JCB ORIGINAL SERIESのJCBゴールドの還元率は？ポイントアップのコツや上手な使い方を解説

JCBゴールドの発行を検討している方の中には、ポイント還元率が気になるという方もいるだろう。

JCBゴールドの基本還元率はそれほど高くないが、上手に「貯めて」「使う」ことで還元率がどんどんアップする。

本記事では、JCBゴールドを利用する際のポイントアップのコツや、賢い使い道などを詳しく解説する。

JCBゴールドにおけるポイント還元率の仕組み

まずは、JCBゴールドで貯まるポイントの仕組みやポイント制度の特徴について確認していく。

JCBゴールドを利用するとOki Dokiポイントが貯まる

JCBゴールドを利用すると、利用金額に応じてOki Dokiポイントが貯まる。

ポイントの貯まり方は、1,000円（税込）につき1ポイントで、1回の利用額が1,000円未満であったとしても、毎月の利用額を合計してからポイントに換算される。

特定の店舗でカードを利用したり、ポイントアップサイトを経由してネットショッピングしたりすると、獲得できるポイント数がアップする。

なるべくたくさんポイントを貯めたいのであれば、賢く貯める方法やポイントアップのコツを押さえてカードを利用するのが重要だ。

基本還元率は0.50％～10.00％

Oki Dokiポイントは利用額1,000円(税込)で1ポイント貯まる仕組みだが、1ポイントの価値は何に交換するかによって異なる。

例えば、JCBゴールドの利用金額にポイントを充当する場合、1ポイント＝5円として計算された金額が利用金額分からマイナスされる。

この時の還元率は0.5％となるため、それほど高い還元率とは言えないだろう。

このように、基本還元率は「どうやって貯めるか」だけでなく「どのように使うか」によっても変わってくる。

他社ポイントやマイルなどに交換する場合、0.50％～10.00％の交換レートとなることが多い。※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合

ポイントの有効期限は3年間

JCB ORIGINAL SERIESで貯まるポイントの有効期限はカードの種類によって異なり、2〜5年間となっている。

JCBゴールドの場合は、獲得月から3年間（36ヶ月）が有効期限となり、一般カードの2年間の有効期限よりも長めに設定されている。

最長3年間かけてじっくりとポイントを貯められるため、たくさんのポイントが必要な商品とも交換しやすいのも特徴だ。

商品に交換したり、他社ポイントに交換したりする際は、失効予定日か近いポイントから交換される仕組みとなっている。

JCBゴールドで効率よくポイントを貯めるコツ

ポイント還元率を上げるためには、「貯め方」「使い方」のそれぞれを意識することが大事だ。

まずは、効率よくポイントを貯める方法を紹介する。

優待店の利用でポイント最大20倍

JCBオリジナルシリーズパートナー店と呼ばれる優待店舗を利用すれば、通常よりもたくさんのポイントを獲得できる。

JCBオリジナルシリーズパートナー店には、以下のようなお店が含まれる。

店舗名	ポイント付与率
Amazon.co.jp	3倍
イトーヨーカドー	3倍
ローソン	3倍
セブンイレブン	3倍
スターバックス （スターバックスカードへのオンライン入金・オートチャージ）	20倍

2024年4月現在は、約130件のお店がポイントアップの対象となっているため、普段利用しているお店でもお得に使いやすいだろう。

海外での利用でポイント2倍

海外のJCB加盟店でJCBゴールドを利用すると、自動的にポイントが2倍付与される。

海外ではクレジットカードをよく利用するという人であれば、どんどんポイントが貯まるだろう。

事前にWEB明細サービスである「MyJチェック」に登録しておくだけで適用され、特に他の手続きは必要ない。

JCB STAR MEMBERSの特典でポイント最大2倍

JCB STAR MEMBERS（JCBスターメンバーズ）は、年間で一定額JCBカードを利用した方に提供されるメンバーシップサービスだ。

JCBゴールド会員は、1年間の利用金額に応じて、翌年のポイント付与率が下記の通りアップする。

集計期間中の利用合計金額	翌年のポイント付与率
300万円以上	2.0倍 （2024年1月分までは1.6倍）
100万円以上	1.5倍
50万円以上	1.2倍
30万円以上	1.1倍

2024年からは、JCBゴールドの付与率がさらに有利になるためおすすめだ。

Oki Dokiランド経由でネットショッピングするとポイント最大20倍

インターネットショッピングをする際は、Oki Dokiランドを利用するのがお得だ。

Oki Dokiランドは、買い物前に経由するだけで付与ポイントが2倍〜20倍にアップするポイント優待サイトのことだ。

ポイント還元率はサイト・ショップによって異なり、キャンペーンなどによっても還元率が増加する場合がある。

Oki Dokiランドで人気のショップは下記の通りだ。

ショップ名	ポイント付与率
Amazon.co.jp	2〜9倍
楽天市場	2倍
楽天トラベル	2倍
じゃらん	2倍
ユニクロオンラインストア	2倍
さとふる	4倍
コジマネット	3倍

Oki Dokiランドにアクセスして、利用したいショップ・サイトを検索してアクセスし、いつも通り買い物を行えばそれだけでポイント付与率がアップする。

JCBゴールドのポイント還元率を上げるおすすめの使い方

ポイント還元率を上げるためには、ポイントの使い方や交換方法も重要だ。

ここでは、貯めたOki Dokiポイントのおすすめの使い方を紹介する。

JCBプレモカードにチャージする

Oki Dokiポイントは、JCBプレモカード・JCBプレモデジタルへのチャージに利用できる。

JCBプレモカードとは、Amazonやマクドナルド、コンビニや家電量販店など全国70万箇所以上で利用できるチャージ式のギフトカードだ。

お店やインターネットショッピングなどで便利に利用できて、カードのように審査も必要ないため、子どもにお小遣いとして持たせたり、結婚祝いや出産祝いとしてプレゼントしたりと、さまざまなシーンで活用できる。

また、JCBプレモデジタルは、gifteeやLINE STORE、JoshinウェブショップなどJCB PREMO加盟店で幅広く利用できるデジタルギフトだ。

JCBプレモカードおよびJCBプレモデジタルで利用できるプレモバリューに交換する場合、Oki Dokiポイント1ポイント＝プレモバリュー5円分として交換できるため、還元率が高い。

有名テーマパークのパークチケットに交換する

有名テーマパークが好きな方は、パークチケットへの交換もおすすめだ。

パークチケット1枚は1,850ポイント、2枚は3,700ポイント、3枚は5,550ポイントでそれぞれ交換できる。

有名テーマパークのパークチケットは、大人一人当たり7,900円〜10,900円となっているため、3枚交換した場合の還元率は約4.3％〜5.9％となる。

JCBギフトカードに交換する

Oki Dokiポイントは、JCBギフトカードにも交換できる。

5,000円単位での交換となり、5,000円分（1,000円券5枚）を交換するのに必要なポイントは1,050ポイントだ。

JCBギフトカード50,000円分（1,000円券50枚）を交換する場合、10,050ポイントが必要となり、還元率は約4.98％と計算できる。

なお、2023年12月19日からは交換ポイント数が変更となり、5,000円分交換するのに必要なポイントは1,100ポイントとなる。

JCBギフトカードへの交換を考えている方は、なるべく早めに交換すると良いだろう。

nanacoポイントに交換する

他社ポイントの中では、nanacoポイントへの交換が還元率および使い勝手の面でおすすめだ。

Oki Dokiポイント1ポイント＝nanacoポイント5ポイントとして交換できて、200ポイント以上1ポイント単位で細かく移行できる。

nanacoポイントは、セブンイレブンやデニーズなどをはじめとする全国のnanaco加盟店で幅広く利用できる。

Apple Payのnanacoやnanacoモバイル for Androidなどに登録しておけば、スマートフォン一つで手軽に決済できて便利だ。

ビックポイントに交換する

家電量販店をよく利用するという方や、大きな家電を購入する予定のある方は、ビックポイント／ビックネットポイントへの交換も良いだろう。

Oki Dokiポイント1ポイントはビックポイント5ポイントとして交換できて、1ポイント＝1円として利用できる。

全国のビックカメラやコジマ、ソフマップ全店で利用できるため、幅広い電化製品などの購入に充当できる。

JCBゴールドの還元率を上手に使いこなそう！

JCBゴールドは、「貯め方」「使い方」の両方を工夫することによって、どんどんポイントを貯められるカードだ。

基本還元率が低そうだから、と発行を断念してしまうのではなく、効率の良いポイントの貯め方を知ることで、JCBゴールドのメリットを最大限に引き出せるだろう。

本記事で、JCBゴールドの賢い使い方を学んだ方は、ぜひこの機会にJCBゴールドを申し込んでみてほしい。