イオン銀行で振込できない?FIDO認証開始日に通帳アプリの振込は一部延期

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イオン銀行で振込できない?

イオン銀行のインターネットバンキングは、2026年9月7日からFIDO認証(スマホ認証)が必須になりました。振込やお客さま情報の変更は、スマートフォンの指紋・顔認証で本人確認をする方式に切り替わっています。ところが開始当日の時点で、通帳アプリからの振込機能は利用できず、機能拡充の一部が延期されました。「通帳アプリから振込できない」のはスマホの不具合ではなく、イオン銀行が案内しているとおりの状態です。急ぎの振込はブラウザのインターネットバンキング経由なら可能で、イオンカードセレクトの引落口座を持つ方も同じ扱いになります。

この記事を読むとわかること
  • 9月7日時点で「使える振込ルート」と「使えない振込ルート」
  • FIDO認証が必須になった取引と、契約者ID・パスワードだけで続けられる操作
  • イオンカードセレクト利用者が済ませておきたい登録(携帯番号・通帳アプリ・生体認証)
  • スマホを持っていない人がインターネットバンキングで振込を続けられる期限
  • 「FIDO認証の登録が必要」というSMSが届いたときの見分け方

※本記事の情報は2026年9月7日時点のものです。

目次
この記事の監修者
クレジット S 編集長 / FP

国内メガバンク出身/AFP認定者。金融知識と10枚以上のカード活用実績を元に、忖度のない情報を発信中。

イオン銀行で振込できない原因は9月7日のFIDO認証(スマホ認証)開始

9月7日以降にイオン銀行で振込が進まない原因は、この日から始まったFIDO認証(スマホ認証)への切り替えです。

口座が凍結されたわけでも、アプリが壊れたわけでもありません。イオン銀行は、自行をかたる不審なメールやSMSが多数報告されていることを理由に、振込などの重要な取引の本人確認をスマホの生体認証に一本化しました。その初日に、振込まわりで3つの変化が同時に起きています。

9月7日に起きた変化利用者への影響
通帳アプリの振込機能が一部延期アプリ内から振込を完了できない
アプリワンタイムパスワードの廃止従来のアプリ認証で振込を通せない
振込・情報変更にFIDO認証が必須化FIDO未登録だとメールワンタイムパスワードでしか振込できない

通帳アプリの振込機能は一部延期中

通帳アプリでFIDO認証を済ませたのに振込ができない、という状態はイオン銀行側の事情です。FIDO認証そのものは正常に利用できます。ただし、通帳アプリの中で振込を完了させる機能は、9月7日時点で使えません。イオン銀行は開始当日のお知らせで、機能拡充の一部を延期したと説明しています。

通帳アプリは本来、残高・明細の確認に加えて振込や定期預金の預入もできるアプリです。振込ボタンがあるのに先へ進めないと、自分の操作ミスを疑ってしまいます。開始当日に限っては、操作を何度やり直しても結果は変わりません。

アプリワンタイムパスワードは9月7日で廃止

これまで振込時に使っていたアプリワンタイムパスワードは、FIDO認証の導入と同時に廃止されました。以前のやり方で「ワンタイムパスワードを発行して入力する」手順を踏もうとしても、アプリ側の発行画面はもう使えません。この変更を知らずに振込画面で止まっている方も多いはずです。

一方で、メールで届くワンタイムパスワードは当面残っています。FIDO認証の登録がまだの方は、こちらを使えば振込を通せます。具体的な手順は次の章で説明します。

残高照会や入出金明細の確認は従来どおり

FIDO認証が必要になったのは、お金を動かす操作と個人情報を書き換える操作だけです。契約者IDとパスワードでのログイン自体は続けられます。残高や入出金明細の確認、取引履歴の照会はこれまでどおりです。ただし、ログインだけでは使える機能に制限があります。

「振込できない」という状況を整理すると、次のようになります。

やりたいこと9月7日時点の状態
残高・入出金明細を見る従来どおり可能
通帳アプリから振込する一部延期のため不可
ブラウザのインターネットバンキングから振込するFIDO認証またはメールワンタイムパスワードで可能
ATMから振込する従来どおり可能

では、急いで振込したいとき、具体的にどの画面でどう操作すればよいのでしょうか。

急ぎの振込をインターネットバンキングで済ませる手順

9月7日時点で確実に振込できるルートは、ブラウザからインターネットバンキングにログインする方法です。

通帳アプリを閉じて、スマホかパソコンのブラウザでイオン銀行のサイトを開きます。認証手段は、FIDO認証の登録が済んでいるかどうかで分かれます。

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状況使う認証手順の要点
FIDO認証を登録済みスマホの生体認証ブラウザで振込内容を入力し、認証画面でスマホの指紋・顔認証を通す
FIDO認証を未登録メールワンタイムパスワード登録メールアドレスに届く番号を入力する
どちらも難しいATMまたは定額自動振込キャッシュカードでATM振込、または自動振込の設定を使う

FIDO認証の登録が済んでいる場合

手順は3段階です。

  1. スマホまたはパソコンのブラウザで、イオン銀行のインターネットバンキングにログインする
  2. 振込メニューから振込先と金額を入力する
  3. 認証画面で、通帳アプリを登録したスマホの指紋認証または顔認証を通す

通帳アプリの中で完結しない点だけが、これまでとの違いです。パソコンで振込内容を入力し、認証だけスマホで行う使い方もできます。登録した端末が手元にないと認証を通せないため、外出先で振込する予定がある日はスマホを忘れないようにしてください。

メールワンタイムパスワードで振込する場合

FIDO認証をまだ登録していない方は、従来のメールワンタイムパスワードで振込できます。振込内容を確認する画面で、登録済みのメールアドレスに数字のパスワードが届きます。それを入力すれば振込は完了です。

メールが届かない場合は、登録アドレスが古いままになっていないかを確認します。迷惑メールフォルダに振り分けられているケースも珍しくありません。アドレス自体を変えたい場合は、お客さま情報の変更にあたるため、FIDO認証か現在のメールワンタイムパスワードで本人確認をしたうえで手続きします。

ATMや定額自動振込に切り替える場合

インターネットバンキング自体が難しい場合は、イオン銀行ATMでキャッシュカードを使って振込できます。イオンカードセレクトもキャッシュカードとして使えるので、イオンの店舗にあるATMでそのまま振込が可能です。現金での振込は一部のATMに限られ、限度額は10万円です。

毎月同じ相手に同じ金額を送っている方は、定額自動振込の設定も選べます。イオン銀行宛なら手数料は無料、他行宛は110円で自動的に振り込まれます。ただし、定額自動振込の新規登録自体はFIDO認証の対象取引です。すでに設定済みの振込は動き続けますが、これから新しく設定する場合は認証が必要になります。

急ぎの振込を済ませたら、今回何が変わって何が変わらないのかを確認しておくと、次の取引で迷いません。

FIDO認証(スマホ認証)で変わった取引と変わらない取引

FIDO認証の対象は、振込のほか、振込限度額の引き上げや氏名・住所・電話番号の変更など「悪用されると損失が大きい操作」に絞られています。

残高を見るだけの操作までスマホ認証を求めているわけではありません。

FIDO認証が必要になった主な取引

イオン銀行が2026年2月2日の発表で示した対象取引は次のとおりです。

区分取引・手続き
お金を動かす振込、WEB即時決済サービス、定額自動振込の新規登録
限度額を変える振込限度額の引き上げ設定
個人情報を変える氏名・住所・電話番号の変更
口座や暗証番号を扱う普通預金残高がある状態での総合口座解約、暗証番号の変更

振込限度額については、引き上げだけが対象です。インターネットバンキングの振込限度額は0〜1,000万円の範囲で1万円単位で設定でき、引き下げは即時、引き上げは翌日0時に反映されます。長期間振込していない口座は、セキュリティ上の理由で限度額が引き下げられていることがあります。久しぶりに振込する方は、金額を入れる前に限度額の設定を見ておくと、認証を通した後にエラーになる手間が省けます。

ワンタイムパスワードとFIDO認証の違い

ワンタイムパスワードは、その場限りの数字を発行して入力する方式でした。数字さえ手に入れば第三者でも取引を通せるため、偽サイトに誘導して入力させる手口に弱い面があります。

FIDO認証は、パスワードを使わずにスマホの生体認証だけでログインや取引を進める方式です。認証に使う機密情報をサーバーと共有せず、端末側で本人確認を済ませた結果だけを銀行に送ります。偽サイトに数字を打ち込ませる手口が成り立たなくなる点が、イオン銀行が切り替えに踏み切った理由です。

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比較項目ワンタイムパスワードFIDO認証(スマホ認証)
本人確認の方法発行された数字を入力スマホの指紋・顔認証
銀行に送る情報パスワードそのもの認証を通過した結果のみ
必要な端末メール受信環境またはアプリ通帳アプリを登録した本人のスマホ1台

開始日が7月から9月7日に延期された経緯

イオン銀行は2026年2月2日に、7月からFIDO認証を導入すると発表しました。その後6月11日に、導入時期を9月へ延期すると案内しています。延期の理由は「より円滑にサービスを提供するための対応」で、準備を済ませていた利用者に追加の手続きは求めませんでした。

そして9月7日に正式に開始した一方で、通帳アプリからの振込機能は間に合わず、一部延期という形になっています。予定どおり全機能がそろったわけではない点は、覚えておいて損はありません。

この変更は、イオン銀行口座と一体になっているイオンカードセレクトの利用者にも同じように及びます。

イオンカードセレクト利用者が受ける影響

イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードと一体のカードなので、今回の認証変更をそのまま受けます。

カード会社側の変更ではなく銀行側の変更ですが、口座がイオン銀行に固定されている以上、無関係ではいられません。

引落口座がイオン銀行口座に固定されている

イオンカードセレクトのクレジット利用代金は、イオン銀行口座からの引落に固定されています。他行の口座を引落先に指定することはできません。給与口座が別の銀行にあり、毎月イオン銀行口座へ振込で資金を移している方は、その振込が今回の認証変更の対象です。

引落日までに残高が足りないと、カードの支払いが遅れます。通帳アプリで振込しようとして止まったまま放置すると、引落に間に合わないおそれがあります。ブラウザのインターネットバンキングか、イオンのATMで先に資金を移しておくのが確実です。

引落口座を自由に選びたい方には、イオン銀行以外の口座を指定できるイオンカード(WAON一体型)という選択肢もあります。両者の違いはイオンカードとイオンカードセレクトはどっちがいい?違いと選び方を徹底比較で整理しています。

口座固定を含めた弱点を先に知っておきたい方は、イオンカードセレクトのデメリットは?向いている人・WAON一体型が合う人を解説もあわせて読んでみてください。

申込画面に加わったスマホと携帯番号の条件

イオンカードの申込画面にも、変更が反映されました。イオンカードセレクトの入会手続きページには、次の注意事項が載っています。「イオン銀行インターネットバンキングでのお取引には、スマートフォンおよびその携帯電話番号が必要になります」。カードを作る段階から、スマホと携帯番号が前提になったということです。

同じページには、イオンフィナンシャルサービスが銀行代理業者として口座開設を仲介する旨も書かれています。既存のイオン銀行キャッシュカードがセレクト発行後に使えなくなる点も、ここで案内されています。これから申し込む方は、次の3点を先に確認しておくと審査後に困りません。

確認項目内容
携帯電話番号090・080・070で始まる本人名義の番号があるか
スマホ通帳アプリが動き、指紋・顔認証を設定できる端末か
既存のキャッシュカードイオン銀行のキャッシュカードやJCBデビット機能付きカードを持っていないか

即時発行を選ぶ場合は、マイナンバーカードとAEON Payアプリでの本人確認が必要です。最短5分でカード番号が発行され、ネットショップやApple Payですぐに使えます。通常発行は最短2週間程度です。

即時発行の手順と対応カードはイオンカードを即日発行する3つの方法!最短5分の手順と対応カードは?で、デザインごとの違いはイオンカードセレクトはどれがいい?デザインごとの特徴や申し込み方法を解説で詳しく説明しています。

すでにイオン銀行のキャッシュカードを持っている方は、セレクト発行後にそのカードが使えなくなる点に注意が要ります。

口座まわりの手順はキャッシュカード一体型のイオンカードの口座開設方法とは?開設手順や注意点について解説にまとめています。

カード決済やWAONの利用は対象外

FIDO認証はあくまでインターネットバンキングの取引に対する認証です。店頭やネットショップでのクレジット決済、電子マネーWAONでの支払いに、この認証が求められるという案内はありません。買い物のたびに生体認証が必要になるわけではないので、その点は切り分けて考えてください。

イオンカードセレクトの特典も変わりません。200円(税込)ごとに1WAON POINTの基本還元は従来どおりです。公共料金の口座振替1件につき毎月5WAON POINT、給与受取で毎月10WAON POINTという特典も変わっていません。イオン銀行間の振込手数料は0円、他行宛の振込手数料はイオン銀行Myステージに応じて最大月5回まで無料という条件も、認証方式とは別に続いています。

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カードの条件がスマホ前提になった以上、登録に必要な準備は早めに整えておきたいところです。

FIDO認証の登録に必要な3つの準備

準備は「携帯電話番号の登録」「通帳アプリの最新化」「スマホの生体認証設定」の3点です。

どれも数分で終わりますが、1つでも欠けるとFIDO認証の登録が進みません。

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準備内容つまずきやすい点
携帯電話番号の登録090・080・070で始まる番号をイオン銀行に届け出る固定電話・IP電話・フィーチャーフォンの番号は登録できない
通帳アプリの最新化「イオン銀行通帳アプリ」をダウンロードし最新版に更新する登録できるのは1人1端末のみ
スマホの生体認証設定指紋認証・顔認証(または端末のPIN)を端末側で有効にする設定手順は銀行ではなく携帯キャリアやメーカーに確認する

携帯電話番号の登録条件

FIDO認証の登録では、イオン銀行に届け出ている携帯電話番号への通話で本人確認をします。そのため、対象になるのは090・080・070で始まるスマートフォンの番号だけです。フィーチャーフォン、固定電話、050で始まるIP電話の番号は登録できません。

機種変更や乗り換えで番号が変わったのに、銀行側の登録を更新していない方は要注意です。登録画面には届出済みの番号しか表示されないため、今使っている番号が出てこなければ先に進めません。その場合は、イオン銀行ATM・店舗・コールセンターなどで番号の変更手続きをしてから登録に戻ります。すでに正しい番号を登録している方は、あらためて届け出る必要はありません。

通帳アプリの最新化と1人1端末のルール

FIDO認証は通帳アプリを通して行うため、認証に使うスマホに通帳アプリを入れておく必要があります。すでに使っている方は、アプリを最新版に更新しておきます。

見落としやすいのが、登録は1人1端末という制限です。複数のスマホで通帳アプリを使い分けることはできません。同居している夫婦や未成年の子どもであっても、同じ携帯番号や同じ端末をFIDO認証に使うことはイオン銀行が認めていません。家族それぞれがイオン銀行口座を持っている場合は、人数分のスマホと番号が要る計算になります。

スマホの生体認証設定と登録時の通話確認

端末側で指紋認証・顔認証、または端末のPINを有効にしていないと、FIDO認証は登録できません。イオン銀行は「生体認証やPIN認証などを利用する」と説明しており、生体情報そのものが外部に送られることはないとしています。設定の方法は機種ごとに違うため、イオン銀行のコールセンターでは案内していません。登録方法やエラー表示についても同様で、スマホ側の操作は携帯キャリアかメーカーに問い合わせる形です。

登録時には、キャッシュカードと本人確認書類も用意します。キャッシュカードはイオン銀行キャッシュカード、イオンカードセレクト、イオン銀行キャッシュ+デビットのいずれかです。本人確認書類は、届出内容と一致しているものを用意します。暗証番号を忘れている場合は再設定が先で、そのときは顔写真付きの本人確認書類が求められます。

通帳アプリでのFIDO認証登録の流れ

準備がそろえば、登録は通帳アプリの中だけで完結します。イオン銀行の公式ページに載っている手順は11ステップで、途中に「自分から電話をかける」工程と「振込限度額を設定する」工程が入る点が特徴です。

STEP
通帳アプリの「QR読取」タブをタップする

ここからFIDO認証登録が始まります。

STEP
「登録を始める」をタップする

案内画面が開くので、そのまま次へ進みます。

STEP
注意事項を確認して「同意する」をタップする

登録の前提条件が表示されるので、目を通してから同意します。

STEP
本人確認に使う電話番号を選ぶ

表示されるのは届出済みの番号だけです。出てこなければ番号変更が先になります。

STEP
「電話をかける」をタップし、表示された番号へ電話をかける

銀行からの着信ではなく、利用者側から発信します。通話料は利用者負担です。

STEP
本人確認完了画面で「次へ」をタップする

通話による本人確認はここで終わりです。

STEP
取引パスワードを設定する

インターネットバンキングを利用中の方は、この画面は表示されません。

STEP
FIDO認証登録完了画面で「次へ」をタップする

認証の登録自体はここで完了し、続けて限度額の設定に入ります。

STEP
1回あたり・1日あたりの振込限度額を入力する

1日あたりは1回あたり以上の金額にします。

STEP
変更内容を確認して「変更」をタップする

入力した限度額に誤りがないかを確認します。

STEP
振込限度額設定完了画面が出て登録終了

これでFIDO認証の登録は終わりです。

つまずきやすいのはステップ4と5です。ステップ4で自分の番号が表示されないときは、アプリ側では解決できません。イオン銀行ATM・店舗・コールセンターのいずれかで電話番号を変更してから、あらためて登録に入ります。

ステップ5は、銀行から電話がかかってくるのではなく、利用者が画面に表示された番号へかける方式です。通帳アプリを入れたスマホ、つまり届け出た番号のスマホからかける必要があります。通話料はかかるので、かけ放題プランでない方は少額ですが費用が発生します。

ステップ9以降の振込限度額の設定は、登録の一部として必ず通ります。限度額は「1日あたり」が「1回あたり」以上になるように入れます。ここで小さめの金額を入れると、後日の引き上げにはあらためてFIDO認証が必要になるため、毎月の資金移動額を目安に決めておくと二度手間になりません。

インターネットバンキングの画面から始める方法も用意されています。スマホのブラウザでログインし、上部メニューの「お客さま情報・各種設定」から「FIDO認証登録」を選びます。次の画面で、通帳アプリの状況に応じたボタンをタップする流れです。

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通帳アプリの状況タップするボタンその後の流れ
インストール済みでログイン済み「FIDO認証登録(通帳アプリを起動)」通帳アプリに切り替わり、上の11ステップに合流する
未インストール、またはログイン前「ダウンロード・FIDO認証登録」通帳アプリをダウンロードして利用登録をしてから、上の11ステップに進む

どちらを選んでも、登録そのものは通帳アプリの中で行います。インターネットバンキング側の画面はいわば入口で、通帳アプリを入れたスマホと、通話できる届出済みの携帯番号が要る点は変わりません。

準備を終えられる方はここまでで十分です。一方で、スマホを持っていない方や家族で端末を共有している方には、別の判断が残ります。

スマホがない人や家族で端末を共有している人の選択肢

スマホを持っていない方がインターネットバンキングで振込できるのは、メールワンタイムパスワードが使える2027年2月までの予定です。

その後は、ATMや店舗での取引に切り替えるか、認証用のスマホを用意するかの二択になります。

メールワンタイムパスワードが使える期限

イオン銀行が2026年2月2日に公表した移行スケジュールでは、メールワンタイムパスワードは2027年2月に終了し、認証はFIDO認証に一本化される予定です。

時期認証方式の状態
2026年9月7日FIDO認証開始。アプリワンタイムパスワード廃止
2026年9月〜2027年1月FIDO認証とメールワンタイムパスワードが併存
2027年2月(予定)メールワンタイムパスワード終了。FIDO認証に一本化

一本化後は、スマホがないとインターネットバンキングでの振込やお客さま情報の変更ができなくなります。パソコンだけで取引してきた方も同じ扱いです。パソコンでの振込を続けたい場合でも、認証用のスマホを1台用意することになります。

家族で同じ端末や番号は登録できない

「スマホは家に1台あるから大丈夫」と考えている方は、1人1端末のルールに引っかかります。同居の夫婦や未成年の子どもでも、同じ携帯番号・同じ端末をFIDO認証に使うことはできません。家族それぞれの口座で振込を続けるなら、それぞれに本人名義の番号とスマホが必要です。

配偶者名義の口座から生活費を振り込んでいる場合は、その配偶者本人のスマホでFIDO認証を登録する必要があります。代理で操作する運用はできなくなると考えておいたほうが、後で慌てずに済みます。

ATM・店舗で振込する場合の手数料と限度額

インターネットバンキングをあきらめてATMに切り替える場合、費用面の条件を知っておくと判断しやすくなります。

振込の方法手数料・限度額の条件
イオン銀行ATM(キャッシュカード)イオン銀行宛は無料。他行宛はMyステージに応じて最大月5回まで無料
イオン銀行ATM(現金)一部ATMのみ。限度額10万円。所定の手数料がかかる
店舗窓口原則として振込を受け付けていない。やむを得ない場合はATM手数料額に加えて所定の手数料

インターネットバンキングとATMの振込限度額は別々に設定されているため、ATMに切り替えた途端に「限度額が足りない」ということも起こります。ATM側の限度額も、あわせて確認しておいてください。

なお、認証方式が切り替わる時期は、変更に便乗した詐欺が増えやすいタイミングです。

FIDO認証をかたる詐欺メール・SMSの見分け方

イオン銀行は、FIDO認証に関する案内をSMS(ショートメール)で行うことはないと明言しています。

「FIDO認証の登録が必要です」「認証が未完了のため取引を制限しました」といったショートメールが届いたら、その時点で偽物と判断して問題ありません。

イオン銀行はSMSで案内しない

そもそも今回の認証強化は、イオン銀行をかたる不審なメール・SMSが多数報告されたことがきっかけです。認証方式を切り替える側の銀行が、同じ手口で案内を送ることはありません。メールで届く案内についても、本文中のリンクから開くのではなく、ブラウザで公式サイトを検索して直接ログインするのが安全です。

届いた案内判断
FIDO認証の登録を促すSMS偽物。リンクを開かず削除する
取引制限を理由に情報入力を求めるメールリンクは開かず、公式サイトから直接ログインして状況を確認する
通帳アプリ内やログイン後の画面に出る案内公式の案内。画面の指示に従う

登録方法やエラーの問い合わせ先

FIDO認証の登録でつまずいたときの問い合わせ先は、内容によって分かれます。スマホの指紋・顔認証の設定方法や、端末側のエラー表示は、携帯キャリアかメーカーの担当です。イオン銀行のコールセンターでは案内していません。

イオン銀行側の登録状況や口座の状態、電話番号の変更について確認したい場合は、公式サイトからログインして確認します。電話で聞きたいときの窓口はイオン銀行コールセンター(0120-13-1089、9:00〜18:00・年中無休)です。「登録状況を確認するのでこの番号に電話してください」という形で、メールやSMSで別の番号を指定してくる連絡は疑ってかかったほうが安全です。

よくある質問

FIDO認証を登録していなくても振込できますか?

できます。ブラウザでインターネットバンキングにログインし、メールワンタイムパスワードで本人確認をすれば振込が通ります。ただし、メールワンタイムパスワードは2027年2月に終了する予定なので、それまでにFIDO認証を登録しておくことになります。

通帳アプリからの振込はいつ使えるようになりますか?

9月7日時点で、イオン銀行は「機能拡充の一部を延期」とだけ案内しており、再開日は示していません。当面はブラウザのインターネットバンキングかATMで振込し、公式サイトのお知らせで再開を確認する形になります。

パソコンだけで振込していた場合はどうなりますか?

パソコンでの振込操作は続けられますが、認証の段階でスマホが必要になります。FIDO認証の登録には通帳アプリを入れたスマホと携帯電話番号が要るため、パソコン中心の方も認証用のスマホを1台用意することになります。メールワンタイムパスワードが使える2027年2月までが猶予期間です。

携帯電話番号を変えた場合は何をすればいいですか?

イオン銀行に届け出ている番号を新しい番号に変更します。手続きは店舗・ATM・インターネットバンキング・郵送のいずれかで可能です。ただし、電話番号の変更はFIDO認証の対象取引なので、インターネットバンキングで変更する場合は認証が必要になります。FIDO認証の登録画面に新しい番号が表示されない場合は、イオン銀行ATM・店舗・コールセンターで先に変更してください。

イオンカードセレクトの引落は今回の変更で止まりますか?

止まりません。クレジット利用代金の引落は口座振替なので、FIDO認証の対象外です。影響が出るのは、引落口座に他行から振込で資金を移している場合です。その振込にFIDO認証かメールワンタイムパスワードが必要になります。

まとめ

9月7日からイオン銀行の振込はFIDO認証(スマホ認証)が必須になりました。通帳アプリからの振込は一部延期で使えないものの、ブラウザのインターネットバンキングにログインすれば、FIDO認証かメールワンタイムパスワードで振込できます。イオンカードセレクトの引落口座を持つ方も同じ条件なので、携帯番号・通帳アプリ・生体認証の3点を早めに整えておくと、来月の引落に向けた資金移動で止まりません。

カードをこれから作る方は、申込時点でスマホと携帯番号が前提になった点だけ押さえておけば十分です。セレクト以外も含めて比べたい方は、イオンカード全18種類を徹底比較!おすすめの選び方と目的別ランキングを参考にしてください。

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