提出する方法だ。

宛先はホームページまたは電話で確認ができる。本社所在地とは異なるので宛先を間違えないように注意しよう。

問い合わせをすれば自宅に返信用封筒を取り寄せることも可能だ。返信用封筒を利用したい人は事前に問い合わせしておこう。

FAX

3つ目はFAXによる提出だ。必要書類をホームページにある番号にFAXで送信する。

FAXではあるが24時間365日受付をしているのでいつでも提出が可能だ。

ただし、申込も含め全てFAXで行う場合は注意が必要である。

申込書類には暗証番号届出書という書類があり、FAXの場合は暗証番号届出書は他の書類とは別に送信する必要がある。

まとめて送ることはできないので注意しよう。

本人確認書類や収入証明書を送るだけなら、まとめて送っても問題ない。自分の送る書類が何になるのかしっかりと把握しよう。

三菱UFJ銀行カードローンで必要書類を提出する際の注意点

必要書類を提出する際に注意して欲しい点は次の2つだ。

これらを守らなければ審査に通らないだけでなく罪に問われるケースもある。解説をするので十分に気を付けて欲しい。

身分証明書・収入証明書の偽造をしない

1つ目は身分証明書・収入証明書の偽造をしないことだ。

申込の時には本人確認書類や収入証明書を偽造しても審査の時にチェックをされるので審査に落ちる可能性が高い。

それだけでなく、書類の偽造は罪に問われる可能性もある。

例えば運転免許証は都道府県公安委員会が発行する公文書になる。そのため、運転免許証を偽造すると有印公文書偽造罪に問われる。

他にも在留カードの偽造およびそれに関わる行為は入管法違反となる。実際に令和2年では790件の検挙数がある犯罪行為なのだ。

そのほかの書類も偽造をすれば様々な法律に違反することになる。書類の偽造は絶対にやらないでほしい。

提出可能条件と合うものを準備する

2つ目は提出条件と合うものを準備することだ。提出条件に合わなければ申込ができないので、必ず条件に合う書類を準備しよう。

例えば「現住所と運転免許証の住所が違う」「公共料金の領収書日付が半年より前である」など条件に合わなければ書類として使うことはできない。

自分の提出する書類が提出条件を満たしているのか事前に確認を行おう。

三菱UFJ銀行カードローンで審査に時間がかかるのはなぜ？

三菱UFJカードローンの審査に時間がかかる理由は次の2つが考えられる

これらの理由について解説を行う。

警察庁のデータベースを照会しているから

1つ目の理由は警視庁のデータベースを照会しているからである。

銀行は個人融資をする際に警視庁のデータベースを照会し、申込者が暴力団などの反社会勢力に属していないか確認を行う。

データベースの照会は反社会的勢力との関係遮断に向けた対応として全ての銀行で行われている。

三菱UFJカードローンは銀行の融資であり、警視庁のデータベースを照会をするため審査に時間がかかるのだ。

申込の内容・タイミングに問題があったから

2つ目は申込内容やタイミングに問題があるからである。

申込内容に問題がある例として「記入した現住所と本人確認書類の住所が異なる」「他社の借入金額が信用情報機関に登録されている情報と違う」などが挙げられる。

申込内容に不備がある場合、事実確認をするために時間を費やすことになる。

確認の連絡や書類の再提出が必要となる可能性があるため審査に時間がかかってしまう。

申込をする際は内容に問題がないか必ず確認しよう。

また申込や審査のタイミングも関係しており、審査の回答は平日だと9時～22時、土・日・祝日は9時～17時までとなっている。

時間内に審査ができない場合は、翌日以降の回答になる。申込は時間に余裕をもって実施しよう。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）申込の必要書類について知りたいなら

今回は三菱FUJ銀行カードローン（バンクイック）申込の必要書類について解説した。

必要となる書類は本人確認書類だ。本人確認書類は2点必要なので確実に準備しよう。

2点揃わない場合はその他の書類や補完書類を合わせて準備すれば問題ない。

借入金額が50万円を超える場合は収入証明書も必要となるので本人確認書類と合わせて準備が必要だ。

これらの書類は「有効期限内であること」「現住所と一致していること」が条件となる。準備する時にこれらの条件を満たしているか確認をしよう。

本人確認書類が2点揃えられない場合は「その他の書類」や「補完書類」を提出できれば問題ないので安心して欲しい。

これらの書類は偽造をすると罪に問われる可能性がある。くれぐれも偽造しないよう注意して欲しい。

この記事を読んで必要書類や手続きについてより詳しく知りたい人はホームページか電話で問い合わせしておこう。

本記事が読者の助けになれば幸いである。