- 40代女性に最適な保険プランが知りたい
- 40代女性が備えるべきリスクを知りたい
- 40代女性が保険を選ぶ際に重視すべきポイントが知りたい
40代を迎え、ライフスタイルや体調面に変化が現れたという女性も多いのではないだろうか。
そのような中で、「一度今の保険を見直したい」「女性特有の健康リスクに備えられるおすすめの保険に新たに加入したい」と考える人もいるはずだ。
ライフステージの変化によって必要な保障や保険の選び方は変化する。
本記事では、40代の人が備えるべき保障や保険を選ぶポイント、さらにおすすめの保険について解説する。
ぜひ本記事を参考にして、保険を上手に活用してほしい。
40代女性が備えるべきリスクと生命保険の必要性
毎月の保険料は時に負担になるため、「生命保険に加入し続けないといけない?」と悩んでしまう人も多い。
ここでは、40代女性が備えるべきリスクを把握し、生命保険の必要性を考えていこう。
40代女性の生命保険の加入率
40代女性の生命保険の加入率を紹介していくので、具体的なイメージを浮かべていこう。
生命保険の加入率
女性の対象年代 | 割合(平均) |
---|---|
全年代 | 83.6% |
40代 | 88.2% |
上記の表を見ると、全年代の平均値に比べると40代の平均値の方が上回っており、生命保険へ意識が向いていることが分かる。
下記の表は各保険の加入率を記載しているので、ぜひ確認してほしい。
各保険の加入率と保険料
割合(平均) | |
---|---|
医療保険(医療保険特約) | 81.9% |
がん保険(がん特約) | 50.6% |
年間支払保険料 | 18.6万円 ※約1.5万円/月 |
出典:マネイロメディア「40代で保険に入っていないと一番後悔する時は?プロが教える保険の選び方と見直し方|マネイロメディア」
健康に対して不安を感じはじめる年代だからこそ、加入率も多い傾向にあるのだ。
40代女性の健康リスク
40代女性が向き合わなければならない健康リスクを把握し、どのような保険で備えていくかを考えていこう。
①更年期障害
更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が減り、ホルモンバランスが崩れ、心身ともに複数の不調が現れる状態のことを指す。※個人差あり
不眠・うつ・不安感・めまい・動悸・息切れ・ホットフラッシュ・頭痛などの症状が現れる。
②女性特有のがん
女性特有のがん(乳がん・子宮がん・卵巣がん)は、20代や30代でも発症する可能性があるが、40代になると発症率は増加する。死亡者数も増加傾向にあり、早期発見が難しいケースもあるので注意が必要な病気だ。
③がん
40年ほどで約7倍にも患者数が増えた病気が、大腸がんである。40代女性の患者数で1番多いのが乳がんだが、2番目に多いのが大腸がんという結果が出ているほどだ。
他にも、生活習慣病の1つである肺がん・胃がんの患者数も多いため、女性特有のがん以外にも注意しなければならない。
④生活習慣病
40代になると生活習慣病になりやすくなるため、運動・食事・休養などに意識を向ける必要がある。
- 肥満
- 糖尿病
- 脂質異常症(高脂血症)
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 高血圧
- 脳卒中
- 慢性気管支炎
- 肝硬変
- 脂肪肝
- 肺がん
- 大腸がん
40代女性は生命保険に加入すべき?
貯蓄金額・年収・家族構成などさまざまな視点から考える必要がある問題のため、すべての人に「加入すべき」とは言い難い。しかし、十分な貯蓄がない人は生命保険の加入をおすすめする。
日本には、公的医療保険などの制度が整っているため、生命保険に加入すべきか悩んでしまうだろう。
答えを見つけるためには、公的医療保険の適用範囲を把握する必要がある。
公的医療保険は、40代女性の場合、総医療費の3割を支払うだけで治療を受けられる制度になっており、その他範囲・適用外は以下の通りだ。
公的医療保険の適用範囲
健康保険 | 国民健康保険 | |
---|---|---|
①高額療養費 | 〇 | 〇 |
②入院時食事療養費 | 〇 | 〇 |
③入院時生活療養費 | 〇 | 〇 |
④傷病手当金 | 〇 | ✕ |
⑤出産手当金 | 〇 | ✕ |
⑥出産育児一時金 | 〇 | 〇 |
⑦埋葬料・家族埋葬料 | 〇 | 〇 |
加入している公的医療保険によって適用される保障内容が違うため、注意しながら確認してほしい。
では、具体的にどのような保障を受けられるのか紹介する。
①高額療養費
所得や年齢によって決められた自己負担限度額以上の医療費を支払った場合、差額分を受け取れる制度
②入院時食事療養費
入院中の食費の負担を減らせる制度(基本的:1日460円)
③入院時生活療養費
65~74歳の人が入院する際に、食費と住居費を軽減できる制度(基本:1日食費460円、1日住居費370円)
④傷病手当金
病気やケガが原因で会社を連続して3日間休んだ際に4日目から手当金を受け取れる制度
⑤出産手当金
出産が理由で会社を休んだ際(出産日以前42日・出産後56日感)に手当金を受け取れる制度
⑥出産育児一時金
子どもを出産した際に子ども1人に対し、50万円受け取れる制度
⑦埋葬料・家族埋葬料
被保険者が亡くなった際に、生計をともにしていた人・葬儀を行う人が保険金を受け取れる制度
- 入院時の差額ベッド代(個室・2人部屋など)
- 入院時の食費
- 入院時に必要な物の購入費
- 通院時の交通費
- 先進医療費の技術料
- 保険適用外の治療費など
- 家族にサポートしてもらう場合の交通費 など
以上が公的医療保険の適用範囲と、適用範囲外になる費用である。
しっかりと把握することで、「公的医療保険でいくらカバーできるか」「民間保険でいくら備えたらいいか」が分かるので、じっくりと考えてみてほしい。
40代女性に必要な生命保険と選び方のポイント
40代女性に必要な保険の種類と、保険の選び方を紹介していくので、今後の参考にしてほしい。
40代女性はどの保険に加入すべき?
40代女性はどのような生命保険に加入し、健康リスクに備える方がいいのだろうか。
ここでは、健康リスクに備えられる保険を紹介していくので確認していこう。
病気やケガのリスクに備える=医療保険・がん保険
上記「40代女性の健康リスク」で紹介した通り、更年期障害からくる心の病気や女性特有のがんなどの健康リスクがある。
貯蓄だけではカバーできない可能性が高いため、医療保険・がん保険で備えておくと安心して治療を受けられるだろう。
家族のため=死亡保険・就業不能保険
病気などが原因で働けないケースや、万が一死亡した場合、家族を守るためのお金を用意できるように備えておくといいだろう。
金銭的に余裕がある人は、介護保険も加入するとさらに安心できるだろう。
紹介した内容はすべての人におすすめな保険ではないため、本当に必要な保障を考えた上で保険を選んでいくといいだろう。
下記「自分に合った保険の見つけ方」では、自分に合った保険の見つけ方を紹介しているので、参考にしながら選んでほしい。
自分に合った保険だけが、将来のリスクに備えられる
「自分に合った保険を選ぶのは難しい…」と不安に感じている人も多いだろう。
では、どうして自分に合った保険を選ぶことが大切なのだろうか。
自分に合う保険が大切な理由
①人によって保険に求めている保障内容が異なるため
例えば、独身・既婚(子どもなし)・既婚(子どもあり)によって求める保険金額・保険期間は異なると予測できるだろう。
自分に合わない保険に加入すると、保険料の払いすぎや保障が足りないなどの事態にもつながるので、自分に合う保険は重要だ。
②保障を受けられる保険期間を選べるため
保険によって、保障を受けられる期間を選べるのだ。一生涯保障の終身型・〇歳や〇年間などの期間が定まっている定期型がある。
③保険料と保障内容のバランスを整えなければならないため
必要な保障を必要な期間受けられるように選ばなければ、保険料が高額になり、生活が困窮する可能性が0ではない。そのため、必要な保障と保険内容のバランスを整え、保険料を支払続けられる保険を選ぼう。
自分に合った保険の見つけ方
自分に合った保険の見つけ方を紹介していくので、参考にしながら保険を選んでみてはいかがだろうか。
①保険に加入する目的をはっきりとさせる
保険に加入する目的をはっきりとさせておかなければ、自分が求める保障内容などを明確にできないのだ。
そのため、「どうして加入したいのか」を考えてみよう。
②どれくらいの期間、どのような保障を受けたいか考える
保険に加入する目的がはっきりとすれば、どれくらいの期間、どのような保障を受けたいのか分かってくるだろう。
貯蓄額や公的医療保険とのバランスを見て、どれくらいの保障がほしいのか考えよう。
③保険料は支払える金額か考える
もしものシーンに備える保険のため、多くの保障内容を受けられる保険や特約を選びたくなるだろう。
しかし、手厚いサポートにすればするほど保険料は高額になるため、「毎月払える保険料か?」というように見直しを行うといい。
④保険のプロに相談する
保険の知識が少ない人・よりよい保険を選びたい人におすすめの方法は、保険のプロに相談することだ。
「生命保険ナビ」では、無料で保険のプロとマッチングできるため、興味がある人はぜひ気軽に利用してほしい。
40代女性におすすめの生命保険プラン
40代女性におすすめの生命保険を以下に紹介していくので、今後の参考として候補の1つにしてみてはいかがだろうか。
【医療保険】終身医療保険プレミアムZ
チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ」は、40代の女性におすすめしたい医療保険である。
終身医療保険プレミアムZは入院・手術だけではなく、放射線治療・先進医療・患者申出療養にも備えられるにもかかわらず、40歳女性であれば毎月の保険料は1,224円だ。
入院給付金:3,000円~15,000円/日
手術給付金:入院関係なく、約1,000種類の手術を保障
放射線治療給付金:定められた放射線治療を受けると、無制限で給付金の受給可能
骨髄ドナー給付金:定められた骨髄細胞の採取術を受けると、入院給付金の10倍受給可能
また、「健康還付給付金特約」を付帯させると、一定期間健康に過ごせば給付金が受け取れるのだ。
通常の医療保険は、入院や手術をしなければ保険金を受け取れないが、健康でいることで保険金を受け取れるのはメリットである。
付帯可能な特約は他にも種類があるので、自分が求める保障内容を付帯させることをおすすめする。
【がん保険】アクサダイレクトのがん終身
アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトのがん終身」は、40代の女性におすすめしたい死亡保険である。
早期発見できた初期がん~末期がんまで保障され、悪性新生物のがんだけではなく、上皮内新生物・高度異形成でも満額で保障が受けられるのだ。40歳の女性であれば、毎月の保険料は1,910円になる。
がん診断給付金:50万円~200万円(保険期間を通じて1回のみ)
がん入院給付金:5,000円~20,000円/日
がん手術給付金:10万円/入院での手術ごと(無制限)
女性がん入院特約:がん入院給付金と同額 5,000円~10,000円
【死亡保険】かぞくへの保険
ライフネット生命の「かぞくへの保険」は、自分に万が一のことがあった場合に遺された家族の生活費などを備えられる保険だ。
シンプルな保障内容になっているため、保険料がリーズナブルな傾向にあり、40歳の女性であれば毎月の保険料は1,463円になる。
子育てしている人が多いからこそ、定期保険で部分的に死亡保障の内容を手厚くしておくのがおすすめだ。子どもが独立したタイミングで終身型の死亡保険に切り替えると、保険料と保障内容のバランスが調整できる。
Webから質問事項に答えるだけで申し込み可能なため、忙しい人でも加入しやすいのが嬉しいポイントだ。
病気・事故・災害で亡くなった場合でも、同額の保険金を受け取れるため、遺された家族が安心して暮らすためのいい選択になるだろう。
死亡保険金:500万円~1億円
保険期間:10年・20年・80歳まで・90歳まで(18歳~70歳)、30年(18歳~60歳)、65際まで(18歳~50歳)
このように、「いつ保険に加入するか」で最適なプランは異なる。さらに同じ40代であっても、性別や独身・既婚などのステイタスによってその最適解は変わってくる。
年齢別におすすめの保険や40代におすすめの保険をまとめたこちらの記事も参考にしていただくと、より40代女性が気をつけるべきポイントへの理解も深まるだろう。
40代女性が備えるべき保障に対応した生命保険であらゆるリスクに備えよう
本記事では、40代の方が備えるべき保障や保険を選ぶポイント、さらにおすすめの保険について解説した。
40代を迎えると、病気にかかる確率が高まったり、子供の教育費負担が増えたりする。
また、特に女性の場合は乳がんなど女性特有の疾病リスクが高くなる。
新たな保険で必要な保障を確保したり、今まで加入していた保険の内容を見直すことも必要になるだろう。
なお、今回紹介したおすすめ商品はほんの一部で、最適な保険は個人の事情によっても変化する。
もし、どの保険に入るべきかの判断に悩んでいる方がいれば、保険のプロに相談することも積極的に検討してほしい。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、自分に最適な保険を選ぶことができるはずだ。
また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。
そんな時はマッチングサイト「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。
無料で利用できるので、是非活用してほしい。