貯金口座におすすめの銀行は? 実際の選び方についても解説

この記事で解決できるお悩み
  • 貯金口座は開設した方がいいのか
  • 銀行口座の使い方
  • 貯金口座におすすめの銀行の選び方と銀行の紹介

貯金口座を普段利用する口座と分けて活用することで、お金が貯めやすいといわれる。

この記事では、そんな貯金口座の開設におすすめの銀行について、わかりやすく解説する。

監修者カード(全文表示・証券アナリスト版)
平 行秀
監修者

証券アナリスト(CMA)

平 行秀(Yukihide Taira)

アドバイザーナビ株式会社 代表取締役社長。野村證券を経て2019年に同社を創業し、 投資家とIFAのマッチング事業などを展開。

目次

貯金口座の開設をおすすめする理由

貯金口座とはお金を貯めることを目的に開設する銀行口座である。生活するためにお金を頻繁に出し入れする銀行口座と分けることで、お金が貯まりやすくなるのだ。

そのため、もし今現在お金が貯まらないと悩まれているのであれば、貯金口座の開設を検討してみよう。

貯金口座の使い方

貯金口座はお金を貯めることを目的とした口座であるため、お金の引き出しを行わないことが鉄則である。

なぜなら、お金の引き出しを許してしまうと、貯金専用の口座をわざわざ分けて開設する意味がなくなってしまうからだ。

そのため、貯金口座からお金を引き出さないためのルールを、あらかじめ決めておく必要がある。

貯金口座からお金を引き出すことなく、お金を貯め続けるためには次のようなルールに従って、貯金口座を活用するのがおすすめだ。

  • 貯金したい目標金額を決める
  • 毎月の給料日に自動振替を設定する
  • 定期預金を活用する

はじめに、貯金したい目標金額を決めると良い。というのも、貯金の目標金額を決めることで目標金額が達成されるまでは貯金口座からお金を引き出さない、というルールを設定できるからだ。

ゴールが明確になることで、貯金のモチベーション維持につながりやすい。

また、貯金口座に自動振替を設定することで、毎月の給料日に支給される手取りから強制的にお金を天引きすることが可能だ。

給料日に天引きする金額を設定しておくことで、お金が自動的に貯金口座のほうに貯まっていくため、普段から貯金ができないとお悩みの方でも、意識することなくお金を貯められる。

そして、貯金口座に貯めたお金を定期預金で運用することで、貯金が増えると同時に、貯金口座からお金を引き出してしまうことを心理的に防げる。

なぜなら、定期預金は普通預金に比べて金利の利回りが高いことに加えて、定期預金から途中でお金を引き出すときには解約手続きを取らなくてはならないからだ。

定期預金を中途解約する場合、所定の中途解約金利が適用されるなど、約定利率より利息が少なくなることがある。結果として、貯金口座からお金を引き出す抑止力になりえる。

貯金専用の口座を開設して正しく活用することで、お金はより貯まりやすい。ただし、貯金口座を開設する銀行によって、お金が貯まるスピードには、若干の違いがある。

したがって、貯金口座を開設する銀行はよく吟味してから選ぶことが大切だ。

貯金口座におすすめの銀行の選び方

貯金口座におすすめの銀行はどのように選べば良いのだろうか。貯金口座といえば、お金を貯めるための専用口座である。

したがって、お金を預けている期間は長くなるため、できる限り預金金利の高い銀行に口座を開設するのが良い。

確認すべきポイントとしては、次のようなものが挙げられる。

  • 普通預金の金利が高い
  • 定期預金の金利が高い
  • 定期預金の満期時の取扱方法(元利継続・元金継続・自動解約など)が明確
  • 中途解約時の取扱(中途解約金利など)が明確

普通預金や定期預金の金利は、同じ条件で比較するなら高いほうが有利になりやすい。金利は商品や適用条件で変わるため、各銀行が公表する金利(年利)と適用条件を確認しよう。

銀行といえば大手のメガバンクをイメージするかもしれないが、普通預金金利は銀行によって水準が異なる。受け取る利息は「年利」と「預入残高・期間」によって決まるため、金利水準を比べて選ぶのが大切だ。

そして、定期預金は満期時のお取扱方法として「元利継続」「元金継続」「自動解約」などが定められている。利息を元本に組み入れて継続できるかも、商品ごとに確認したい。

例えば満期時に「元利継続」を選ぶと、元本と利息をあわせた金額で継続される。

満期後の取扱方法によって、利息の受け取り方や継続のしかたが変わるため、目的に合う条件かを確認しておこう。

定期預金を自動継続する場合は、満期時のお取扱方法(元利継続・元金継続・自動解約など)で、継続後の元本や利息の扱いが変わる

定期預金は預入期間によって金利が異なることがあるため、目標金額や使う時期に合わせて期間を選ぶのがおすすめである。

まとめると貯金口座におすすめの銀行は、普通預金や定期預金の金利水準に加えて、定期預金の満期時や中途解約時の取扱条件が明確な銀行である。

貯金口座におすすめの銀行

貯金口座の開設におすすめの銀行といえば、やはり預金金利の高いネット銀行である。ここでは貯金口座におすすめの銀行として、次の三行について紹介する。

住信SBIネット銀行

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普通預金金利定期預金金利SBIハイブリッド預金金利
0.30%6ヵ月もの(特別金利キャンペーン):1.10%0.31%
出典:住信SBIネット銀行株式会社『円預金金利および短期プライムレート改定のお知らせ』住信SBIネット銀行株式会社『「円定期預金 特別金利キャンペーン」実施のお知らせ』(公表日:2025年12月22日/2026年1月26日)

住信SBIネット銀行は、預金口座におすすめの銀行である。円普通預金金利は年0.30%(改定日:2026年2月2日)などとされており、貯金口座を作成するのにぴったりなサービスも提供している。

というのも、目的別口座と呼ばれる同じ名義で複数の銀行口座を分けて管理できる仕組みがあるからだ。

目的別口座は最大で10口座まで利用できることに加えて、目的別に名前をつけて管理できる。

そして、代表口座から目的別口座にお金を自動振替できるのである。

自動振替のタイミングは毎日や毎週など、自身の好みに合わせて無理なく設定できるため、貯金口座に適しているといえるだろう。

楽天銀行

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普通預金金利定期預金金利普通預金金利(マネーブリッジ)
0.30%商品・期間により異なる1円〜1,000万円:0.38%
1,000万円〜:0.32%
出典:楽天銀行『普通預金 – 商品詳細説明書』(2026年2月1日時点)/楽天銀行『普通預金(マネーブリッジ利用者)- 商品詳細説明書』(2026年3月1日時点)

楽天銀行は、貯金口座におすすめの銀行である。普通預金金利(通常)は年0.30%とされており、マネーブリッジを活用すると普通預金残高1,000万円以下は年0.38%の優遇金利が適用される。

マネーブリッジ登録の場合、普通預金残高1,000万円を超えた分は年0.32%となる(いずれも税引前)。

また、マネーブリッジは楽天証券と楽天銀行が共同で提供する口座連携サービスである。

マネーブリッジを活用すると、銀行と証券の口座間の資金移動が簡単になったり、普通預金の優遇金利やサービスの利用に応じてポイントが付与されるなどの仕組みが用意されている。

優遇金利の適用条件や対象となる残高の上限などが定められているため、条件を確認して活用すると良いだろう。

SBI新生銀行

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普通預金金利パワーダイレクト円定期預金(30万円〜)(インターネット限定)パワーダイレクト円定期預金(100万円〜)(インターネット限定)
スタンダード〜プラチナ:0.30%
ダイヤモンド:0.40%
6ヵ月:1.00%
1年:0.85%
5年:1.10%
6ヵ月:1.00%
1年:0.85%
5年:1.10%
出典:株式会社SBI新生銀行『円普通預金およびSBIハイパー預金の金利改定について』(2025年12月22日)/株式会社SBI新生銀行『円定期預金の金利改定に関するお知らせ』(2025年6月10日)

SBI新生銀行は定期預金金利が高い銀行である。そのため、貯金口座に向いているといえる。パワーダイレクト円定期預金(インターネット限定、1口30万円以上)は、金利改定により6ヵ月もの年1.00%(税引前)、1年もの年0.85%(税引前)などとしている(改定日:2025年6月13日)。

また、SBIハイパー預金は、SBI証券とSBI新生銀行の口座間の資金移動を自動化できる円預金で、金利は年0.50%(税引前、改定日:2026年1月9日)としている。

好金利を得ながら貯金したい方はSBI新生銀行の定期預金を活用してみると良いだろう。

わからないことはプロへ相談

貯金口座におすすめの銀行は、普通預金や定期預金の金利水準と、定期預金の満期時や中途解約時の取扱条件が明確な銀行である。具体的には、住信SBIネット銀行や楽天銀行、SBI新生銀行などが挙げられる。

また、資産運用のプロに相談すると、自身の資産状況に合わせてアドバイスをしてくれる。貯金が思うように進まない方はいちどプロに相談してみてはいかがだろうか。

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参考・出典

この記事を書いた人

証券会社・証券口座メディア編集部は、ネット証券から対面・外資系証券まで多様な証券会社の選択肢を解説し、投資初心者でも最適な口座を開設できるよう支援している。元証券会社勤務者の知見を活かし手数料やサービス内容を客観的に比較し、おすすめのネット証券や対面証券をご紹介。運営元アドバイザーナビ株式会社は資産運用アドバイザーと投資家のマッチングサービス「資産運用ナビ」を展開し、読者が信頼できる相談先を提案している。透明性の高い情報提供を通じて、資産形成の第一歩を後押しする。