- Oliveフレキシブルペイの年会費がいくらか知りたい
- 年会費を無料にする条件が知りたい
- Oliveフレキシブルペイのメリットが知りたい
「Oliveフレキシブルペイの年会費はいくらかかるんだろう?」このような疑問をお持ちの方も多いのではないだろうか。
クレジットカードの中には、年会費が発生するものがある。
できるだけコストを抑えたいと考えている方は、年会費無料のカードを主に探しているだろう。
三井住友カードが発行しているOliveフレキシブルペイは3種類のクラスが用意されており、それぞれ年会費が異なる。
「一般」クラスは年会費が永年無料なので、年会費無料のカードを探している方やコスト意識が高い方に向いているだろう。
こちらの記事では、Oliveフレキシブルペイの年会費や基本的なスペック、利用する際のメリットなどを解説する。
最後まで読めば、自分に合っているカードを選ぶ方法やコツを知ることができるだろう。
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Oliveフレキシブルペイの年会費・基本的なスペック
Oliveフレキシブルペイには、年会費が無料のカードもあり、有料のカードもある。
以下で、年会費やポイント還元率などの基本的なスペックを解説する。
年会費はカードのクラスごとに異なる
Oliveフレキシブルペイには、「一般」「ゴールド」「プラチナリファード」という3つの種類(クラス)がある。
一般のクラスであれば、年会費は永年無料だ。
一方で、ゴールドとプラチナリファードの場合は年会費がそれぞれ5,500円(税込)、33,000円(税込)となっている。
一概に「年会費は安ければ安いほどよい」というわけではない。
ゴールドやプラチナリファードには、一般のクラスにはない特典や付帯サービスがあるからだ。
具体的には、継続利用によるポイントのプレゼントや、空港ラウンジサービスを利用できる点が挙げられる。
特に、プラチナリファードの場合は年間400万円以上の利用がある場合、継続利用で年会費以上のポイントプレゼントを受けられる。
つまり、年会費負担だけでなく、自身が年間どれくらいのカード決済を行うのかを踏まえて考える必要がある。
詳細にシミュレーションを行うことで、最もコストパフォーマンスが高いカードを使いこなせるだろう。
Oliveフレキシブルペイに申し込む際には、自身の生活スタイルを踏まえて、年会費を支払う分だけの価値があるか検討すべきだ。
【ゴールド限定】年会費無料の条件とは
ゴールドの年会費は通常5,500円(税込)だが、年間利用額が100万円以上で翌年以降の年会費が永年無料となる。
つまり、コストを負担することなくゴールドランクのカードを保有し続けることができるのだ。
この場合の「年間」とは、カード加入月から12カ月後末日まで(翌年度はカード加入月の翌月1日から11カ月後末日まで)の期間をいう。
その間に100万円以上利用すれば、翌年以降は年会費が永年無料だ。
一度達成してしまえば、次の1年間で100万円以上使用しなくても、年会費はかからない。
つまり、一度年間100万円利用を達成したあとは、サブカードとして保有し続けることも一つの選択肢となる。
初年度は年会費がかかってしまうが(初年度年会費無料キャンペーンは2024年3月31日で終了)、決済方法をクレジットカード方式にして年間100万円以上使えば、5,000ポイント以上を獲得できる。
年間100万円以上のクレジット決済であれば、多くの方が達成できるだろう。
通常利用で獲得できるポイントと継続特典と含めれて計算すれば、年会費相当分をペイできる計算だ。
プラチナリファードの場合、ゴールドのような年会費無料のシステムはない(初年度無料キャンペーンは2024年3月31日まで)。
ただし、継続利用することで年会費以上のポイントプレゼントを受けられる可能性がある。
損をしないためもライフスタイルに合わせてクラスを選ぼう
Oliveフレキシブルペイのスペックについて、クラスごとに整理した。
比較してみて、自分自身のライフスタイルに合ったクラスを選ぼう。
一般 | ゴールド | プラチナリファード | |
---|---|---|---|
デザイン種類数) | 3 | 2 | 2 |
申込条件 (クレジットモード) | 高校生を除く満18歳以上 | 満20歳以上で本人に 安定した継続収入がある | 満20歳以上で本人に 安定した継続収入がある |
発行ブランド | Visa | Visa | Visa |
年会費 | 永年無料 | 5,500円(税込) ※年間利用額100万円以上で翌年以降永年無料 | 33,000円(税込) |
継続特典 | なし | 年間100万円の利用で 10,000ポイントプレゼント | 年間100万円の利用につき 10,000ポイントプレゼント (最大40,000ポイント) |
還元率 (クレジットモード) | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
還元率 (デビットモード) | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
還元率 (ポイントモード) | 0.25% | 0.25% | 0.25% |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
国内旅行傷害保険 | なし | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
お買い物安心保険 | なし | 年間300万円までのお買い物安心保険 | 年間500万円までのお買い物安心保険 |
ラウンジサービス | なし | 利用可 | 利用可 |
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「初めてカードを申し込む」という方は、年会費がかからない一般ランクを選択するとよいだろう。
カード決済に慣れて、年間利用額などを把握できたら、ゴールド以上に乗り換えることも選択肢の一つだ。
OliveフレキシブルペイのETCカードや家族カードは年会費がかかる?
Oliveフレキシブルペイでは、Vpass IDがあればETCカードを申し込むことができる。
しかし、ETCカードの年会費として税込550円かかる点に留意しよう。
ただし、初年度は無料であり、1年に1回以上ETCの利用があれば翌年も無料となる。
決して難しい条件ではないため、多くの方は実質的に無料でETCカードを使えるだろう。
なお、ETCカード利用による支払いは、自動的にクレジットモードとなる。
ETC利用分もポイント還元の対象となるため、車を運転する機会がある方はETCカードへの申し込みも検討しよう。
一方で、家族カードは申し込むことができない。
家族で利用したい人がいれば、その人自身も自分名義で入会する必要がある。
一見すると手間ではあるが、家族が加入すれば後述する家族ポイントを受けられるメリットがある。
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Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の比較
三井住友カードが発行するクレジットカードに、三井住友カード(NL)がある。
Oliveフレキシブルペイと共通する要素はあるものの、三井住友カード(NL)ならではのメリットも存在する。
以下で三井住友カード(NL)のメリットを解説する。
三井住友カード(NL)のメリットとは
三井住友カード(NL)は、「ナンバーレス」という名前の通り、カード番号や有効期限などの情報がカードに記載されていない点が特徴的なクレジットカードだ。
なお、ナンバーレスデザインである点は、Oliveフレキシブルペイも共通している。
カード番号を確認するときは、Vpassアプリを利用する。
支払いのときや落としてしまったときなどにカード番号やセキュリティコードが漏洩する心配がないため、安全度が高いカードといえるだろう。
三井住友カード(NL)にも「一般」「ゴールド」「プラチナリファード」の3種類があり、「一般」は年会費が永年無料だ。
高校生を除く18歳以上の方であれば、申し込むことができる。
年会費やポイント還元率などの基本的な特徴は、Oliveフレキシブルペイ一般クラスとほぼ同じである。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯している。
スマホ決済(Apple Pay、 Google Pay™ )やタッチ決済に対応しており、特に対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすることによって、最大7%のポイント還元がされる※。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗がある
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う場合がある。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象とならない。タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合がある。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がある
通常還元率は0.5%となっている。
ただし、下記の対象店舗を普段から利用する人はポイントがたまりやすいのでおすすめだ。
セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店※、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ 、かっぱ寿司
※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象
ただし、以下のようにOliveフレキシブルペイにはなく、三井住友カード(NL)にあるメリットがある。
- カードブランドはVisaの他にMasterCardを選べる
- 最短即日発行に対応している
- 家族カードを発行できる
国際ブランドでMasterCardを選択したい方や、少しでも早くクレジットカードが欲しい場合は、三井住友カード(NL)が向いている可能性が高い。
それぞれの違いや特徴を押さえたうえで、自分に合ったカードを選択しよう。
Oliveフレキシブルペイがおすすめな点
Oliveフレキシブルペイの一般クラスは、支払い方法でクレジットモードを選べば基本的な特徴は三井住友カード(NL)と同じだ。
しかし、ポイント還元率に大きな違いがある。
Oliveフレキシブルペイでも、三井住友カード(NL)と同じく対象のコンビニ・店舗でスマホのタッチ決済をすることで還元率が最大7%になる。
家族ポイントにより最大5%が加算されるのも同じだ。
しかし、Oliveフレキシブルペイ独自の上乗せとして、対象のコンビニ・店舗のスマホのタッチ決済時のポイント還元率が最大20%になるVポイントアッププログラムがある。
SMBCグループ各社のサービス利用でポイント還元率がアップする点が特徴で、具体的には以下が挙げられる。
ポイントアップ対象サービス一覧
対象サービス | 還元率 | 達成条件 | |
---|---|---|---|
Oliveアカウント契約 | +1% | Oliveアカウントに契約の上、三井住友銀行アプリ もしくはVpassアプリへ月1回以上ログイン | |
Oliveアカウントの選べる特典 | +1% | Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択 | |
SBI証券 | 最大+2% | +0.5% | 当月の投資信託の買付が1回以上 |
+0.5% | 当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上 | ||
+1% | 当月末のNISA口座における投資信託の保有資産評価額が50万円以上 | ||
住友生命 | 最大+2% | 「Vitalityスマート for Vポイント」に加入しVitality健康プログラムを実施。 | |
Oliveアカウント契約、外貨預金 | 最大+2% | +0.5% | Oliveアカウント契約当月中、円から外貨預金への預け入れ回数が1回以上 |
+0.5% | Oliveアカウント契約当月中、円から外貨預金への預入れ金額が5万円以上 | ||
+1% | Oliveアカウント契約外貨預金の毎月最終営業日の残高が1万米ドル相当額以上 | ||
Oliveアカウントの契約、住宅ローンの契約 | +1% | Oliveアカウント契約かつ住宅ローン契約 | |
SMBCモビット | 最大+1% | OliveアカウントおよびSMBCモビット契約、 Oliveアカウント契約口座を支払い方法に登録し利用 |
投資信託・株式投資・外貨預金・生命保険・住宅ローンが主な還元率アップの条件になっている。
例えば、SBI証券で口座開設を行い、資産運用を行えばポイント還元率を高められる。
上記の中でも、アプリへのログインはもっとも簡単なプログラムだろう。
「知っているだけ」で1%の還元率を高められることから、利用しない手はない。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はどちらがお得?
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイを比較してきたが、どちらのほうがお得に使えるかは、個人のライフスタイルによる。
クレジットモードならば、三井住友カード(NL)との基本的な違いはない。
しかし、最大のポイント還元率に大きな違いがある。
Oliveフレキシブルペイをきっかけに、資産運用を始める予定がある場合や生命保険への加入を検討している場合は、Oliveフレキシブルペイを検討したほうが良いといえる。
しかし、Oliveフレキシブルペイのデメリットとして、カードブランドがVisaしか選べない点と、最短即日発行ができない点が挙げられる。
それぞれの違いを理解したうえで、自分のライフスタイルに合っているかどうかが、判断を下す際の重要なポイントとなるだろう。
Oliveフレキシブルペイの申し込み方法や注意点
Oliveフレキシブルペイを利用するには、三井住友銀行口座「Oliveアカウント」を登録する必要がある。
また、すでに三井住友カードを持っている場合、切り替えはできないため、新規に申し込む必要がある点に注意が必要だ。
申し込んでから、実際に現物のカードが届くまでの流れは以下の通りだ。
- 三井住友銀行のアプリをダウンロードする
- 「Oliveアカウントを申し込む」を押す
- アプリ上で本人確認をする
- アカウントランク(一般、ゴールド、プラチナプリファード)を選ぶ
- 申し込み情報を入力する
- SMS認証を行う
- 三井住友銀行の口座開設とカード申し込みの手続きが完了する
- 約3日後にカード発行通知が届く
- カード発行通知メールからアプリにログインしてSMBC IDでログインする
- 支払方法を登録する
- モバイル決済を登録する
- デビットモードの設定が完了する
- クレジットモードの審査結果がメールで届く
- メールが届いたらアプリにログインする
- クレジットモードの契約内容を確認する
- 支払いモードを選択する
- 約3日~4日後にクレジットカードの現物が届く
- 三井住友銀行のアプリをダウンロードする(すでにダウンロード済の方は不要)
- アプリにログインする
- 「Oliveアカウントに切替」を選択する
- アカウントランク(一般、ゴールド、プラチナプリファード)を選ぶ
- 申し込み情報を入力する
- フレキシブルペイの設定に進む
- 支払方法を登録する
- モバイル決済を登録する
- デビットモードの設定が完了する
- クレジットモードの審査結果がメールで届く
- メールが届いたらアプリにログインする
- クレジットモードの契約内容を確認する
- 支払いモードを選択する
- 約3日~4日後にクレジットカードの現物が届く
クレジットモードを利用するためには、クレジットカードの審査に通過しなければならない。
いずれの方法にしても、カードが届くまではスムーズに進めて1週間程度の時間がかかる。
審査に落ちてしまうとクレジットモードは使えないため、注意しよう。
年会費やポイント還元などを鑑みて自分に合ったOliveフレキシブルペイに申し込もう
Oliveフレキシブルペイの年会費やメリット、申込方法について説明してきた。
ゴールドクラスやプラチナリファードクラスを選ぶ場合は年会費がかかってしまうが、上手く使えば年会費以上の特典やポイント還元を受けられ、お得に使うことができる。
カード1枚で、クレジットカード・デビットカード・ポイント払い・キャッシュカードの4枚分の機能が使えるため、非常に利便性が高い。
アプリでお金の管理を行えるため、家計管理もスマートになるだろう。
Oliveフレキシブルペイに興味がある方は、年会費やポイント還元率などの基本的なスペックを把握したうえで、自分に合っているランクに申し込もう。
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Oliveフレキシブルペイの年会費に関するQ&A
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