イオンカードの受け取りは家族でも大丈夫？受取人確認の流れや注意点を解説

イオンカードは申し込みから最短2週間で所定の住所に配送（佐川急便）される。この時、自宅にいることが難しい人も少なくない。

そこで、「カードの受け取りは家族でも対応可能か？」と疑問を持っている人も多いだろう。

本記事では、イオンカードの受け取りは家族でも大丈夫なのか否かや、受取人確認の流れと注意点について解説する。

イオンカードは家族受け取りができない

結論から言って、イオンカードは家族受け取りができない。

審査通過後に所定の住所宛にクレジットカードが配送され、受け取り時には受取人確認が実施される。そのため、イオンカードの会員本人が、カードを受け取らなければいけない。

会員本人の配偶者や家族と証明できる書類を提示したとしても、本人以外の受け取りは拒否されるため注意しよう。

クレジットカードは原則として家族は受け取れない

そもそも、ほとんどのクレジットカードは原則として、本人受け取りを実施している。

たとえ家族でも受け取りは拒否されるため、会員本人が所定の住所にて、受け取り対応しなければいけない。

そのため、日中外出することの多い人は、クレジットカードが届く当日までに配送会社に連絡し、時間指定による配送を依頼しよう

家族受け取りを行なっているカード会社もある

カード会社によっては、家族の受け取りに対応している場合もある。「簡易書留」で郵送されたクレジットカードの場合、本人または家族による受け取りが可能だ。

ただし、前述のようにほとんどのクレジットカードは本人受け取りのみ対応している。クレジットカードが誤って他の人の手に渡ったり、不正利用されたりするのを避けるためだ。

また、受取カウンターにてクレジットカードの引き渡しを実施しているカード会社もある。

クレジットカードの受け取りのためとはいえ、自宅にいる時間が限られている人は、受取カウンターで引き渡し可能なカードを検討しよう。

家族は不可！イオンカードの受取人確認サポートとは

すべてのイオンカードは、配送時の「受取人確認サポート」を実施している。これは佐川急便が実施している宅配サービスであり、配送時に本人確認を実施するというものだ。

したがって、前述のようにイオンカードの受け取りは、会員本人が行わなければいけない。

※一部地域（離島など）では日本郵便の本人限定受取郵便（特定事項伝達型）で届ける場合がある

受取人確認サポートの流れ

受取人確認サポートの流れは次のとおりだ。

受取人確認サポートは複雑ではなく、佐川急便のセールスドライバーに本人確認書類を見せるだけで完了する。

本人確認そのものは数分で完了するため、対応の手間は少ない。

受取人確認サポートに必要な本人確認書類

受取人確認サポートをクリアし、イオンカードを受け取るには次の本人確認書類が必要だ。

一方で、各種健康保険証や住民基本台帳カード、マイナンバー通知カードなどは本人確認書類として使えない。

※2020年2月4日以降に発行申請したパスポートは住所記載がないため本人確認書類として使用できない

家族は不可！イオンカードの受取人確認時の注意点

イオンカードが自宅に届き、受取人確認を実施する際にはいくつか注意点がある。以下に解説する注意点に抵触すると、イオンカードが受け取れないため事前知識として参考にしてほしい。

イオンカードセレクトの場合は確認書類が3つに限定される

イオンカードの受取人確認で使える本人確認書類は、前述の通り5種類ある。

しかし、イオンカードセレクトの場合、本人確認書類として使用できるのは以下の3つのみだ。

ちなみにイオンカードセレクト系のクレジットカードとは、以下の4種類だ。

	イオンカードセレクト	イオンカードセレクト （トイ・ストーリー デザイン）	イオンカードセレクト （ミッキーマウス デザイン）	イオンカードセレクト （ミニオンズ）
国際ブランド	Visa Mastercard JCB	JCB	JCB	Visa Mastercard
ポイントの種類	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT
ポイント還元率	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％
キャッシング利用	あり	あり	あり	あり
家族カード	発行・年会費無料 （最大3枚）	発行・年会費無料 （最大3枚）	発行・年会費無料 （最大3枚）	発行・年会費無料 （最大3枚）
ETCカード	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料
付帯保険	ショッピングセーフティ保険カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険カード盗難補償
対応電子マネー	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON AEON Pay	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON AEON Pay	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON AEON Pay	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON AEON Pay
申し込み条件	満18歳以上 （高校生不可）	満18歳以上 （高校生不可）	満18歳以上 （高校生不可）	満18歳以上 （高校生不可）

これらのイオンカードに入会した場合は、本人確認書類が限定されるため注意しよう。

申し込み時の個人情報と確認書類の内容がすべて一致しなければいけない

イオンカードの受取人確認では、申し込み時の個人情報と確認書類の内容が、すべて一致していなければいけない。

申し込み時に入力した情報に少しでも誤りがあれば、イオンカードを受け取れないため注意しよう。

たとえば、マンションやアパートの部屋番号が間違っているなど、入力した個人情報に誤りがあれば、氏名などそのほかの情報が一致していても受け取れない。

本人確認書類にある住所を改変して記入した場合も、イオンカードが受け取れなくなる可能性が高いため、本人確認書類に記載されている個人情報を忠実に記入しよう。

現住所と本人確認書類が異なると受け取れない

引っ越しを行なって住所が変わったが、本人確認種類の住所変更がまだ完了しない場合、イオンカードは受け取れない。

イオンカードの申し込み時に入力した情報と、本人確認書類の内容は完全に一致していなければいけないのだ。

引っ越し後は忙しいことも多いが、本人確認書類の住所変更を忘れずに行なっておこう。

転送や営業所止めでの受け取りはできない

イオンカードの受取人確認では、転送や営業所止めといったサービスは利用できない。

たとえば1週間以内の引越しが決まっている人が、引っ越しまでにイオンカードを申し込み、現住所を登録してしまった場合、イオンカードが手元に届かなくなる可能性が高い。

「転送届を出したから大丈夫だろう」と思っていても、実際は転送や営業所止めといったサービスは利用できないため、注意しよう。

2020年2月4日以降に発給申請したパスポートは追加書類が必要になる

住所記載のない、2020年2月4日以降に発給申請したパスポートしか本人確認書類がないという人の場合、追加書類が必要になる。

免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類がなく、パスポートしか提示できない場合でも、上記追加書類があれば受取人確認を実施できる。

ただし、イオンカードセレクト以外のカードを申し込んだ場合のみのため注意してほしい。

イオンカードの受け取りは家族はできない！

本記事では、イオンカードの受け取りは家族でも大丈夫か否か、受取人確認サービスの流れや注意点について解説した。

イオンカードは家族受け取りができないため、必ず会員本人が対応できるよう、配送日程を調整してもらうなど、確実に受け取れる対策を行おう。