イオンカードのセキュリティは大丈夫？カードのセキュリティについて徹底解説

イオンカードにはクレジットカード機能をはじめ、さまざまな便利な機能やサービスが備わっている。

カードの利便性に気づけば、利用頻度も増えるだろう。しかし、カードを利用する機会が増えると、カード被害に遭う可能性も出てくる。

そこでこの記事では、「イオンカードのセキュリティを知りたい」「カードの不正利用を防ぐ方法を学びたい」「カード被害に遭ったときの対応策を教えてほしい」と考えている人向けに、イオンカードのセキュリティについて解説する。

イオンカードの安心・安全なセキュリティ 

イオンカードは、安心・安全に利用できるよう、さまざまなセキュリティが施されている。

具体的にセキュリティを確認することで、カードの安全性を確認する。

本人認証サービス（3Dセキュア）

インターネットショッピングで、イオンカードのカード番号などの情報のほか、本人しかわからない暗証番号（パスワード）を設定することで、安全性を高めたサービスである。

暗証番号はワンタイムパスワードで、60秒経つと変わる。

ワンタイムパスワード認証・電話番号による本人認証

いつも使っているパソコンやブラウザとは異なる環境からログインする場合、登録したメールアドレスに一時的に使用できる暗証番号が送られてくる。

この暗証番号をワンタイムパスワードとよび、このパスワードを使って本人確認をすることで、安心してログインすることができる。

またカードやIDの登録情報を変更する際などでは、電話番号で本人確認するサービスがある。

携帯電話なら、SMSにより送信されてきた認証番号を入力して本人確認をする。

そのほかのセキュリティ

EV-SSL通信	ネットから送信する情報を暗号化（SSL/TLS）している
不正防止モニタリング	カードを決済する際に、本人確認をすることがある。 盗難されたカードや紛失したカードを不正に利用していないか、クレジットカードの取引をモニタリングしている。
ICチップ搭載カード	ICチップは偽造が難しく、読み取り不良が起こりにくい。 すべてのイオンカードに搭載されている。
セキュリティコード	セキュリティコードは、カードの裏面に書かれている3ケタの数字である。 ネットショッピングなどで利用する。
VISA「タッチ決済」	対応店舗の端末機にタッチするだけで、決済ができる。

セキュリティ強化！イオンカードの不正利用を防ぐために注意すべき点

イオンカードは数多くのセキュリティが搭載されているが、カードや情報が盗まれてしまうと、トラブルに発展する可能性がある。

イオンカードユーザーが注意すべき点をまとめる。

イオンカード・イオン銀行を装った不審なメール

イオンカードやイオン銀行からのメールであることを装い、カード情報をだまし取ろうとする不審メールが報告されている。

届いたメールやSMSに身に覚えがなければ、開封しないように注意しよう。また個人情報を入力しないようにしなければならない。

暗証番号・IDの管理／端末の管理

暗証番号は第三者に推測されにくい番号にする。生年月日や電話番号をもとに暗証番号を設定すると推測される可能性がある。

IDやパスワードを使いまわしにすると、ほかのサイトから不正ログインされる可能性もある。

また暗証番号を携帯電話にメモして保存するなども厳禁だ。端末の紛失や盗難に注意し、OSのアップデートを行うことが大切だ。

海外でのクレジットカードトラブル

日本ではクレジットカードトラブルが少なかったり、トラブルを想定しやすかったりしても、海外では状況が異なる。

券売機利用時に、背後から暗証番号を盗み見られたり、言葉巧みにカードを預かろうとしてきたりと、トラブルの状況は多種多様だ。

日本での常識は通用しないため、貴重品には十分気を付けよう。

セキュリティがあってもイオンカードで被害に遭ったときの対応

カードの盗難や紛失に気を付けていても、カード被害に遭うことがある。

ここでは万一、カード被害に遭ったときの対応についてまとめる。

ショッピングセーフティ保険

ショッピングセーフティ保険は、イオンカードのクレジット機能で購入した商品が、偶然の事故で被害を受けた場合に補償される保険である。

1品5000円以上の商品が対象で、年間50万円まで、イオンゴールドカードなら年間300万円まで補償される。保険を活用するためのポイントをまとめる。

カード盗難保障

盗難や紛失によりクレジットカードが不正に利用されてしまった場合、専用ダイヤルに連絡することで、紛失届の受理日から61日前にさかのぼって、損害額が補てんされる。盗難や紛失に気づいたら、不正利用されていなくても、早めに報告することが重要だ。

またネット取引での不正被害に遭った場合、損害を補てんする制度もある。利用した覚えのない請求に気づいたら、コールセンターへ連絡しよう。

クレジットカード暗証番号即時照会

AEON CARD暮らしのマネーサイトにログインすれば、クレジットカードの暗証番号の照会と変更を行えます。

セキュリティ強化のため、クレジットカードの暗証番号を定期的に変更するようにしよう。

セキュリティ対応！1枚は持っておきたいイオンカードを紹介！

イオンカードは、所有者が安全・安心に使えるよう、さまざまなセキュリティを備えている。

数多くあるイオンカードのなかから、1枚は持っておきたいカードを紹介する。

この1枚は持っておきたい！イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、クレジットカード機能、キャッシュカード機能、WAON機能が一体となったカードで、イオンカード共通特典のほか、セレクトの特典も利用できる。

このカードはWAON POINTを貯める機会が多く、買い物だけでなく、オートチャージでも200円につき1ポイント貯まる。特定日には買い物代金の割引も受けられる。

国際ブランド	VISA MasterCard JCB
機能	クレジット WAON キャッシュカード ゴールド切替え対象カード
サービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード
ポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント

イオンカードセレクト　特典

カード共通特典

〇イオングループ対象店舗 ・イオンカードでの支払いでいつでもWAON POINT2倍 ・毎月20日・30日「お客さま感謝デー」は買い物代金5%OFF ・毎月5日・15日・25日「お客さまわくわくデー」は電子マネーWAONでWAON POINT２倍 ・(55歳以上)毎月15日「G.G感謝デー」5%OFF 〇そのほかの店舗 ・毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」WAON POINT2倍 ・優待加盟店でポイントが貯まる ・イオンシネマの映画鑑賞割引

イオンカードセレクトの特典

・オートチャージ：基本ポイント(200円につき1ポイント) ・公共料金支払い：1件につき毎月5ポイント ・給与受取口座：毎月10ポイント ・条件を満たすとゴールドカードにできる

この1枚は持っておきたい！イオンカード（WAON一体型）

イオンカードセレクトのキャッシュカード機能が不要な人には、イオンカード（WAON一体型）が向いている。

キャッシュカード機能が付いていない分、ポイントを貯める機会は減るが、機能や特典などそのほかの特徴はイオンカードセレクトと変わらない。

イオングループ店舗で買い物をよくする人は検討するとよいだろう。

国際ブランド	VISA MasterCard JCB
機能	クレジット WAON ゴールド切替え対象カード
サービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード
ポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント

イオンカード（WAON一体型）特典

カード共通特典

〇イオングループ対象店舗 ・イオンカードでの支払いでいつでもWAON POINT２倍 ・毎月20日・30日「お客さま感謝デー」買い物代金5%OFF ・毎月5日・15日・25日「お客さまわくわくデー」電子マネーWAONでWAON POINT２倍 ・(55歳以上)毎月15日「G.G感謝デー」5%OFF 〇そのほかの店舗 ・毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」WAON POINT２倍 ・優待加盟店でポイントが貯まる ・イオンシネマの映画鑑賞割引

イオンカード（WAON一体型）の特典

・申し込み後、最短5分で使える 　※スマホにカード情報が届く

イオンカードはセキュリティが充実しているカード

イオンカードに搭載されているセキュリティについて解説した。カード情報が技術的に盗難されないよう、さまざまなセキュリティが施されている。

しかし、暗証番号を誤って見られたり、カード情報を盗み取られたりする可能性はある。この記事で紹介した不正利用を防ぐために注意すべき点を参考に、安心してカードを使えるよう気を付けよう。

イオンカードのセキュリティを理解できたら、イオンカードセレクトやイオンカード（WAON一体型）の特徴や特典をチェックし、イオンカードを申し込んでみるとよいだろう。