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どのような人がIFAになっているのか? 必要なスキルやIFAになった人前職についても解説

日本での資産運用の重要性が高まるにつれて、IFAの働き方が注目度を増している。IFAへの転職を検討している方もいるのではないだろうか。当記事ではIFAへの転職を求められる人物像やIFAの前職、IFAのなり方などについて解説する。

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目次

IFAに求められる人物像・スキル

IFAとして働く方には、どのような人物像やスキルが求められているのだろうか。以下では具体的に解説していく。

顧客の気持ちや希望に寄り添える心

IFA業務の特徴として挙げられるのは、特定の金融機関の方針や営業ノルマに左右されず、自分がよいと感じた商品やプランを顧客に提案できる点だ。IFAを利用する顧客の中にも、「証券会社の営業員にはできない、忖度なしの客観的なアドバイスがほしい」からとIFAを選ぶ方も少なくない。

つまりIFAには、そうした「顧客の気持ちや希望に寄り添える心やホスピタリティ」が求められる。

証券会社の営業員と差別化できるポイントとして、顧客に対するマンツーマンのサポートが提供できてこそ、IFAとして成功する近道となるだろう。

金融商品や資産運用への興味関心

IFAの顧客は、人によって資産状況や抱える悩みが当然ながら異なっている。顧客が持つさまざまなニーズに答えるためには、IFA自身が金融商品や資産運用に関する、深い知識を身に付けていなければならない。

そのためには、常日頃IFA自ら積極的に最新情報を収集し、スキル・知識をアップデートしていく必要がある。「仕事で仕方なく調べる」というより、自分から興味関心を持つことが大切になるだろう。

信頼される見た目や態度

IFAの業務では原則として、顧客や取引先への営業は、直接対面やWeb会議システムを通じて行うことも多い。その際に相手から信頼を得るには、見た目や態度にも気を配るべきだ。「人は見た目が9割」「第一印象が大切」といった言葉もある。

また、見た目だけでなく「マメな連絡」「誠実かつ丁寧な対応」「言葉遣い」などの相手に対する態度の面も、相手に与える印象を大きく左右する。

相手が「この人になら安心して資産の相談ができる」と思ってくれる振る舞いを意識しよう。

自分からスケジュールを立てて行動する能力

業務委託契約でIFA業務の場合、個人事業主として独立した立場の中、あらゆることを自分の判断で進めていかなければならない。誰かの指示を仰ぐことなく、すべての成果・失敗が自己責任であると考えておこう。

例えば業務委託契約のIFAは、次のことを自分の責任において行う。

・顧客の状況や希望に合わせた金融商品やライフプランの提案
・顧客や業務提携先とのアポイントメントやスケジュール調整
・業務での成功・失敗の分析・改善
・新しい販路や人脈形成
・経理などのバックオフィス作業
・業界や金融商品に関する最新情報の収集
・目標管理

なによりIFAの場合は、自身だけでなく顧客の将来や財産に対しても、大きな責任を負うことを忘れてはならない。

強いコンプライアンス意識

IFA業務を遂行するには、強いコンプライアンス意識が必要不可欠となる。

そもそもIFA業務で取り扱う金融商品は、金融商品取引法や金融商品販売法などの法律によって、営業や勧誘の方法が厳しく規定されている。

これらの法律に違反すると、顧客に発生した損失への損害賠償や、懲役および罰金などの刑事罰に処される可能性が出てくるのだ。

また、IFAは日本証券業協会の規則に則って仕事する必要もある。もし違反すれば、IFAとして働くのに必要な証券外務員資格の剥奪や、外務員登録の取消などの処分となる。

さらにIFAは、業務提携先によるコンプライアンスチェックが入るケースも珍しくない。重大なコンプライアンス違反が発覚すれば、契約解除につながる可能性もあるだろう。

このように、IFAの業務を行うにはさまざまな規制に従う必要がある。

とはいえ、損失のリスクもある金融商品の取り扱いや顧客の資産に関する提案など、相手の人生に大きな影響を与える仕事だと考えると、コンプライアンス意識を持つのは当然だといえるのではないだろうか。

コミュニケーション能力

IFAの業務は、原則として顧客とのコミュニケーションを密にして進める。そのため、顧客からの信頼を高めたり、要望を適切に聞き出せたりするコミュニケーション能力は重要となる。

また、業務委託先との交渉や販路拡大のための人脈づくりなど、IFAはさまざまな場面でコミュニケーションが発生する。どのような場面でも、円滑なコミュニケーションが取れることが、IFAとして成功する秘訣といえるだろう。

IFAは前職で金融機関経験を持つ方が多い

弊社アドバイザーナビ株式会社が実施した調査や、Quick資産運用研究所の「IFA実態調査(2018年9月)」などの結果を見ると、IFAは前職にて銀行信託銀行保険会社など金融機関経験を積んでいる。とくに、証券会社勤務の方が圧倒的に多い。

これは、金融商品の取り扱いや顧客への提案などを行う業務とIFA業務の相性がよく、前職の経験を生かしてIFAになる方が大半であるからと推測できる。

とはいえ、金融機関未経験からIFAへ転職するケースはゼロではない。正社員や契約社員としてIFA法人に雇用される形のIFAであれば、未経験で募集をかけている求人も存在する。

IFAの前職については、弊社コラムの「IFAになる人の前職とは」にて詳しく解説している。ぜひそちらも参照としてほしい。

IFAになる方法とは?

IFAに転職する方法として、「IFA法人と雇用契約や業務委託契約を結ぶ」と「金融商品仲介業者として独立する」という2つの方法がある。

正直に言えば、IFA経験もなくいきなり独立するのは非常に困難だ。そのため、これからIFAになろうと考えている場合は、IFA法人に所属して経験を積むのが一般的な方法となるだろう。

雇用契約でのIFAは、他の仕事の正社員と同じように固定給や手当てを受け取って働く。安定した収入や福利厚生、管理体制の下で働きたい方に向いている。営業成績によって、報酬が変動する歩合制が採用されているケースも多い。

一方で業務委託契約でのIFAは、原則として営業成績に応じた完全歩合制が採用されている。個人事業主として営業活動やバックオフィス作業はすべて自分で行う必要があるが、実力によっては1,000万円以上の年収を得ることも可能だ。

雇用契約と業務委託契約のどちらにせよ、IFAとして働くには「証券外務員資格」を取得し、外務員登録を受けなければならない。

IFAとしてより業務範囲や知識を広げたいのであれば、ファイナンシャル・プランニング技能士や保険募集人、宅地建物取引士、税理士などの資格を取得するのもよいだろう。

おわりに

IFAに転身する上では必要な資格や雇用体系、報酬の仕組みや証券会社のアドバイザーとの違いについて理解しておくことが大切だ。
まずは証券外務員資格を取得し、金融機関である程度の実務経験を積んでから転職活動を始めよう。IFAは雇用体系によって報酬の仕組みや働き方が大きく異なる。自分に合った雇用体系を選び、IFAとしての活躍を目指していこう。

IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになる。
しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

また、

「いくらぐらいの預かりがあれば良いのか?」

「金融機関時代の様なビジネスはできるのか?」

等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。
IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
弊社はこれまでに100名以上のIFAへの転職支援実績があり、「IFAへの転職利用満足度No.1」を獲得している。「女性シニアでもIFAになれるのか?」「顧客はいないがIFAになれるのか?」といった相談にも対応している。

まずは情報収集をしたいといったカジュアルな形からでも無料で面談ができるので、お気軽に相談してみてほしい。
最近は異動時期や賞与の時期が近いということもあり、毎日多くのご相談をいただいている。
現在、弊社代表も現場に出て転職エージェントとして面談をしているが、面談予約枠に限りがあるので早めの申し込みをおすすめする。

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