- リクルートカードで上位カードを作りたい
- お得なプラチナカードを探している
- プラチナカードの機能を比較したい
年会費無料&高還元率で知られる「リクルートカード」。メインカードとして利用することで、「プラチナカードのインビテーションを狙いたい」という人もいるかもしれない。
しかし、そもそもリクルートカードにはプラチナカードがあるのだろうか。本記事では、リクルートカードの特徴や他社プラチナカードとの比較について解説していく。
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リクルートカードにプラチナカードはない
年会費無料かつ高還元率であることで知られるリクルートカード。使い続けることで、上位カードへの切り替えを狙いたい人もいるだろう。
しかし、リクルートカードは一般カードのみとなっており、プラチナカードなどの上位カードはない。
かつては「リクルートカードプラス」という上位カードがあったが、2016年より新規申し込みの受付を停止しており、2023年8月現在再開の見通しは立っていない。
リクルートカードと他社のプラチナカードを比較
リクルートカードは一般カードしか発行していないものの、プラチナカードに劣らない機能を揃えている。
ここからは、他社のプラチナカードとリクルートカードのスペックを項目別に比較してみよう。
比較①年会費
カード名 | 年会費 |
リクルートカード | 永年無料 |
三井住友カード プラチナプリファード | 3万3,000円(税込) |
エポスプラチナ カード | 3万円(税込) 年間利用額100万円以上で翌年以降2万円(税込) ※招待の場合は2万円(税込) |
JCBプラチナ | 2万7,500円(税込) |
リクルートカードは年会費が永年無料で利用できる一方、プラチナカードは3万円前後の年会費がかかる。
プラチナカードはその分付帯特典が充実している傾向にあるが、付帯特典を使いこなせなければコストを回収できない可能性もある。
クレジットカードの年会費は、カードを保有している限りかかり続けるものであるため、入会時は「コストに見合う特典があるか」ということをよく検討したい。
比較②ポイント還元率
カード名 | ポイント還元時(通常時) |
リクルートカード | 1.2% |
三井住友カード プラチナプリファード | 1.0%※ |
エポスプラチナカード | 0.5% |
JCBプラチナ | 0.3% |
リクルートカードは通常時のポイント還元率が1.2%となっており、ここで比較したプラチナカードよりも高い結果となった。
しかも、リクルートカードは公共料金の支払いにも1.2%の還元率が適用される。
水道料金や電気代、ガス代など毎月の固定費の支払いでも効率よくポイントを貯められるので、還元率重視のユーザーにはおすすめのカードだ。
また、リクルートカードは「じゃらんnet」や「ポンパレモール」、「ホットペッパーグルメ・ビューティー」など関連サービスでの利用で、さらにポイント還元率がアップする。
たとえばポンパレモールでは、最大21.2%もの還元率を受けられるため、ぜひ積極的に活用してみよう。
比較③付帯保険
カード名 | 付帯保険 |
リクルートカード | ・国内旅行傷害保険 (最高1,000万円) ・海外旅行傷害保険 (最高2,000万円) ・ショッピング保険 (年間200万円) |
三井住友カード プラチナプリファード | ・国内旅行傷害保険 (最高5,000万円) ・海外旅行傷害保険 (最高5,000万円) ・ショッピング補償 (年間500万円) |
エポス プラチナカード | ・国内旅行傷害保険 (最高1億円) ・海外旅行傷害保険 (最高1億円) |
JCBプラチナ | ・JCBスマートフォン保険(年間最高5万円) ・国内旅行傷害保険 (最高1億円) ・海外旅行傷害保険 (最高1億円) ・国内・海外航空機遅延保険 ・ショッピングガード保険(年間最高500万円) |
リクルートカードは「国内・海外旅行傷害保険」と「ショッピング保険」が付帯されており、年会費無料のカードの中では充実しているラインナップだ。
しかし、プラチナカードと比較すると保険の補償額はそれほど高くないといえる。
「クレジットカードの付帯保険はお守りのようなもの」と考えるのであればリクルートカードで十分だが、「しっかりと備えておきたい」という人はプラチナカードの入会を検討してみよう。
比較④特典・サービス
カード名 | 特典・サービス |
リクルートカード | なし |
三井住友カード プラチナプリファード | 空港ラウンジサービス |
エポス プラチナカード | ・プライオリティ・パス ・Visaプラチナ ・コンシェルジュ・センター ・海外サポートデスク ・Visaプラチナ空港宅配 ・プラチナグルメクーポン |
JCBプラチナ | ・グルメ・ベネフィット ・プラチナ・コンシェルジュデスク ・JCBプレミアムステイプラン |
リクルートカードは年会費無料のカードであるため、空港ラウンジサービスなどの特典は付帯されておらず、必要最低限の機能に留められている。
一方、プラチナカードは年会費に見合うだけの特典・サービスが揃えられている。
特にレストランやホテルの手配を依頼できるコンシェルジュサービスは、ステータスカードならではの特典だろう。
「特典よりもコストを重視したい」という人はリクルートカード、「少々コストが高くても充実した特典を利用したい」という人はプラチナカードを選ぶことがおすすめだ。
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プラチナカードを持つメリット
プラチナカードを持つことには、主に次の3つのメリットがある。
- ステータス性の高さ
- 利用可能枠の大きさ
- 付帯特典の充実度
それぞれくわしく確認していこう。
メリット①ステータス性の高さ
クレジットカードには、「一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード」というランクがあり、ランクが上がるほど審査基準が厳しくなる傾向にある。
そのため、より上位のカードを保有していることは、社会的な信頼が高いことの証明にもなる。
特に、海外のホテルではチェックイン時にクレジットカードの提示を求められることがあるため、ステータス性の高いプラチナカードを提示することは信頼感につながるメリットがある。
メリット②利用可能枠の大きさ
審査基準が厳しいプラチナカードでは、一般カードに比べて利用可能枠が大きいことも特徴だ。
リクルートカードの利用枠は最大でも100万円だが、三井住友カード プラチナプリファードでは最大500万円の利用可能枠が与えられる。
大きな買い物や支払いの際に、カードの限度額が足りない場合は、複数枚のカードを使って決済したり、事前に現金を用意したりしなければならない。
しかし、利用可能枠の大きいカードがあれば1回の決済で完了するため、スムーズかつスマートに支払いを行うことが可能だ。
メリット③付帯特典の充実度
前述のカード比較で分かる通り、プラチナカードは年会費が高い分、付帯特典が充実している傾向にある。
空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスは、ステータスカードならではの特典だ。
そのほかにもプラチナカードでは、継続特典としてポイントのプレゼントや、レストラン・ホテルの優待などさまざまな特典が利用できる。
付帯特典はカードによって異なるため、プラチナカードに入会する際は複数枚のカードを比較して検討するようにしよう。
リクルートカードはプラチナカードの代わりになる?
リクルートカードは一般カードのみでプラチナカードなどの上位カードはないものの、通常時でも1.2%のポイント還元が受けられることは大きな魅力だ。
1.2%の水準は本記事で比較したプラチナカードよりも高い還元率であるため、ポイントを重視したい人にはリクルートカードがおすすめである。
ただし、リクルートカードは年会費が無料である分、特典やサービスは必要最低限のものに留められている。
プラチナカードのような空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスを求めている人には、やや物足りなく感じられるかもしれない。
コストやポイント還元率を重視する人はリクルートカード、ステータス性や特典の豪華さを求める人はプラチナカードを選ぶとよいだろう。
ポイント重視の人はプラチナカードの代わりになるリクルートカードがおすすめ
リクルートカードは豪華な付帯特典があるカードではないものの、年会費が永年無料&ポイント還元率が高いことが魅力のカードだ。
通常時1.2%の還元に加えて、リクルートのサービスでの利用では、さらにポイント還元率がアップする。
普段の買い物や支払いに利用するだけで効率よくポイントが貯まるカードであるため、ポイント重視の人はぜひリクルートカードへの入会を検討してみよう。
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