- ローソンPontaプラスはどのような人におすすめか知りたい
- ローソンPontaプラスのメリットやデメリットを確認したい
- ローソンPontaプラスに入会する必要性はあるのか知りたい
ローソン銀行が発行するローソンPontaプラスはどのような人向けのクレジットカードなのか気になる人も多いかもしれない。
本記事ではローソンPontaプラスへの入会をおすすめできる人の特徴やメリットデメリットについて解説する。
ローソンPontaプラスに入会する必要性があるのか、ぜひ参考にしてみてほしい。
ローソンPontaプラスはおすすめなの?メリットを解説
ローソンPontaプラスは文字通りコンビニエンスストアのローソンで利用すると恩恵が大きいカードであるが、ローソン以外で利用すると損するわけではない。
ここではローソンPontaプラスのメリットをまとめた。普段あまりローソンを利用しない場合でもお得になるケースも多いため、ぜひ参考にしてみてほしい。
具体的には主に下記のメリットがある。
- 年会費無料で通常のポイント還元率が1%
- ローソン利用で最大6%、ウチカフェスイーツ購入でさらに10%還元(上限あり)される
- 会員限定のキャンペーンや優待内容が豊富
- ためたPontaポイントの使い道が豊富でJALマイルにも交換可能
年会費無料で通常のポイント還元率が1%
クレジットカードで通常のポイント還元率が1%以上のものは珍しくないが、たとえ数千円規模の少額だったとしても年会費がかかるパターンが少なくない。
その点ローソンPontaプラスは年会費無料で維持費がかからないにもかかわらず、通常のポイント還元率が1%と高めに設定されているのは大きな特徴だ。
もちろん他にもメリットがあるが「年会費無料で通常還元率が1%」というだけで入会する価値があるといっても過言ではないだろう。
ローソン利用で恩恵が大きい
毎月10日と20日にローソンを利用すると最大6%、ウチカフェシリーズのスイーツを購入するとさらに10%ポイント還元される。
スイーツ購入は月間1000ポイントの上限が設定されているが、あわせて最大16%のポイントが付与されるため、無視できない内容である。
例えば10日の20時頃に300円分のスイーツを購入した場合、48ポイントが付与される。
通常還元率で同じポイント数を獲得するためには4800円分の買い物をする必要があると考えると非常にメリットが大きいといえるだろう。
会員限定のキャンペーンや優待内容が豊富
ローソンPontaプラスは会員向けのキャンペーンや優待内容も充実している。今回は2023年8月末時点での内容を紹介するが、時期によって内容が大きく異なることもあるため、最新情報を確認してほしい。
- 期間中にローソンPontaプラスで2万円以上買い物をすると抽選で最大10万円当たる
- 2万円以上買い物をすると自動的に抽選対象となり、エントリー手続きをする必要がないのは便利だ。また5万円以上利用した場合は、抽選口数が3倍になる。
- 抽選で買い物金額の20%キャッシュバック(上限10万円)
- ローソンPontaプラスを含む三菱UFJニコスが実施しているキャンペーンで、買い物金額が増えるほど抽選に参加できる回数が増える仕組みになっている。ただ、こちらは先程と異なりキャンペーンへの登録が必要だ。買い物をすると自動的に抽選対象となるわけではないので注意しよう。
- 電気やガス料金を支払うと抽選で1,000ポイント還元
- もちろん抽選に外れても通常1%のポイント還元は適用される。
- 9のつく日は抽選でQUICPay支払い分を全額キャッシュバック(上限1万円)
- 毎月9日、19日、29日はQUICPay利用でお得になる可能性がある。
- ローソンApple Pay特典(上限あり)
- 毎週金曜日、土曜日、日曜日にApple Pay決済をすると最大10倍ポイントがたまる。初回のみエントリー手続きが必要となるので忘れないように注意しよう。キャンペーンの多くが抽選となっているのに対し、今回は要件を満たせば全員付与される点は嬉しいポイントだ。
- 各種優待特典あり
- ここまで紹介したキャンペーン以外にも、おそうじ本舗のハウスクリーニング代が10%割引される、動画配信サービスのU-NEXT の1ヶ月無料体験時に付与されるポイントが2倍になる等の優待特典がある。
ためたPontaポイントの使い道が豊富でJALマイルにも交換可能
ローソンPontaプラスの利用でためられるPontaポイントは全国共通ポイントサービスの1つであり、さまざまな使い道が存在するため臨機応変に利用できるのも大きなメリットだ。
ローソンをはじめPontaポイント提携店での利用だけでなく、JALマイル等への交換も可能だ。
ためたPontaポイントで旅行予約サイトのじゃらん経由でホテルを予約し、交換したJALマイルを使って航空券を購入するといった使い方もできる。
ローソンPontaプラスのデメリットとは?あまりおすすめできないポイント
一方でローソンPontaプラスには下記のようなデメリットがある。
- クレジットカードの利用可能枠が少ない
- 家族カードがなくカードデザインは1つのみ
- 旅行傷害保険が付いていない
- ゴールドカード等の上位クラスはない
一律で損するわけではないが、使い方次第では向かないこともあるので、自分自身がローソンPontaプラスに入会した場合、どのようなシーンで利用する可能性があるのか、事前にシミュレーションする必要がある。
クレジットカードの利用可能枠が少ない
ローソンPontaプラスの利用可能枠は10万円から100万円となっている。
ローソンやスーパーなどでの買い物がメインで、1ヶ月あたり100万円を超えるような使い方はしない場合は別だが、500万円や1,000万円など多額の利用可能枠を希望する場合は向いていない。
家族カードがなくカードデザインは1つのみ
ローソンPontaプラスには家族カードがないため、専業主婦(夫)や学生などが利用したい場合が自分自身の名義で入会する必要がある。
家族カードの場合は支払先の引き落とし口座も本会員が用意するが、ローソンPontaプラスを利用する場合は自分自身の名義の口座登録が必要となるので注意しよう。
また、カードデザインはシンプルなもの1種類しかない。カードデザインに拘りがなければ気にする必要はないが、アニメやキャラクターなどがデザインされたクレジットカードを使いたい場合は向かない。
旅行傷害保険が付いていない
国内や海外旅行をする際に必要となることが多い旅行傷害保険は付いていない。そのためローソンPontaプラスをメインカードとして使い、他にクレジットカードを持っていない場合は、保険会社が提供する各種旅行保険に加入する必要がある。
年会費無料のカードなので致し方ないが、旅行や出張等で特に海外に行く機会が多い場合は、別途保険商品を購入するか、海外旅行傷害保険が充実しているクレジットカードを発行する必要がある。
ゴールドカード等の上位クラスはない
ローソンPontaプラスにはゴールドカードやプラチナカードのような上位クラスのクレジットカードは存在しない。
そのため利用実績に応じてゴールドカードへの招待が行われるようなこともない。ゴールドカードなどステータスが高いカードへの入会を希望する場合は向かないだろう。
ローソンPontaプラスをおすすめできる人の特徴
ローソンPontaプラスに入会するメリットとデメリットを確認したうえで、ローソンPontaプラスをおすすめできる人の特徴について整理する。自分自身が該当するかどうかぜひ参考にしてみてほしい。
もちろん該当しないからといって損すると決まったわけではない。
- ローソンを利用する機会が多い
- 年会費無料で通常ポイント還元率1%のクレジットカードを持ちたい
- Pontaポイントを効率的にためて使いたい
- 毎月の利用金額は数万円、多くても10万円程度で利用可能枠はあまり気にならない
ローソンPontaプラスをおすすめできない人の特徴
一方でローソンPontaプラスの利用は向いていない人の特徴としては下記のようなケースが挙げられる。
- Pontaポイントをためたり使う機会がほとんどない
- 利用実績を積んでいずれはゴールドカードを持ちたい
- 100万円を超える利用可能枠が必要
- 旅行傷害保険(特に海外)をクレジットカードの付帯でカバーしたい
- Mastercard以外の国際ブランドのクレジットカードを希望する
- 自分の好きなアニメやキャラクターが描かれたクレジットカードを持ちたい
ローソンPontaプラスの国際ブランドはMastercardのみである。MastercardもVisaにつづく第2位のシェアを占める国際ブランドといわれることが多いため、国内外で対応する店舗やサービスも多く基本的には困らないと思われる。
ただしVisaやJCBなど、他の国際ブランドを使用したい場合は他社のクレジットカードへの入会を検討する必要がある。
サブカードとしてもおすすめなローソンPontaプラスを作成しよう!
今回はローソンPontaプラスはどのような人におすすめなのか解説した。年会費無料で通常ポイント還元率1%以上のカードを探している場合は非常におすすだ。
クレジットカードを持つ「維持費」もかからないため、他社のクレジットカードを持っている場合もサブカードとしてローソンやPontaポイント提携店を利用する際に使うのも1つの方法だ。
ローソンPontaプラスは新規入会者向けにキャンペーンを行っており、入会後に一定金額以上利用すると最大5000Pontaポイント付与される。
特典で付与されたポイントをローソンでの買い物やJALマイルへの交換などに使うこともできるので、自分自身に合った使い方ができるのも大きな特徴だ。Pontaポイントを効率的にためたい場合は特に検討してみてはいかがだろうか。