エポスカードのデンタルローンとは?実質年率(金利)は5.8%!審査・申込の流れ・仕組みについて解説

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エポスカードのデンタルローンとは?

インプラントや歯列矯正などの歯科治療は、治療内容によって費用が数十万円以上になることがあります。その費用を月々に分けて支払う方法のひとつが、エポスカードの「デンタルクレジット」です。

エポスのデンタルクレジットは、エポスが歯科医院へ治療費を立て替え、利用者が分割手数料を含めて月々支払う仕組みです。クレジットカードのショッピング枠を使う分割払いではなく、歯科治療費専用の個別クレジットとして契約します。

分割払手数料率は実質年率5.8%、支払い回数は2〜96回です。エポスカードの通常のショッピング分割払いは実質年率18.0%のため、同じ金額を同じ回数で支払う場合は、デンタルクレジットのほうが手数料を抑えやすくなります

ただし、利用にはエポスカードへの入会とデンタルクレジットの審査が必要です。ホワイトニングは対象外で、治療内容と金額が決まる前の仮審査もできません。また、デンタルクレジットの利用分はエポスポイントの加算対象外です。

この記事では、エポスのデンタルクレジットの手数料率、支払い回数、審査・申し込みの流れ、他社デンタルローンとの違い、医療費控除やキャンセル時の注意点まで整理します。

※本記事の情報は2026年8月12日時点のものです。最新の条件は各社公式サイトや申し込み画面でご確認ください。

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目次
この記事の監修者
クレジット S 編集長 / FP

国内メガバンク出身/AFP認定者。金融知識と10枚以上のカード活用実績を元に、忖度のない情報を発信中。

エポスカードのデンタルローンとは?正式名称は「デンタルクレジット」

エポスのデンタルクレジットは、「エポスカードのデンタルローン」と呼ばれることもある、歯科治療費専用の分割払いサービスです。正式名称は「エポスのデンタルクレジット」です。

利用者が現金を借りて歯科医院へ支払うのではなく、エポスが利用者に代わって治療費を立て替える個別信用購入あっせん(立替払い)の契約です。利用者は、立替額に分割手数料を加えた支払い総額を月々支払います。

インプラントや矯正など、高額になりやすい歯科治療費を一度に用意せず、複数回に分けて支払える点が主な特徴です。ただし、分割回数を増やすほど手数料総額も増えるため、月々の支払額だけでなく支払い総額も確認する必要があります。

エポスのデンタルクレジットの仕組みと対象になる歯科治療

デンタルクレジットは、利用者・歯科医院・エポスの三者で成り立つ立替払い型の契約です。利用者が申し込み、エポスの審査で承認されると契約が成立し、エポスが歯科医院へ治療費を立て替えます。利用者は、契約内容に従ってエポスへ月々支払います。

クレジットカードのショッピング分割払いとは別の契約で、エポスカードのショッピング利用可能額を使う支払いではありません。ただし、デンタルクレジットにも審査があり、エポスカードを持っていない人はカード入会の審査も受ける必要があります。

公式サイトでは、インプラントや矯正などの歯科治療が対象として案内されています。ただし、ホワイトニングは対象外です。ほかの治療や処置が対象になるか判断しにくい場合は、申し込み前に歯科医院またはエポスへ確認しましょう。

エポスカードの通常分割払いとデンタルクレジットの違い

エポスカードの通常のショッピング分割払いは、支払い回数が3〜36回、実質年率が18.0%です。一方、デンタルクレジットの実質年率は5.8%で、2〜96回から選べます。同じエポスのサービスでも、手数料率、選べる回数、利用する与信枠が異なります。

エポス公式の例では、50万円を20回で支払う場合、通常のショッピング分割払いの手数料は約8.2万円、デンタルクレジットは約2.8万円です。差はおよそ5.4万円です。ただし、デンタルクレジットの手数料は治療開始日や支払開始日によって多少変わります。

項目エポスの通常分割払いエポスのデンタルクレジット
実質年率18.0%5.8%
支払い回数3〜36回2〜96回
主な対象通常のショッピング歯科治療費
利用できる範囲カードのショッピング利用可能額内最大200万円(別途審査あり)
50万円・20回の手数料目安約8.2万円約2.8万円

デンタルクレジットを使うには、エポスカードへの入会が必要です。ただし、デンタルクレジットとカードは同時に申し込めます。今エポスカードを持っていない人でも手続きを進められますが、審査結果によってはカードまたはデンタルクレジットを利用できない場合があります。

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エポスのデンタルクレジットの金利(手数料率)と支払い回数

デンタルクレジットを使うかどうかは、手数料と月々の負担を両方見て判断します。特に確認したいのは、実質年率・支払い回数・支払い総額の3つです。

エポスのデンタルクレジットの実質年率は5.8%

デンタルクレジットの分割払手数料率は、実質年率5.8%です。規約では、2月29日を含む1年については5.82%と定められています。手数料は、契約内容に記載された治療開始日を起算日とする残債計算で算出されます。

5.8%が低いか高いかは、比較する支払い方法によって変わります。エポスの通常分割払い18.0%と比べると手数料を抑えやすい一方、他社には4%台から表示されているデンタルローンもあります。エポスが常に最も安いとは限らないため、同じ申込金額と支払い回数で支払い総額を比べましょう。

支払い回数(2〜96回)と月々の支払額の目安

支払い回数は2〜96回で、最長96回なら支払期間は8年です。回数を増やすほど月々の負担は軽くなりますが、分割手数料の合計は増えます。ボーナス払いには対応しておらず、2〜96回の均等分割払いのみです。

利用条件は、クレジット利用金額が2,000円以上で、月々の支払いが1,000円以上になることです。「2,000円から利用できる」と「月々1,000円から支払える」は別の条件なので、混同しないようにしましょう。

エポス公式サイトに掲載されている支払い例の一部は、次のとおりです。

治療費支払い回数初回2回目以降支払い総額分割手数料
10万円23回(月5千円目安)5,100円4,600円106,300円6,300円
40万円50回(月1万円目安)11,810円9,000円452,810円52,810円
80万円96回(月1万円目安)16,600円10,400円1,004,600円204,600円

たとえば40万円の治療を50回払いにすると、初回は11,810円、2回目以降は9,000円です。支払い総額は452,810円で、このうち分割手数料は52,810円です。月々の負担を1万円前後に分けられる一方、支払い総額は治療費より増えます

支払い総額のシミュレーションの考え方

支払い総額は、治療開始日や支払開始日によって多少変わります。エポス公式Q&Aには、支払いは治療開始日の翌月27日から自動振替と記載されている一方、デンタルクレジットの引落し口座と支払日はエポスカードで設定する内容と同一とも案内されています。すでにカードを持ち、27日以外の支払日を設定している人は、申込時の契約内容で初回支払日を確認しましょう。

エポスには、デンタルクレジットのお支払シミュレーションがあります。入力するのは、治療開始予定日、申込金額、月々の支払額または支払い回数です。申し込む前に、月々いくらになり、総額でいくら支払うのかを確認しておきましょう。

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エポスのデンタルクレジットの審査と申し込みの流れ

デンタルクレジットは、誰でも無条件に使えるわけではありません。申し込めるのは18歳以上で、高校生を除く国内在住の人です。申し込みはスマートフォンから行い、エポス所定の審査を受けます。

申し込みに必要なものは?エポスカード入会〜治療費の確定まで

申し込みの前に、治療内容と治療費を確定させる必要があります。治療費が決まる前に、利用できるかどうかだけを確認する仮審査は受けられません。

手元に用意するものは、次の3つです。

申し込みに必要なもの
  • 歯科医院ごとの5桁の医院コード
  • 審査結果を受け取るメールアドレス
  • 二次元コードを読み取れるスマートフォンなどの端末

申し込みはWebからのみで、電話やFAXでは受け付けていません。公式では印鑑・証明書不要と案内されています。基本的な流れは、治療内容と治療費を決める、歯科医院で申込リーフレットを受け取る、スマートフォンで申し込む、メールで審査結果を受け取る、という順番です。

エポスカードを持っていない人は、エポスカードへの入会も必要です。デンタルクレジットとカードは同時に申し込めます。また、治療を受ける本人だけでなく、親や配偶者が申し込める場合もあります。公式では、治療を受ける人が成人なら実親、未成年なら親権者からの申し込みが可能と案内されています。

審査にかかる時間と結果連絡までの流れ

申し込みから審査結果まで、最短15分とされています。結果は、申し込み時に使用したメールアドレスへ届きます。

ただし「最短」は、もっとも早い場合の目安です。申込内容などによっては、結果が出るまで時間がかかることもあります。また、エポスの規定により利用できない場合もあります。15分で必ず結果が出る、必ず審査に通る、という意味ではありません

審査に通らないことがある主なケースと一般的な対処

エポスは、審査に通る具体的な基準や不承認理由を公表していません。そのため、「年収がいくらなら通る」「この条件なら必ず通る」と断定することはできません。

エポスの個人情報の取り扱いに関する同意条項では、与信判断や支払能力の調査に、申込内容のほか、申告した資産・負債・収入・支出、クレジット利用履歴、過去の債務返済状況などを利用するとしています。必要に応じて、収入を確認する書類の情報が利用される場合もあります。

また、エポスはCICとJICCに加盟し、申込・契約内容、利用残高、入金状況、延滞などの信用情報を支払能力・返済能力の調査に利用するとしています。現在の債務状況も確認対象になりますが、どの情報をどの程度重視するかは公表されていません。

過去の支払い遅れが審査に影響する可能性もあります。エポスの同意条項では、延滞などの支払い状況が信用情報として登録・利用されるとされています。ただし、支払い遅れがあれば必ず不承認になると断定することはできません。

登録内容に心当たりがある場合は、CICやJICCの本人開示で、自分の契約内容や支払い状況を確認できます。ただし、開示で確認できるのは信用情報機関に登録された情報であり、エポスの内部基準や個別の審査理由ではありません。申し込む前に、希望額が収入やほかの支払いに対して無理のない範囲かも見直しておきましょう。

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エポスのデンタルクレジットが向いている人・向いていない人

同じデンタルクレジットでも、向く人と向かない人がいます。判断の分かれ目になるのは、治療費の大きさ、月々の支払余力、手数料を負担してでも分割する必要があるかです。

向いている人|高額な自由診療を低めの手数料で分割したい人

向いているのは、インプラントや矯正など、金額の大きい歯科治療を受ける人です。エポスの通常分割払いと同じ金額・回数で比べる場合、デンタルクレジットのほうが実質年率が低く、治療費が高いほど手数料額の差も大きくなりやすいです。

たとえば80万円の治療を96回払いにすると、初回は16,600円、2回目以降は10,400円です。一度に大きな金額を用意しにくい人でも支払いを分散できますが、支払い総額は1,004,600円になります。月々の支払額だけでなく、20万円を超える分割手数料も含めて判断することが大切です

向いていない人|少額・保険診療のみで分割の必要が薄い人

治療費が少額で、手元資金から無理なく支払える人は、分割手数料を負担してまで利用する必要があるか確認しましょう。たとえば10万円を23回払いにすると、公式例で分割手数料は6,300円です。

保険診療だけで済む場合は、自由診療に比べて窓口で支払う金額が抑えられることもあります。一括で支払っても生活費や緊急予備資金に影響しないなら、分割しないほうが支払い総額を抑えられます。

治療内容・金額から見た判断の目安

判断するときは、治療内容、月々の支払額、支払い総額の順に確認します。対象は歯科治療ですが、ホワイトニングには使えません。対象か迷う処置が含まれる場合は、歯科医院またはエポスへ確認してください。

金額の面では、80万円の治療を96回払いにすると、分割手数料は204,600円です。月々の負担を抑えられる一方で、支払い総額は100万円を超えます。支払い回数を増やす前に、より少ない回数でも家計を圧迫しないかシミュレーションしましょう。

医療費控除を使えば、要件を満たす治療費について所得税などの負担が軽くなる場合があります。ただし、治療目的などの要件があり、金利や分割手数料は医療費控除に含まれません

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他社デンタルローン(アプラスなど)とエポスのデンタルクレジットの違い

デンタルローンは、エポス以外にもあります。代表的なサービスには、アプラス、ジャックス、オリコプロダクトファイナンス、イオン銀行などがあります。ただし、実質年率だけでなく、支払い回数、利用上限、契約方式、申し込める歯科医院が異なります。

エポス、アプラス、ジャックス、オリコプロダクトファイナンスは、取扱医院で申し込む立替払い型です。一方、イオン銀行のアシストプランは、借入金が本人名義の銀行口座へ入金される銀行ローンです。まず通院先で利用できるサービスを確認し、同じ申込金額と返済期間で比べましょう。

スクロールできます
サービス実質年率支払い回数・期間利用上限契約方式
エポス デンタルクレジット5.8%2〜96回200万円立替払い
アプラス デンタルローン取扱医院・申込画面で確認取扱医院・申込画面で確認取扱医院・申込画面で確認立替払い
ジャックス Dentcure4.5%〜6〜120回500万円立替払い
オリコPF デンタルローン3.9%または6.0%3〜84回500万円立替払い
イオン銀行 アシストプラン年3.80〜13.50%1〜8年10万〜700万円銀行ローン

※2026年8月12日時点。イオン銀行の金利表示は2026年1月1日現在です。オリコプロダクトファイナンスは、公式のデンタルローン申込ページに6.0%、別の公式案内に3.9%と記載されているため、申し込み先の画面や歯科医院で適用条件を必ず確認してください。

手数料率・支払い回数の比べ方

比べるときは、同じ申込金額・同じ支払い回数で支払い総額を確認します。あわせて、利用上限、月々の最低支払額、ボーナス払いの可否、繰り上げ返済の条件も見ておきましょう。実質年率が低くても、希望する回数や金額で利用できなければ比較対象にはなりません。

エポスは5.8%・2〜96回・最大200万円です。ジャックスのDentcureは4.5%〜・6〜120回・最大500万円で、公式表示上はエポスより低い料率から設定されています。月々の最低支払額は、エポスが1,000円以上、ジャックスが3,000円以上です。

オリコプロダクトファイナンスは、デンタルローン専用申込ページに実質年率6.0%と表示されています。一方、同社の別の公式案内には3.9%との記載があります。公式ページ間で表示が一致していないため、申し込み画面や歯科医院で実際に適用される条件を確認してください

アプラスは、公式ページ上で一律の実質年率、支払い回数、利用上限を表示していません。申し込みには、アプラス加盟歯科医院から案内される8桁の申込コードが必要です。サービス名だけで判断せず、取扱医院や申込画面で提示された支払い総額で比べましょう。

エポスのデンタルクレジットを選ぶメリット

エポスの特徴は、取扱医院で治療費が決まったあと、スマートフォンから手続きを進められる点です。公式では印鑑・証明書不要で、月々1,000円以上、利用金額2,000円以上から申し込めます。利用上限は200万円、審査結果は最短15分です。

エポスカードを持っていない人も、カードとデンタルクレジットを同時に申し込めます。また、通常分割払いの18.0%と比べると、デンタルクレジットの5.8%は手数料を抑えやすい水準です。ただし、他社より必ず低いわけではないため、支払い総額と利用条件をそろえて比較しましょう

他社のほうが合う場合の考え方

200万円を超える高額治療では、エポスの利用上限では足りません。ジャックスやオリコプロダクトファイナンスは最大500万円まで案内されているため、取扱医院で利用できるなら比較対象になります。120回まで選びたい人は、ジャックスの条件も確認するとよいでしょう。

一部または全額の繰り上げ返済を重視する人は、イオン銀行のアシストプランも比較対象です。インターネットバンキングまたは店舗での繰り上げ返済手数料は無料と案内されています。ただし、銀行ローン型のため、借入金はいったん利用者本人の口座へ入り、歯科医院への支払いは利用者自身で行います。

イオン銀行は、契約時に満20歳以上満60歳未満であること、普通預金口座を持っていること、安定・継続した収入が見込めることなどが条件です。原則として前年度税込年収200万円以上とされ、年金受給者、学生、無職、専業主婦・主夫は利用できません。金利も審査で決まるため、表示下限の年3.80%が必ず適用されるわけではありません。

また、イオン銀行のデンタルローン案内では、ホワイトニングにも利用できるとされています。エポスではホワイトニングが対象外のため、治療内容によっては比較対象になります。ただし、ローンの資金使途として利用できることと、医療費控除の対象になることは別です。美容目的の費用は医療費控除の対象になりません。

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エポスのデンタルクレジットを使う前に確認したい注意点

申し込む前に確認したいのは、対象外になる治療、仮審査の可否、医療費控除、入会特典とポイント、キャンセル時や支払い遅延時の扱いです。

ホワイトニングなど対象外の治療がある

エポスのデンタルクレジットは歯科治療費に利用できますが、ホワイトニングは対象外です。ほかの審美目的の処置まで一律に対象外と公表されているわけではないため、対象か迷う場合は歯科医院またはエポスへ確認してください。

医療費控除でも治療目的が確認されます。国税庁は、年齢や矯正の目的などから必要と認められる歯列矯正は対象になる一方、容ぼうを美化するための費用は対象にならないと説明しています。デンタルクレジットで支払えるかどうかと、医療費控除の対象になるかどうかは分けて判断しましょう。

仮審査はできず、治療費が確定してからの申し込みになる

「使えるか先に確かめたい」と思う人は多いですが、デンタルクレジットでは、検討段階での仮審査はできません

申し込めるのは、治療内容と治療費が決まってからです。歯科医院で治療方針と金額を確定させ、そのうえでWebから申し込みます。審査に通るかどうかだけを事前に確認する仕組みはありません

医療費控除の対象になる点と申請時の考え方

デンタルクレジットで支払った歯科治療費は、治療目的などの要件を満たせば医療費控除の対象になります。自由診療だから一律に対象外になるわけではありませんが、容ぼうを美化することを目的とした治療などは対象外です。

国税庁は、信販会社が立替払いした治療費は、その立替払いが行われた年、つまり歯科ローン契約が成立した時の医療費控除の対象になると説明しています。一方、歯科ローンにかかる金利や手数料相当分は対象外です。エポスのデンタルクレジットでも、申告の対象は分割手数料を除いた、医療費控除の要件を満たす治療費部分です。

医療費控除は、1年間に支払った対象医療費を基に計算する所得控除です。「支払った医療費が全額戻る」制度ではありません。控除額は、対象医療費の合計から、保険金などで補てんされる金額と10万円を差し引いて計算します。その年の総所得金額等が200万円未満の人は、10万円の代わりに総所得金額等の5%を差し引きます。控除額の上限は200万円です。

確定申告では、医療費控除の明細書を作成して提出します。領収書の添付は原則不要ですが、税務署から確認を求められる場合に備え、領収書などは5年間保管します。歯科ローンでは契約書や信販会社の領収書も保存するよう国税庁が案内しており、エポス公式ではご成約メールを5年間保管するよう案内されています。

新規入会特典とキャンセル時の扱いも確認する

エポスカードに初めて入会する人には、Visa加盟店でのショッピング利用分が請求時に合計3,500円割引になる特典があります。ただし、治療費には使えません。マルイ・モディでの利用は対象外で、利用期限は入会月を含む4カ月末日までです。過去にエポスカードへ入会した人は対象外で、特典内容は変更される可能性があります。

また、デンタルクレジットの利用分はエポスポイントの加算対象外です。入会特典やポイント付与を治療費の値引きとして見込まず、分割手数料を含む支払い総額で判断しましょう。

治療開始前にキャンセルする場合は、デンタルクレジットを解約できます。契約者本人が、エポスカードデンタルクレジットセンターへ連絡します。なお、治療開始日は、部材発注を含めて治療に関する費用が発生する日と案内されています。

治療開始後にキャンセルする場合は、歯科医院の規定に基づいて返金される未治療分などを、月々の支払いに充当できる場合があります。返金の有無や金額は治療契約・進捗によって変わるため、まず歯科医院に確認し、その後、契約者本人がエポスカードコールセンターへ連絡します。

支払いが遅れた場合の負担にも注意が必要です。デンタルクレジット規約では、支払日にエポスへ支払うべき債務を支払えなかった場合、システム処理料や事務手数料などとして484円(税込)を負担するとされています。遅延損害金が生じる場合もあるため、引落日前に口座残高を確認しておきましょう。

申し込む前に、次の点を確かめておくと安心です。

申し込み前のチェックリスト
  • 治療内容と治療費が確定しているか(仮審査はできません)
  • ホワイトニングなど、対象外の治療が含まれていないか
  • エポスカードへの入会が必要だと理解しているか(同時申し込み可)
  • 月々の支払額だけでなく、分割手数料を含む支払い総額を確認したか
  • 引落し口座と初回支払日を契約内容で確認したか
  • 医療費控除では、分割手数料部分が対象外になると理解しているか
  • 新規入会の3,500円OFF特典は、治療費には使えないと理解しているか
  • デンタルクレジット利用分は、エポスポイントの加算対象外だと理解しているか
  • キャンセル時は、治療開始前後で手続きが変わると理解しているか
  • 引落日前に口座残高を確認できる返済計画になっているか

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よくある質問

審査時間はどれくらいですか?

申し込みから審査結果まで、最短15分とされています。結果はメールで届きます。ただし「最短」は目安です。申込内容などによっては時間がかかることもあり、15分で必ず結果が出る、必ず審査に通る、という保証ではありません。

エポスカードを持っていなくても申し込めますか?

エポスカードを持っていない人でも、デンタルクレジットとエポスカードを同時に申し込めます。ただし、デンタルクレジットを利用するにはエポスカードへの入会が必要です。カードなしのまま利用できるわけではなく、審査結果によっては契約できない場合があります。

いくらから利用できますか?

クレジット利用金額が2,000円以上で、月々の支払いが1,000円以上になる場合に利用できます。上限は200万円です。「2,000円から利用」と「月々1,000円から」は別の条件です。

医療費控除は受けられますか?

治療目的などの要件を満たす歯科治療費は、医療費控除の対象になります。信販会社が立替払いした治療費は、その立替払いが行われた年(歯科ローン契約が成立した時)の対象となり、金利や分割手数料は含まれません。

容ぼうを美化することを目的とした治療などは対象外です。個別の判断に迷う場合は、税務署や税理士に確認してください。

繰り上げ返済はできますか?

エポス公式Q&Aでは、繰り上げ返済は「残金一括払い」の場合のみ可能とされています。一部だけを繰り上げる方法は用意されていません。手続きや一括支払額は、契約者本人がエポスカードコールセンターへ確認してください。

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出典

エポスカード「エポスのデンタルクレジット」
エポスカード「デンタルクレジット規定(2025年10月10日版)」
エポスカード「個人情報の取り扱いに関する同意条項(2026年4月1日版)」
エポスカード「デンタルクレジットお支払シミュレーション」
エポスカード「ショッピング分割払い・リボルビング払いの手数料率の改定について」(公開日:2025年6月27日)
エポスカード よくあるご質問「エポスポイント加算の対象外となる利用はありますか?」(公開日:2026年8月1日)
国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」
国税庁「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」
CIC「情報開示とは」
JICC「開示を申し込む」
アプラス「美容・歯科」
ジャックス「Dentcure(デントキュア)」
オリコプロダクトファイナンス「デンタルローン」
オリコプロダクトファイナンス「デンタルローンシミュレーション」
オリコプロダクトファイナンス「取り扱いローンのオススメポイント」
イオン銀行「デンタルローン イオンアシストプラン」

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