JCBカード Ｗ Plus Lのメリットとは？JCBカードWとの違いも紹介

JCB ORIGINAL SERIESの一つであるJCBカード Ｗ Plus Lは、18歳〜39歳限定で作成できるクレジットカードだ。

さまざまなメリットがあることから若い世代から人気を集めている。

本記事では、JCBカード Ｗ Plus Lのメリットやデメリット、JCBカード Ｗとの違いを紹介する。新規申込を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

JCB ORIGINAL SERIES (JCBカード Ｗ Plus L)の基本情報

年会費 (本会員)	無料
年会費 (家族会員)	無料
申し込み対象 （本会員）	18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人 ※高校生は除く
申し込み対象 （家族会員）	生計を同一にする配偶者・親・子供（高校生を除く18歳以上） 本会員が学生の場合は申込不可
旅行傷害保険 （死亡・後遺障害の場合）	海外 ： 最高2,000万円（※） 国内 ： ― ※利用付帯
ショッピングガード保険	海外 ： 最高100万円 国内 ： ―
特典	Oki Dokiポイント
追加可能なカード	ETC QUICPay 家族カード
Apple Pay	設定可
Google Pay(TM)	設定可

JCBカード Ｗ Plus Lは、18歳〜39歳限定で作成できるクレジットカードだ。基本のスペックはJCBカード Ｗと同じであるが、JCBカード Ｗ Plus L限定の特典が用意されている。

JCB ORIGINAL SERIES (JCBカード Ｗ Plus L)のメリット

JCBカード Ｗ Plus Lには、さまざまな特典がある。JCBカード Ｗ Plus Lのメリットは以下の通りだ。

ポイント還元率がいつでも2倍

JCBカード Ｗ Plus Lは常に、通常のJCBカードの2倍の還元率だ。1,000円利用ごとに1ポイント貯まるJCBカードに対して、JCBカード Ｗ Plus Lは1,000円利用ごとに2ポイント貯まる。

Oki Dokiポイントには1ポイント=5円相当の価値があるため、実質還元率は1.0%と言えるだろう。5円相当で交換できるのは以下の他社ポイントだ。

クレジットカード利用額を充当する場合は3円相当、楽天ポイントに交換する場合も3円相当と、交換先によって比率が異なる点に注意しよう。

出典：JCBカードサイト「ポイント還元率の高いクレジットカードの選び方」

旅行傷害保険やショッピング保険が付帯

年会費無料のカードでは珍しく、利用付帯の海外旅行傷害保険も適用可能だ。

利用付帯とは、搭乗する公共交通乗用具または参加する募集型企画旅行の料金を支払った場合のみ保険を適用できるシステムのことだ。

最高2,000万円まで補償してもらえる。また、ショッピングガード保険として、最高100万円が設定されている。

ショッピングガード保険とは、JCBカードで購入した品物が、90日以内に破損や盗難などの被害に遭った際、損害を補償してもらえるサービスだ。

年会費無料

カード利用額や利用頻度にかかわらず、年会費は永年無料だ。

申込資格を失う40歳を上回ったとしても、すでにカードを発行している人は年会費を支払う必要はない。

最短5分でカードを発行可能

申し込み時にモバ即(モバイル即時入会サービス)を選ぶと、最短5分で審査が終わってカード番号が発行される。

MyJCBアプリで確認してApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に登録すると、ネットショッピングや近所の店舗でクレジットカードを使用可能だ。

ただし、即時判定の受付時間は9:00〜20：00であり、受付時間を過ぎた場合は翌日の受付扱いとなる点に注意しよう。

また、カード到着前にカード番号を確認する場合、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなどの顔写真付き本人確認書類による本人認証が必要だ。

メリット以外にもある！JCB ORIGINAL SERIES (JCBカード Ｗ Plus L)のデメリット

ほとんどデメリットはないJCBカード Ｗ Plus Lだが、強いて挙げるとするならば海外で使いにくい点と40歳以上は発行できない点だろう。

VISAやMastercardなどと比較すると、海外におけるJCBの加盟店数は少ないため、どうしても使い勝手は悪くなってしまう。

また、すでに40歳を迎えている人は新規申込が認められない。39歳以下の人がデメリットを感じる機会は少ないだろう。

サブカードとしてVISAやMastercardのクレジットカードを作成しておくと、海外でもクレジットカード決済で困る機会は少ないだろう。

JCBカード Ｗ Plus Lのみの特典やメリット

JCBカード Ｗにはない特典が、JCBカード Ｗ Plus Lには用意されている。限定特典は以下の通りだ。

毎月10日と30日のLINDAの日では、ルーレットで当たりが出ると2,000円分のJCBギフトカードをプレゼントしてもらえる。

LINDAリーグとは、協賛企業による会員限定の優待や割引、抽選キャンペーンなどに参加できる特典だ。

プリンスホテル・ABISTE・一休.comレストラン・@cosmeなどの企業が提携している。

また、毎月の優待&プレゼント企画の内容は充実しており、非常に魅力的だ。2024年9月の内容は以下の通りだ。

	提携先企業	内容
プレゼント	JCBトラベル	JCBトラベルで使える旅行代金1万円分目録6人
	cinema LINDA	TOHOシネマズ映画鑑賞券25組50人
優待情報	ラクリッチ	大丸・松坂屋の冷凍グルメ便「ラクリッチ」が1,000円オフ
	パンスク	全国のパン屋さんから届くパンの定期便「パンスク」初回2,000円オフ
	スターバックス	スターバックス カードへのオンライン入金でOki Dokiポイントが10倍 Starbucks eGiftの購入でOki Dokiポイントが20倍
	JCBトラベル	旅行の申し込みでOki Dokiポイントが2倍
	プリンスホテル	東京タワーを間近に見られるタワービューテラスご利用でワンドリンクサービス 新横浜プリンスホテル　時間無制限ブッフェを10％オフでご案内
	ワタベウェディング	会員限定優待
	藤田観光	グランピングスタイルスタンダード料金を特別優待 スイートルームゲスト専用のエグゼクティブラウンジを特別優待 箱根ホテル小涌園 ランチビュッフェと午後から楽しむユネッサン 特別優待 箱根小涌園 三河屋旅館 夕朝食付き宿泊プランを優待料金でご案内 五感を癒す箱根の湯宿「箱根小涌園 天悠」特別優待プラン

さらに、通常の疾病だけでなく、女性特有の疾病による入院や手術費用を手厚くサポートしてくれる女性疾病保険にも加入できる。

補償内容は、入院保険金が日額3,000円(女性特定疾病の場合＋3,000円)、手術保険金30,000円(女性特定疾病の場合＋30,000円)だ。年齢によって月額保険料は変動する。

年齢区分	月額保険料
満20〜24歳	290円
満25〜29歳	540円
満30〜34歳	670円
満35〜39歳	710円

JCBカード Ｗ Plus Lのメリットやデメリットを参考にカードを作成しよう

JCBカード Ｗ Plus Lのメリットやデメリットについて紹介してきた。メリットは以下の通りだ。

年会費が無料ながら還元率が高かったり、海外旅行傷害保険が付帯していたりと、さまざまなメリットがある。

18歳〜39歳の人は、JCBカード Ｗ Plus Lを作成してみてはどうだろうか。