- イオンカードセレクトとイオンデビットカードは何が違うのか
- WAON POINTの還元率も変わるの?
- それぞれどんな人におすすめのイオンカードなの?
イオングループが発行する決済カードには、大きく分けて「クレジットカード」と「デビットカード」がある。
どちらもメリット・デメリットがあるため、カードの利用目的などに応じて、自身に合ったカードを選ぶことが大切だ。
そこで本記事では、イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違いを解説する。クレジットカードを選ぶべきか、デビットカードを選ぶべきか、迷っている人はぜひ参考にしてほしい。
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イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違い
まずは、イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違いを整理していこう。
イオンカードセレクト | イオンデビットカード | |
券面デザイン | ||
国際ブランド | Visa Mastercard JCB | Visa |
ポイントの種類 | WAON POINT | WAON POINT |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0% | 0.5〜1.0% |
キャッシュカード機能 | あり | なし |
家族カード | 発行・年会費無料 (最大3枚) | なし |
ETCカード | 発行・年会費無料 | なし |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 |
電子マネー | イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON | なし |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生不可) | 満18歳以上の電話連絡が可能な方 |
イオンデビットカードはクレジットカードではないため、キャッシングや利用できず、家族カードやETCカードの発行は行なっていない。
さらに、イオンカードセレクトとイオンデビットカードとでは、大きな違いが3つある。
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支払い方法
イオンカードセレクトとイオンデビットカードは、「カードを利用した決済」という点は同じだ。しかし、支払い方法は異なる。
イオンカードセレクトは、毎月10日に利用代金が締め切られ、翌月2日に指定口座から代金が引き落とされる。一般的なクレジットカードの支払い方法であり、1回払いだけでなく複数払いやリボ払いにも対応している。
一方、イオンデビットカードは決済を行なったのと同時に、指定口座から代金が引き落とされる。つまり、カードを利用した決済だが、支払い方法としては現金と変わらない。
ポイントの最大還元率
イオンカードセレクトとイオンデビットカードは、利用によってWAONポイントを獲得できる。どちらも基本還元率は0.5%(200円=1ポイント)、対象のイオングループ店舗で利用すれば1.0%(200ポイント=2ポイント)にアップする。
さらに、イオンカードセレクトなら電子マネーWAONのオートチャージを利用することで、チャージ金額に応じて0.5%のWAONポイントを獲得できる。つまり、イオンカードセレクトの最大還元率は1.5%だ。
「たった0.5%の違い」と思うかもしれないが、積み重なれば、獲得できるWAONポイントに大きな差が生まれる。
オリジナルの特典・サービス
WAONポイントの基本還元率やポイントアップ、ショッピングセーフティ保険など、イオンカードセレクトとイオンデビットカードには共通の特典・サービスがある。
一方で、オリジナルの特典・サービスもあり、それぞれ異なる点に注目してほしい。
イオンカードセレクト・イオンデビットカードのオリジナル特典
イオンカードセレクト | WAONオートチャージで0.5%のポイント獲得 条件達成でイオンゴールドカードの発行・年会費が無料 公共料金の支払い、給与受け取りをイオン銀行口座に指定してWAONポイント獲得 |
イオンデビットカード | 海外ATMにて現地通貨でお金を引き出せる 口座残高が足りない場合は建て替えサービスを利用可能 利用限度額を自分で設定可能 |
イオンデビットカードの「利用限度額を自分で設定可能」という特徴は、イオンカードセレクトを含むクレジットカードにはない特長だ。
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デビットカードとは違う!イオンカードセレクトの特長
ここからは、イオンカードセレクトとイオンデビットカード、2つのカードの特長を整理していく。まずは、イオンカードセレクトの特長を解説しよう。
WAONオートチャージでさらに0.5%還元
WAONオートチャージによって0.5%のWAONポイントが還元されるのは、イオンカードセレクトを含む以下のカードのみだ。
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(ミニオンズ)
これらのカードは、WAONオートチャージと対象のイオングループ店舗での利用により、最大1.5%のWAONポイントが還元される。
ちなみに、イオンカードセレクト(ミニオンズ)はUSJ内で利用するとWAONポイントの還元率は10倍にアップする。
イオンゴールドカードに無料招待
イオンゴールドカードへの無料招待を実施しているカードは、イオンカードセレクトを含む以下のカードのみだ。
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカード(WAON一体型)
イオンゴールドカードが発行されると、利用枠の増額や、最高5,000万円の旅行傷害保険付帯などさまざまな特典・サービスがある。
公共料金支払い、給与受け取りでポイント進呈
イオンカードセレクトを含む以下のカードは、公共料金の支払いや給与の受け取りで、WAONポイントが進呈される。
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(ミニオンズ)
以上のように、イオンカードセレクトはイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行するクレジットカードの中で、WAONポイントが特に貯まりやすいカードとなっている。
イオンカードセレクトとは違う!イオンデビットカードの特長
続いて、イオンデビットカードの特長を整理する。
現金感覚で使える
イオンデビットカードは決済と同時に利用代金が引き落とされるため、現金感覚で使えるのが大きな特長だ。
「クレジットカードの利用には抵抗があるが、カード決済は魅力的」という人には、うってつけのカードだろう。
クレジットカードによる使い過ぎを恐れている人にもおすすめだ。
海外ATMで現地通貨を引き出し
イオンデビットカードなら、海外のVisaまたはPLUSマークのあるATM・CD機で、現地通貨を引き出すことが可能だ。
引き出し手数料はかかるが、キャッシング(借り入れ)ではないため利息はかからない。旅行先でも現金決済を中心に過ごしたい人におすすめできる。
最大10万円の立て替えサービス
イオンデビットカードには、「バックアップサービス」と呼ばれる、一時的に10万円まで利用代金を立て替えてくれるサービスがある。
このサービスの大きなメリットは、手数料がかからないことだ。クレジットカードのキャッシング(借り入れ)なら利息がかかるが、イオンデビットカードのバックアップサービスには利息や手数料がない。
いわば、無利息で利用できるキャッシング(借り入れ)のようなものだ。
※キャッシング(借り入れ)のような現金引き出しは不可
イオンカードの共通特典を利用可能
イオンデビットカードはクレジットカードではないが、イオングループが発行しているクレジットカードと同じ共通特典を利用できる。
年間50万円まで補償されるショッピングセーフティ保険が付帯するのは、嬉しいポイントだ。
イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違いやおすすめは?
最後に、ここまでの内容を踏まえて、イオンカードセレクトとイオンカードデビットカードのどちらがおすすめなのかを解説する。
イオンカードセレクトを優先的に検討しよう
優先的に検討すべきは、イオンカードセレクトだ。イオングループ店舗をよく利用する人の場合、WAONポイントの還元率が最大1.5%にアップするため、WAONポイントが貯まりやすい。
日々の買い物や決済をお得にするには、やはりイオンカードセレクトがおすすめだ。
イオンカードセレクトは引落口座をイオン銀行に指定する必要があるが、実は、イオン銀行の預金口座金利は高い。
メガバンクや都市銀行の預金口座金利が0.001%〜0.020%なのに対し、イオン銀行は0.020%〜0.150%となっている。
少しでも金利の高い預金口座にお金を預けたいという人は、イオン銀行口座を開設し、同時にイオンカードセレクトに申し込んでWAONポイントを獲得しよう。
「使い過ぎ」が怖い人はイオンデビットカードを
クレジットカードは「信用取引」による決済手段であるため、手元に現金がなくても、上限額まで利用することができる。
そのため、自身の返済能力以上に使い過ぎてしまう人もいる。
こうした「使い過ぎ」がこわい人の場合は、イオンデビットカードがおすすめだ。1日や1ヶ月あたりの利用限度額を自分で設定できる上に、決済と同時に代金が引き落とされるため、返済能力以上に使い過ぎる心配がない。
しかも、WAONポイントもしっかり貯まるため、条件はクレジットカードとほとんど変わらない。
2枚持ち、使い分けもおすすめ
イオンカードセレクトとイオンデビットカード、どちらに申し込むか悩んだら、2枚持ちもおすすめだ。
イオンカードセレクトとインデビットカードではオリジナル特典が異なり、利用シーンも明確に違う。そのため、利用シーンによって使い分けることで、WAONポイントが貯まりやすく、決済手段の多様性を生むことが可能だ。
たとえば、イオンデビットカードの国際ブランドはVisaのみであるため、イオンカードセレクトはMastercardかJCBを選べる。
海外旅行時は、MastercardやJCBに対応していない場合のみイオンデビットカードで決済をすれば良い。
「クレジットカード決済ができず現金が必要だが、指定口座の残高が足りない」という緊急時でも、イオンデビットカードがあれば一時的に10万円まで立て替えしてくれる。
イオンカードセレクトとイオンデビットカードは、2枚持ちによって真価を発揮すると言っても、過言ではないだろう。
イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違いを理解して申し込もう!
本記事では、イオンカードセレクトとイオンデビットカードの違い、それぞれの特長などを解説した。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、それらのバランスを考慮しながら、自身に合ったカードを選んでみてほしい。
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