JCBゴールドとは？JCB ORIGINAL SERIESの上位ランクカードの種類や特徴も紹介

JCBゴールドは、JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードだ。

年会費無料のJCBカードSに加えて、さまざまな優待や特典を受けられるというメリットがある。

今回の記事では、JCBゴールドの特徴や、カードの種類、上位ランクのカードとの違いなどを詳しく解説する。

JCBゴールドの発行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

JCBゴールドとは？

まずは、JCBゴールドの基本情報を確認していこう。

JCBゴールドの基本情報

年会費 （本会員）	11,000円（税込） 初年度年会費無料（オンライン入会の場合のみ） ※お切り替えの方は初年度年会費無料の対象となりません
年会費 （家族会員）	1人目無料 2人目より1人につき1,100円（税込） ※本会員の年会費が無料の場合、家族会員も無料
申し込み対象	20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 ※学生不可
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外：最高1億円　 国内：最高5,000万円
貯まるポイント	Oki Dokiポイント
還元率	0.50％～10.00％ ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
追加カード	ETCカード 家族カード QUICPay

JCBゴールドは、JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードだ。

スタンダードカードであるJCBカードSやJCBカードWに比べて、充実した優待・サービスが特徴となっている。

旅行傷害保険や国内・海外航空機遅延保険、ショッピングガード保険なども手厚く用意されているため、よく海外旅行や海外出張に行くという方、大きな買い物を頻繁にするという方にも使いやすいカードだ。

バイオマスデザイン・ディズニーデザインも選べる

JCBゴールドのカードデザインは、3つの中から選択できる。

シンプルなゴールドの券面の「通常デザイン」、ディズニーキャラクターがデザインされた「ディズニーデザイン」、シンプルな白を基調としたデザインの「バイオマスデザイン」の3つだ。

中でもバイオマスデザインは、植物由来の原料を使用した券面となっていて、カードデザインを選ぶだけで環境に貢献できるというメリットがある。

資源の使用量を25％削減したり、CO2排出量を3.9グラム抑えられたりという効果が期待できるため、環境保全に努めたいという方はバイオマスデザインを選ぼう。

29歳以下はJCB GOLD EXTAGE

学生を除く29歳以下の方で、本人に安定継続収入のあるかたは、JCB GOLD EXTAGEの申し込みが可能だ。

初年度年会費は無料で、2年目以降の年会費も3,300円（税込）と割安な年会費でゴールドカードを持てる。

空港ラウンジサービスや旅行傷害保険、ゴールド会員専用デスクなど豊富な優待・サービスを利用できるため、ワンランク上のクレジットカードを持ちたいという20代は持っておきたい一枚だ。

新規入会ボーナス、EXTAGEボーナスなどでポイントが貯まりやすいというメリットもあるため、入会後すぐにショッピングの予定があるという方にもおすすめできる。

JCBゴールドのメリット

JCBゴールドを選ぶメリットをいくつか紹介する。

初年度は年会費無料で利用できる

JCBゴールドは、初年度の年会費が無料となっている。

2年目以降は11,000円の年会費がかかるものの、発行した最初の年は無料で利用できるのは嬉しいポイントだ。また、家族カードは1名まで無料で、2人目から1,100円（税込）で発行できる。

本会員の年会費に比べると非常に割安な年会費で発行できるため、家族が多いという方にもおすすめだ。

ポイントが貯まりやすい

ポイントが貯まりやすいのもJCBゴールドの特徴だ。

JCB ORIGINAL SERIESのカードは、ポイント優待店（JCBオリジナルシリーズパートナー）や海外での支払いに利用すると、Oki Dokiポイントが通常の2倍以上付与される。

ポイント還元率は店舗によって異なるが、一例は下記の通りだ。

ポイント優待店	ポイント還元率
スターバックス	20倍
Amazon	3倍
セブン-イレブン	3倍

さらに、JCBゴールドにはJCB STAR MEMBERSというメンバーシップ制度も用意されている。

これは、年間のカード利用金額に応じて、翌年ポイントアップの特典が受けられるというサービスだ。

例えば、JCBゴールドを年間300万円以上利用した場合、翌年のポイント還元率は2倍（2024年1月分まで1.6倍）となる。

ポイントをしっかりと貯めたい方にも、JCBゴールドはおすすめだ。

• 出典：JCB JCBスターメンバーズ

優待サービスが充実している

JCBゴールドで利用できる優待や保険サービスは下記の通りだ。

空港ラウンジサービスは、国内の主要空港およびホノルルの国際空港内のラウンジを無料で利用できるサービスだ。

よく飛行機に乗るという方は、搭乗前の時間をラウンジでのんびり過ごせるというメリットがある。

また、保険サービスも豊富なので、よく旅行に行くという方や国内外でよく大きな買い物をするという方も、安心して利用できるだろう。

JCBゴールドの上位ランクカードの種類・一覧表

JCBゴールドと、その上位ランクにあたるカードを比較して表にまとめた。

カードの種類	JCBゴールド	JCBゴールド ザ・プレミア	JCBプラチナ	JCB ザ・クラス
年会費	11,000円（税込） ※オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料	11,000円（税込） ＋サービス年会費5,500円（税込） ※条件を満たした方はサービス年会費無料	27,500円（税込）	55,000円（税込）
申し込み対象	20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 ※学生不可	招待制	25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 ※学生不可	招待制
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外：最高1億円 国内：最高5,000万円	招待時に案内	海外／国内：最高1億円	海外／国内：最高1億円
優待・サービス	空港ラウンジサービス ゴルフサービス	プライオリティ・パス JCBプレミアムステイプラン グルメルジュpowered by TABLE REQUEST	プライオリティ・パス グルメ・ベネフィット JCBプレミアムステイプラン プラチナ・コンシェルジュデスク	プライオリティ・パス グルメ・ベネフィット 専用コンシェルジュデスク ザ・クラスメンバーズ・セレクション ゴルファー保険
ポイント優遇制度	ポイント優待店での利用で2倍以上 海外ダブルポイント JCB STAR MEMBERS	招待時に案内	ポイント優待店での利用で2倍以上 海外ダブルポイント JCB STAR MEMBERS	招待時に案内

JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドを持っていて、一定の条件を満たした方が発行できる招待制のカードだ。

JCBゴールドの特典に加えて、国内外の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスや、おすすめのレストランを手軽に予約できるグルメルジュ powered by TABLE REQUESTなどのサービスを利用できる。

11,000円（税込）の年会費に加えて、サービス年会費5,500円（税込）が必要となるが、年間100万円以上のショッピング利用を行えば、サービス年会費分は無料となる。

また、家族会員の年会費は無料となっているため、使い方によってはJCBゴールドよりも年会費のコストを抑えて保有できる。

招待されるためには、以下の条件を満たす必要がある。

JCBプラチナ

JCBプラチナは、ゴールドカードよりもさらにハイクラスのカードだ。

年会費は27,500円（税込）と高額だが、JCBゴールドやザ・プレミアよりもさらに手厚いサービスを受けられる。

特に、レストランのコースメニューが2名以上の予約で1名分無料となる「グルメ・ベネフィット」やホテルやレンタカー、ゴルフ場などの手配を行ってくれる「プラチナ・コンシェルジュデスク」は人気の高い優待だ。

25歳以上でハイステータスのカードを持ちたいという方におすすめできるクレジットカードだ。

JCB ザ・クラス

JCB ザ・クラスは、JCB ORIGINAL SERIESの中で最もハイクラスのカードとなっている。

JCBゴールドカード以上のカードを持っている方で、一定の条件を満たした方に招待されるカードだが、招待条件は明らかにされていない。

JCBプラチナの優待に加えて、年1回厳選したアイテムが贈られる「ザ・クラスメンバーズ・セレクション」や専用コンシェルジュ、JCBザ・クラス会員限定のグルメイベント「ザ・クラス名食倶楽部」など特別な優待が用意されている。

最高位のステータスカードを持ちたいという方は、JCBザ・クラスを目指してみてはいかがだろうか。

JCBゴールドと他の種類のカードを比較して自分に適したカードを作成しよう！

今回は、JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードであるJCBゴールドについて、上位ランクのカードとの比較をしつつ、カードの種類や特徴について紹介した。

JCBゴールドは豊富な特典や優待が受けられるクレジットカードだ。

JCB ORIGINAL SERIESの上位カードにもさまざまな特徴があるため、自分のニーズやライフスタイルに合ったカードを選ぶと良いだろう。