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審査が厳しいゴールドカードランキングは正確には作れない!通過確率を高める3つのコツも解説

この記事で解決できるお悩み
  • ゴールドカードの審査で見られているポイントを知りたい
  • 審査が厳しいゴールドカードの審査を突破するコツを教えてほしい

「審査が厳しいゴールドカードのランキングを知りたい」という方もいるだろう。

しかし、クレジットカード会社は審査基準を公開していないため、正確な順位を決められない。

ただ、それぞれの特徴から、ゴールドカードの審査難易度を判断することは可能である。

そこで、本記事では、審査が厳しいゴールドカードの特徴を紹介している。

審査難易度の高いゴールドカードを作成するコツも解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

ゴールドカードの審査は厳しい?見られているポイントを紹介

ゴールドカードの審査は厳しい?見られているポイントを紹介 クレジットカードナビ

ゴールドカードの審査で見られるポイントは以下の通りだ。

  • 年収や勤続年数などの仕事に関わる情報
  • 仕事以外の生活に関わる情報
  • クレジットヒストリー

それぞれ解説しよう。

年収や勤続年数などの仕事に関わる情報

ゴールドカードの申込条件に安定した収入があることが挙げられており、その確認のために年収や勤続年数、勤務先のような仕事に関する情報の入力が求められる。

ゴールドカードの作成に必要な年収は300万円と言われているが、審査が厳しいカードでは500万円以上が最低基準のケースもある。

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、年収が500万円以上だったのは45歳~49歳(521万円)、50歳~54歳(537万円)、55歳~59歳(546万円)のみだ。

そのため、若い世代や定年を迎えた世代にとって、審査難易度が高いゴールドカードの作成は難しいだろう。

仕事以外の生活に関わる情報

年齢や住居、家族構成など、生活に関する情報もチェックされている。

これらの情報からも、自由に使える金額の大きさを判断できるからだ。

一般的には住宅ローンを組んでいる人よりも実家に暮らしている人の方がクレジットカードの利用額は大きい傾向にあるため、審査を通過しやすくなっている。

クレジットヒストリー

クレジットヒストリーは、クレジットカードやローンの申込履歴や返済実績が記録されている情報のことだ。

金融機関は審査を行う際、クレジットヒストリーから個人の信用度を評価している。

クレジットヒストリーに記録されている情報は以下の通りだ。

  • 名前や住所などの本人識別情報
  • クレジットカードや住宅ローンの申込状況
  • クレジットカードやローンの利用実績
  • 支払いの遅延情報

クレジットカードを利用して正しく返済していると、クレジットヒストリーが作られて個人の信用度は高くなる。

一方で、延滞情報が記録されていると、審査通過は難しくなってしまう。

審査が厳しいゴールドカードの特徴

審査が厳しいゴールドカードの特徴 クレジットカードナビ

審査が厳しいゴールドカードには、2つの特徴がある。年会費が高いこと、ステータス性が高いことだ。

具体的なゴールドカードを挙げながら、特徴について説明しよう。

年会費が高い

年会費が高いゴールドカードは、一般的に審査は厳しい。

ランニングコストを高くすることで、ユーザーを減らして希少性を高める狙いがあるからだ。

人気のゴールドカードの年会費を比較してみよう。

スクロールできます
年会費(税込)
エポスゴールドカードエポスゴールドカード5,000円
(※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料
(※)プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介、クレジットカード会社からの招待で作成すると初年度から永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)三井住友カード ゴールド(NL)5,500円
(※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料
ダイナースクラブカード24,200円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円

入会金・年会費永年無料!

年会費無料を目指せるエポスゴールドカードや三井住友カード ゴールド(NL)は、審査難易度が低い。

一方、年会費が2万円を超えるダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、審査難易度が高いと言える。

ハイステータス

ステータス性が高いゴールドカードは、当然ながら一般的なゴールドカードよりも審査を通過しにくい。

誰でも作成できるクレジットカードでは、社会的な地位の証明につながらないからだ。

一般的に国際ブランドが独自に発行するクレジットカードの方が、クレジットカード会社と提携して発行するカードよりもステータスがあると考えられている。

そのため、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードやJCBゴールドのように、国際ブランドが独自に発行しているゴールドカードは審査が厳しい傾向にある。

審査が厳しいゴールドカード3選

審査が厳しいゴールドカード3選 クレジットカードナビ

審査が厳しいゴールドカードは以下の通りだ。

年会費
(税込)
発行元
ダイナースクラブカード24,200円三井住友信託トラストクラブ
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円American Express
JCBゴールド11,000円
(※)ネット申し込みで初年度のみ無料
JCB

それぞれ解説しよう。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードは、アメリカの国際ブランドであるDiners Club事業を日本で行う三井住友信託トラストクラブが発行するクレジットカードだ。

大元はDiners Club、年会費24,200円(税込)であることから、ステータス性の高いカードとして知られている。

そんなダイナースクラブカードのメリットは以下の通りだ。

ダイナースクラブカードのメリット
  • グルメ特典が充実している
  • 海外空港ラウンジを年間10回まで無料で利用できる(11回目以降は税込3,500円が都度必要)
  • 国内外のホテルに特別優待価格で宿泊できる
  • トラベルデスクが旅行の手配や相談に対応してくれる

豊富なグルメ特典を以下の表にまとめているので、ぜひチェックしてほしい。

グルメ特典特典内容
エグゼクティブ ダイニング対象レストランを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料
Family Table対象レストラン所定のお子様メニューが家族との食事で1名分無料
「オークラ ホテルズ & リゾーツ」特別優待オークラ ホテルズ & リゾーツの一部レストランで飲食代10%割引
「ひらまつ」からの特別優待全国の主要都市(東京・札幌・名古屋・金沢・大阪・京都・福岡)で展開する「ひらまつ」のレストランで飲食代が10%割引
料亭プラン通常では予約するのが難しい高級料亭を、ダイナースクラブが代わりに予約
出典:Diners Club「ダイナースクラブカード」

また、旅行に関する特典も充実しているのが大きな魅力だ。

国内空港のカードラウンジは無料で使い放題、海外ラウンジは年間10回まで無料で利用可能、旅行の手配を依頼できるトラベルデスクなどがあり、旅を快適に楽しむことができる。

さらに、三井住友信託銀行の住宅ローン金利引き下げ、資産運用に関するマネジメントサービス、無料の保険コンサルティングサービスなど、お金に関する特典も豊富に用意されている。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード クレジットカードナビ

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード、アメリカの国際ブランドであるAmerican Expressが発行している。

日本で初めて発行されたゴールドカードで、ステータス性の高さに定評がある。

年会費は31,900円(税込)と高額だが、豊富な特典が用意されているため、有効に活用すると簡単に元を取れるだろう。

そんなアメリカン・エキスプレスのメリットは以下の通りである。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのメリット
  • 旅行系の特典が充実している
  • レストランの優待特典が豊富に用意されている
  • さまざまな保険が付帯している

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードはトラベル特典が多く、旅行好きにおすすめだ。

旅行に関する主な特典を表にまとめているので、チェックしてほしい。

特典名特典内容
カードラウンジ
無料利用
空港ラウンジを同伴者1名と一緒に無料で利用できる。ドリンクやWi-Fiなどのサービスでゆったりできる。
ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン世界的なホテル、ブランドをはじめ、600を超えるホテルやリゾートが参加しご優待料金や特典を提供している。国内対象ホテルで2泊以上の予約の際に使える15,000円クーポンをプレゼントしてもらえる。
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインホテルやレンタカーなどの予約や会員限定の旅行特典を利用できるウェブサイト。予約時のカード決済で100円につき2ポイント貯まる。
プライオリティ・パス・メンバーシップ空港VIPラウンジを利用できるプライオリティ・パス・メンバーシップに年会費無料で登録可能。
手荷物無料宅配
サービス
海外旅行の際、出発・帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送してもらえる。
海外旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円が付帯
オーバーシーズ・アシストレストランのご予約をはじめ、カード付帯の海外旅行傷害保険のお問い合わせ、医療機関のご紹介など緊急時の支援まで、世界中のほとんどの国から、24時間通話料無料またはコレクトコールで連絡可能。(日本語対応)
出典:American Express「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」

また、国内外約250店舗のレストランにて、所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「ゴールド・ダイニングby招待日和」を筆頭に、グルメ特典も用意されている。

JCBゴールド

JCBゴールド クレジットカードナビ

JCBゴールドは、日本の国際ブランドであるJCBが発行するゴールドカードだ。

年会費は11,000円(税込)とほかの2つよりは安いが、ステータスのあるカードとして知られている。またネットからの申し込みのみ初年度の年会費は無料になる。

そんなJCBゴールドのメリットは以下の通りだ。

JCBゴールドのメリット
  • 付帯保険が充実している
  • 国内主要空港のカードラウンジを無料で利用できる
  • JCBゴールド ザ・プレミアのインビテーションが届く可能性がある
  • 名門コースでゴルフを楽しめる

JCBゴールドは付帯保険の豊富さが大きな強みだ。

保険内容を以下の表にまとめているので、ぜひチェックしてほしい。

保険名補償内容
JCBスマートフォン保険購入後24ヵ月以内のスマートフォンのディスプレイが
破損した際の修理費用を補償してもらえる
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)
国内・海外航空機遅延保険乗継遅延費用保険金(乗継地において発生した客室料・食事代):2万円限度
出航遅延費用等保険金(出発地において発生した食事代):2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等):2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等):4万円限度
ショッピングガード保険(国内/海外)購入した商品が壊れたり、盗まれたりした際に補償してもらえる。
年間補償限度額は500万円(1回の事故につき3,000円の自己負担額が必要)
出典:株式会社JCB「JCBゴールド」※利用付帯

また、JCBゴールドで一定の条件を満たすと、よりハイステータスなJCBゴールド ザ・プレミアに申し込めるようになる。

JCBゴールドで、2年連続100万円(税込)以上もしくは1年で200万円(税込)以上が主な条件だ。

同じ年会費でより充実した特典やサービスを活用することが可能なので、目指してみるのも良いだろう。

最大26,000円キャッシュバック

審査が厳しいゴールドカードを作成する3つのコツ

審査が厳しいゴールドカードを作成する3つのコツ クレジットカードナビ

審査が厳しいゴールドカードを作成するコツは以下の通りだ。

  • クレジットヒストリーを作る
  • 作成したいゴールドカードを発行する会社のクレジットカードを使用する
  • 同時期のクレジットカードの申し込みは2枚に留める

それぞれ解説しよう。

クレジットヒストリーを作る

クレジットカードやローンを利用して返済実績を作り、良いクレジットヒストリーを積み上げよう。

返済実績があることで、返済能力をチェックできるからだ。

ハイステータスなゴールドカードを申し込むのは、収入が増えてきた30代以上の方が多いはず。

30代を超えてもクレジットヒストリーがまったくない方は支払い能力の判断が難しく、審査でも落とされやすい。

クレジットカード会社が安心して審査を通せるように、無理のない範囲でクレジットカードやローンを活用しよう。

作成したいゴールドカードを発行する会社のクレジットカードを使用する

いきなりゴールドカードに申し込むのが不安な方は、希望するクレジットカード会社の一般カードを使用してみよう。

毎月一定以上の金額を利用していると、優良顧客と認定されて、審査に有利に働く可能性があるからだ。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを作りたい場合はアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード、JCBゴールドを作りたい場合はJCBカードSやJCBカードWで利用実績を積み重ねてみると良い。

同時期のクレジットカードの申し込みは2枚に留める

同時期に3枚以上のクレジットカードを申し込まないようにしよう。

その期間に何枚も申し込んでいると、複数枚のクレジットカードが必要なほど手元に現金がないと判断されてしまう恐れがあるからだ。

クレジットカードの申込履歴は信用情報として、半年間記録されている。

クレジットカード会社から悪いイメージを抱かれないように、クレジットカードの新規申し込みは半年間で2枚程度に留めておこう。

ゴールドカードの審査が厳しい順番にランキングを作成するのは難しい

ゴールドカードの審査が厳しい順番にランキングを作成するのは難しい クレジットカードナビ

各クレジットカード会社は明確な審査基準を公開していないため、審査難易度でランキングを作成することは難しい。

ただ、審査が厳しいゴールドカードには、年会費が高額、ハイステータスのような特徴がある。

これらの特徴を持つゴールドカードは以下の通りだ。

年会費
(税込)
発行元
ダイナースクラブカード24,200円三井住友信託トラストクラブ
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円American Express
JCBゴールド11,000円
(※)ネット申し込みで初年度のみ無料
JCB

それぞれ国際ブランドが発行するゴールドカードで、審査難易度が高いと言われている。

ただ、審査通過のためのコツを把握していれば、難易度が高いゴールドカードも作成できるだろう。

  • クレジットヒストリーを作る
  • 作成したいゴールドカードを発行する会社のクレジットカードを使用する
  • 同時期のクレジットカードの申し込みは2枚に留める

これらのポイントを抑えながら、憧れのハイステータスなゴールドカードに申し込んでみてはどうだろうか。

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