- イオンSuicaカードの特徴と注意点が知りたい
- イオンSuicaカードはイオンゴールドカードに切り替えられるか知りたい
- イオンSuicaカードとイオンゴールドカードの違いについて知りたい
イオンSuicaカードとは、イオンカードとSuicaの機能を併せ持ったクレジットカードである。ただ、「イオンゴールドカードに切り替えることは可能なの?」「どんな特徴、注意点がある?」など、疑問に思うポイントも多いはずだ。
そこで、本記事ではイオンSuicaカードの特徴や注意点などについて網羅的に解説していく。イオンSuicaカードとイオンゴールドカードの違いについても言及しているため、最後まで読んでクレジットカード選びに役立ててほしい。
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イオンSuicaカードの基本情報
まず、イオンSuicaカードの基本情報についてみていこう。
年会費 | 永年無料 |
機能 | クレジット 交通系IC(Suica) |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
ポイント還元率 | 0.5% |
たまるポイント | WAON POINT |
対応しているスマホ決済 | Apple Pay イオンiD |
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他のイオンカードと同様に、年会費が永年無料であるのは嬉しいポイントだ。
また、機能としてはクレジットだけでなく交通系ICであるSuicaも利用可能である。通常、Suicaを発行する際にはデポジット(一時的な預り金)として500円支払わなければならない。ただ、イオンSuicaカードであれば、デポジット不要でSuicaが利用できる。
また、Apple PayやイオンiDといったスマホ決済(カードレス決済)が利用できるのも便利である。
イオンSuicaカードの5つの特徴
イオンSuicaカードには主に5つの特徴がある。
- たまったWAON POINTはSuicaへのチャージに
- モバイルSuicaが利用可能
- JR東日本エリアでのお得が満載
- Suicaへのオートチャージ設定が可能
- 旅行傷害保険が付帯
1つずつみていこう。
たまったWAON POINTはSuicaへのチャージに
イオンSuicaカードでの支払いによってたまったWAON POINTは、Suicaへのチャージに利用することが可能だ。1,000ポイント単位で交換が可能で、交換レートは1,000ポイントで1,000円分である。
ただ、Suicaの残高が20,000円を超えるチャージはできないため注意してほしい。
WAON POINTをSuicaへチャージするためには、イオンカード専用のサイトにて交換手続きを行なった後、手続きをした日の翌々日以降に「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」でチャージの手続きを行う必要がある。
「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」とは、駅構内に設置されているATMだ。JR東日本エリアにお住まいの方にとっては、見かけることも多いだろう。設置場所はJR東日本の駅だけでなく、北海道の駅(札幌駅、新千歳空港駅、函館駅)や一部のビックカメラの店舗内(東京、愛知、福岡)にも設置されている。
モバイルSuicaが利用可能
モバイルSuica対応の端末(スマホやスマートウォッチ)に専用のアプリをダウンロードし、イオンSuicaカードを紐付ければ、その端末をSuicaとして利用することが可能だ。
これにより、イオンSuicaカードを財布から出さずに、端末を改札にかざすだけで通れる。モバイルSuicaに登録しておけば、忙しい通勤時にもスマートに改札を通れるためおすすめだ。
JR東日本エリアでのお得が満載
JR東日本の電車や対象となるエキナカ店舗、ホテルへの宿泊などで利用するとお得なサービスが受けられる。
まず挙げられるのは、JRE POINTだ。JRE POINTとは、JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaを利用して電車に乗ったり、対象の店舗で買い物したりするとたまるポイントのことである。
例えば、JRE POINT WEBサイトに登録したモバイルSuicaでJR東日本の電車に乗車すると、50円で1ポイントたまる。たまったJRE POINTはSuicaへのチャージに利用することも可能だ。
また、JRE POINTとえきねっとを連携させることで、新幹線や特急列車の乗車でもJRE POINTがためられる。えきねっととは、乗車券から宿泊先、駅レンタカーまでお得に申し込めるサービスだ。中でも「えきねっとトクだ値」を利用すると、通常価格よりも安い金額で乗車券・特急券を購入できる。
他にも、JR東日本グループのホテルでの宿泊や食事代金をイオンSuicaカードで支払うと、割引が受けられるといった特典がある。
上記のように、JR東日本エリアでのお得が満載であるイオンSuicaカード。JR東日本の電車をよく利用する方は、JRE POINTへの登録は必須だ。
Suicaへのオートチャージ設定が可能
イオンSuicaカードは、オートチャージの設定が可能だ。オートチャージとは、自動的にSuicaにチャージされるサービスのことをいう。「残高が2,000円を切ったら5,000円チャージする」といった条件をあらかじめ設定する必要がある。
オートチャージを利用することで、Suicaの残高不足によって改札を通れないといった事態を避けられる。オートチャージの設定は、イオンSuicaカードの申込時のほか、JR東日本の駅構内に設置されている「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」でも登録が可能だ。
旅行傷害保険が付帯
イオンSuicaカードには旅行傷害保険が付帯できる。ただ、1点注意してほしいのは、旅行傷害保険は利用付帯であるということだ。
例えば、海外旅行に行く際には、航空券やツアー料金などの旅行代金をイオンSuicaカードで支払うことが海外旅行傷害保険の付帯条件となる。
全ての旅行代金をイオンSuicaカードで支払う必要はないが、旅行先でのけがなどに備えるためにも、旅行傷害保険の付帯条件を満たしておくことが大切だ。
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イオンSuicaカードを利用するにあたっての5つの注意点
ここまでイオンSuicaカードの特徴について解説したが、このクレジットカードを利用するにあたって注意しなければならない点が5つある。
- ゴールドカードに切り替えられない
- WAONが使えない
- JR東日本での利用は400円で1ポイント
- 家族カードが作れない
- Suica定期券としての利用は不可
それぞれ解説していく。
ゴールドカードに切り替えられない
イオンSuicaカードは、イオンゴールドカードに切り替えられない。
イオンゴールドカードは、年間利用額50万円以上などの一定の条件を満たした場合に、インビテーションが届く。イオンゴールドカードへの切り替え対象カードは以下の7種だ。
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
イオンSuicaカードとイオンゴールドカードの違いについては後述するが、イオンゴールドカードを手に入れたい方は、上記7種のクレジットカードを検討しよう。
WAONが使えない
イオンSuicaカードには、WAON一体型のクレジットカードが存在せず、WAONが利用できない。
WAONが利用できないことによって、電子マネーWAONでの支払いを対象とする毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」は対象外となる点には注意が必要だ。
WAONを利用したいと考えている方は、他のWAON一体型クレジットカードを利用することをおすすめする。
JR東日本での利用は400円で1ポイント
通常、イオンSuicaカードを利用すると、200円ごとに1ポイントがたまる。しかし、みどりの窓口などでの利用や定期券の購入、Suicaへのチャージ等、JR東日本での利用においては、400円で1ポイントと還元率が下がる点には注意しなければならない。
また、JR東日本のみどりの窓口や券売機等においての支払いは1回払いのみとなる。
ただ、カード型のSuicaを利用し、券売機にて現金でチャージしている方もいるだろう。そのような方にとっては、イオンSuicaカードでチャージすることによってポイント還元が受けられるようになるため、お得な一面もある。
家族カードが作れない
イオンカードは家族カードが作れるものが多いが、イオンSuicaカードには家族カードが存在しない。
そのため、イオンSuicaカードを発行したい場合は、家族であっても新規で申し込まなければならない点には注意してほしい。
Suica定期券としての利用は不可
イオンSuicaカードは、カード型のSuica定期券としては利用できない点には注意が必要だ。
ただし、イオンSuicaカードをモバイルSuicaに登録することで、Suica定期券としての利用が可能となる。Suica定期券を使う予定がある方は、モバイルSuicaへ登録して定期券を購入しよう。
イオンSuicaカードとイオンゴールドカードの比較
イオンSuicaカードとイオンゴールドカードの主な違いは、旅行傷害保険などの補償内容や補償額、国内空港ラウンジの利用可否である。
具体的にどのように違うのか、比較してみよう。
カード種類 | イオンSuicaカード | イオンゴールドカード |
海外旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害‥‥最高500万円 傷害治療条件‥‥50万円限度 疾病治療条件‥‥50万円限度 個人賠償責任‥‥3,000万円 | 死亡・後遺障害‥‥最高5,000万円 傷害による治療費用‥‥300万円限度 疾病による治療費用‥‥300万円限度 携行品損害※‥‥年間30万円限度 賠償責任‥‥3,000万円限度 救援者費用など‥‥年間200万円限度 ※携行品損害は、1事故につき免責金額3,000円 |
国内旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害‥‥最高1,000万円 手術‥‥入院保険金日額の10倍または5倍 入院‥‥3,000円/日 通院‥‥2,000円/日 | 死亡・後遺障害‥‥3,000万円限度 傷害による入院※‥‥5,000円/日(180日限度) 傷害による通院※‥‥3,000円/日(90日限度) 傷害による手術※‥‥入院中5万円、入院中以外2.5万円 ※事故の発生日から8日目以降も入院・通院もしくは手術を受ける状態であるときに支払われる |
ショッピングセーフティー保険 | 年間50万円まで補償 (購入から180日以内) | 年間300万円まで補償 (購入から180日以内) |
国内空港ラウンジ | 利用不可 | 利用可能※ ※羽田空港(国内線)、成田空港(第2旅客ターミナル)、新千歳空港(国内線)、伊丹空港(大阪国際空港)、福岡空港、那覇空港 |
暮らしのマネーサイト「イオンゴールドカード」
まず、旅行傷害保険における保険金額について大きな違いがある。イオンゴールドカードの方が充実しているのは一目瞭然だ。ただし、国内旅行傷害保険に関しては、イオンゴールドカードは事故発生日から8日目以降も治療中であることが補償条件となっているが、イオンSuicaカードに関してはそのような条件は設けられていない。
また、ショッピングセーフティー保険についても、イオンゴールドカードの方が手厚い。
加えて、イオンゴールドカードであれば国内の主要6空港のラウンジが利用可能だ。出張が多かったり、空港をよく利用したりする方にとってはメリットとなるだろう。
このように、イオンゴールドカードの方がサービスが充実しているといえる。準備したい補償内容・金額に応じて、クレジットカードを検討しよう。
イオンSuicaカードとゴールドカードを比較して自分に適したカードを作成しよう
本記事では、イオンSuicaカードの特徴や注意点、イオンゴールドカードとの違いについて解説してきた。
イオンゴールドカードへ切り替えができないといった注意点もあるため、特徴や注意点を踏まえながら検討する必要がある。
ただ、イオンSuicaカードはデポジット不要でSuicaを利用できたり、たまったWAON POINTをSuicaへのチャージに利用できたりするため、普段からイオンで定期的に買い物をし、通勤・通学でSuicaを利用している方にとってはおすすめのクレジットカードといえる。
イオンSuicaカードの申し込みは以下から可能だ。オンラインで申し込みが完結するため、この機会にぜひ申し込んでほしい。
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