プロミスなどの消費者金融で融資を受ける際、収入証明書を提出するよう求めてくることがある。
これはお金を借りる人が返済できるかどうかを確認し、貸金業者が融資のリスクを管理するための一般的な手続きとなる。
収入証明書には、給与明細書・源泉徴収票・確定申告書などが含まれる。
具体的な要件は貸金業者によって異なる。
借入を申込む際には、正確な情報を消費者金融に提出することが極めて重要だ。
では、プロミスの審査で収入証明書は必要なのだろうか。
本記事では、収入証明書の種類や必要になるケースを深堀していくので、借入を検討している方は参考にして欲しい。
プロミスの審査に収入証明書は必要?
プロミスを利用する際、収入証明書の提出が必要になることがある。
だが、全ての場合に当てはまるわけではない。
プロミスへの申込時に本人確認書類は必ず必要になる。
本人確認書類とは別に収入証明書が必要になる場合は以下のとおりである。
- プロミスでの希望借入額が50万円を超える場合
- 希望借入額と他社での借入額合計が100万円を超える場合
- 申込時に19歳以下の場合
基本的に、借入希望金額が多い場合に収入証明書が必要となる。
ただし、1万円や10万円の少額融資をプロミスだけで希望する場合は、収入証明書の提出は不要である。
他社との借入合計が100万円を超える場合や19歳以下の場合は、金額にかかわらず収入証明書が必要となるため注意が必要だ。
そのほかに、前に提出した収入証明書の発行日から3年以上経過している場合は、新しいものを再度提出するよう求められる。
プロミスの審査で提出可能な収入証明書の種類
具体的な収入証明書の要件や使用できる書類は、金融機関や貸金業者によって異なる可能性がある。
したがって、申込む前に利用する機関に確認することが大切だ。
プロミスで申込時に必要となる収入証明書は以下のとおりである。
- 源泉徴収票
- 確定申告書の控え
- 税額通知書
- 住民税決定通知書
- 納税証明書
- 所得証明書
- 課税証明書
- 給与明細書
これらの収入証明書には、それぞれ有効期限があるので注意しなければならない。
源泉徴収票
源泉徴収票は勤務先からもらう法定調書で、1年間に受け取った総収入や差し引かれた税金・社会保険料等の金額が記載された書類だ。
源泉徴収票が手元にあれば、その1枚で収入証明書として提出できる。
証明年度は前年度のものとなる。
1月や2月に申込む際に最新の源泉徴収票が手元にない場合は、前々年度の源泉徴収票を利用しても問題ない。
契約者本人の氏名・勤務先・年収の記載があるか確認しよう。
確定申告書
確定申告書は税金を支払う人が提出する書類で、通常1年間の所得や関連情報を報告する。
給与・事業・不動産などの所得が含まれ、提出者は自分の所得や経済活動について正確に報告する義務がある。
証明年度は前年度のものである。
提出日が1月1日から3月31日の場合は、源泉徴収票と同様に前々年度の確定申告書を利用してよい。
住民税決定通知書
住民税決定通知書は前年1年間の収入をもとに、居住地の自治体が算出してきた住民税を通知する書類だ。
この通知書には納税額や納税期限だけでなく、それらの金額の計算根拠となる所得税や控除額なども詳しく記載されている。
証明年度は前年度のものだが、提出日が1月1日から6月30日の場合は前々年度の住民税決定通知書が利用できる。
納税証明書
納税証明書は、過去に納税者が正確に税金を支払ったことを示す書類である。
この証明書は税務署や市区町村の税務課等で入手可能であり、個人や法人が税金を滞納せずに支払っていることを確認できる。
納税者の基本情報やこれまでの納税履歴が詳しく記載されており、納税証明書を提出することで様々な場面で信頼性が向上する。
証明年度は前年度のものだが、提出日が1月1日から6月30日の場合は前々年度の納税通知書が利用可能である。
この証明書は税務署や市区町村の税務課等で入手でき、個人や法人が税金を滞納せずに支払っていることを確認できる。
納税者の基本情報やこれまでの納税履歴が詳しく記載されており、これを提出することで様々な場面で信頼性が向上する。
証明年度は前年度のものだが、提出日が1月1日から6月30日の場合は前々年度の納税通知書が利用可能である。
書類名 | 利用可能な期限 |
源泉徴収票 | 発行から1年 |
確定申告書控え | 前年度のもの |
税額通知書 住民税決定通知書 納税通知書 所得証明書 課税証明書 | 前年度のもの |
給与明細書 | 直近2ヵ月の連続した給与明細書 |
プロミスの審査で収入証明書が必要になるケース
プロミスでは申込時に身分確認書類に加え、審査をするため収入証明書が必要になるケースがある。
以下のようなケースで収入証明書の提出が必要になる。
- 50万円を超える借入希望をしている場合
- 他社からの借入をあわせた借入合計金額が100万円を超える場合
- 収入証明書を提出しているが、収入証明書発行日が3年以上経過している場合
求められる収入証明書は、源泉徴収票・確定申告書・納税証明書・給与明細書などである。
50万円を超える借入希望額で新規申込をする場合
50万円を超える借入希望額で新規申込したい場合は、収入証明書の提出を求められる。
収入証明書で返済能力があるか確認をするのだ。
年収の確認と総量規制の観点から審査が行われる。
総量規制は借入金額が年収の1/3を超えないように制限する法律で、審査では収入証明書を提出し総量規制の範囲内であることを確認するのだ。
また、貸金業法により、50万円以上の借入では収入証明書の提出を求めるように決まっている。
他社との借入の合計が100万円を超える場合
他社ですでに借入があり借入希望合計額が100万円を超える場合も、収入証明書の提出が必要だ。
総量規制に適合しているかどうかを確認し、過度な借入を防ぐための対策を取るためだ。
他者からの借入が60万円、プロミスでの借入が40万円だったとしよう。
50万円以上というルールには触れていないが、他者からの借入を合わせると100万円となる。
そのため、収入証明書が求められる。
50万円を超える利用額の増額申込をする場合
50万円を超える利用額の増額申込を希望する場合、収入証明書の提出を求められる。
この手続きで借入希望額が50万円を超える場合に、自分の収入状況を証明する必要があるのだ。
増額審査では提出された収入証明書をもとに、借り手の返済能力と総量規制に抵触していないかどうかが確認される。
能力が足りていないもしくは年収の1/3以上の金額を借入希望している場合は、審査に通らない。
ダメだった場合でも、収入を安定させる・借入希望額を減らすことで融資を受けられる可能性もあるので、自分の状況について確認しておこう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスの審査で収入証明書提出を無視したらどうなる?
プロミスの審査において収入証明書の提出を無視するとどうなるのだろうか。
収入証明書の提出を無視すると審査の進行が阻害され、申込が完了しない可能性がある。
収入証明書は、返済能力の評価や借入額の決定において非常に重要な情報だ。
提出が求められている場合は、通常これを無視することはできない。
収入証明書を提出しないで進める場合でも、審査通過が難しくなることが考えられる。
審査通過が必要な場合は、提示された条件に従って必要書類を提出することが大切だ。
不正確な情報や偽造した情報は、審査通過の障害となる。
適切な書類の提出を怠らないようにし、正確で完全な情報を提供することが不可欠である。
プロミスの審査で収入証明書を提出する方法
プロミスで収入証明書を提出する方法は5種類ある。
Webサイトを利用する場合と利用しない場合に分けられる。
Webサイトを利用する場合、公式サイトやアプリにアクセスし会員ページにログインする。
収入証明書の提出から画像をアップロードすることで、収入証明書を手軽に提出できる。
Webサイトを利用しない場合は店舗や自動契約機を訪れ、店頭で提出したりFAXで送信したりする。
店舗(自動契約機)
最寄りのプロミス店舗(自動契約機)に来店し、店頭で収入証明書を提出する。
または、店舗にFAXするとよいだろう。
ただし、FAXする場合は、プロミスコールに電話をしてから送信用のFAX番号を確認する必要がある。
送信ミスのリスクがあるため注意してほしい。
Web
Webサイトからのアップロードが一番簡単だ。
ネットに接続できれば収入証明書の写真を撮って提出まですぐにできる。
スマホアプリ
お持ちのスマホにスマホアプリをダウンロードし、収入証明書の画像をアップロードすれば簡単に提出が可能である。
プロミスの審査に通過するためのポイント
プロミスの審査を通過するための4つのポイントを紹介しよう。
1つ目は、申込書やオンラインフォームに入力する情報は慎重に行い、必要事項を漏れなく正確に入力することだ。
不正確な情報や漏れがあると、審査の進行が遅れる可能性がある。
2つ目は、収入証明書は返済能力を証明するために不可欠なため、審査で収入証明書が必要な場合は最新で正確なものを提出すべきだ。
3つ目は、信用情報には返済履歴や借入の情報が反映されるので、良好な返済履歴が審査通過の鍵となる。
4つ目は、安定した収入があることが非常に重要である。
安定収入があると、借入に対する信頼性が高まる。
これらのポイントに注意し、正確に申込手続きを進めることがプロミスの審査を円滑に通過するための鍵である。
安定した収入を得る
プロミスで借入するには、安定した収入が必要となる。
主婦や学生でもアルバイトやパートなどで安定した収入があれば、借入が可能だ。
収入が高額でなくても、毎月一定の収入があれば審査通過の可能性が高まる。
収入証明書の記載情報に変更がないか確認する
収入証明書は借り手の返済能力を証明するために極めて重要である。
審査時に収入証明書が必要な場合は、収入証明書の記載情報に変更がないか確認しなければならない。
また、収入証明書は最新で正確なものを提出すべきである。
他社からの借入は減らしておく
すでに他社で借入がある場合は、審査が厳しくなる可能性がある。
審査時には総量規制に抵触していないか確認されるからだ。
したがって、他社からの借入は減らしておくといいだろう。
プロミスの借入方法や審査について知りたい方は、以下の記事も参考にしてほしい。
上記にあわせて、プロミスで申込をするメリットも記載している。
プロミスの申込方法について詳しく知りたい方はこちら。
プロミスで増額申請を成功させるコツ
増額申請の審査を成功させるにはいくつかの要素がある。
最初に挙げられるのは、借りたお金を遅れずに返済することだ。
返済がスムーズに行われている場合、信頼度が高まる。
逆に、返済が滞ると増額審査で不利になる可能性がある。
信用情報も増額審査の際に重要な要素となるので、個人のローンやクレジットカードの利用履歴がまとまった情報として確認される。
他社での返済遅れや滞納があると、プロミスは増額に慎重になる。
そのため、他社からの借入の返済状況も増額審査に影響を与えるのだ。
増額申請時に、収入証明書の提出が求められることがある。
これは返済能力を証明する手段であり、求められた場合は迅速かつ正確に提出することが重要だ。
収入証明書の内容が審査に影響を与えるため、正確性は極めて重要である。
さらに、年収に対する借入額が総量規制に適合しているかどうかもポイントとなる。
総量規制により年収の1/3までしか融資ができないため、これを超える借入ができないのだ。
増額には利用期間も関係している。契約から一定期間が経過していない場合、返済実績や収入の変動が確認しきれないため増額が難しいことがある。
通常、半年以上の実績があれば増額の審査が行われるのだ。
これらのポイントを検討しながら、増額審査に臨むことが申請成功の鍵となる。
きちんと返済する
増額審査では、最初の借入から現在までのプロミスへの返済実績が非常に大切だ。
毎回、返済期日までに最低返済額以上を確実に返済している方は、信用が向上し審査通過率も高まる。
最低返済額が不明な場合は、会員サービスにログインして確認すると良いだろう。
最低返済額以上を継続的に返済すれば返済実績が徐々に積み重なり、プロミスからの信頼も得やすくなる。
返済に遅れた履歴があると、審査に悪影響を及ぼす可能性があるため、慎重に注意が必要である。
さらに、より早くかつ多額な金額を継続的に返済しているほど、審査で高評価を得やすい傾向がある。
最低返済額よりも多めの金額を返済することが理想である。
利用実績を積む
カードローンの増額は、契約から一定期間が経過しないと利用できない。
契約から時間が経過していない場合、返済実績がなかったり、年収が変わっていなかったりするため審査をしても借入限度額が変わらない可能性が高いだろう。
増額を考える際には、まずは返済実績を積み重ねることが重要だ。
通常、数ヵ月以上の利用実績を持つことで、増額審査において有利な状況が築けるとされている。
これにより、返済能力や信用度が確認され、増額が受け入れられる可能性が高まるのだ。
利用実績の積み上げにより、カードローン会社は借り手の信頼性や返済能力を正確に評価できるようになる。
数か月以上の返済実績があることで、返済の確実性が高まり増額に対するリスクが低減する。
これが増額審査で好意的な結果を生む一因となるのだ。
また、利用実績だけでなく、収入や支出の変動も考慮されることがある。
増額審査では返済実績とともに年収の変動や生活状況の変化も確認され、総合的な判断が行われる。
そのため、増額申請を検討する際には、返済実績だけでなく自身の経済状況を把握し審査に備えることが必要だ。
増額申請を成功させるためには、利用実績の積み重ねが不可欠である。
6ヵ月以上の返済実績や収入の安定をアピールすることで、審査通過の可能性が高まりより大きな借入限度額を得ることが期待できるだろう。
プロミスを利用する際の注意点
プロミスは短期的な資金調達をサポートするサービスだ。
そのため、借入の目的をしっかりと定めて返済計画を入念に考える必要がある。
急な出費や緊急の資金が必要な際に利用することを心がけよう。
借入には金利や手数料がかかる。
プロミスの公式Webサイトや契約書を詳しく確認し、これらの費用について理解しておくことが必要である。
これらの費用を考慮に入れて返済計画を立てよう。
総量規制は年収の1/3までしか融資できない法律だ。
自分の年収と借入可能な限度額を確認し、総量規制に準じるように留意しなければならない。
返済期日を守ることが非常に重要である。
返済が遅れると遅延損害金や信用情報への悪影響が生じる可能性がある。
したがって、支払い計画を確実に実行できるかを確認しなければならない。
他の金融機関からの借入がある場合は、プロミスの借入を検討する前に全体の借入状況を確認しよう。
多重債務にならないよう、慎重に借入を検討しなければならない。
契約書や利用規約をしっかりと理解し、納得したうえで契約を進めることが重要である。
不明点があれば、遠慮せずにプロミス担当者へ確認することが大切だ。
借入は計画的に行う
借入を検討する前に把握しておくべき事項の1つが、返済シミュレーションである。
これは、借入金額・金利・毎月の返済額をもとに、完済までに必要な返済回数を見積もってくれる便利なツールだ。
さらに、借入額と希望する返済回数を入力すると、月ごとの返済金額を計算してくれる。
このシミュレーションツールは公式Webサイトで提供されており、実際の借入の有無にかかわらず利用者が容易に活用できる。
支払金額を途中で変更したり新たな借入を追加した場合でも、完済までに必要な期間を変動することがある。
このツールを使用することで、返済プランをより具体的に検討できるのだ。
返済シミュレーションを活用して、借入を計画的に行うことが重要である。
返済日を忘れないように注意する
支払期日を守ることは非常に大切である。
支払いが遅れると、追加の料金がかかるだけでなく、信用情報に悪影響を与える可能性があり、今後の利用に関わってくるからだ。
確実に支払い計画を実行できるか確認しなければならない。
プロミスには、「ご返済日お知らせメール」というサービスがある。
利用者のメールアドレス宛に、返済期日を知らせるサービスだ。
このサービスを利用することで、返済日忘れを未然に防止できる。
メールの配信日時も自由に設定できるため、自分の一番都合のいいタイミングにメール配信することが可能だ。
うっかり忘れを防止するためにも、このサービスの活用は検討すべきだろう。
プロミスで高額融資を受ける際は収入証明書を忘れずに
プロミスで高額融資を受ける際に、収入証明書の重要性を詳しく説明してきた。
高額融資を受ける際、収入証明書は借り手の返済能力を確認し、リスクを最小限にするために必要な書類となる。
収入証明書は、借り手が安定収入を持ち借金をしっかり返済できることを示すものである。
これにより、信頼性や返済能力が確認されトラブルを未然に防ぎ、お互いにとって安心できる取引が成り立つのである。
プロミスで高額融資を検討している場合は、収入証明書を忘れずに提出しよう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |