- PiTaPaとイオンカードの相性を知りたい
- PiTaPaに対応するクレジットカードを知りたい
- 交通系ICに対応したイオンカードを知りたい
主に西日本で利用できる交通系ICである「PiTaPa(ピタパ)」。
クレジットカードの中にはクレジット機能と交通系IC機能の両方を兼ね備えたものがあるが、イオンカードの発行を検討する人の中には、「PiTaPaとイオンカードには相互効果は存在するか」と気になる人もいるのではないだろうか。
本記事ではPiTaPaとイオンカードの相性、PiTaPaとクレジット機能が一体になったカード、交通系IC一体型のイオンカードについて解説する。
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PiTaPaとイオンカードの関係とは
結論から言えば、PiTaPaとイオンカードの同時利用による相互効果は、2023年9月時点では存在しない。
「PiTaPaをイオンのお店で使うことでお得になる」といった特典はないので注意しよう。PiTaPaとイオンカードの関係について、以下で詳細を解説する。
PiTaPaとは?
PiTaPaとは、SuicaやICOCAなどと同じく交通系ICに分類されるカードである。支払いは原則として、クレジットカードと紐づけることで料金を後払いにするポストペイ型だ。
そのため、事前チャージが必要なく、PiTaPaをかざすだけでいつでも利用できる。PiTaPaは電車・バスなどの公共交通機関以外にも、電子マネーとしてショッピングでの支払いに対応可能だ。
PiTaPa対応エリアは、主にJR西日本や関西の私鉄である。また、ICOCAやSuica、PASMOなど全国相互利用サービス対象エリアでも利用できる。
ただし全国相互利用サービス対象エリアでは、ポストペイ型ではなく手動での事前チャージが必要になるので注意しよう。
PiTaPa一体型のイオンカードはない
PiTaPa機能付きの他社のクレジットカードや、交通系IC付きのイオンカードはあるものの、PiTaPaと一体型のイオンカードは2023年9月現在取り扱われていない。PiTaPaと連動するイオンカードサービスも、現在は存在しないのが現状だ。
また、イオングループ対象店舗でPiTaPaの電子マネーが必ず使えるというわけではない。PiTaPaの電子マネーを、WAONポイントへ交換するといった特典も取り扱っていない。
結論として、PiTaPaとイオンカードに相互効果はあまりないと言える。PiTaPaとイオンカードは、それぞれ他のクレジットカードや特典と紐付けるのがよいだろう。
イオンカード以外のPiTaPa対応のクレジットカードには何がある?
PiTaPa対応のクレジットカードには、関西圏を中心に展開する企業と提携したラインナップが揃っている。
PiTaPa機能一体型と分離型の2種類があるので、発行前に確認しておこう。今回は一体型のクレジットカードを紹介する。
STACIA PiTaPa
STACIA PiTaPaとは、株式会社阪急阪神カードが発行するPiTaPa機能付きのクレジットカードである。
阪急阪神グループなどのSポイント優待店の利用で最大3.5%のSポイント還元が受けられる「エメラルドSTACIA PiTaPaカード」、阪神タイガースのイラストや阪神タイガース一軍公式戦のチケット特典がある「阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード」、阪急・阪神百貨店での利用で最大10%のSポイント還元が受けられる「ペルソナSTACIA PiTaPaカード」など、阪急阪神グループや関西の私鉄の利用がお得になるカードが揃っている。
AOYAMA PiTaPaカード
AOYAMA PiTaPaカードとは、洋服の青山がお得に利用できるクレジットカードである。AOYAMAポイントと、PiTaPaのショップdeポイントを同時に貯めることが可能だ。
AOYAMA PiTaPaカードを洋服の青山での決済に使うと、買い物代金が5%割引になる。さらにPiTaPaで支払うと、ショップdeポイントが5倍になるといった特典もある。
OSAKA PiTaPa
OSAKA PiTaPaは、Osaka Metro・大阪シティバスの乗車でポイントを貯められるPiTaPa機能付きクレジットカードである。
クレジットカードとして使うことで、OSAKA PiTaPaポイントも貯められる。
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PiTaPa以外の交通系ICに対応したイオンカードでおすすめは?
PiTaPaと相互効果があるイオンカードは現在ないものの、PiTaPa以外の交通系ICと提携しているイオンカードは発行できる。
イオンカードと交通系ICと連携して使いたい人は、発行を検討しよう。ここからは交通系ICと一体になったイオンカードを紹介する。
イオンSuicaカード
イオンSuicaカードとは、首都圏および全国各地で利用できる交通ICであるSuica機能を持ったクレジットカードである。
他のイオンカードと同じく、200円使うごとに1WAON POINTが貯まる(還元率0.5%)。ブランドはVISA・Mastercard・JCBにて発行が可能だ。
イオンSuicaカードはクレジット機能を持ち合わせながら、Suicaと同じように利用できるのが大きな特徴だ。機能を具体的に見ていこう。
- Suicaのオートチャージ機能(あらかじめ設定された条件に基づき、改札機にタッチした際に自動的にSuicaへチャージされるサービス)を使える
- JRE POINT、えきねっと、ホテル・駅レンタカーでのサービス・特典など、JR東日本の電車や駅ナカ店舗、駅レンタカーをお得に使える特典がある
- スマートフォンにてSuica機能を使えるようになるアプリ「モバイルSuica」に対応している
- 貯まったWAON POINTをSuicaへのチャージに利用できる
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)や国内旅行傷害保険を利用できる
また、他のイオンカードと同じくイオンマークのカード共通特典を利用できる。共通特典の内容を見ていこう。
- イオングループ対象店舗での決済に浸かると、「WAON POINTの還元率2倍」「お客さま感謝デーでの買い物代金5%OFF」「55歳以上の会員限定でG.G感謝デーでの買い物代金5%OFF」の特典が適用される
- 毎月10日AEONCARD Wポイントデーでの利用なら、イオングループ対象店舗以外の利用でもWAON POINT還元率が2倍になる
- 優待加盟店で利用することでWAON POINTがさらに貯まる
- イオンシネマの映画料金が割引される
普段からSuicaでの交通機関の利用や、イオングループ対象店舗でのショッピングを行っている場合に、発行をおすすめするカードだと言えるだろう。
なお、イオンカードには他の交通系IC一体型として、「イオンSUGOCAカード」や「イオンカード Kitaca」も存在する。お住まいの地域や使いたい交通系ICの種類に応じて、あなたがほしいものを選ぶとよいだろう。
\ ポイントもSuicaで利用できる! /
JMB JQ SUGOCA
JMB JQ SUGOCAとは、JQ CARD、JALマイレージバンク、SUGOCAの機能が一体となったクレジットカードである。こちらはWAON機能が搭載されておらず、WAONポイントの代わりにJALマイルやJRキューポのポイントプログラムが適用されるのが特徴だ。
貯めたマイルは、国内線航空券・国際線航空券への交換や、JALグループのホテルなどで使えるJALクーポンへ交換可能だ。1万マイル辺り1万2,000円相当の交換率になる。
他にも「JRキューポとマイルの相互交換」「JALタッチ&ゴーサービスの利用」「対象となるJR九州の駅ビルでの利用で割引やポイント贈呈」などの特典が付いてくる。オートチャージにも対応しているので、SUGOCAの対応エリアにお住まいの人にとって非常に利便性が高いカードだと言えるだろう。
ただし、イオングループでの利用でお得な特典がほしい場合は、前述のイオンSuicaカードがよい。また、交通系ICよりもイオン特典を重視したい人は、イオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)といった、オーソドックスなイオンカードを選ぼう。
PiTaPaとイオンカードが一体になったものはない!
本記事では、交通系ICPiTaPaとイオンカードの相性について解説した。PiTaPaとイオンカードが一体となったものは存在せず、お互いに相互性がある機能が備わっているわけではない。
そのため、PiTaPaとイオンカードは別々に使うことになるだろう。
イオンカードの中には、イオンSuicaカードやJMB JQ SUGOCAといった、交通系ICと一体になったクレジットカードが存在する。もし交通系ICが使えるイオンカードを求めているときは、ぜひこれらのイオンカードの発行を検討してはいかがだろうか。
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