イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードの違いは？どちらのカードを作るべきか解説

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードには、どのような違いがあるのだろうか。

この記事では、この２つのカードの違いについて詳しく解説する。どちらのカードを作るべきか迷っている人は、参考にしてほしい。

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードの大きな違い

２つのカードの大きな違いは、マルエツの店舗で買い物したときの特典と、ゴールドカードの有無である。

マルエツで買い物したときの特典

マルエツは、関東を中心に店舗を展開するスーパーマーケットだ。マルエツの店舗には、「マルエツ」のほかに、「マルエツプチ」や「リンコス」がある。

そのマルエツとイオンフィナンシャルサービス株式会社が提携したクレジットカードこそがマルエツカードなのだ。このカードを使って買い物をすると、マルエツの店舗でお得な特典を得られるのである。

主な特典の内容には、次のようなものがある。

クレジット払いで買い物代金が割引になったり、通常よりも多くのWAON POINTが還元されるのである。それ以外の特典として、WAON POINTをマルエツの商品券に交換できる。これらの特典は、イオンカード（WAON一体型）にはない。

マルエツの店舗で買い物したときに、２つのカードの違いが表れるのである。

ゴールドカードの有無

イオンカード（WAON一体型）には、イオンゴールドカードがある。年間50万円以上のクレジット払いをすることで、インビテーションが届くのだ。一般カードのひとランク上のカードといえる。このカードを持つことで、イオンのラウンジや空港ラウンジが使えるようになる。

しかしながら、マルエツカードには、このようなゴールドカードのシステムが用意されていない。２つのカードは、ゴールドカードが用意されていないという点で、大きく異なるのである。

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードの特徴を比較

２つのカードの特徴を比べると、以下のようになる。

	イオンカード（WAON一体型）	マルエツカード
年会費	無料	無料
国際ブランド	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB
たまるポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント
搭載された機能	クレジットカード 電子マネーWAON WAON POINTカード	クレジットカード 電子マネーWAON WAON POINTカード
申し込み条件	18歳以上 （高校生不可）	18歳以上 （高校生不可）
ポイント還元率	0.5% ※イオングループ1.0%	0.5% ※イオングループ1.0% ※マルエツ店舗1.0%
イオン共通の特典	あり	あり
独自の特典	なし	・毎週日曜日に買い物代金が5%オフ ・毎月1日と第3金曜日にWAON POINTが5倍 ・WAON POINTをマルエツ商品券に交換可能 ・カード発行時に特別優待券をプレゼント ※マルエツ店舗で買い物
ゴールドカード	あり	なし
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2つのカードの違いは、独自の特典とゴールドカードのあるなしにある。それ以外に、大きな違いはない。イオンカード（WAON一体型）にマルエツの特典が加わったようなイメージだ。

両方とも、イオン共通の特典を受けられる。特典の内容は、次のようなものだ。

通常であれば、イオンカード（WAON一体型）は200円（税込）につき1ポイントのWAON POINTがもらえる。しかしながら、イオングループの対象店舗であれば、200円（税込）につき2ポイントと２倍のWAON POINTがもらえるのだ。

毎月10日であれば、対象店舗以外についても、２倍のポイントとなる。そのほかにも、買い物代金やイオンシネマのチケットの割引が受けられる。

両方ともポイント還元率は0.5%とそこまで高くはないが、イオン共通の特典を活用することで、お得に買い物ができるのである。

イオンカード（WAON一体型）にはないマルエツカード独自の特典

２つのカードの特徴を把握したところで、カードを比べたときの大きな違いである独自の特典について、見ていこう。

毎週日曜日は5%オフまたはWAONポイントが10倍

毎週日曜日にマルエツカードでクレジット払いをすると、会計するときに買い物代金が5%オフになる。この特典は、マルエツのほか、マルエツプチやリンコスで適用される。毎週日曜日にまとめて買い物することで、毎月の支出を節約できるだろう。

またマルエツでは、「Scan&Go」と呼ばれるレジ会計が不要のアプリを導入している。このアプリにこのカードを登録して支払うと、基本の10倍相当のWAON POINTがもらえるのだ。

ここでいう基本とは、200円（税込）につき1ポイントのことだ。「Scan&Go」は5%オフの対象外であるが、5%オフ相当分をWAON POINTで得られるのである。

毎月1日と第3金曜日はWAON POINTが5倍

毎月1日と第3金曜日にマルエツカードでクレジット払いすると、基本の5倍のWAON POINTが還元されるこの日にマルエツの店舗で買い物すると、200円（税込）につき5ポイントのWAON POINTが付与されるのだ。

通常であれば、マルエツはイオングループの対象店舗であるため、WAON POINTは２倍の200円（税込）につき2ポイントの還元となる。独自の特典を活用すれば、ポイント還元率を1%から2.5%に引き上げられるのである。

WAON POINTをマルエツ商品券に交換可能

マルエツカードは、WAON POINTをマルエツ商品券に交換できる唯一のカードである。交換レートは1,000ポイント1,000円分であり、1,000ポイント以上から交換できる。

なお、単位は1,000ポイントだ。WAON POINTの有効期限が近づいてきたときに、電子マネーWAONに交換するのとは別の選択肢が得られるのである。

マルエツ商品券は、金券ショップで現金に変えられる。そのため、WAON POINTを現金化したい人に向いている特典だ。

ただし、WAON POINTをマルエツ商品券に交換するときには、交換手数料として250ポイントが必要となる。手数料がかかることに注意しよう。

特別優待券のプレゼント

カードを新しく発行するときに特別優待券がプレゼントされる。なお、優待券の金額は500円分である。

この優待券は、300円1枚と200円1枚というかたちで、付与される。クレジット払いするときに、3,000円（税込）以上であれば300円の優待券を、2,000円（税込）以上であれば200円の優待券を、利用できるのだ。

少しでもお得に買い物したい人におすすめの特典であるだろう。

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードどちらのカードを作るべきか

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードのどちらを作るべきなのか、それぞれのカードに向いている人に焦点を当てて、見ていこう。

イオンカード（WAON一体型）を作るべき人

イオンカード（WAON一体型）を作るべきなのは、次のような人である。

イオンのゴールドカードは、空港ラウンジや旅行傷害保険など、さまざまな特典が付帯されている。しかしながら、このカードを手に入れるためには、イオンカード（WAON一体型）を選ばなければならない。なぜ

なら、もう一方のカードには、ゴールドカードが用意されていないからだ。ゴールドカードを目指している人は、迷わずイオンカード（WAON一体型）を作ろう。

またマルエツの店舗で買い物をしない人は、そもそもマルエツカードを作るメリットが少ない。なぜなら、独自の特典をのぞいて、イオンカード（WAON一体型）と大きな違いがないからだ。

自分がどれくらいの頻度でマルエツに行くのか、今一度振り返って見よう。

マルエツカードを作るべき人

マルエツカードを作るべきなのは、次のような人である。

マルエツの店舗でよく買い物する人は、このカードを作ることで、大きなメリットを得られる。というのも、マルエツで買い物する人向けに、独自の特典が用意されているからだ。買

い物代金が割引される日や、ポイント還元率が良くなる日を狙って行けば、毎月の支出を抑えられる。

また、ポイントの二重取りしたい人にも、このカードはおすすめだ。なぜなら、マルエツの店舗では、Tポイントを提示することで税抜200円につき1ポイントためられるからだ。

Tポイントを提示するだけではなく、このカードでクレジット払いすれば、200円（税込）につき2ポイントをためられる。普段からマルエツで買い物する人であれば、さらに多くのポイントをためられるだろう。

マルエツの店舗でよく買い物する人は、迷わず作ろう。

イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードの違いを押さえて自分に最適なカードを見つけよう

この記事では、イオンカード（WAON一体型）とマルエツカードの違いについて解説した。イオンカード（WAON一体型）にマルエツの買い物がお得になる特典をプラスしたのが、マルエツカードである。

マルエツの店舗でよく買い物する人であれば、このカードを作ることで大きなベネフィットを得られるだろう。

一方、ゴールドカードを目指すのであれば、イオンカード（WAON一体型）を作るのがおすすめだ。

イオンカード（WAON一体型）では、新規入会キャンペーンを実施している。この機会に、イオンカード（WAON一体型）を作ってみてはいかがだろうか。