楽天カードで選べる種類を徹底比較！あなたにおすすめのカードが分かる

楽天グループは日本を代表するECモール「楽天市場」をはじめ、銀行や証券会社、旅行会社、携帯電話会社など幅広い事業を展開している。

楽天グループと、その提携先で買い物をしたりサービスを利用したりすると楽天ポイントが貯まるのをご存知の方も多いのではないだろうか。

楽天グループを中心とした楽天ポイントを貯めたり使ったりできる楽天のサービス群は「楽天経済圏」と呼ばれている。その楽天グループが発行しているクレジットカードが「楽天カード」だ。

楽天ポイントをお得に、貯められるだけでなく使い勝手の良いカードとして人気がある。しかし、楽天カードを発行しようと思っても、選べる種類が豊富で、どれが良いか悩む方も多いのではないだろうか。

本記事では楽天カードで選べる種類や特徴、付帯カードまでも含め、徹底比較と解説をする。

楽天カードとは？共通のメリット

楽天カードは、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードだ。そんな楽天カードには多くのメリットがある。

楽天ポイントを貯めたり使ったりできるポイントカードとしての機能、電子マネーの楽天Edy機能などが備わっている。

楽天カードの母体が日本を代表するIT企業ということもあり、楽天e-NAVIというオンライン管理システムが充実している。楽天e-NAVI上でカードの利用明細の確認、登録情報の変更も容易だ。

また、楽天市場や楽天トラベル、楽天証券、楽天銀行、楽天モバイルなど楽天経済圏のサービスをよく使う方なら楽天カードがあれば、楽天ポイントを貯めたり、使ったりしやすい。楽天カードがあれば楽天経済圏でお得に暮らすことができる。

例えば、楽天カードを楽天市場で使うとカード利用で100円につき3ポイントと通常の3倍付与、楽天トラベルで楽天カード決済をすればポイント2倍付与など、楽天カードは楽天関連のサービスで優遇されている。

楽天カードで一般の方が選べる8種類を比較

これから楽天カードを発行する方は、それぞれ特徴がある8種類のカードから選ぶことになる。楽天経済圏でお得に使えるのは共通しているが、それぞれ年会費や利用可能額、ポイント還元率、選べるデザインや国際ブランドなどに違いがある。

一般的に新規入会で選べるカードは以下の8種類だ。

	楽天カード	楽天PINKカード	楽天ゴールドカード	楽天プレミアムカード	楽天銀行カード	楽天ANAマイレージクラブカード	楽天カードアカデミー	アルペングループ楽天カード
年会費	無料	無料	2,200円（税込）	11,000円（税込み）	無料	初年度無料 2年目以降は年1回のご利用で550円（税込み）が無料	無料	無料
利用可能額	最高100万円	最高100万円	最高200万円	最高300万円	最高100万円	最高100万円	最高30万円	最高100万円
ポイント還元率	1%還元 (100円につき1ポイント)	1%還元(100円につき1ポイント)	通常1%還元：100円で1ポイント	通常1%還元：100円で1ポイント	通常1%還元：100円で1ポイント	通常1%還元：100円で1ポイント	通常1%還元：100円で1ポイント	通常1%還元：100円で1ポイント（通常時） アルペンでは2%〜最大6.5%ポイント
ブランド	VISA Mastercard JCB American express	Visa Mastercard JCB American express	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB American express	JCB	Visa Mastercard JCB	VISA JCB	Mastercard
付帯機能	楽天ポイント有り 楽天Edy選択可能	楽天ポイント有り 楽天Edy選択可能	楽天Edy 楽天ポイントカード	楽天Edy 楽天ポイントカード	付帯機能なし （楽天ポイントカードと楽天Edy機能なし） 楽天銀行カードには、楽天ポイントカード機能の付帯がないため、楽天銀行カードでのお支払いでのポイント獲得分（100円につき1ポイント）のみ付与	楽天Edy 楽天ポイントカード	楽天Edy（選択可） 楽天ポイントカード	楽天Edy（選択可） 楽天ポイントカード
サービス・保険	ETCカード 家族カード カード盗難保険（利用付帯） 海外旅行傷害保険	カード盗難補償 海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード 家族カード	海外旅行傷害保険 （利用付帯） ETCカード 家族カード カード盗難保険	海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 動産総合保険 カード盗難保険 ETCカード 家族カード ビジネスカード	ETCカード カード盗難保険 海外旅行傷害保険 （利用付帯）	海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード 家族カード	海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード	ETCカード 家族カード カード盗難保険 海外旅行傷害保険 （利用付帯）
デザイン	・通常デザイン ・お買いものパンダデザイン ・ミニーマウス デザイン ・ミッキーマウス デザイン ・楽天イーグルスデザイン ・通常デザイン ・お買いものパンダデザイン ・ミニーマウスデザイン ・ミッキーマウスデザイン	・通常デザイン（ピンク） ・お買い物パンダデザイン ・ミニーマウスデザイン ・ミッキーマウスデザイン	通常デザイン	通常デザイン	通常デザイン	通常デザイン、ピンクデザイン	通常デザイン	通常デザイン
特筆事項	―	・カスタマイズサービス（有料） ・楽天グループ優待サービス ・ライフスタイル応援サービス、 ・女性のための保険が特別価格	・トラベルデスク無料利用 ・ETCカード年会費無料 ・国内空港ラウンジ年間2回無料 ・お誕生月サービス ・楽天証券クレカ積立ポイント還元0.75%（信託報酬0.4%以下の投信）	・国内空港ラウンジを無料でご利用可能 ・世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能、 ・ETCカード年会費無料、楽天市場でポイント5倍 ・楽天証券クレカ積立ポイント還元1%（信託報酬0.4%以下の投信）	・キャッシュカード機能付帯	・フライトでANAマイルが貯まる ・マイルを航空券や商品に交換可能	・学生限定特典 ・楽天学割自動付帯 ・卒業後は楽天カードに切り替え	・アルペングループの店舗公式オンラインストアで 楽天とアルペン両方のポイントが貯まる ・アルペングループの特典多数

楽天カード

年会費	無料
利用可能額	最高100万円
ポイント還元率	1%還元 (100円につき1ポイント)
ブランド	VISA Mastercard JCB American express
付帯機能	楽天ポイント有り 楽天Edy選択可能
サービス・保険	ETCカード 家族カード カード盗難保険 海外旅行傷害保険（利用付帯）
デザイン	通常デザイン お買いものパンダデザイン ミニーマウス デザイン ミッキーマウス デザイン 楽天イーグルスデザイン 通常デザイン お買いものパンダデザイン ミニーマウス デザイン ミッキーマウス デザイン
特筆事項	―

まずは基本となる「楽天カード」から紹介する。このカードは、年会費は無料で、特にこだわりがなければ1番人気のこの種類を選べばよい。また選べるデザインが豊富なのも、この基本となるカードの魅力だ。

実用面に注目すると、カード盗難保険、海外旅行傷害保険（利用付帯）、楽天Edyなど楽天カードの標準的な機能が揃っている。

もし、他の種類の楽天カードも気になるなら、この基本となるカードと検討しているカードとの違いを比べて判断すると良いだろう。

またAMEXを利用したい人だと、他の種類の選択肢が女性向けの楽天PINKカードと年会費のかかる楽天プレミアムカードしかない。

そのため男性で年会費無料の楽天カードをAMEXブランドで持ちたければ、この基本の楽天カードを選ぶことになる。

楽天PINKカード

年会費	無料
利用可能額	最高100万円
ポイント還元率	1%還元 (100円につき1ポイント)
ブランド	VISA Mastercard JCB American express
付帯機能	楽天ポイント有り 楽天Edy選択可能
サービス・保険	カード盗難補償 海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード 家族カード
デザイン	通常デザイン（ピンク） お買い物パンダデザイン ミニーマウスデザイン ミッキーマウスデザイン
特筆事項	カスタマイズサービス（有料） 楽天グループ優待サービス ライフスタイル応援サービス 女性のための保険が特別価格

楽天PINKカードは女性向けの楽天カードだ。ただ、実際のところ女性でなくても発行することができる。こちらも年会費は無料だ。

基本となる楽天カードと仕様はほとんど変わらないが、楽天PINKカード限定のお得なカスタマイズ特典に申し込めるのが特徴だ。月額330円のサービス料を払えば楽天グループの優待サービスを受けられる。

例えば楽天トラベルや楽天ブックス、楽天市場などで使えるクーポンがもらえる。また、飲食店、映画、介護・育児サービス、習い事などの割引・優待を受けられるライフスタイル応援サービスが受けられるのも魅力だ。

また、女性のため保険（子宮筋腫、乳がん、など、女性特有の疾病による入院、手術、放射線の治療について保険金が支払われる）、にも特別価格で入れる。

カスタマイズサービスは有料だが、必要なければ付けなくても良い。そのため、基本の楽天カードと比較して特に機能的な面ではデメリットがない。ただ、選べるデザインはピンク色の4種類のみとなっている。

楽天ゴールドカード

年会費	2,200円（税込）
利用可能額	最高200万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント
ブランド	Visa Mastercard JCB
付帯機能	楽天Edy 楽天ポイントカード
サービス・保険	海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード 家族カード カード盗難保険
デザイン	通常デザイン
特筆事項	トラベルデスク無料利用 ETCカード年会費無料 国内空港ラウンジ年間2回無料 お誕生月サービス

楽天ゴールドカードは、楽天カードの上位に位置付けられるグレードのカードだ。年会費が2,200円かかる代わりに、通常の楽天カードにはない魅力的な特典が付いてくる。

例えば、国内空港のラウンジが年に2回無料、ETCカードの年会費が無料、トラベルデスクの無料利用、お誕生月サービスで楽天市場・楽天ブックスのお買い物でポイントが、ポイント+1倍（上限2000ポイント）と余分に受け取れる等の特典が通常の楽天カードとの違いだ。

また、海外旅行傷害保険（利用付帯・最高2,000万円）が通常の楽天カードに比べて手厚くなる。利用可能額も通常の楽天カードが最大100万円に対してゴールドカードは、最大200万円となっている。

注意点としてはAmerican expressが選べないことや、デザインも1種類のみという点だ。

楽天ゴールドカードについては以下記事も参考にしてほしい。

楽天プレミアムカード

年会費	11,000円（税込み）
利用可能額	300万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント
ブランド	VISA Mastercard JCB American express
付帯機能	楽天Edy 楽天ポイントカード
サービス・保険	海外旅行傷害保険（上限5,000万円/利用付帯4,000万・自動付帯1,000万） 国内旅行傷害保険 動産総合保険 楽天ビジネスカード カード盗難保険 ETCカード 家族カード
デザイン	通常デザイン
特筆事項	国内空港ラウンジを無料でご利用可能 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能 ETCカード年会費無料、楽天市場でポイント5倍 （楽天市場では年間55万円以上の決済でで楽天プレミアムカードが楽天カードよりお得になる計算、楽天カード還元率3%、楽天プレミアムカード還元率5%の場合）

楽天プレミアムカードは、ゴールドカード以上に特典が充実しているカードだ。年会費は11,000円かかるが、特典と補償がその分、手厚い。

例えば、国内空港ラウンジが回数制限なしで無料。海外空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスも付いてくる。また、ゴールドカードと同様にETCカードの手数料は無料だ。

無料付帯保険も充実しており、海外旅行傷害保険（自動付帯）、国内旅行傷害保険が上限5,000万円まで補償。また、ゴールドカードにもない動産総合保険も付いており最高300万円まで補償される。

楽天ポイントも貯めやすくなっている。例えば、楽天市場では通常の楽天カードではポイント3倍が基本だが、プレミアムカードはさらに＋2倍のポイント5倍付与が基本だ。

また、誕生月では、楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍（上限10,000ポイントまで付与される。そして、ライフスタイルに合わせて3つの中から一つ、ポイントを貯めやすくなるコースを選べる。

ちなみにゴールドカードでは選べなかったAMEXでもカードを作れる。デザインは１種類のみだ。

楽天銀行カード

年会費	無料
利用可能額	最高100万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント
ブランド	JCB
付帯機能	なし（楽天ポイントカードと楽天Edy機能なし） 楽天銀行カードには、楽天ポイントカード機能の付帯がないため、楽天銀行カードでのお支払いでのポイント獲得分（100円につき1ポイント）のみ付与
サービス・保険	ETCカード カード盗難保険 海外旅行傷害保険 （利用付帯）
デザイン	通常デザインのみ
特筆事項	キャッシュカード機能付帯

楽天銀行カードは、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードの機能が一体となったカードだ。

キャッシュカードとクレジットカードを1枚にまとめたい方におすすめだ。また、楽天銀行の普通預金の金利が2倍になる特典がついてくる。
（楽天カードで引き落とし口座を楽天銀行にしても金利は2倍になる）

ただし、選べる国際ブランドはJCBのみ。また楽天ポイントカード、楽天Edyの機能がついていないなど、通常の楽天カードに比べて一部機能が制限されている点に注意しよう。選べるカードのデザインも1種類のみだ。

楽天ANAマイレージクラブカード

年会費	初年度無料 2年目以降は年1回のご利用で550円（税込み）が無料
利用可能額	最高100万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント
ブランド	Visa Mastercard JCB
付帯機能	楽天Edy 楽天ポイントカード
サービス・保険	海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード 家族カード
デザイン	通常デザイン ピンクデザイン
特筆事項	フライトでANAマイルが貯まる マイルを航空券や商品に交換可能

楽天カードを使ってANAマイルを貯められるのが、楽天ANAマイレージクラブカードだ。楽天カード、ANAマイレージクラブカード、楽天Edy、楽天ポイントカードの4種類のカードが1枚にまとまる。

楽天ポイントコースとANAマイルコースの2種類から選ぶことができ、楽天e-NAVIで簡単に切り替えが可能だ。楽天ポイントコースは100円で楽天ポイントが1ポイント貯まる。

一方、ANAマイルコースは、200円で1マイルが貯まる。楽天ポイントを貯めたいとき、マイルを貯めたいときで切りかえられるのが魅力だ。

年会費は初年度無料。2年目以降も1度でもカードで決済すれば年会費550円が無料となるため、実質、無料にできる。

楽天カードアカデミー

年会費	無料
利用可能額	最高30万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント
ブランド	VISA JCB
付帯機能	楽天Edy（選択可） 楽天ポイントカード
サービス・保険	海外旅行傷害保険（利用付帯） ETCカード
デザイン	通常デザイン
特筆事項	学生限定特典 楽天学割自動付帯 卒業後は楽天カードに切り替え

楽天カードアカデミーは18歳から28歳までの学生（大学生、短大生、大学院生、専門学校生）のみ入会できるカードだ。学生向けのため利用可能な限度額は最高30万円までしか設定できない。しかし、通常の楽天カードにはない学生限定の特典が充実している。

例えば、楽天ブックス、楽天トラベルの高速バス予約支払いで＋1倍分の楽天ポイントが付与される。また、楽天学割で楽天市場送料無料クーポンや毎週水曜日10:00〜楽天市場・楽天ブックスでポイント3倍以上などの特典も受けられる。

学校卒業後は通常の楽天カードに自動的に切り替えとなるため、学生の間しか使えないのも、他のカードにはない特徴だ。

アルペングループ楽天カード

年会費	無料
利用可能額	最高100万円
ポイント還元率	通常1%還元：100円で1ポイント（通常時） アルペンでは2%〜最大6.5%ポイント還元
ブランド	Mastercard
付帯機能	楽天Edy（選択可） 楽天ポイントカード
サービス・保険	ETCカード 家族カード カード盗難保険 海外旅行傷害保険（利用付帯）
デザイン	通常デザイン
特筆事項	アルペングループの店舗 公式オンラインストアで楽天とアルペン両方のポイントが貯まる アルペングループの特典多数

アルペングループ楽天カードは、スポーツ用品の販売を手がけるアルペングループでも、お得にポイントがためられるカードだ。楽天ポイントとアルペンポイントが二重に貯まるのが特徴だ。

内訳は、アルペングループの店舗で買い物をした場合、楽天ポイントが1.5%分入る。そして、アルペングループの会員ランクに応じて0.5%〜5%分のアルペンポイント貯まる。

つまり、合計で2%〜6.5%のポイント還元が期待できる。また、アルペングループの買い物でも、各種割引や関連施設でのお得な特典もある。アルペンでよく買い物をする方に特におすすめのカードとなっている。

また以下記事ではおすすめの楽天カードについて紹介している。

楽天カードに付帯できる3種類のカード

楽天カードは本カードとは別に申請することで発行できる付帯カードが3種類存在する。

付帯カードについても確認してみよう。

ETCカード

高速道路の料金所のETCレーンを通過する際に必要になるのがETCカードだ。

楽天カードでは付帯カードとしてETCカードが発行できる。100円の支払いで楽天ポイントが1ポイント入る。年会費は550円（税込）だが、楽天ゴールドカードやプレミアムカードならば年会費が無料で使える。

また、楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員、プラチナ会員もETCカードの年会費が無料になる。

家族カード

18歳以上の生計をともにする配偶者（内縁の相手方・同性パートナー含む）、両親・子供に発行できるカードが家族カードだ。楽天カード1枚につき家族カードは2枚まで発行できる。

家族カードの請求は本カードから引き落とされる。そのため、家族カードを持たせても、いくら使ったのかが分かるため家計の管理もしやすい。ポイントは本カードと同様に貯まる。また家族間同士でポイントを交換できる機能もある。

家族カードの年会費は原則無料だが、楽天ゴールドカード、プレミアムカードの家族カードは年会費が550円（税込）かかるため注意しよう。

ビジネスカード

ビジネスカードは楽天プレミアムカードにのみ付随するカードだ。申し込みできるのは20歳以上で安定した収入のある法人代表者、個人事業主に限られている。年会費は2,200円。

プレミアムカードと同様に利用可能額は最高で300万円まで設定できる。支払い預金口座は法人名義の預金口座限定だ。楽天プレミアムカードの付帯カードのため、楽天プレミアムカードに準ずる特典が受けられる。

また、ETCカードの複数枚発行、VISAビジネスオファーなどのビジネスカードならではの機能もついている。ただし、キャッシングには使えないため注意しよう。

もし、法人向けのカードを検討しているなら、楽天プレミアムカードを作ってからビジネスカードの申請をしてみると良いだろう。

楽天カードの2枚目について検討している場合は以下記事も参考にしてほしい。

噂の楽天ブラックカード

実は楽天カードにはインビテーションのみで発行できる最上位のブラックカードが存在する。発行するための詳しい条件は表向きには明かされていない。

年会費は33,000円でETCカード発行は無料。家族カード発行もできる。楽天市場でのポイント還元率は高く、原則5倍だがプレミアムカードデー、または誕生月ならば6倍になる。楽天トラベルでも、通常3倍の還元率だ。

手荷物宅配サービス、トラベルディスク、Hertzのレンタカーの優待価格、国内空港ラウンジ、海外空港ラウンジの利用権など特典が充実している。また、ダイニングや旅行、ゴルフ、エンターテイメントなどを相談できるコンシェルジュサービスも利用できる。

保険は、国内旅行傷害保険（最高5,000万円）、海外旅行傷害保険（自動付帯・最高1億円）、動産総合保険（最高300万円）がついている。このように最上位カードに相応しく特典が充実している。

もし楽天ブラックカードの発行を目指すなら、まずは先に紹介した楽天カードで、あなたに合うカードをつくるところからはじめよう。

なお、楽天カードにはプラチナカードはない。最もステータスが高い楽天カードを持ちたい場合はブラックカードを検討しよう。

まとめ

楽天カードには、どのような種類のカードがあるのかを解説した。楽天経済圏でポイントを貯めやすく、使いやすいなどのメリットは楽天カード全てに共通している。

しかし、各種カードごとに特典内容や選べるデザイン、機能、年会費の有無などが異なる。

人によってそれぞれのカードの特徴がメリットにもデメリットもなり得る。それぞれの特徴を比較し、あなたに合ったカードを選ぶ際の参考になれば幸いだ。

楽天カードは以下のボタンから申し込める。