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三井住友銀行カードローンの最低返済額はいくら?返済が苦しいときの対策方法を解説

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支払いに困った経験は誰にでもあるものだ。

支出を管理しても、急な出費や収入の変動で窮地に陥ることもあるだろう。

そんな窮地の時にカードローンを利用していれば、返済が困難になってしまう。

特に三井住友銀行のような信頼度の高い金融機関から借りている場合は、より不安度も高まるであろう。

一体どうすればこのピンチを凌ぐ事ができるのだろうか。

そこでこの記事では、三井住友銀行カードローンの支払いに困った時の対処法について詳しく解説する。

さらに、三井住友銀行カードローンの最低返済額や返済方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

三井住友銀行カードローンの最低返済額はいくら?

まずは、三井住友銀行(SMBC)カードローンの最低返済額から説明していこう。

もし、返済が苦しい状況に陥ってしまっても、最低返済額を知っておくことで対策できることもあるだろう。

最低返済額で返済を行うためには、いくつかの条件に留意する必要がある。

事前に理解しておこう。

最低返済額とは

最低返済額とは、毎月支払わなくてはならない最低限の返済額のことだ。

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは「約定返済額」とも呼ばれている。

「最低返済額には、約定返済額」や「ミニマム・ペイメント」など、さまざまな呼び名がある。

呼び名は、カードローンを提供している会社によって異なる。

また、最適返済額にはカードローンの会社ごとに基準が設けられている。

一般的には、借入額に応じて最低返済額が変動する。

三井住友銀行(SMBC)カードローンでも約定返済時の借入残高に応じて、最低返済額が変動するため、注意が必要だ。

毎回の返済額は2,000円から可能

三井住友銀行(SMBC)カードローンで設定されている最低返済額は2,000円だ。

ただし、最低返済額が2,000円になるにはいくつかの条件がある。

  • 約定返済時の借入残高が2,000円未満であること
  • 約定返済時の借入残高が2,000円超10万円以下であること

これらの条件を満たしていれば、毎回の返済額が2,000円から設定可能だ。

借入残高が2,000円超~50万円以下の場合の最低返済額

借入残高が2,000円超~50万円以下の場合の最低返済額は、借入残高が10万円以下であれば、2,000円で設定できる。

ただし、借入残高が10万円以上で10万円増えるごとに、最低返済額に2,000円がプラスされる。

  • 借入残高20万円
    • 4,000円
  • 借入残高30万円
    • 6,000円
  • 借入残高40万円
    • 8,000円
  • 借入残高50万円
    • 10,000円

なるべく毎回の返済額を抑えたいと考えている方は、借入残高に注意する必要がある。

借入残高が50万円超~300万円以下の場合の最低返済額

借入残高が50万円超~300万円以下の場合の最低返済額は11,000円となる。

最低返済額が適用されるのは、借入残高が60万円以下の場合だ。

60万円を超えると、借入残高が10万円増えるごとに1,000円がプラスされる。

  • 借入残高60万円
    • 12,000円
  • 借入残高70万円
    • 13,000円
  • 借入残高80万円
    • 14,000円
  • 借入残高90万円
    • 15,000円

そのため、290万円~300万円以下の場合は最低返済額が36,000円となる計算だ。

300万円以上の借入残高がある場合の最低返済額は、以下の表を参照して欲しい。

スクロールできます
約定返済時の
借入残高
約定返済金額
2千円未満の場合約定返済時の利息金額と借入残高の合計額(ただし2千円を上限とする)
2千円以上
50万円以下
10万円以下の場合2,000円、以後、借入残高が10万円増すごとに2,000円をプラス
50万円超
300万円以下
60万円以下の場合11,000円、以後、借入残高が10万円増すごとに1,000円をプラス
300万円超
500万円以下
350万円以下の場合40,000円、以後、借入残高が50万円増すごとに5,000円をプラス
500万円超
800万円以下
600万円以下の場合60,000円、以後、借入残高が100万円増すごとに5,000円をプラス

それぞれの借入残高に合わせて最低返済額が設定されているため、利用する際はチェックしておこう。

三井住友銀行カードローンで最低返済額だけ返済するメリット

カードローンを最低返済額で利用することには、メリットとデメリットがある。

まずは、最低返済額で返済を行うメリットについて詳しく見ていこう。

月々の支払いが軽減される

月々の返済を最低返済額で抑えられれば、負担が少なくなることはいわずもがなだろう。

むしろ、負担を少なくしたいからこそ、最低返済額で設定することを望む方も多いかもしれない。

予期せぬ出費に慌てることがなくなれば、お金の管理もしやすくなる。

生活がより余裕を持ったものになる

毎回の返済額を減らせれば、お金に追われることなく、生活にも余裕が生まれるはずだ。

さらに、急な出費や環境の変化などの想定外が起きたときでも、慌てることなく対策を講じられるようになるだろう。

返済プランを柔軟にすることで、返済に対する意識も変わってくるだろう。

また、三井住友銀行(SMBC)の返済に関する情報については以下の記事にまとめてある。

ぜひ参考にして欲しい。

三井住友銀行の返済について詳しく知りたい方はこちら。

三井住友銀行カードローンで最低返済額だけ返済するデメリット

最低返済額だけ返済する際のデメリットも把握しておくことが重要だ。

返済を準備する際の助けになるはずだ。。

返済期間が長くなる

最低返済額を選択することで、生活の余裕が生まれる一方で、返済期間が長引く傾向がある。

特に、借入総額が大きいほどに返済期間が伸びる傾向があるのだ。

たとえば、10万円を借入して毎回の返済額を2,000円に設定したとしよう。

返済の際にかかる年率を14.5%で計算した場合、返済期間は78か月にも及ぶ。

10万円を78か月(6年6か月)かけて返済しなければならないと思うと、気が遠くなりそうな方も多いだろう。

借入金額がなかなか減らない

最低返済額で返済を続けることにより、借入金がなかなか減少しない状況に陥りやすくなる。

なぜなら、返済期間と借入残高に応じて、借入金利つまり利息が上乗せされていくためだ。

「返済期間が長くなる」でお伝えした例を引用してみよう。

  • 借入金額
    • 10万円
  • 最低返済額
    • 2,000円
  • 返済期間
    • 78か月

上記の条件で返済した場合にかかる借入金利額は54,259円だ。

つまり、10万円の借入に対して借入した金額の半分以上が利息として上乗せされる。

78か月目に返済を完了した時点での累計金額は、154,259円となる。

もし、返済期間を12か月に設定した場合に上乗せされる利息は8,020円だ。

利息の差は46,239円と大きな金額になる。

ただし、毎回の返済額は9,002円と跳ね上がることになる。

毎回の返済額や借入金額を決める際には、シミュレーションツールを活用するのがおすすめだ。

これは、三井住友銀行(SMBC)カードローンが提供していて、返済額・返済期間・返済総額を無料で調べられる便利なものとなる。

シミュレーションツールに興味のある方は、ぜひ下記の公式サイトからチェックしよう。

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三井住友銀行カードローンの返済額は変更できる?

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、「残高スライド型元利定額返済方式」が採用されている。

これは、約定返済時の借入残高に応じて約定返済金額を設定する方法のことを指す。

基本的には、残高スライド型元利定額返済方式で計算された返済額が設定される。

しかし、返済期間中に返済が難しくなる場合も考えられる。

そういった場合には、返済に関する相談を電話窓口で行っている。

返済が困難な場合は、三井住友銀行カードローンプラザに問い合わせておこう。

三井住友銀行カードローンプラザ 0120-843-043

電話窓口の受付時間は、平日の9:00~18:00(12月31日~1月3日は除く)だ。

電話をかける際は、日時を確認しておこう。

三井住友銀行カードローンの返済方法

以下では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済方法についても紹介していこう。

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは主に3つの返済方法が用意されているので、自身に合った方法を選べるようにしておこう。

ATMによる返済

1つ目の返済方法は、ATMを利用することだ。

三井住友銀行のATMをはじめ、ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMなどのコンビニATMで返済できる。

指定されている約定返済期日までに、ATMからカードローン口座へ約定返済金額を入金すれば返済完了だ。

SMBCダイレクトによる返済

SMBCダイレクトでの返済方法は2つある。

  • SMBC口座からの振替で返済
  • SMBCダイレクトとPayーeasyを利用して他行口座から振込返済

SMBCダイレクトとPayーeasyを利用して他行口座から振込で返済するのであれば、振込手数料が無料となる

しかし、SMBCダイレクトによる返済はシステムメンテナンスが入る時間帯が多い。

システムメンテナンスが入る時間は以下の通りだ。

  • 毎日23:00~24:00
  • 毎週日曜20:00~月曜7:00
  • 1月1日20:00~1月2日5:30
  • 6月、9月の第3日曜日の0:00~5:30
  • 各金融機関メンテナンス日

システムメンテナンスは月や曜日によって時間が異なるため、振込の際には注意が必要だ。

口座引落による返済

口座引落による返済は、カードローンでよく用いられる返済方法である。

指定の約定返済期日までに追加返済などの入金がなかった場合、登録している返済用口座から約定返済金額が自動で引き落とされる。

そのため、返済期日を忘れやすい方には特におすすめの方法と言える。

三井住友銀行カードローンの返済期日

三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済期日は4つから選択できる。

自身の給料日に合わせた返済期日を設定することをおすすめする。

では、返済期日について詳しく解説していこう。

毎月の指定日の返済

三井住友銀行(SMBC)カードローンで選択できる返済期日は以下の4つだ。

  • 毎月5日
  • 毎月15日
  • 毎月25日
  • 毎月末日

毎月末日を選択する場合は、返済期日が月ごとに異なるため、アラートを設定するなどの対策が必要だ。

特に2月は末日が28日(閏年では29日)と返済期日が短くなるため、注意しておこう。

臨時返済をすると返済期日は繰越

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、臨時返済ができるようになっている。

これは利息分を上乗せした返済金額を、指定した約定返済期日までに振込する方法だ。

振込方法としては、各種ATM・口座振込・SMBCダイレクトが使える。

臨時返済した場合は、返済期日が繰越されることに留意して欲しい。

たとえば、毎月5日を返済期日に設定している方が、ボーナスなどの臨時収入から返済するため25日に臨時返済を行うとしよう。

すると、元々の返済期日であった翌月の5日は繰り越され、次の返済期日はその翌々月の5日になる。

返済期日が繰越されることを念頭に置いたうえで、臨時返済を検討しよう。

三井住友銀行カードローンの返済が苦しいときの対策方法

誰しも予期せぬ出来事に直面し、返済が苦しくなってしまう状況に陥る恐れがある。

そのような予期せぬ事態にも慌てないよう、対策方法を把握しておくことが大切だ。

対策方法は大きく4つ挙げられる。

  • 返済額と返済期日を把握する
  • 三井住友銀行(SMBC)に電話を入れて返済が苦しい旨を相談する
  • 利息だけの返済に応じてもらえるかどうか相談する
  • 1人で解決できない場合は弁護士に相談する

以下で、それぞれの対策方法を詳しくお伝えしていこう。

まずは返済額と返済期日を把握する

返済が苦しくなる状況の1つに、返済額や返済期日を忘れたり正しく把握できなかったりすることが挙げられる。

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、「約定返済額」と呼ばれる毎月支払う金額が定められている。

たとえば、10万円の借入を12か月で返済する場合、1か月目に返済する金額の内訳は以下の通りだ。

  • 借入金額
    • 10万円
  • 返済期間
    • 12か月
  • 年金利
    • 14.5%
  • 返済金額
    • 9,002円
  • 元金
    • 7,794円
  • 利息
    • 1,208円
  • 借入残高
    • 92,206円

利息を計算すると、金額は10万円×年利14.5%÷12か月=1,208円である。

三井住友銀行(SMBC)カードローンでは残高スライド型元利定額返済方式を用いている。

そのため、2か月目からの利息計算は、1か月分の元金7,794円を引いた借入残高92,206円で利息が計算される。

92,206円×年利14.5%÷12か月=1,114円…が計算式となる。

しかし、利息は変化しても返済する金額は1か月目と同じ9,002円だ。

利息の計算などにより、金額が曖昧になってしまう方もいるため、毎月決まった金額を支払うことを念頭に置いて欲しい。

返済期日に関しては、うっかり忘れることもあるかもしれない。

そのような失敗を防ぐためにも、スマートフォンでアラート設定しておくことをおすすめする。

三井住友銀行(SMBC)に電話を入れて返済が苦しい旨を相談する

「三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済額は変更できる?」でも先述している通り、三井住友銀行(SMBC)カードローンでは返済に関する相談を電話窓口を設置している。

苦しい時は、すぐに相談することが重要だ。

三井住友銀行カードローンプラザ 0120-843-043

電話窓口の受付時間は平日の9:00~18:00(12月31日~1月3日は除く)となっている。

相談する際はどのように返済が苦しいのかしっかり説明できるよう、あらかじめ準備しておくことが大切だ。

利息だけの返済に応じてもらえるかどうか相談する

三井住友銀行カードローンでは、「臨時返済において利息金額以上であればいくらからでも返済が可能」としている。

臨時返済を行えば、次の返済期日は翌々月に繰越される。

だが、利息だけの支払に関しては三井住友銀行カードローンプラザで相談しておくことをおすすめする。

あらかじめ確認を取ることで、最悪の事態を防ぐことにもつながるだろう。

1人で解決できない場合は弁護士に相談する

どうしても返済が難しく、1人で解決できない場合は弁護士に相談することをおすすめする。

弁護士を通じて行える対策方法は、以下の通りだ。

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

1つ目の任意整理は、任意整理の手続き開始後に発生する利息や遅延損害金の一部を免除してもらえる可能性がある。

これは、返済しなければならない累計金額の減少につながるだろう。

さらに減額の合意が成立すると、手続き後3〜5年の間に借入金額を完済するよう調整される傾向にある。

2つ目の個人再生は、裁判所に申立して借入金額を大幅に減額してもらう手続きだ。

個人再生の最低弁済額は借入残額によって異なり、財産がない状態であれば借入残高の5分の1〜10分の1にまで減額できる。

ただし、個人再生を行う場合には返済を継続していけるだけの収入が必要だ。

3つ目の自己破産は、返済義務を全額免除できる方法である。

しかし自己破産すれば、必要最低限の財産以外は処分し、三井住友銀行(SMBC)に最大限の弁済をしなければならない。

もし自己破産を考えている場合には、家・預貯金・生命保険・車なども手放すことになるため、弁護士としっかり相談することが大切だ。

三井住友銀行カードローンでは余裕があるときにATMや振込で臨時返済が可能

「臨時返済をすると返済期日は繰越」でも先述している通り、三井住友銀行(SMBC)カードローンは臨時返済が使える。

お金に余裕がある場合は、臨時返済を行うことで、返済期間を短縮したり支払う利息を減らすことができる。

臨時返済を行った際には、翌月の返済日が繰越となることだけ留意しておこう。

三井住友銀行カードローンの返済で悩んだら

本記事では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの最低返済額・返済が苦しいときの対策方法を紹介した。

毎回の返済額を最低返済額にすることで得られるメリット・デメリットを把握することで、より良い返済プランを計画できる。

返済額や期間、総額は、無料のシミュレーションツールを利用して簡単に調べることができる。

快適な資金管理を実現させるためにも、返済が苦しくならないようにシミュレーションツールで対策しよう。

本記事が、返済に悩む方々の役に立つことを願っている。

もし三井住友銀行(SMBC)カードローンについてさらに詳しく知りたい場合は、公式サイトを確認してみよう。

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(実質年率)
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