- クレジットカードを使い分けるメリットが知りたい
- クレジットカードを使い分けるデメリットはあるのか
- 使い分けにおすすめのクレジットカードが知りたい
JCBの調査によれば、クレジットカードの平均保有枚数は「3.0枚」となっている。
多くの人が複数枚のクレジットカードを持ち、状況に応じて使い分けているのだ。
そこで本記事では、今や当たり前になっているクレジットカードの使い分けについて解説する。
なぜ使い分けがおすすめなのかのメリットや、使い分けの注意点、使い分けにおすすめのクレジットカードを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
クレジットカードは2枚以上使い分けがおすすめ!
多くの人がクレジットカードを2枚以上使い分けているのは、1枚持ちよりもメリットが多いためだ。
まずはクレジットカードを使い分けるメリットを整理しよう。
状況に応じて使い分けられる
クレジットカードを2枚以上所有していれば、状況に応じて使い分けられる。
たとえばVisa・Mastercardに加盟している店舗の数は、それぞれ世界で1億店舗を超えている。
しかし、Visa・Mastercardの決済に対応していない店舗もある。
特に日本国内では、日本初の国際ブランドであるJCBにしか対応していない店舗も多いのだ。
そんな時でも、VisaまたはMastercardのクレジットカード1枚、さらにJCBのクレジットカード1枚があれば、決済に困ることはなくなる。
人前でカードを出す際はステータス性の高いクレジットカードを出し、2枚目としてアニメ・キャラデザインの趣味カードを持つといった使い分けもおすすめだ。
1枚使いより利用限度額が増える
当然ながら、クレジットカードを2枚以上持つと合計の利用限度額が増える。
利用限度額はクレジットカードによって決まっており、たとえば最高限度額が100万円のクレジットカードでは100万円以上は利用できない。
しかし、場合によって利用限度額以上の決済をしたいケースもあるだろう。
そんなときに2枚以上のカードを使い分けていれば、利用限度額が増え、より多くの決済をクレジットカードで対応できる。
付帯サービス・特典が増える
クレジットカードにはそれぞれ付帯サービス・特典があるため、複数枚のカードを持っていればそれらが増えることになる。
付帯サービス・特典はクレジットカードごとに違うので、組み合わせを考えればさまざまな付帯サービス・特典を得られるようになるだろう。
1枚が紛失・盗難にあってもクレジット決済が使える
複数のカードを使い分けている人は、1枚のカードが紛失・盗難にあってもクレジット決済に困ることが少なくなる。
たとえばメインカードは常に携帯し、セカンドカードはセキュリティのことを考えて自宅に保管しよう。
そうすれば、メインカードが紛失・盗難にあって利用を停止したとしても、セカンドカードで引き続きクレジット決済を利用できる。
クレジットカードを2枚以上使い分ける注意点
クレジットカードを2枚以上使い分ける場合は、注意点もあるのでここで整理しておこう。
カードごとの利用状況を把握しなければいけない
クレジットカードを2枚以上使い分けている場合は、カードごとの利用状況を把握しなければいけない。
カード発行会社が同じならスマホアプリ上で複数カードを管理できるが、カード発行会社が異なる場合は少し面倒に感じることだろう。
それぞれの利用状況を常に把握していないと使いすぎにもつながるので、クレジットカードを2枚以上使い分ける場合は利用状況を細かくチェックするよう心がけてほしい。
ポイントが分散して使いにくくなる可能性がある
クレジットカードで貯まるポイントは、カード発行会社によって種類が決まっている。
たとえばイオンカードならWAON POINT、三井住友カード(NL)ならVポイントが貯まる。
それぞれのポイントプログラムは交換できず、独自に利用するしかない。
カード発行会社の異なるクレジットカードを持っていると、ポイントが分散して使いにくくなる可能性があるため注意しよう。
クレジットカードを2枚以上使い分ける場合は、類似した使い方ができるカードを選ぶといいだろう。
たとえばイオンカードのWAON POINTと三井住友カード(NL)のVポイントは、どちらもTポイントに交換できる。
共通のポイントプログラムに交換できればポイントの利便性が上がるため、そうして点にも着目した上で、使い分けるクレジットカードを選ぼう。
使い分けにおすすめ!メインにしたいクレジットカード5選
最後に、クレジットカードを2枚以上使い分けたい人が、メインカードとして使うのにおすすめのクレジットカード5選を紹介する。
カード名 | JCBカード W | 三井住友カード(NL) | イオンカードセレクト | セゾンカード インターナショナル | アメリカン・エキスプレス(R)・グリーン・カード |
---|---|---|---|---|---|
券面画像 | |||||
年会費 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 | 13,200円 (税込) ※月会費制1,100円(税込) |
国際ブランド | JCB | Visa Mastercard | Visa Mastercard JCB | Visa Mastercard JCB | American Express |
ポイント還元率 | 1.00%~5.50% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 0.5%~7% | 0.5%~1% | 0.1〜3.0% | 1.0〜3.0% |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント | Vポイント | WAON POINT | 永久不滅ポイント | メンバーシップ・リワード(R) |
家族カード | 発行・年会費無料 | 発行・年会費永年無料 | 年会費無料 | 発行・年会費無料 | 月会費550円(税込) |
ETCカード | 発行・年会費無料 | ETCカード 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料 | 年会費無料 | 発行・年会費無料 | 年会費無料/ 発行手数料935円 (税込) |
スマホ決済 電子マネー | Google Pay Apple Pay QUICPay | iD Google Pay Apple Pay PiTaPa WAON | イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON | Google Pay Apple Pay QUICPay iD Suica PASMO | Apple Pay |
海外旅行傷害保険 | 2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円 (利用付帯) | なし | なし | 最高5,000万円 (利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | なし | なし | なし | なし | なし |
その他の保険 | ショッピングガード保険 | お買い物安心保険 | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 | カード盗難補償 | スマートフォン・プロテクション キャンセル・プロテクション |
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) | 満18歳以上の方(高校生を除く) | 18歳以上 (高校生不可) | 満18歳以上の連絡が可能な方提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 | 公表なし |
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それぞれの特徴・メリットを見ていこう。
JCBカード W
JCB カード WはJCBが発行しているスタンダードなクレジットカードだ。
プロパーカードなので一般カードの中でもステータス性が高い。そのためメインカードとしておすすめしたいカードだ。
JCB カード Wは他のJCBカードに比べてポイント還元率がいつでも2倍になる。
基本還元率は0.1%から0.2%にアップするため、CBゴールドとポイント獲得条件が変わらない。
貯まったポイントは1ポイント=最大5円相当と交換できるため、実質のポイント還元率は1.0%となる。
またJCBの優待店舗であるセブンイレブンやAmazonで利用すれば、獲得できるポイントは基本還元率の4倍だ。
さまざまなシーンでポイントを貯めたい人は、JCB カード Wをメインとしてクレジットカードを使い分けよう。
- 出典:JCB「JCBカードW」
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※キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードとして、人気のカードだ。一般カードとしてはステータス性が高いため、メインカードとして検討してほしい。
三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%だが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済ならポイント還元率が最大7%に上がるため、対象のコンビニ・飲食店をよく利用する人におすすめだ。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトはイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行しているクレジットカードだ。
対象のイオングループ店舗ならポイント還元率がいつでも1.0%になるので、生活圏にイオングループ店舗がある人はメインカードとして検討しよう。
また、イオンカードセレクトは年間50万円以上の利用で、イオンゴールドカードに年会費永年無料で招待される。
ポイント還元率の条件は変わらないが、海外旅行保険が最高5,000万円補償されるなど、保険サービスが充実するのが特徴だ。
キャッシュカード機能が付帯しているので、財布の中を少しでもスッキリさせたい人も検討しよう。
\期間中の入会から1か月間対象店舗で請求時5%OFF/
さらに Web限定!最大7,000ポイントもらえる
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルはクレディセゾンが発行しているスタンダードなクレジットカードだ。
獲得したポイントに有効期限がないため、一度獲得したポイントを失うことはない。
ポイント還元率も決して低くないので、メインカードとして検討してほしい。
また、クレディセゾンの専用モールでショッピングをすれば、ポイント還元率は最大で3.0%までアップする。
獲得したポイントは1ポイント=最大5円相当と交換できるため、実質還元率の高いクレジットカードだ。
有効期限が無期限!
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アメリカン・エキスプレス(R)・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス(R)・グリーン・カード はAmerican Expressが発行しているクレジットカードだ。
一般カードながらステータス性が高く、券面デザインもスタイリッシュで高い評価を得ている。
アメリカン・エキスプレス(R)・グリーン・カード はさまざまな付帯サービス・特典を得られるのが特徴だ。
約100店舗のレストランで所定のコースメニューが1名分無料になるなど、日々の生活で使いやすい。
アメリカン・エキスプレス(R)・グリーン・カードをメインカードに複数のカードを使い分ければ、クレジットカードの利便性を大きく広げられる。
クレジットカードは使い分けて利用するのがおすすめ!
本記事では、クレジットカードを使い分けるメリットや、メインカードにおすすめのクレジットカードなどを紹介した。使い分けは今や当たり前なので、本記事を参考に自分に合ったクレジットカードの組み合わせを考えてほしい。
また、今回紹介したクレジットカードは新規入会キャンペーンを実施中だ。
入会・利用の条件達成でポイント還元やキャッシュバックといった特典を受けられるので、お得な機会を逃さず申し込んでほしい。
クレジットカードは何枚まで作れるのかと気になる方は下記記事も参考にしてほしい。