- JCBゴールドは2枚目の作成が可能なのか知りたい
- ゴールドカードを2枚持つメリットとデメリットが知りたい
- どのような視点で2枚目のゴールドカードを選べばいいか知りたい
「JCBゴールドを持っているけど、もう1枚JCBゴールドを作成できる?」「ゴールドカードを2枚持つとどんなメリットがあるの?」
すでにゴールドカードを持っている方の中には、このような疑問を抱えている方もいるのではないだろうか。
そこで、本記事ではJCBゴールドは2枚目の作成が可能なのか、ゴールドカードを2枚持つメリットとデメリット、JCBゴールド以外にゴールドカードを作成する際のポイントについて解説していく。
2枚目のゴールドカードの作成を検討している方には、ぜひ最後まで読んでほしい。
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JCBゴールドは2枚目を作成できない
すでにJCBゴールドを持っている方が、もう1枚JCBゴールドを作成することは不可能だ。なぜなら「JCB ORIGINAL SERIES」のラインナップに含まれているクレジットカードは、2枚以上所持することが認められていないからである。
ただ、JCBゴールドを持っていても「JCB ORIGINAL SERIES」に含まれていない提携カードであれば、2枚目の作成が可能だ。
提携カードには、ANA JCBカードやJAL JCBカードなど、数十種類のクレジットカードが存在する。
JCBゴールド以外にもJCBブランドのゴールドカードを作成したいのであれば、ANA JCBワイドゴールドカードやJAL・JCB CLUB-Aゴールドカードなどの提携カードを作成しよう。
ゴールドカードを2枚持つ2つのメリット
ゴールドカードは、ステータスの高いクレジットカードだ。人によっては、複数のゴールドカードを所持したいと考えることもあるだろう。
ゴールドカードを2枚持つメリットとしては、主に以下の2点が挙げられる。
- 用途によって使い分けが可能
- 優待の利用範囲が広がる
それぞれ見ていこう。
用途によって使い分けが可能
ゴールドカードは、それぞれ独自の特典を用意している。そのため、自身の用途によって特典を使い分けることが可能だ。
具体的には、スターバックスコーヒーやAmazonを利用する際は、ポイント還元率がアップするJCBゴールドを利用し、食料品や生活雑貨のショッピングを主にイオンで行うのであれば、イオンゴールドカードで効率的にポイントをためる、といった使い分けが可能となる。
ゴールドカードの特典を有効に使うために、自身がどこでショッピングをする機会が多いのか、どのような特典が欲しいのかをあらかじめ整理しておくことをおすすめする。
その上で、2枚目のゴールドカードを選定しよう。
旅行傷害保険を充実させられる
ゴールドカードを2枚持つことで、旅行傷害保険を充実させられるのもメリットの一つといえる。
例えば、海外旅行の行き先で体調を崩し、現地の病院に入院したとしよう。
その場合、JCBゴールドと三井住友カードゴールド(NL)を持っている方であれば、JCBゴールドの海外旅行傷害保険(利用付帯)から最大300万円、三井住友カードゴールド(NL)の海外旅行傷害保険から最大300万円受け取れることとなる。
ただし、両方のゴールドカードの海外旅行傷害保険を利用したい場合には、旅行の際の航空券やツアー料金、現地での交通費などの支払いに、両方のゴールドカードを利用しなければならない点には注意しよう。
近年では、旅行傷害保険は自動付帯ではなく、利用付帯となるクレジットカードが増えている。
旅行傷害保険を充実させることを目的として2枚目のゴールドカードを作成する場合は、旅行傷害保険の補償を受けるための条件(自動付帯か利用付帯か)をあらかじめ確認しておこう。
旅行傷害保険の内容については、それぞれのクレジットカード送付時の案内や各クレジットカードのインターネットサイトにて確認が可能だ。
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ゴールドカードを2枚持つ2つのデメリット
ゴールドカードを2枚持つと、用途によって使い分けが可能となったり、旅行傷害保険が充実させられるといったメリットがある。しかし、デメリットにも目を向けなければならない。
ゴールドカードを2枚持つデメリットとして挙げられるのは、主に以下の2点だ。
- 年会費が追加でかかる可能性がある
- カード管理の手間が増える
それぞれ解説していく。
年会費が追加でかかる可能性がある
まず、ゴールドカードを2枚持つデメリットとして挙げられるのが、年会費が追加でかかる可能性がある点だ。
年会費が無料となるクレジットカードとは異なり、ゴールドカードは空港でのラウンジサービスや各種優待の充実、旅行傷害保険などの手厚い保険が用意されている。そのため、ゴールドカードには年会費が徴収されるものが多い。
そのため、2枚ゴールドカードを持つと、それぞれに年会費が発生する可能性があるのだ。
ただ、ゴールドカードの中でも、一定の条件を満たすと年会費が無料になるものが存在する。具体的に、以下3つのゴールドカードについて、年会費が無料となる条件を見ていこう。
カード名称 | 年会費無料となる条件 |
---|---|
三井住友カードゴールド(NL) | 年間100万円以上のカード利用によって永年無料※ ※初年度年会費(5,500円)は支払う必要あり |
SAISON GOLD Premium | 年間100万円以上のカード利用によって永年無料※ ※初年度年会費(11,000円)は支払う必要あり |
エポスゴールドカード | 年間50万円以上のカード利用によって永年無料※ ※初年度年会費(5,000円)は支払う必要あり |
これらのゴールドカードは、年間50万円〜100万円以上のカード利用によって年会費が永年無料となることがわかる。
ただし、条件達成によって翌年以降の年会費が無料となるため、初年度年会費の支払いは必要となる点には注意してほしい。
一方で、初年度年会費も支払わずにゴールドカードを手に入れる方法もある。それは、年会費無料の一般カードを利用し、インビテーション(招待)を受けるというものだ。
例えば、上記の表に記載しているエポスゴールドカードは、インビテーションを受けて申し込むことで、初年度年会費も支払う必要はなく、年会費は永年無料となる。
エポスカードの公式サイトには、エポスゴールドカードのインビテーションを受けるための条件は公開されていない。
しかし、スマートフォン用アプリであるエポスアプリにて、エポスゴールドカードのインビテーションまでの道のりが確認可能だ。
さらに、イオン系列店でのお得な特典が満載であるイオンゴールドカードは、イオンカードを年間50万円以上利用することによって、インビテーションが受けられる。
ちなみに、イオンゴールドカードは直接申し込むことはできず、インビテーションを受けた方のみ申し込みが可能なゴールドカードだ。
自身が利用したい特典によって選択するゴールドカードは異なるが、一定金額のカード利用によって年会費が永年無料になったり、一般カードからのインビテーションによって無料で申し込みできたりするゴールドカードも存在する。
年会費は毎年かかるものであり、なるべくなら抑えたいと考える方も多いはずだ。検討しているゴールドカードの年会費を抑えたり、無料にできたりする条件を事前に確認しておこう。
カード管理の手間が増える
ゴールドカードを2枚持つと、カード管理の手間が増えてしまうのもデメリットである。
利用するゴールドカードが増えることで、それぞれのカード利用明細を確認する必要が出てくるからだ。カードの不正利用に気づくのも遅くなってしまうかもしれない。
加えて、それぞれのカードでいくら利用したのか把握しておかなければ、使いすぎてしまう可能性もある。
2枚のゴールドカードを利用する際には、こまめに利用明細を確認したり、カード利用した際にはスマートフォンに通知が来るようにするなど、管理を徹底しよう。
JCBゴールド以外にゴールドカードを作成する際のポイント
JCBゴールド以外にゴールドカードを作成する際のポイントとして、最も大切なのが「JCBゴールドの欠点を補えるゴールドカードを選ぶ」ことだ。
JCBゴールドカードの欠点としては、主に以下の2つがある。
- JCBブランドが使えない国もある
- ポイント還元率が低い
日本発祥の国際ブランドであるJCBは、VISAやMastercardなどの国際ブランドと比べると、利用できない国も多い。
そのため、JCBゴールドを持っている方は、VISAやMastercardなどの国際ブランドのゴールドカードを作成することで、カード決済が利用できる国が広がるだろう。
また、JCBゴールドはポイント還元率が低いのも欠点といえる。
例えば、旅行や出張で飛行機をよく利用する方の場合、マイルをためたいと考えるのではないだろうか。
CBゴールドは、普段のカード利用によってたまったポイント(Oki Dokiポイント)を各種マイルに交換できるものの、ポイント還元率は0.3%※とかなり低いのだ。
※1,000円で1Oki Dokiポイントがたまり、Oki Dokiポイントをマイルに交換する場合の交換レートは1Oki Dokiポイント=3マイル
そのため、マイルをためたいと考えている方にとっては、ANAやJALが発行しているゴールドカードを作成し、マイルを効率的にためるのも手だ。
このように、JCBゴールドには少なからず欠点があるのも事実である。JCBゴールドの欠点を補いつつ、自身の利用したい特典があるゴールドカードを作成しよう。
2枚目のカードを作成する場合にはJCBゴールドがおすすめ!
本記事では、JCBゴールドは2枚作成できるのか、ゴールドカードを2枚持つメリットとデメリット、そしてJCBゴールド以外にゴールドカードを作成する際のポイントについて解説した。
JCBゴールド自体は2枚作成できないものの、他のゴールドカードと組み合わせて2枚持つことは可能だ。
また、ゴールドカードを2枚作成することによって、使い分けができるだけでなく、旅行傷害保険を充実させられるのはメリットといえる。
ただ、年会費が追加でかかったり、カード管理の手間が増えたりといったデメリットからも目を逸らしてはならない。
JCBゴールド以外にもゴールドカードの作成を考えている方は、2枚のゴールドカードを持つメリットとデメリットを踏まえ、JCBゴールドの欠点を補えるゴールドカードを選ぼう。
まだJCBゴールドを持っていない方は、以下のリンクから申し込みが可能だ。初年度は11,000円(税込)の年会費も無料となるため、この機会に申し込んでみよう。
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