- イオンデビットカードのメリット・デメリットがわからない
- イオンデビットカードの開設方法を具体的に知りたい
- イオンデビットカードの注意点が知りたい
イオンで買い物する方の中には、「クレジットカードでは使いすぎる」ということからデビットカードを作成する方も多い。これから作成する人は事前にどのようなメリットがあるのかを把握しておきたいだろう。
この記事ではイオンデビットカードのメリット・デメリット、開設方法と注意点を解説する。
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イオンデビットカードとは?
イオンデビットカードとは以下の3つの機能を持ち合わせたカードだ。
- イオン銀行のキャッシュカード
- 電子マネーWAON
- JCBデビット
クレジット機能がないものの、口座残高に応じて一括で支払うデビット機能がある。またイオン銀行のキャッシュカードとしても利用できるうえ、WAONを利用して電子マネーで決済することもできる。
イオンデビットカードのメリット
はじめにイオンデビットカードのメリットを4つ紹介する。
メール通知サービスで使い過ぎを防止できる
イオンデビットカードで買い物をした際に「メール通知サービス」が届くため、使いすぎを防止することが可能だ。クレジットカードやデビットカードは、現金で支払うわけではないため、使いすぎる方も多い。
しかしどれくらい使っているのかを把握すれば、使いすぎを抑えることも可能となる。さらに利用限度額を1か月や1日などに設定することもできる。
また口座残高が少ない場合は一時的に10万円まで立て替えてくれるバックアップサービスの利用も可能。他の口座に預金があるものの、イオン銀行の口座に残高がない場合でもデイビットカードで支払することが可能。
お買い物トラブルやカード盗難による補償も充実
イオンデビットカードで購入した商品が破損してしまった場合、購入から180日間、かつ50万円まで保証してくれる。もちろん自身で破損した場合は対象外となるが、自然災害や交通事故などの偶然の事故になった場合は保証される。
ただし宝石や貴金属など対象にならないものもあるため注意してほしい。
イオンデビットカードは使用用途が幅広い
イオンだけでなく、なおかつ国内以外にも海外のVisaでも利用することが可能。さらに海外ATMで現地のお金を引き出すこともできる。
そのためイオンデビットカードがあれば海外でも支払いができるということ。仮にカード支払い対応していなくても現金の引き出しができる点は大きなメリットとなるだろう。
イオン系列の店舗での特典が付く
イオンカードなどと同様にイオン系列で買い物をするとさまざまな特典が得られる。
例えば200円ごとの買い物でWAONポイントが1ポイント付与されたり、20日と30日であればイオン系列の店舗での買い物が安くなるなどが挙げられる。
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イオンデビットカードのデメリット
イオンデビットカードのメリットを紹介したが、一方でデメリットもある。ここでは3つ紹介する。
イオンデビットカードは還元率が低い
イオンデビットカードは還元率が低いデメリットが挙げられる。通常買い物をした価格の1%分がポイント付与されることが多いが、イオンデビットカードではWAONポイントが0.5%である。
そのため他の企業と比較するとポイントが貯まりにくいというデメリットがある。
しかしイオンデビットカードは20日30日にイオン系列で買い物をすると5%オフになる特徴がある。
仮に5,000円分を買い物をした場合、1%のポイント還元であれば50ポイントしかたまらないが、5%オフの場合は250円安くなるため、トータルでみれば還元率の低さはそれほど大きなデメリットとは言い難いだろう。
支払用途に制限がある
イオンデビットカードはVISAなどの加盟店であっても利用できない場所がある。例えば以下のような店舗が当てはまる。
- ガソリンスタンド
- 高速道路
- タクシー(タクシー会社による)など
とはいえイオンカードセレクトなどのクレジット機能が付いていれば、上記の支払いも可能。
さらに電気や水道などの公共料金なども支払することができるうえ、ポイント付与もされるため、2つを使い分けることでデメリットを失くすこともできるだろう。
イオンデビットカードの作成方法
ここではイオンデビットカードの作成方法について紹介する。
開設できるか確認する
イオンデビットカードを作成するためには以下の条件をクリアしなければいけない。
- イオン銀行総合口座を保有していること
- 15歳以上の方
イオンデビットカードを作成するためにはイオン銀行総合口座を開設していないと引き落としできないため、はじめに開設しておく必要がある。
また15歳以上であれば申込することが可能であるが、口座残高以上の買い物はできないため、収入が少ない高校生や大学生などは利用できる範囲に限りがあるだろう。
オンライン申込を行う
イオンデビットカード申込先では「イオン銀行総合口座の所有で有りを選択」した後「お届け印の登録」が完了していれば申込フォームへ移行する。申込フォームでは以下の項目を入力する。
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 連絡先
- メールアドレス
- 郵便番号
- 職業
- イオン銀行総合口座の口座番号
その後所得証明となる源泉徴収票や確定申告書の写真、本人確認の書類をアップロードする流れとなる。
発行審査
申込が完了した後は、審査が行われる。
審査では収入や勤務先の確認、滞納履歴などから厳密にチェックを行う。特にクレジットカードなどで滞納履歴が多い人は審査が落ちる可能性も高いため注意してほしい。
一般的に問題がなければ、審査は通ることが多いだろう。
1週間から2週間ほどで発行
審査が無事完了すれば、1〜2週間ほどで申込時の住所登録先に届くようになっている。カードは「簡易書留郵便(転送不要扱い)」で郵送されてくるため、本人が受け取れるようにしていてほしい。
申込内容と本人情報が異なる場合は、カードが解約となる可能性もあるため注意が必要だ。
イオンデビットカードの注意点
ここではイオンデビットカードの注意点を2つ紹介する。
イオンデビットカードはETCカードは追加できない
ETCカードの追加発行に対応していないため、クレジットカードもしくはETCパーソナルカードで作成する必要がある。
一般的にETCカードを作る際は、クレジットカードと一緒に作ることが多いが、そもそもデイビットカード自体が対応していない。ETCカードを保有していない方は別で作成する手間がかかる。
海外旅行傷害保険がない
イオンデビットカードには海外旅行損害保険が付帯されていない。使用用途が幅広いため、海外利用に向いているが、万が一の保険がない点は理解しておかなければいけない。
イオンデビットカードはイオンで買い物する機会が多い人におすすめ
イオンデビットカードは口座残高に応じた金額を支払できるカード。WAONポイントが付与され使いすぎの防止にもなるメリットがある。
しかし海外でも使用できるものの、損害保険などがないため注意が必要だ。とはいえ国内のイオン系列で買い物する方であれば、20日と30日は安く買い物することもできる。
イオンデビットカードはオンラインで申込することができ、1週間から2週間程度で作成できるため、イオンで買い物する機会が多い方はぜひ作成してみてはいかがだろうか。
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イオンカードの種類に関する記事は下記を参考にしてほしい。