自営業・個人事業主は、正規雇用者と比べて銀行から融資を受けるのが難しい。
そのため、自営業・個人事業主は、資金繰りのためにカードローンの利用が選択肢に含まれる。
しかしながら、カードローンの審査・手続きに不安を感じる方も多いだろう。
そこで、本記事では自営業・個人事業主でも借りられるカードローンや、審査を通過するコツについて解説する。
おすすめのカードローンなどもあわせて紹介するので、自身に合ったカードローンを検討する一助になれば幸いである。
自営業でも借りられるカードローンとは?
自営業でも借りられるカードローンには、以下の4つがあげられる。
- 消費者金融のカードローン
- 銀行カードローン
- クレジットカード会社専用のカードローン
- ビジネスカードローン
それぞれの特徴や詳細について、順番に解説していくので参考にしてほしい。
消費者金融のカードローン
消費者金融のカードローンとは、その名の通り、消費者金融会社から提供されるカードローンのことだ。
消費者金融のカードローンの特徴を以下に示す。
融資限度額が設定されている
消費者を過度な借入から保護する目的で、総量規制と呼ばれる制度が設けられている。
総量規制とは、賃金業法に基づく制度のことを指す。
この制度により、年収の3分の1を超える融資を受けることはできない。
そのため、自営業者にとっては資金調達に限りがあるのを覚えておくべきである。
即日融資可能
消費者金融のカードローンは即日融資可能なケースが一般的だ。
特に、大手消費者金融会社では審査までの時間が最短30分、融資まで最短1時間のところもある。
また、口座開設が不要なところが銀行カードローンと異なる点である。
高金利
消費者金融のカードローンの金利は高く設定されているのが一般的だ。
これは、即日融資や無担保・保証人不要で借入可能な点が関係している。
最低金利は消費者金融によって差はあるものの、上限金利は18.0%に設定されている。
ただし、初回利用の場合は無利息で利用できる場合もあるが、無利息期間は基本的に限定されている。
そのため、借入の際は必ず金利も確認する必要がある。
無担保・保証人不要
一般的に、消費者金融のカードローンは無担保・保証人不要で借入可能である。
無担保とは、金融会社から融資を受ける際に不動産・自動車など特定の資産を担保として差し出す必要がないことだ。
また、保証人不要で利用できる金融会社も多いのが、消費者金融のカードローンの特徴である。
このように、消費者金融のカードローンは、短期的な資金調達の手段として利用価値が高い。
融資限度額が設定されていたり、高金利だったりする。
そのため、自身の返済能力に応じた返済計画を立てることが不可欠である。
無計画な利用は避け、本当に必要なタイミングで適切な金額を借りることが重要だ。
銀行カードローン
銀行カードローンとは、銀行が提供するカードローンのことで、特徴は以下の通りとなる。
限度額が高額の場合が多い
銀行カードローンには総量規制が適用されないため、限度額がない。
これは、賃金業法ではなく銀行法が適用されるからだ。
そのため、融資限度額が高額に設定されている点が最大の特徴である。
ただし、利用者の返済能力に応じて融資額は変動するため、上限なく借入できるわけではない。
即日融資不可
銀行カードローンは、即日融資を受けられず、最短で翌営業日以降になってしまう。
これは、銀行の審査では警視庁のデータベースへの照会・収入証明書などの提出が必要になるためである。
金利
銀行カードローンの金利の相場は、1%台〜14%台であり、消費者金融のカードローンと比較して低金利に設定されている。
これは、銀行の場合は代位弁済という制度があるからだ。
代位弁済とは、融資を受けた人が返済できなくなった場合、銀行の保証会社が残額を弁済する手続きのことである。
代位弁済がはじまると、保証会社から一括返済を求められたり、保証人への催促が行われてしまう。
そのため、代位弁済とならないよう借入計画を立てる必要がある。
銀行のカードローンは消費者金融のカードローンと比較して金利が低く、比較的大きな金額の融資を受けられる可能性がある。
そのため、まとまった資金調達の方法として有用だ。
ただし、銀行の審査は厳格なため、スピード感ある融資には期待できないことに留意したい。
クレジットカード会社の専用カードローン
クレジットカード会社の専用カードローンとは、クレジットカード発行会社が提供するサービスのことを指す。
これは、通常のクレジットカードのキャッシング枠とは異なる、別途の借入枠の融資サービスである。
以下に、クレジットカード会社の専用カードローンの特徴を示す。
限度額
クレジットカード会社の専用カードローンの場合、銀行のカードローンのような高額の融資を受けられる。借入金額はクレジットカード会社によって異なるものの、数十万~数百万単位での借入が可能である。消費者金融のカードローンと比較して高額な融資を受けたいときに有用だ。
即日融資可能
クレジットカード会社の専用カードローンは、最短即日融資可能となっている。
インターネットからの受付は土日を問わず24時間受付しているため、急な資金調達の際にも重宝する。
金利
企業によって異なるが、1%台~14%台で変動する。借入金が大きくなるほど金利は低くなるように設定されている。
クレジットカード会社の専用カードローンは、土日などに高額な融資を受けたいときの資金調達の選択肢としてあげられる。
ただし、先述したカードローンと同様、ゆとりある返済計画で借入金を考慮しなければならない。
ビジネスカードローン
ビジネスカードローンとは、企業や自営業者などを対象としたカードローンのことである。
ビジネスカードローンは、銀行・信販会社・消費者金融などが取り扱っている。
以下にビジネスカードローンの特徴は以下の通りである。
限度額が高額
これまで紹介したカードローンと比較すると、高額な融資を受けられるといえる。
信販会社・消費者金融のビジネスカードローンでは上限額が1,000万円程度だが、銀行のビジネスカードローンでは、最大1億円の融資を受けられる可能性がある。
これは、ビジネスカードローンの使用用途が事業資金に限定されているためである。
そのため、大きなビジネスチャンスを掴もうと考える場合の選択肢になり得る。
金利が低い
銀行・信販会社などによって1%台~18.0%に設定されている。
ほかのビジネスカードローンと比較して、銀行のビジネスカードローンが審査を厳格に行う分だけ金利は低い。
一般的に、メガバンクの上限は14.0%、地方銀行では15.0%に設定されている。
融資までの時間
信販会社・消費者金融では、最短で即日融資可能なものもある。
ただ、銀行の場合は審査機関として3~5営業日くらいかかるのが一般的だ。
また、審査のために面談を必要とする場合もある。
ビジネスカードローンは、事業資金を目的として借入するため、ほかのカードローンよりも大きな資金調達が可能である。
ただし、高額な融資を受けるには厳格な審査を受けたり、審査までに時間がかかったりするところに注意が必要だ。
審査を受けるにあたっては、事業の将来性の見極め以外にも、提出書類に不備がないか確認するのを忘れてはいけない。
自営業・個人事業主がカードローン審査に通過できるコツとは?
自営業・個人事業主がカードローンの審査を通過するコツを以下に示す。
融資額を適切に設定する
いきなり高額な融資を申請するのではなく、収入・事業規模に見合った融資額を申請しよう。
過度に高額な融資を申し込むと、返済能力に疑問が持たれてしまうからである。
審査通過した後に増額申請をする方法もあるため、まずは少額の融資を受けることをおすすめする。
使途を明確化する
資金の使途は、明確にすべきポイントのひとつとなる。
詳しくは後述するが、個人使用目的・事業資金目的のどちらかによって借入先が限定されるからである。
事業資金目的の場合、銀行カードローンやビジネスカードローンなどを使用しなければならない。
反対に、消費者金融のカードローンは個人使用目的の融資しか受けられないので注意しよう。
所得証明書を提出する
借主の返済能力を確認できる書類として、所得証明書の提出が推奨される。
これは、日本貸金業協会にも明記されており、信頼性の高い書類提出が求められているからである。
収入証明書や確定申告書のような公的な書類を準備しておこう。
営業証明書を提出する
営業証明書とは、事業証明書とも呼ばれている。
自営業・個人事業主が事業を行っていることを証明する公的文書のことを指している。
営業証明書を申請書類として提出しておくと、事業の証明になるため、貸主からの信用性も高まる。
営業証明書の発行は、会社の住所のある自治体に申請が必要である。
カードローン審査を受ける前に準備しておこう。
一般的に、自営業者・個人事業主がカードローンの審査を受ける際は、不安を感じる場合が多いだろう。
しかし、日本貸金業協会が公表している『2023年度資金需要者等の借入意識や借入行動等に関する調査』によると、借入申込者をした個人事業主の約8割が借入に成功しているのがわかる。
借入を検討するなら、ここで解説したコツを参考に、カードローン審査の準備を進めてもらいたい。
自営業・個人事業主がカードローンを利用する際のメリット
自営業・個人事業主がカードローンを利用するメリットは大きく分けて3つある。
1つ目は、無担保・保証人無しで借入可能な点だろう。
自営業・個人事業主として銀行から借入を申請する場合、担保や保証人を必要とするケースが多い。
カードローンを利用する際は、こうした手間が省ける分、融資を受ける敷居も低くなる。
2つ目は、迅速な資金調達が行える点である。
消費者金融やクレジットカード会社の専用カードローンは、即日融資可能なサービスが豊富である。
ただ、銀行のカードローンの場合は例外となるので注意しておこう。
予想外の支出に備えたい場合や、急な資金調達が必要な場合に有用である。
3つ目は、高額融資を受けられる可能性もあることだ。
特に、銀行が提供するビジネスカードローンは最大で1億円の融資を受けられる場合もある。
これらのメリットを十分活用できれば、経営に柔軟性を持たせることができる。
自営業・個人事業主がカードローンを利用する際のデメリット
自営業・個人事業主がカードローンを利用するメリットがある一方、デメリットがあるのも忘れてはいけない。
カードローンは無担保・保証人不要で借入可能な反面、金利が高く設定されている。
そのため、返済期間が長くなるほど、返済総額も増えてしまう。
また、自身の返済能力を超えた高額融資を受けてしまうと、返済の負担は大きくなってしまう。
経営面にも悪影響を及ぼす可能性があり、最悪の場合、自己破産のリスクも考えられる。
そのため、カードローンを利用する際は、高金利の融資額を無理のない返済計画で完済できるよう注意してもらいたい。
特に、高額の融資を受ける場合は将来的な返済プランを明確にし、慎重に借入を検討すべきである。
自営業と属性について詳しくは知りたい方はこちら。
自営業・個人事業主におすすめの消費者金融カードローンは?
消費者金融のカードローンは、ほかのカードローンと比べると審査が寛容で、自営業・個人事業主向けといえる。ここでは、代表的な5つのカードローンの特徴を下記の表にまとめた。
レイク | アコム | アイフル (ファーストプレミアム) | プロミス | SMBCモビット | |
(実質年率) | 金利4.5~18.0% | 3.0~18.0% | 3.0%~9.5% | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% |
---|---|---|---|---|---|
審査時間 | 最短25分 | 最短20分 | 最短20分 | 最短20分 | 最短30分 |
在籍確認 | 原則電話なし | 原則電話なし | 原則電話なし | 原則電話なし | 原則電話なし (Web申込の場合に限る) |
無利息期間 | 最大180日間 | 最大30日間 | なし | 最大30日間 | なし |
それぞれの詳細は以下で解説する。自身に合った消費者金融のカードローンを見つけてもらいたい。
レイク
レイクのカードローンの特徴は、初めての利用時に無利息で融資を受けられるサービスを提供している点である。
特に、Web申込限定ではあるものの、60日間無利息で借入できる。
また、レイクのカードローンの極度額は200万円である。
また、24時間365日、自身の都合のいいタイミングで申込可能であり、最短25分で審査結果がわかるのも特徴のひとつだ。
審査通過後の契約は、来店以外にインターネットでの手続きも可能である。
借入方法は銀行やATMなどから選択可能である。
銀行振込みの場合、21時までに契約が完了できれば当日中に振込んでもらえる。
ただし、日曜日に申し込んだ場合は、〆切が18時までになるため注意しよう。
金利(実質年率) | 年4.5%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短15秒 |
融資速度 | WEBで最短25分融資も可能 (即日融資可能) |
無利息期間 | ・最大60日間(Web申込限定) ・最大180日間(5万円まで) |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は、収入証明書の提出が求められます。 ・レイクの借入可能額の総額が50万円を超える場合 ・レイクの借入可能額と他社借入額の合計が100万円を超える場合 ・前回レイクで収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳~70歳の方 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
アコム
アコムのカードローンは融資額が最大800万円に設定されているのが特徴だ。
審査結果によるが、より多くの融資を受けたい場合に検討するのが良い。
また、はじめて利用する場合は30日間無金利で借りられる。
加えて、利用日数分だけ利息がかかる仕組みのため、返済額を最低限に抑えるのに役立つはずだ。
土日でも申込可能であり、審査から融資を受けるまで最短20分で終了するのもメリットになるだろう。
ATM・インターネットどちらからでも申し込めるため、自身の都合にあわせて利用できる。
数百万規模の融資を受けたいとき・急な資金調達が必要になったときに利用を検討してもらいたい。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル
アイフルはファーストプレミアム・カードローンと呼ばれる商品を提供している。
これは、Web申込限定のサービスで、アイフルをはじめて利用する方が対象のカードローンである。
最大のメリットは、ほかのカードローンと比較して金利を抑えられる点だ。
一般的な消費者金融のカードローンは年3.0%~18.0%であるが、ファーストプレミアム・カードローンの金利は年3.0%~9.5%の範囲に抑えられる。
また、最大30日間金利0%で利用できる点もメリットのひとつである。
自身の返済能力に応じた融資額になるものの、融資額は100万~800万円の範囲で決定される。
金利を抑えたい・高額な融資を受けたい場合の選択肢として優先すべきカードローンである。
プロミス
プロミスはアプリローンが最大の特徴である。
これは、スマートフォンで申込から借入まで完結するサービスのことだ。
24時間どこでも申込可能であり、カードの発行も必要ない。
アプリで返済日・利用残高の確認が行えるため、利用者にとってはストレスの少ない借入方法といえる。
融資額は最大500万円まで、金利は年4.5%~17.8%である。
スマートフォン1つで完結するアプリローンは融資の敷居を下げてくれるサービスだ。
パソコンを持ち合わせていない方・若年層の自営業・個人事業主にとっておすすめのカードローンと言えよう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
SMBCモビット
SMBCモビットは三井住友カード株式会社が手掛けるカードローンである。
全国の提携ATMは約120,000台あるため、お近くのコンビニからでも融資を受けられる。
また、10秒で簡易審査結果が表示され、本審査完結まで最短30分で終了するため、スピーディーに融資を受けたい場合に役立つ。
融資額は最大800万円、金利は年3.0%〜18.0%である。
インターネットだけで申込が完結でき、24時間いつでも申請できる。
即日融資を受けたいとき・いますぐ現金が必要になったときに利用を検討してもらいたい。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短15分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
融資速度 | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 提出の場合あり |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・20歳~74歳 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
自営業・個人事業主におすすめの銀行カードローンは?
銀行カードローンは、即日融資は受けられないが、ほかのカードローンと比較して金利が低い。
そのため、返済総額を抑えたい場合の選択肢としてあげられる。
ここでは、5つの銀行カードローンを以下の表にまとめた。
カードローン | 東京スター銀行 | スルガ銀行 | 北日本銀行 (スーパークイカ) | 千葉興業銀行 | 関西みらい銀行 |
金利(実質年率) | 1.5~14.6% | 3.9~14.9% | 3.0~14.8% | 1.4〜14.8% | 1.99~ 12.475% |
---|---|---|---|---|---|
審査時間 | 不明 | 原則翌営業日以降 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 1~2週間以内 |
在籍確認 | あり | あり | あり | あり | あり |
無利息期間 | 最大30日間 | ー | 最大30日間 | ー | ー |
カードレス | 〇 | ー | ー | ー | ー |
ただし、銀行のカードローンで受けた融資は事業目的に使えない点は注意してもらいたい。
東京スター銀行
東京スター銀行のカードローンは、スターカードローンαと呼ばれる商品である。
病気やケガなど突然のアクシデントにお金が必要になった場合に活用できるカードローンだ。
スターカードローンαは来店する必要が無く、Web申込で完結するのが特徴である。
来店する時間が無かったり、店舗が近くに無かったりする場合でも利用できる。
融資額は10万~1,000万円まで、金利は年1.5%~14.6%である。
借入金額にもよるが、最低返済額は月々2,000円からのため、ゆとりを持って返済できるはずである。
金利 (実質年率) | 年1.5%〜年14.6% ※保証料を含みます。金利は審査により決定します。 |
---|---|
審査時間 | 開示なし |
融資速度 | 開示なし |
無利息期間 | 契約日から30日間 ※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 ※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 申込年齢は満20歳〜69歳 |
担保・保証人 | 不要 |
スルガ銀行
スルガ銀行のカードローンも、Web申込の場合、来店不要・書類提出の必要がない。
パソコン・スマートフォンで申込が完結できるのが特徴だ。
5万〜800万円の範囲で申込でき、金利は年3.9%〜14.9%の範囲である。
融資額に応じて月々の返済額は変動するが、毎月3,000円から自由に設定できるのも特徴だ。
少額借入を希望する際などに活用したいカードローンである。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年1.48%~年17.5% |
---|---|
審査時間 | 最短1時間 |
融資速度 | 最短1週間程度 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上70歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
北日本銀行
北日本銀行では、ASUMO(アスモ)・スーパークイカの2つのカードローンを提供しているが、スーパークイカがおすすめだ。
これは、口座開設していない・Web申込で済ませたい方向けのカードローンである。
そのため、全国どこからでも申請が可能。
また、北日本銀行と提携しているATMの手数料が無料になるメリットもある。
加えて、契約日から30日間は利息がかからない。
融資額は10万~500万円まで、金利は年3.0~14.8%の変動制である。
短期間の借入を希望する場合には心強い味方となってくれるはずだ。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年1.48%~年17.5% |
---|---|
審査時間 | 最短1時間 |
融資速度 | 最短1週間程度 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上70歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
千葉興業銀行
興業銀行のカードローンも来店不要、24時間申込を受付しているカードローンのひとつだ。
最大の特徴は、ガン保障付プランを提供している点である。
これは、借主がガンと診断された場合にローン残高が0円になる仕組みだ。
自営業・個人事業主にとって、万が一に備えられる保障プランを選択できる点はメリットになるだろう。
融資額は最大1,000万円、金利は年1.4~14.8の変動制である。生活資金の補填に充てるのが良いだろう。
ただし、利用可能な対象者は、東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県の一部地域に居住・勤めている方に限られる。
事前の確認を忘れないようにしよう。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年1.48%~年17.5% |
---|---|
審査時間 | 最短1時間 |
融資速度 | 最短1週間程度 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上70歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
関西みらい銀行
関西みらい銀行のカードローンは、Web申込はもちろん、アプリでの申込もできるのが特徴だ。
返済日の確認や繰り上げ返済の手続きはアプリで完結できるのだ。
申込は24時間いつでも可能であり、事前審査は10秒で済むため、借入可能かどうかすぐわかる。
融資額は10万~800万円の範囲で決められ、ここまで紹介した銀行カードローンの中で最も金利は低い。
金利は借入額に応じて年1.99% ~ 12.475%の範囲である。
返済の目途が立てられる場合に活用したいカードローンといえる。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年1.99%~年12.475% |
---|---|
審査時間 | 最短約1週間 |
融資速度 | ― |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上66歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
自営業・個人事業主がカードローンでお金を借りるときの注意点とは?
ここでは、自営業・個人事業主がカードローンでお金を借りるときの注意点を2つ解説する。
- 一般的なカードローンの借入金は事業性資金としては使用できない
- 申込時に虚偽や間違った申告をしないように注意する
これらの注意点を押さえ、適切な融資を受けられるよう準備を進めてもらいたい。
一般的なカードローンの借入金は事業性資金としては使用できない
一般的なカードローンは個人向けの商品であり、事業資金として使用できないケースが大半である。
事業資金とは、事業の立上・運営などに用いる経費のことを指す。
特に、銀行カードローンは「事業目的の利用ができない」と明記されている銀行が大半だ。
消費者金融のカードローンのように、使途が限られていない場合は事業資金として活用するのは問題ない。
ただし、消費者金融のカードローンは、総量規制の対象となるため年収の3分の1を超える融資は受けられない。
そのため、より高額な融資が必要なケースではビジネスカードローンでお金を借りることを検討すべきだ。
使途を「生活資金目的」と申告しておきながら事業目的に使用するのは、やってはいけない行為である。
申し込み時に虚偽や間違った申告をしないように注意する
申込時に虚偽や間違った申告をしないよう注意が必要である。
審査を通過した後に虚偽の申告・間違いが発覚すると、重大な問題が発生する危険性があるのだ。
一括返済を求められたり、新たな借入が必要になったときに限度額を再審査されたりする可能性がある。
そもそも、虚偽の申告をしても分かってしまう。なぜなら、借主の記録は、信用情報機関と呼ばれるところで借入情報が管理・記録されているからである。
そのため、申込時に虚偽や間違った申告は厳禁。申請の際は、正確な情報を提出しよう。
自営業の方が知っておきたいカードローンの申込に関するポイント
最後に、カードローンの申込に関して押さえておきたい3つのポイントを紹介する。
- おすすめはWeb申込
- 本人確認書類の提出が必要
- 複数のカードローンに同時申込をしない
これらのポイントを理解し、カードローンの申込に活用してもらいたい。
おすすめはWeb申込
カードローンを利用するなら、Web申込がおすすめである。
なぜなら、来店・書類が不要だったり、24時間いつでも申込できたりする利便性の高さがあるからだ。
また、申込から融資まで1日で済む場合が多く、スピード感ある資金調達にも向いている。
店舗で手続きを行わないため、周囲に借りることを知られず、プライバシーの保護に繋がる点もメリットといえる。
カードローンの利用を検討する場合、Web申込で完結するサービスがおすすめである。
本人確認書類の提出が必要
カードローンを利用する際、本人確認書類の提出が必要である。
これは、借入金がマネー・ロンダリングなどの犯罪に悪用されるのを防ぐ目的があるためだ。
一般的に、運転免許証・マイナンバーカードなどの顔写真付きのものが本人確認書類として認められる。
Web申込の場合、画像のアップロードにより手続きが進められるのだ。
また、50万円を超える融資を申し込む場合、所得証明書の提出が求められる場合がある。
自営業・個人事業主の場合、確定申告書・住民税決定通知書を準備しておくのが良い。
複数のカードローンに同時申込をしない
複数のカードローンに同時申込をしないことをおすすめする。
多くの融資を受けたい思いから、複数のカードローンに申し込むことを考える方もいるかもしれない。
しかし、先述した通り、カードローンの申込履歴は信用情報機関により記録される。
貸主は信用情報機関より、申請者の信用情報を参照するため過去の申込記録はすべて確認できる。
そのため、申請者に対する審査が不利になってしまうリスクが生じてしまう。仮に、複数のカードローンの審査が通り、多額の融資を受けられたとする。
すると、毎月の返済額が増えたり、返済日がバラバラになったりとデメリットが多い。
もちろん、返済が遅滞すると返済額は増えてしまう。そのため、カードローンは、1社に絞って申し込むのが賢明である。
自営業・個人事業主がカードローンを利用するなら
自営業・個人事業主が借りられるカードローンに関する解説は以上である。
消費者金融・銀行・クレジットカード会社専用・ビジネスの4種類が、自営業者・個人事業主が借りられるカードローンとなる。
それぞれ、融資までの迅速性・金利・Web申込の有無など特徴が異なる。
また、使途によって申し込むべきカードローンは異なる点も注意しなければならない。
それぞれのカードローンの特性を理解し、自身にあったカードローンを選択するのが重要である。
返済能力・返済計画を立て、計画的にカードローンを活用してもらいたい。