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カードローンを使う人の傾向 | 消費者金融・銀行で借入する利用目的を紹介

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多くの人がカードローンという言葉を耳にしたことがあるだろう。

中には、実際に利用している人がどのような人なのか、借りたお金を何に使っているのか、という疑問を持つ人もいるかもしれない。

今回の記事では、カードローンを利用している方について年齢・性別・職業のほか借入を行うきっかけ・借りたお金の使途などを紹介する。

記事の後半ではカードローンを利用することのリスクと、そのリスクの回避法についても解説している。借入をする際の参考にしてほしい。

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目次

カードローンを使う人の割合

日本国内では、カードローンに関する正確な統計調査が行われていないため、利用者数を正確に把握することは難しいと言える。

しかし、2020年に全国銀行協会が行った「銀行カードローンに関する消費者意識調査」から、カードローンを含む借入経験者の割合がわかる。

20代~60代の男女1万人を対象とした本調査では、13.7%にあたる1,369人が「銀行カードローンの借入経験がある」と回答した。

また、借入方法をカードローンに限定していないが「消費者金融での借入経験がある」と回答した方は9.8%にあたる982人となっている。

上記の2つの数字を合計すれば借入経験者は全体の約23%となる。また、今回は貸金業者の登録を受けていない「ヤミ金融」に関しての数字は除いている。

カードローン 使い方について詳しく知りたい方はこちら。

消費者金融カードローンを使う人の傾向

消費者金融カードローンは、どんな方を中心に利用されているものなのだろうか。

カードローンに限定した利用統計はないため、ここでは消費者金融全体の統計をもとに解説する。

年齢・男女比・職業という3つのカテゴリーについて解説していくので、それぞれの傾向についてみていこう。

年齢

まず、利用者のうち年代別の割合は下記の通りだ。20代での利用者は少ないが、年齢とともに利用者が徐々に増え40代をピークに利用者は減少している。

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年代20代30代40代50代60代
カードローン利用者に占める割合14%18.8%27%21.5%18.7%

男女比

次に、消費者金融の利用者を性別で分けた場合は男性69.2%、女性30.8%と男性のほうが圧倒的に多いことが分かる。

これは、男性の方が年収や勤続年数などの関係から審査に通りやすいとされ、その結果利用者が多いと考えられる。

職業

消費者金融利用者を職業区分でみると「会社員」が65%と最も多い。次いで「パート・アルバイト」が7.8%、「自営業」が6.6%となっている。

会社員が半数以上を占める理由に関しても、「収入が安定しており審査に受かりやすいため」と推測できる。

銀行カードローンを使う人の傾向

次に、銀行カードローンを利用した経験がある方についても、年代、男女比、職業を確認してみよう。消費者金融の利用者との違いを見出すことができるはずだ。

年齢

銀行カードローン利用経験者を年代別に分けると、割合は下記のようになる。消費者金融に比べて、20代の利用者はやや少ない傾向にあるようだ。

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年代20代30代40代50代60代
カードローン利用者に占める割合10.5%16.5%20.6%24.4%28%

また、消費者金融の利用者が40代を境に減少するのに対し、銀行のカードローンは年代が上がるほど利用者が増える結果となっている。

男女比

銀行カードローン利用経験者の男女比は、男性68.7%、女性31.3%だった。消費者金融と比べて1%ほどの違いはあるものの、男女比に大きな差はない。

近年では、女性向けのカードローン商品や女性専用のコールセンターなどが増えている。ただ、まだまだ利用者の割合としては少ないようだ。

職業

銀行カードローンを利用している方のうち、最も多かった職業区分は「会社員」だ。職業を会社員とした回答者は全体の65.4%と半数以上を占める。

次いで多いのは7%の「パート・アルバイト」。3番目が6.7%の「自営業」となっている。

データ的に、職業の比率は消費者金融の場合と大きな差はないといえる。

両者で差が少ない理由は、利用者のうち約75%が消費者金融と銀行のカードローンをいずれも利用しているためと考えられる。

カードローンを使う人の利用目的は?

これまでに、消費者金融と銀行のカードローン利用者を比較し、利用者の数や属性について解説してきた。

では、その方たちはどのような契機でカードローンの利用を始めるのだろうか。

ここからは、カードローンが利用される目的についてまとめていく。

お金を借りることに対して「特殊な事情があるのかな」「収入がかなり少ないのかも」と想像する方もいるかもしれない。ただ、実際はそうではないと分かるはずだ。

生活費

借入の利用動機として最も多いのは「生活費の支出増加を補うこと」で、動機の26%ほどを占める。

想像していたよりも日常的な理由だと感じる方もいるのではないだろうか。

なお、借入の利用契機としては「生活費」は26%にとどまっている。

ただ、実際の借入金の使途としては約50%の方が生活費(食費・日用品費・光熱費・通信費など)と回答している。

つまり、借入を思い立ったきっかけが「生活費」以外でも、実際に借入した資金は約半数が生活費に充てられているのだ。

一時的な利用

借入を始めたきっかけを「複数回答可」として調査した場合、前述のとおり「生活費を補うこと」という回答が最も多い。

これは、さまざまな借入動機の中で「他の理由もあるが生活費の補填にも使っている」方が多いからと考えられる。

一方、主な借入のきっかけを1つだけ訊ねた場合は下記のような「一時的な出費」と回答する方が14.2%だ。

これは、「生活費の補填」のみを理由とする方の数とほぼ同数となる。

  • 冠婚葬祭費
  • 医療費
  • 耐久消費財の購入費

上記3つの中では、特に予期しない出費につながる「冠婚葬祭費」「医療費」が借入のきっかけとなることが多いようだ。

3番目の「耐久消費財」とは家電・自動車・家具などを指す。つまり、比較的高額だが長期に使用することができる消費財のことだ。

こちらは多くの場合に計画的な購入となる。そのためか、冠婚葬祭費・医療費と比較すると借入の主なきっかけとして挙げる方は少なかった。

また、「一時的な出費(14.2%)」より割合は少ないものの「一時的な資金不足を補うため」と回答した方は13.1%だ。

この項目には、給料日・ボーナス前の借入などが該当する。

この2項目の借入契機を合計すると「一時的な利用」は全体の27.3%となる。これは、借入契機のトップとなる「生活費の補填」を上回る結果となった。

これは、一時的な利用が前提となっている場合は返済の目途が立ちやすく、借入に踏み切りやすいためと考えられる。

娯楽・趣味

実は、娯楽・趣味での支出が借入のきっかけという回答は多い。「お金を借りるのは生活が苦しい人」というイメージを持っている方は意外に思うかもしれない。

余暇を楽しむために借入を始めた方は13.1%と、「生活費」「一時的な利用」に次ぐ割合になっている。

「娯楽・趣味」の項目とは別に「パチンコ・競馬・競輪・競艇等のギャンブルのため」という項目もある。こちらを主な借入契機とした方は6.7%だった。

なお、カードローンでは、高額な買い物・急な出費をきっかけに借入の契約を行う方が多い。しかし、実際の使途は生活費の支払いという回答もみられる。

一方、このように娯楽・趣味やギャンブルをきっかけに借入を行った方は、実際に借入金を娯楽での支出に充てていることが多い。

借り換え

借り換えとは、現在の借入金を返済するために金利の低いローンで借入を行うことをいう。

これにより、利息分の負担が減るほか、借入期間を延ばすことで月々支払う返済額の減額が見込める。

返済負担軽減のために借り換えを行う方は一定数いるため、珍しくない借入目的といえる。

しかし、借入に関する統計の中で借り換えに限定した借入者数は取り上げられていない。

そのため、実際にカードローン利用者のうち何%の方が借り換えを目的として借入しているかは不明だ。

おまとめ

「おまとめ(おまとめローン)」は現在複数の会社から借入を行う借り方だ。複数の借入をすべてを1社にまとめることを指し、借り換えの一種として認識されることもある。

なお、複数の商品をまとめやすく返済しやすい特徴を持った「おまとめ専用商品」も各社から出ている。こうした商品には、総量規制の適用なし・追加借入不可などの特徴がある。

そのため、多重債務を抱えている方の中には、おまとめローンの利用を目的に新たな契約をする方もいる。

ただし、こちらも具体的な数を示す統計はないため、おまとめを目的とした借入が「多い」とは言い切れない。

カードローンを使う人の借入額

カードローンを利用している方はなんのために借入をしているのか、大まかにイメージが掴めただろう。

ここからは、実際に利用者がどのくらいの金額を借りているかを確認していく。

消費者金融と銀行カードローンで、借入金額の傾向に違いはあるのかもチェックしてみよう。

消費者金融の場合

消費者金融で借入をしている方のうち、消費者金融のみ利用している方の借入総額として最も多いのは「1万円~10万円」で27.8%だった。

次いで「11万円~30万円」と回答した方が21.4%で、合計49.2%と半数近くが30万円以下の借入であることが分かる。

ただし、消費者金融・銀行カードローンをいずれも使用している人の場合は当てはまらない。こちらは、現在の借入総額が「51万円~100万円」という方が最も多い。

また、次いで多かった回答は「31万円~50万円」と「101万円~200万円」となっている。合計すると半数以上が「31万円~200万円」の借入をしているということだ。

つまり、消費者金融のみから借入を行っている方と比べて、銀行カードローンも併用している方は借入額が大きい傾向にある。

銀行カードローンの場合

銀行カードローンのみを利用している方の借入総額も上位の傾向は消費者金融と変わらなかった。最も多かった回答は「1万円~10万円」、次いで「11万円~30万円」となった。

また、消費者金融を併用している方の傾向は前述のとおりになる。両者を合計すると銀行カードローン利用者全体では「51万円~100万円」という方が最も多くなる。

ただし、消費者金融とは異なり、「1000万円より高額」と回答している方の割合が低くなっている。

こうした高額の借入を行っている方の割合は、銀行カードローンのみを利用している方のうち7.8%だ。一方、消費者金融のみを使用している方は1.1%にとどまる。

この差が生まれる理由について統計からは読み取れないが、考えられる理由が2つほどある。それは、金利差・総量規制の適用範囲だ。

まず、消費者金融と比較すると銀行カードローンは金利が低い傾向にある。その場合、同じ金額を借りた場合は低金利の銀行カードローンのほうが返済負担が抑えられる。

そのため、もともと高額な借入をしようと考えている方は、金利の低い銀行カードローンを選択する可能性が高いといえる。

また、消費者金融では「年収の3分の1以上の貸し付けをしてはならない」という総量規制が義務付けられている。

この総量規制は「貸金業法」という法律に定められているものだ。ただ、実は銀行カードローンには貸金業法でなく銀行法が適用され、総量規制の対象外となる。

もちろん貸付上限額は厳正な審査で決まる。しかし、同じ年収の方でも銀行カードローンのほうが高額な借入ができる可能性は高い。

カードローンを使う人は利用を隠している?

お金を借りたとしても、計画的に返済を行うのであればもちろん法律的に問題はない。しかし、カードローンを利用していることを隠したい方は多いはずだ。

たとえば、一般消費者に対するカードローンの利用意向調査では79%以上の回答者が「利用したくない」と回答している。

自分自身が「借りたくない」と思っていたが利用せざるを得なくなり、恥ずかしさや後ろめたさで隠したい方もいるだろう。

また、社会的にカードローンの利用に否定的な方が多ければ、自分自身がそう思っていなくても利用を公言すべきでないと感じるかもしれない。

現に、インターネット上でも周囲に知られる可能性が低い審査・借入方法を紹介しているサイトが多い。これは、多くの人がカードローンの利用を隠したい・隠していることを示している。

カードローンを使う人に起こり得るリスク

カードローンを利用するのは悪いことではない。しかし、自分の手持ちでは足りないお金を借りることにはリスクが伴う

具体的にどのようなリスクがあるのか、3つのパターンを紹介しよう。カードローンをこれから利用する方・返済がなかなか進まないという方は参考にしてほしい。

借りすぎてしまう

カードローンには、利用限度額内であれば回数・タイミングを問わず必要なときにお金を借りられるメリットがある。

しかし、この利便性ゆえに「気軽に借りられるのでついつい借りすぎてしまった」という事態に陥りやすいので注意が必要だ。

返済期間が長くなると返済金額が増える

カードローンに限らず、多くのローンには利息が付く。利息とは、借りた金額(元金)の返済とは別に発生する、借入サービスへの対価のようなものだ。

月々の返済に含まれる利息は、元金の金額×金利で算出される仕組みになっている。

そのため、1回の返済金額を増やし短期で返済を終えるほうが望ましい。なぜなら、利息を支払う回数が少ない分最終的な返済額は抑えられるからである。

逆に、結局少額を長期返済することになれば、利息を支払う回数が増えて総返済額もかさむことになる。

他のローン審査に影響が出る

ローンを組むためには、計画的に返済する能力があるかどうかの審査が必要となる。これはカードローンに限ったことではない。

その審査の際に、ローンを提供する会社は利用者の「信用情報」というものを照会している。これにより、申込者のクレジット・ローンの契約状況などを知ることができる。

当然カードローンの利用も信用情報として登録される。そのため、他のローンを利用したいと考えたときにカードローンの利用歴・契約状況が審査に影響する可能性がある。

カードローンのリスク回避法

ここまで、カードローンの3つのリスクを紹介してきた。こうしたリスクを回避しながらカードローンを使うためには何かコツがあるのだろうか?

カードローンを賢く使っている方が実際に活用している返済方法・サービスについて紹介する。借入の際はぜひ参考にしてほしい。

臨時返済を活用する

多くの場合、カードローンの返済は月に1度決められた金額を返済する。返済した金額から利息が引かれ、その残りが元金の返済に充てられている。

これは「約定返済(やくじょうへんさい)」と呼ばれる基本的な返済方法だ。しかし、約定返済に加え金銭的に余裕のあるタイミングで「臨時返済」をすることもできる。

約定返済に加えて臨時返済をすることで、完済までの期間が短縮される。その結果、短縮された期間に支払い続ける予定の利息を節約できるのだ。

ちなみに、臨時返済の金額からは利息が引かれないので、全額が元金の返済に充てられる。そのため、月によって収入に余裕が出る方は試してみてはいかがだろうか。

カードローンからのメール通知サービスを利用する

約定返済の振込・引き落とし日は毎月決まっている。ただ、うっかり振り込みを忘れたり引き落とし口座に十分な残高が無かったりという可能性もあるだろう。

このような場合、故意でなかったとしても「延滞」という扱いになる。こうなると、延滞利息が発生するばかりか信用情報にも傷がつく可能性がある。

そのため、返済のリマインダーが必要になる。カードローンからの「メール通知サービス」を利用して、毎月間違いなく約定返済をクリアするようにしよう。

返済シミュレーションツールを活用する

各カードローン会社では、公式Webサイトで返済シミュレーションツールを公開していることが多い。

このツールでは、借入予定額・金利・返済予定回数などを入力して返済総額・1回あたりの返済額を計算できる。

実際の借入前に返済シミュレーションを行うことで、1か月に必要な費用や返済期間などをイメージしやすくなるだろう。

また、返済予定回数を変えることで利息の総額も変わる。そのため、1か月の返済可能額と返済総額のバランスで最適な返済予定期間を考えるためにも役立つはずだ。

カードローンを使う人はリスクを理解しながら使おう

カードローンは好きなタイミングで利用限度額までのお金を借入することができる利便性の高い商品といえる。

ただし、自分の返済能力を超えてついつい借りすぎたというケースもあるだろう。また、返済予定をうっかり忘れて延滞してしまうリスクもあるため注意が必要だ。

そのようなカードローンを上手に使うためには、計画的に借入を行うことが何より大切といえる。

たとえば、毎月の収入と支出のバランスが取れていないのに、その不足を補うため日常的に借入を繰り返すのは危険度が高い。

カードローンの使途は、できるだけ一時的な資金不足の補填にとどめるよう心がけて欲しい。

そして、借りたお金で不足が解消されたら、その後は金銭的余裕に応じて着実に返済をしていこう。

借入や返済の際には、先ほど紹介した返済シミュレーション・メール通知サービスなども役立つ。

返済しやすいペースでの返済を習慣化できれば、適切にカードローンを利用できるはずだ。

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金利
(実質年率)
年1.8%~年14.6%年2.0%~年14.0%年1.5%~年14.5%年3.0%~年18.0%年3.0%~年18.0%年1.9%~14.5%年4.5%~年17.8%年4.5%~年17.8%年3.0%~年18.0%年1.7%~年14.8%年1.5%~年14.6%
借入限度額10万円〜500万円10万円〜800万円10万円〜800万円1万円〜800万円1万円〜800万円10万円〜800万円1万円〜500万円1万円~500万円1万円〜800万円10万円〜800万円10万円~1,000万円
無利息期間最大30日間最大30日間最大30日間最大30日間最大30日間なし
審査時間最短即日最短当日最短当日
※1
最短30分最短20分
※申込状況によっては希望に添いかねます
最短当日最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短20分
※申込時間や審査により
ご希望に​沿えない場合がございます。
1週間程度最短即日
融資速度最短翌日最短当日最短当日
※1
最短即日最短20分
※申込状況によっては希望に添いかねます
最短翌日最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短20分
※申込時間や審査により
ご希望に​沿えない場合がございます。
1週間程度最短即日
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※1:申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合があります。

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