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保険選びは口コミを信じるべき?その真偽を見分けるためのポイント

この記事で解決できるお悩み
  • 保険選びに口コミが参考になるか知りたい
  • 口コミの情報が正しいか見分ける方法が知りたい
  • 自分に合った保険選びに役立つ情報収集の方法が分からない


保険を選ぶ際、ネットなどの口コミを一つの指標とする方も多いだろう。ただ、口コミ情報を本当に信じて良いのか、と悩むこともあるのではないだろうか。

本記事では、保険を選ぶ際に正しく口コミを活用する方法について解説する。また記事後半では、自分に最適な保険を見つけるときに必要な情報収集法についても合わせて説明する。

本記事が保険選びの基準として、参考になれば幸いである。

目次

口コミは保険選びに重要なものなのか

口コミは保険選びに重要なものなのか 生命保険ナビ

保険を選ぶ際に、口コミを参考にする人も多いのではないだろうか。

口コミには、実際に保険を利用した人の生の声が詰まっており、保険のメリットやデメリットを把握するのに役立つだろう。

ここでは口コミの意義と役割、そして口コミが保険選びにもたらす影響について詳しく説明しよう。

口コミの意義と役割

保険選びはライフプランを支える重要な決断の一つであり、選択を誤ると大きなリスクを抱えることになる。

口コミはどの程度信じられるものなのか、その真偽を見極める必要がある。

口コミの意義と役割について考えてみよう。

口コミは他人の経験や意見を通じて、保険商品に関する情報を得る手段の一つとなる。

たとえば、友人や家族からの口コミを通じて、特定の保険商品の満足度が低いこと、あるいは高いことを知ることもあるかもしれない。

また、インターネット上のレビューサイトやソーシャルメディアから集まる口コミも、新たな保険契約を検討する際に有用な情報源となることがあるだろう。

口コミを通じて他人の実際の経験を聞くことで、自分の保険選びに役立てることができる。

口コミが保険選びにもたらす影響

口コミは保険選びに大きな影響を与えることがある。

他人の体験談や意見を聞くことで、特定の保険商品に対する信頼感や不安感が生まれることがある。

たとえば、友人入院・手術をしたあとに保険金請求を行ったところ、支払いがとても迅速で安心できた、という話を友人から聞いたら、その商品に対する信頼度が高まるだろう。

また、口コミを通じて新たな視点や保険商品の特長に気付くこともある。

他人の経験や体験を通じて、自分自身がそれほど重要視していなかった保険のメリットに気付くことがあり、それが自身の保険選びに影響を与えることもあるだろう。

しかし、口コミを過信しすぎることも注意すべきである。口コミは主観的であり、他者の状況やニーズと自分自身のそれらとは異なるのが普通だ。

たとえ、友人が特定の生命保険商品を高く評価しているからといって、それが自分にも最適とは限らないだろう。

口コミを参考にする際には、そのような注意点を理解して検討するようにしよう。

生命保険選びは慎重に行うべきであり、複数の情報源を総合的に考慮することが大切だ。

口コミを読む上での注意点

保険選びにおいて、口コミは重要な情報源の1つだ。

しかし、口コミはあくまでも個人の意見であり、必ずしも事実と一致するとは限らない。

そのため、口コミを読む際には、口コミの真偽を見分けるという観点で、以下の点に注意しながら読むようにしたい。

  • 書き手の立場を確認する
    • 口コミを書いた人は、実際に保険を利用した人なのか、それとも代理店や保険会社関係者なのかを判断することが大切だ
  • 口コミの目的を確認する
    • 口コミを書いた人は、保険のメリットをアピールするために書いたのか、それともデメリットを批判するために書いたのかを判断しよう
  • 口コミの対象を確認する
    • 口コミだけでは、保険の全体像を把握することはできない

保険の特定の部分に対する評価である可能性が高いことを理解しておこう。

口コミは有益なことも多いが、決して鵜呑みにしてはいけない。

なぜ口コミを鵜呑みにしてはいけないのか、その理由を以下で説明しよう。

  • 個人の状況やニーズによって最適な保険は異なる
    • 口コミは、実際に保険を利用した人の生の声が詰まっているが、その人の状況やニーズは、必ずしも自分と同じとは限らない
    • 口コミを鵜呑みにしてしまうと、自分には合わない保険を選んでしまう可能性がある
  • 口コミは、あくまでも1つの情報源とする
    • 口コミは、保険選びの判断材料の1つとして活用すべき
    • 口コミだけを頼りにしてしまうと、偏った情報しか得られない可能性がある
    • 口コミだけでなく、保険会社のパンフレットや公式サイト、専門家の意見など、複数の情報源から情報を収集することが大切
  • 保険選びは、慎重に行わなければならない
    • 保険は、一度加入すると簡単に解約できないものもあったり、解約できたとしても短期だと無駄なコストがかかることも多い
    • 保険選びは慎重に行う必要がある

口コミ情報は鵜呑みにはせず、内容を吟味したうえで、保険選びの判断材料の1つとして活用しよう。

生命保険の口コミの真偽を見分けるポイント

口コミの真偽を見分けるポイント 生命保険ナビ

生命保険の選択において、他人の経験や意見を伝える口コミは有用な情報源だが、真実と虚偽を見極めることが一番重要だ。

口コミを信じる前に、その信頼性を判断するためのポイント3つを確認しよう。

書き手の信頼性

口コミを信じるかどうかを判断する際、まず書き手の信頼性を評価しよう。

信頼性のある口コミには、次のような特徴がある。

具体性

信頼性のある書き手は、自分の名前や契約した保険会社の詳細を共有し、具体的な体験やメリット、デメリットについて詳しく述べている。

具体的な情報は、口コミの信頼性を高める。

特定性

誰が書いた口コミなのか特定できるものは、信頼性が高いといえるだろう。

匿名の口コミや詳細が不明瞭な口コミは、真偽を確認しにくいため、注意が必要だ。

経験や体験

信頼性の高い口コミは、実際にその保険を契約している人や、少なくともその保険を契約しようと考えている人が書いたものであり、詳細なレビューを提供している。

このような口コミは、該当の保険に対して具体的な指摘があり、信頼できる。

逆に、匿名の口コミや詳細が不明瞭な口コミは、真偽を確認しにくいため、口コミ自体の信ぴょう性を慎重に検討したほうがいい。

情報の一貫性

複数の口コミを読む際に、情報の一貫性を確認しよう。

異なる書き手の口コミに、同じ内容の指摘やメリットが何度も出てくる場合、リアリティがあるといえるだろう。

  • 一貫性のある情報

一貫性のある情報は、複数の書き手が同様の経験を共有していることを示しており、信頼性が高いと考えられる。たとえば、複数の人の口コミで、ある保険会社についてのコールセンターの対応の良さが評価されているような場合は、実際に加入しても満足できる可能性は高い。

  • 一貫性の欠如

逆に、口コミによって良いところと悪いところのばらつきが大きい場合、信頼性に疑念を持つべきだ。

口コミ内容に一貫性がないということは、書き手によって意見にばらつきがあるということで、人によって評価が大きく分かれる保険商品や保険会社だったり、信用できない情報の可能性もあるといえるだろう。

体験談や証拠の有無

口コミには体験談や証拠(エビデンス)が含まれているかどうかも確認しよう。

具体的な出来事や証拠をもとに記載している口コミは、真偽を確認しやすい。

具体的な体験談

特定の保険商品のクレーム処理に関する具体的な体験談や、保険金の支払いに関する書類のコピーなどを提示している口コミは、信頼できるといえる。

抽象的な意見

証拠のない、あいまいな意見や主観的な評価は慎重に見極める必要がある。

証拠の有無を確認することは、口コミでの保険選びにおいて重要な判断基準となるだろう。

これらのポイントを踏まえながら、口コミ情報を適切に評価し、生命保険の選択に役立てたい。

信頼性のある口コミは、事実に裏付けられた情報を提供していることが多いからだ。

口コミ以外にも自分に最適な保険を見つけるための情報収集法

自分に最適な保険を見つけるための情報収集法 生命保険ナビ

保険選びはさまざまな視点から慎重な検討が必要であり、自分に最適な保険を見つけるためには情報収集が不可欠である。

口コミもその一部だが、口コミだけを頼りにしてしまうと、適切な判断が難しくなることがあるだろう。

ここでは、自分に最適な保険を見つけるための具体的な情報収集法を詳しく説明しよう。

複数の情報源から収集する

自分に適した保険を見つけるためには、複数の情報源から情報を収集することが必要だ。

口コミだけでなく、以下の情報源を活用しよう。

公式ウェブサイト

保険会社の公式ウェブサイトは、各保険商品の詳細情報やカバレッジ、保険料などを提供している。

公式情報は正確で信頼性が高く、比較検討の基礎となるだろう。たとえば、自身の収入に合わせて計算できる保険料見積もりツールが提供されていることもある。

専門家のアドバイス

ファイナンシャルプランナーや保険代理店は、保険選びにおいて重要な役割を果たす。

彼らは豊富な知識と経験を持ち、個別のニーズに合わせたアドバイスを提供してくれる。

たとえば、ファイナンシャルプランナーは金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度などの幅広い知識を持っているため、多面的な視点から適切な保険選びをサポートしてくれるだろう。

保険の比較サイトや金融系の雑誌

保険比較サイトや金融に関する雑誌は、さまざまな保険商品を紹介し、比較するのに役立つだろう。

これらのサイトや雑誌は、保険商品の特長やメリットを詳しく調査している場合もある。

保険を比較する際には、自分のニーズに合ったプランを見つけるためにこういった媒体を利用することができる。

比較サイトでは、複数の保険商品を一度に比較できるため、時短できるメリットもある。

これらを効果的に活用し、複数の保険商品の特徴や価格を確認したうえで、自分のニーズに合った保険商品を見つけるのに役立てよう。

個人の状況やニーズに基づいた情報を探す

保険選びは、個人の状況やニーズに合ったものを見つけることが不可欠だ。

以下の具体的なポイントに注意して情報を探そう。

収入と予算

自身の収入と予算に合った保険を選ぼう。高額な保険料は月々の支払いの負担になる可能性があるため、予算を考慮する必要がある。

世帯年収別に見ると、年収200−300万円世帯では、年間の保険料が年収に対して11.6%と1割を超えるほどだ。

300-400万円世帯では9.0%、400-500万円世帯では6.8%を保険料として支払っている。

平均の保険料にするのがベストというわけでないが、自身のライフプランに合わせて、月々の予算内で支払える保険料をある程度明確にしたうえで、必要な保険を選ぶようにしたい。

家族構成

家族がいる場合、その家族構成や家族の健康状態に合った保険プランを検討しよう。

たとえば、子供がいる家庭であれば、もしもの場合に子どもが成人するまでの生活費や教育費のことを考えなければならない。

共働きなのか、専業主婦(主夫)の家庭なのかによっても変わってくるため、家族全体を考慮した保険プランを選ぶことが大切となる。

健康状態

自身の健康状態や医療ニーズも意識しておく必要がある。

とくに、慢性疾患や特定の健康リスクを抱えている場合は、加入できない保険もあるし、告知だけで済む場合もある。

たとえば、すでにがんに罹患している場合は、がんに関連する生命保険には加入できないか、加入できたとしても保険料が割高になる可能性があるだろう。

ライフプラン

保険は将来の不測の事態に備えるためのものでもある。

将来の計画や目標に合わせて保険プランを選択しなければならない。

たとえば、数年後に家を購入することが明確である場合、住宅ローンの支払いをカバーする保険を検討する必要があるだろう。

自身の状況やニーズに基づいて情報を収集することは、保険選びに不可欠といえる。

専門家の意見を参照する

最終的な保険選びの決定に迷った場合、専門家の意見も参考にしたい。

保険代理店やファイナンシャルプランナーは、個々のニーズに合わせた最適なアドバイスを提供してくれるだろう。

保険の専門家の意見を聞くことで、保険選びにおける自信を持つことができ、将来の不安を軽減することができるはずだ。

自身の知識と専門家のアドバイスを組み合わせて、最良の保険プランを見つけたい。

保険選びは慎重な検討が必要だが、適切な情報収集と専門家のサポートを活用すれば、自分と家族の未来を守るための正しい選択ができるだろう。

口コミだけで選んではいけない!人気があってもあなたに最適とは限らない!

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、保険選びにおける口コミの重要性や真偽を見分けるポイント、自分に最適な保険を見つけるための情報収集法について解説した。

口コミを正しく利用することで、自分に最適な保険を選択できる可能性は高まる。しかし、口コミだけで保険選びをするのは、少々正確性に欠ける。

直接保険代理店に行って、保険内容を比較するなど、様々な情報から判断することが重要となる。また、自分にとって最適な保険がそもそも何か分からず、一人では判断できないという人もいるだろう。

やはり保険のプロに相談することで、自分に合った保険を見つけることも検討したい。ただし、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当を見つけるのは簡単ではない。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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