同時期に追加されたJCBカード Ｗ Plus LとJCBプラチナカードを比較！

2017年に登場したJCB ORIGINAL SERIESには、JCBカード Ｗ・JCBカード Ｗ Plus L・JCBプラチナカードがある。

それぞれに違った特典があり、使用目的によっておすすめのカードは異なる。

本記事では、JCBカード Ｗ Plus LとJCBプラチナカードを比較し、どんな人におすすめなのかを合わせて解説しよう。

JCBカード Ｗ Plus LとJCBプラチナカードの違いとは？

	JCBカード Ｗ Plus L	JCBプラチナ
年会費 (本会員)	無料	27,500円（税込）
年会費 (家族会員)	無料	1人目無料 2人目より1人につき3,300円（税込）
申し込み対象 （本会員）	18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人 ※高校生除く	25歳以上で、本人に安定継続収入のある人 ※学生不可
申し込み対象 （家族会員）	生計を同一にする配偶者・親・子供（高校生を除く18歳以上） 本会員が学生の場合は申込不可	生計を同一にする配偶者・親・子供（高校生を除く18歳以上）の人
旅行傷害保険 （死亡・後遺障害の場合）	海外 ： 最高2,000万円（※） 国内 ： ― ※利用付帯	海外：最高1億円（※） 国内：最高1億円（※） ※利用付帯
ショッピングガード保険	海外 ： 最高100万円（1事故につき自己負担額10,000円） 国内 ： ―	海外：年間最高500万円 （1事故につき自己負担額3,000円） 国内：年間最高500万円 （1事故につき自己負担額3,000円）
特典	Oki Dokiポイント	Oki Dokiポイント
還元率	1.00％～10.50％ ※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合	0.50％～10.00％ ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
追加可能なカード	ETCカード QUICPay 家族カード	ETCカード QUICPay 家族カード
Apple Pay	設定可	設定可
Google Pay(TM)	設定可	設定可
	詳しくはこちら	詳しくはこちら

JCBカード Ｗ Plus LとJCBプラチナカードでは、年会費や旅行傷害保険、ショッピングガード保険などで大きな違いが見られる。

ポイントプログラムはOki Dokiポイントで、プラチナは0.5%、Ｗ Plus Lは1.0%が基本の還元率だ。

JCB ORIGINAL SERIES (JCBカード Ｗ Plus L)のメリット

JCBカード Ｗ Plus Lのメリットは以下の通りだ。

いつでも還元率が2倍になっていたり、年会費無料ながら海外旅行傷害保険やショッピングガード保険を活用できたりと、さまざまなメリットがある。

また、最短5分でカードを発行するには以下の条件を満たす必要がある。

そして、JCBカード Ｗと基本の特典は同じだが、JCBカード Ｗ Plus L限定の特典が用意されているのだ。

	提携先企業	内容
プレゼント	JCBトラベル	JCBトラベルで使える旅行代金1万円分目録6人
	cinema LINDA	TOHOシネマズ映画鑑賞券25組50人
優待情報	ラクリッチ	大丸・松坂屋の冷凍グルメ便「ラクリッチ」が1,000円オフ
	パンスク	全国のパン屋さんから届くパンの定期便「パンスク」初回2,000円オフ
	スターバックス	スターバックス カードへのオンライン入金でOki Dokiポイントが10倍 Starbucks eGiftの購入でOki Dokiポイントが20倍
	JCBトラベル	旅行の申し込みでOki Dokiポイントが2倍
	プリンスホテル	東京タワーを間近に見られるタワービューテラスご利用でワンドリンクサービス 新横浜プリンスホテル　時間無制限ブッフェを10％オフでご案内
	ワタベウェディング	会員限定優待
	藤田観光	グランピングスタイルスタンダード料金を特別優待 スイートルームゲスト専用のエグゼクティブラウンジを特別優待 箱根ホテル小涌園 ランチビュッフェと午後から楽しむユネッサン 特別優待 箱根小涌園 三河屋旅館 夕朝食付き宿泊プランを優待料金でご案内 五感を癒す箱根の湯宿「箱根小涌園 天悠」特別優待プラン

プレゼントや優待特典のほかにも、女性特有の疾病による入院や手術費用を手厚くサポートしてくれる女性疾病保険にも加入できる。

コストパフォーマンスを重視する人にとって、JCBカード Ｗ Plus Lは非常に魅力的なカードだ。

一方で、旅行に行く頻度が多く、旅先で活用できる特典を求めている人には、物足りないと感じるだろう。また、18歳〜39歳までしか作成できない点に注意が必要だ。

JCBプラチナカードのメリット

27,500円（税込）の年会費がかかるJCBプラチナには、価格に見合った特典が用意されている。

メリットは以下の通りだ。それぞれについて詳しく説明しよう。

プラチナカード専属のコンシェルジュサービス

プラチナ会員専用デスクとして24時間365日利用可能なプラチナコンシェルジュサービスが付いている。

旅行に関する各種サポートやゴルフ場・チケット・レストランなどのエンターテインメントに関する相談など、幅広く対応してくれる。

急な接待が決まった際にお店を予約してくれたり、出張時の宿や交通機関を予算に配慮しながら手配してくれたりと、秘書のような役割を果たしてくれるだろう。

コンシェルジュに依頼できる具体的なサービスは以下の通りだ。

プラチナカード利用者だけのラウンジやホテル特典

JCBのプラチナ・コンシェルジュデスク経由で提携ホテルを予約すると、通常よりもお得に宿泊が可能だ。

アーリーチェックインやレイトチェックアウト、朝食無料やホテル内のレストランの割引特典など、さまざまな優待を受けられる。対象ホテルの一例を紹介しておこう。

会員限定のレストラン優待プラン

グルメ・ベネフィットというサービスが付帯しており、国内の厳選されたレストランで所定のコースメニューを2人以上で予約すると、1人分の料金が無料になる優待サービスがある。

また、全国の対象店舗を予約し、専用クーポンを提示後にカードを使用すると、利用合計金額またはコース代金が20%オフになる。

ほかにも海外旅行傷害保険やプライオリティ・パスなど、特典のバリエーションは豊富だ。

JCBプラチナは年会費として27,500円（税込）が必要だが、旅行やエンターテインメント好きな人は特典だけで元を取れるだろう。

JCB ORIGINAL SERIESは自分に合ったカードを選ぼう

JCBカード Ｗ Plus LとJCBプラチナの基本情報やメリットを比較してきた。それぞれのカードは特徴が大きく異なるため、一概にどちらが優れているというわけではない。

人によって相性がある。JCBカード Ｗ Plus Lのメリットは以下の通りだ。

なお、最短5分でカードを発行するには以下の条件を満たす必要があることは覚えておこう。

一方で、JCBプラチナのメリットは以下の通りである。

コストパフォーマンスを重視する人にはJCBカード Ｗ Plus L、旅行が好きな人にはJCBプラチナがおすすめだ。自分に合ったクレジットカードを作成して、効果的に特典を利用しよう。