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プラチナカードを持っている人の特徴とは?実像や持つための条件を解説

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この記事で解決できるお悩み
  • どのような人がプラチナカードを持っているのか?
  • プラチナカードを持つにはどのくらいの年収が必要か?
  • プラチナカードを持つうえでのメリットとデメリットは?

年会費が無料な場合も多い一般カードと比較して、年会費がかかるゴールドカードやプラチナカードはサービスが手厚い。

しかし、一般的にゴールドカードよりもプラチナカードの方が、カード会社の審査も厳しく、年会費も高い。

プラチナカードを持ちたいと思っている人のなかには、自分は持てるのだろうか?と心配になる人もいるはずだ。

そこで本記事では、「どのような人がプラチナカードを持っているのか?」について解説する。また、プラチナカードを持つうえでのメリットとデメリットについても説明する。

記事の内容を理解して、「プラチナカードを持っている人」として周囲からの注目を集められるようにしてほしい。

目次

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プラチナカードを持っている人とはどんな人?

プラチナカードを持っている人とはどんな人? クレジットカードナビ

フジサンケイグループのリサーチ会社での調査結果によれば、プラチナカードを持っている人の割合は1.4%しかいない。

1.4%の人にはどんな特徴があるのか、一旦想像してみてほしい。

頭の中のイメージとして、資産家や高額所得者を思い描く人も多いのではないか。

ここからはプラチナカードを持っている人の実像について解説する。

会社員や公務員も多い

プラチナカードを持っている人のなかには、医者・弁護士・経営者などの高額所得者が多い。

ただ、実は通常の会社員や公務員などのいわゆるお堅い職業の人も多いのだ。

プラチナカードに魅力を感じ、ビジネスやプライベートに必要と思えば、このカードはどのような職業の人でも持つことができる。

年会費が無料のカードもある一般カードと比べて、プラチナカードの年会費は一般的に20,000円〜50,000円と割高だ。

前述のアンケート結果では、高額な年会費を払ってでもプラチナカードが必要と感じている人が、全体の1.4%いることになる。これを高いか低いかと思うかは、あなた次第だ。

カード審査に通過しない人

プラチナカードを持つにはカード会社での審査に通過する必要があるため、誰でも持てるわけではない。

カード会社は審査基準を公開していないが、申込者のクレヒス(クレジットヒストリー)などの信用情報は最も重要視している。

クレヒスとはクレジットカードやローンの利用履歴のことであり、これらの信用情報は信用情報機関が収集・管理している。

カード会社は、信用情報機関から申込者の信用情報を照会して以下の内容を確認する。

  • 現在の未払いの有無や、過去の延滞情報
    • ローンやクレジットカードなどでの借入金
    • 携帯電話料金
  • 自己破産などの債務整理の実施有無
  • 借金や任意整理を踏み倒しの経験の有無
  • 6ヶ月以内での複数カードの申込み※1
  • クレヒスがない(過去にローンやクレジットカードの利用実績がない)※2
  • 1:多重債務や自己破産のリスクを疑われ、審査に落ちる可能性がある
  • 2:個人の信用力を判断するための情報がないため、審査に落ちる可能性がある

つまり、高額所得者であっても、これらの情報が良くなければ個人の信用力は損なわれ、審査に通らない場合があるのだ。

プラチナカードを持っている人の年収とは?

プラチナカードを持つための年収とは? クレジットカードナビ

一定額の年収がなければ、プラチナカードを持つことは難しい。

それでは、このカードを持つにはどの程度の年収があれば良いのだろうか?

ここでは、プラチナカードを持つために必要となる年収の目安について解説する。

また、高額所得者であるスポーツ選手や芸能人はプラチナカードを持つことが難しいとも言われている。

その理由についても説明する。

年収条件が明らかにされていないが規制はある

多くのカード会社では、年収に関する条件が明らかにされていない。

ただし、年収に応じて定められる個人のカード利用可能枠は、カード会社で設定している利用可能枠を超えなければならない。

これは、割賦販売法によって決められたルールだ。

つまり、カード側の利用可能枠の下限を超える額だけ、ユーザー側の利用可能枠が設定されなければ、カードは発行できない。もし発行した場合は、違法になるのである。

上記説明を図で表すと、以下のようになる。

カード発行OK
[カードAの利用可能枠(150万円~300万円)] < [ユーザーの利用可能枠(200万円)]
カード発行NG:
[カードBの利用可能枠(300万円~500万円)] > [ユーザーの利用可能枠(200万円)]

割賦販売法による個人の利用可能枠は、以下の計算式で算出される。

利用可能枠=( [年収] - [生活維持費※] -クレジット債務額) × 0.9※生活維持費は下記の金額を引用する。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
200万円169万円136万円90万円
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
240万円209万円177万円116万円
出典:日本クレジットカード協会「割賦販売法の改正について」

この計算式から、JCBプラチナ(利用可能枠:150万円以上)を持つために必要な最低限の年収は、以下の金額となる。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
367万円以上336万円以上303万円以上257万円以上
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
407万円以上376万円以上344万円以上283万円以上
※クレジット債務はないものとする。

利用可能枠の構成要素(年収・家族構成・住宅ローンや家賃の有無・クレジットの借入額)により、カード発行の可否が判断されるのだ。

高収入よりも「継続的な安定収入」

三菱UFJカードやJCBでは、プラチナカードの申込条件として、以下のような規定がある。

申し込み条件
  • 三菱UFJカードプラチナ
    • 安定継続収入のある方
  • JCBプラチナ
    • 本人に安定継続収入のある方、学生の方は申し込み不可

つまりカード会社は、「安定的かつ継続的な収入のある人」が望ましいと考えている。

高額所得者であるスポーツ選手や芸能人が、プラチナカードを持つことが難しいと言われている理由がこれだ。

高額な収入を得ているスポーツ選手は、引退や契約終了となれば、その翌年から無収入になる。

また、一発芸で売れたお笑い芸人は、旬が過ぎれば仕事が激減し、収入もいきなり下がる可能性もある。

カード会社は、上記のようなケースがあるため、スポーツ選手や芸能人を「安定的かつ継続的な収入のある人」とは見なしていないと考えられる。

プラチナカードを持つうえでのメリットとデメリット

プラチナカードを持つうえでのメリットとデメリット クレジットカードナビ

一般カードやゴールドカードと比べて、プラチナカードの審査は厳しく年会費も割高だ。

それでもプラチナカードのユーザーは、所持することにメリットを感じている。

ここでは、プラチナカードを持つことによるメリットを紹介する。

さらに持つうえで、注意すべきデメリットについても説明する。

プラチナカードの一般的なサービス

ここではプラチナカードが持つ一般的なサービスを、以下に紹介する。

  • レストランやホテルの優待サービスがある
  • コンシェルジュサービスが利用できる※1
  • 同じサービスを持つゴールドカードと比べて、ワンランク上のサービスが受けられる
    • 旅行保険:保障内容が手厚い
    • 空港ラウンジ:利用可能な空港ラウンジがより多くなる(プライオリティ・パスが利用できる場合もある)※2
  • 1:コンシェルジュサービス:目的に応じた最適なレストラン・旅行プランを探し出して、予約を代行してくれるサービス。観光や出張の際のホテル・航空券・新幹線や、音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも手配してくれる。サービスデスクに電話をすれば、24時間365日対応してくれる。
  • 2:プライオリティ・パス:全世界にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるサービス。

一方、ゴールドカードでは、このようなサービスを提供しているものはほとんどない。

ただし、年会費の安いプラチナカードには、上記のサービスの一部がない場合がある。また、ゴールドカードと同じサービスレベルのカードもある。

一口にプラチナカードといっても、カードごとにサービスレベルには大きな幅があるので注意が必要だ。

それぞれのプラチナカードが持つオリジナルサービス

多くのカード会社では、様々なプラチナカードを発行しており、各カードには上記のサービス以外に独自の特典もある。

たとえばJCBプラチナでは、観光を楽しむユーザーのために、多くのサービスを用意している。

具体的にいうと、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内や京都駅内の専用ラウンジが、家族旅行の際にも利用できる。

また、JCBは東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーであるため、ディズニーに関するサービスも多い。

JCBプラチナのユーザー専用ツアーとして、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージも用意されている。

このようにプラチナカードのなかには、T&Eカードとしての特徴を持つカードもある。

プラチナカードのデメリット

プラチナカードを所持することには、もちろんデメリットも存在する。

日常の買い物やネット決済などの普段使いだけならば、一般カードやゴールドカードでも事足りる。

コンシェルジュサービス・旅行保険・空港ラウンジは出張が多いビジネスマンには便利なサービスとなる。

ただ、利用する必要性がなければ高額な年会費がかかるだけとなってしまう。

また、旅行やエンターテイメントに関心がなければ、コスパが悪いとも言える。

逆に、このようなニーズがある人には、一般カードやゴールドカードでは役不足であろう。

自分のライフスタイルと照らし合わせて、プラチナカードのサービスや特典が自分に最適かどうかを考えておく必要がある。

個性的なプラチナカード2選

個性的なプラチナカード3選 クレジットカードナビ

様々な種類のプラチナカードがあり、それぞれが独自の個性をもっている。

中でも、特に個性的なプラチナカードとカードにぴったりのユーザーの特徴を紹介する。

カード選びの参考にしてほしい。

No.1のT&Eカード“三井住友カード プラチナ”

No.1のT&Eカード“三井住友カードプラチナ” クレジットカードナビ
年会費(税込)55,000円
発行会社三井住友カード株式会社
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円(自動付帯)
その他原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
出典:三井住友カード株式会社「三井住友カード プラチナ」

お買い物から食事の手配、旅行先での対応まで

エンターテインメントを楽しみたい人には、三井住友カード プラチナがおすすめだ。

一般では受けることが難しい下記のようなカード特典を通じて、三井住友カードのユーザーだけに許される「体験」が得られる。

三井住友カード プラチナのサービス(一例)
  • プラチナオファー
    • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のカウントダウン・イベントなどユーザー限定イベントへの案内
  • 宝塚歌劇優先販売
    • 三井住友カード貸切公演のSS席をユーザーへ優先的に販売
  • USJでの特別サービス
    • ユニバーサル・エクスプレス・パス:USJの人気アトラクションの待ち時間を短縮できる特別パスをプレゼント
    • 三井住友カード・ラウンジサービス:USJ内にある三井住友カードの専用ラウンジが利用可能
    • 三井住友VISA太平洋マスターズの観戦
      国内を代表する男子プロゴルフトーナメントのペア観戦入場券をプレゼント。

手軽に手に入れやすい“TRUST CLUB プラチナマスターカード”

手軽に手に入れやすい“TRUST CLUB プラチナマスターカード” クレジットカードナビ
年会費(税込)3,300円
発行会社三井住友トラストクラブ株式会社
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス※1
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)×
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)3,000万円
利用可能枠30万円~100万円
※1:国内33カ所の空港ラウンジが利用可能。海外の空港ラウンジの利用はできない。またプライオリティ・パスも付帯していない。
出典:三井住友トラストクラブ株式会社「TRUST CLUB プラチナマスターカード」

TRUST CLUB プラチナマスターカードは、若い人でも手に入れやすいプラチナカードだ。

カード入会の目安は「22歳以上・年収200万円以上」となり、年会費もプラチナカードのなかでは割安と言える。

一方で、コンシェルジュサービス・空港ラウンジ・旅行保険の内容は、一般的なプラチナカードと比べて劣っている。

また、利用可能枠の上限が100万円までと低く、海外旅行での利用には向いていないカードとも言える。

若い人は、このカードで利用実績を積み上げて、サービスの手厚い上位グレードのプラチナカードを得ることを考えても良い。

また下記記事ではおすすめのプラチナカードについて紹介しているので参考にしてほしい。

自分に合ったプラチナカードを手に入れよう

自分に合ったプラチナカードを手に入れよう クレジットカードナビ

本記事では、プラチナカードを持っている人の実像について解説した。

さらには、カードを持つうえでのメリットやデメリットも説明した。

プラチナカードのユーザーは高額所得者に限定されない。プラチナカードにメリットを感じた人が所持しているのである。

カードのメリットは、それぞれのライフスタイルによって変わってくる。

記事の内容を参考に、自分のライフスタイルに合ったプラチナカードを手に入れてほしい。

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