ビューカードの利用で貯まるポイントとは？使い道やマイルを貯める方法を解説

Suicaへのオートチャージ機能やモバイルSuica定期券購入によるポイントアップなど、さまざまな魅力を持つビューカード。

カードの利用に応じて貯まるポイントはいったいどういう特徴があり、どんな使い道があるのだろうか。

本記事では、ビューカードの利用で貯まるポイントの特徴や貯め方、貯まったポイントの使い道について解説する。

記事の最後にはマイルを貯める方法についてもご紹介するので、ぜひ本記事を参考にしてビューカード利用で付与されるポイント・マイルを効率的に貯めていこう。

ビューカードの利用でJRE ポイントが貯まる

ビューカードの利用で貯まるポイントは「JRE POINT」である。

さまざまな場面で貯めやすいだけでなく、使い道も豊富に用意されているポイントだ。

ここでは、JRE POINTの貯め方やポイントアップの条件について解説していく。

ビューカードのポイントの貯め方

ビューカードのクレジット払いで買い物をすると、利用金額1,000円（税込）につき5ポイントのJRE POINTが付与される。

JRE POINTは、請求額が確定するタイミング（毎月中旬頃）で付与される仕組みになっている。

日常の買い物や公共料金の支払いなどに利用することで、ポイントを貯めることが可能だ。

さらに使い方次第ではより効果的にポイントを貯める方法もあるため、ポイントアップできる条件を確認しておこう。

加盟店利用でポイントアップ

JR東日本沿線の駅ビルなどのJRE POINT加盟店で買い物をする際、ビューカードを提示すると100円（税抜）につき1ポイントが付与される。

対象の店舗で普段から買い物をする場合は、効率的にポイントを貯められることが特徴だ。

主なJRE POINT加盟店として、以下のような店舗が挙げられる。

上記のほかにも、JR東日本エリアのさまざまな駅ビルでポイントが付与される。

普段駅ビルで買い物をする方は、ビューカードで効率良くポイントを貯めよう。

VIEWプラスなら最大10%のポイントが貯まる

VIEWプラスは、JR東日本の対象サービスにビューカードを利用することで通常よりもポイントアップするサービスのことである。

対象サービスとポイント付与率は以下の表の通りだ。

ポイント対象サービス	ゴールドカードの 付与率	ゴールド以外の ビューカードの付与率
えきねっとでJRのきっぷを予約	8%	3%
モバイルSuicaでグリーン券を購入	8%	3%
モバイルSuicaでおトクなきっぷを購入	8%	3%
モバイルSuicaで定期券を購入	4%	3%
モバイルSuicaでオートチャージ・チャージ	1.5%	1.5%
Suicaオートチャージ	1.5%	1.5%
その他の利用 （みどりの窓口・券売機・駅たびコンシェルジュ・VIEW ALTTE等の利用）	1%	0.5% （通常のポイント付与）

さらにえきねっとできっぷを購入したり、モバイルSuicaをJRE POINTのWEBサイトに登録したりすることで付与率が2%プラスされる。

上記のVIEWプラスと合わせると最大で10%のポイントが付与される仕組みとなっており、お得にポイントを貯めることが可能だ。

効率的にポイントを貯めたい方は、VIEWプラスによるポイントアップも上手く活用しよう。

ビューカードで貯まったポイントの使い道

ビューカードの利用で貯まるJRE POINTには、以下のような使い道がある。

それぞれの使い道について確認していこう。

JRE POINT加盟店で利用

貯まったJRE POINTは、前述のJRE POINT加盟店での買い物時に利用できる。

「1ポイント＝1円」として買い物に使うことができ、支払いの負担が軽減されることがメリットだ。

JRE POINT加盟店は、首都圏エリアを中心としてJR東日本沿線の駅ビルの多くをカバーしている。

通勤のついでにちょっと買い物をしたり、休日にランチに行ったりなど、さまざまな場面で貯めたポイントを使える。

普段からJR東日本沿線の駅ビルをよく利用する場合は、JRE POINT加盟店での会計で使うと良いだろう。

Suicaへのチャージ

貯まったJRE POINTは「1ポイント＝1円」としてSuicaにチャージすることもできる。

JRE POINT WEBサイトにSuicaを登録している場合に限り、チャージが可能となっている。

Suicaは、公共交通機関での利用だけでなく普段の買い物にも利用可能だ。コンビニやスーパー、自動販売機などで幅広く使えるため、使い道に困ることはほとんどないと言えるだろう。

もちろん通勤・通学などで鉄道やバスを利用する際にもSuicaは使える。

貯まったJRE POINTの使い道に悩んでいる場合は、Suicaにチャージしておくと良いだろう。

商品や提携ポイントに交換

JRE POINTは、さまざまなグッズや商品券と交換できる。

交換可能なグッズ・商品券（変更になる場合あり）は以下の通りだ。

こうしたグッズ・商品券との交換を目標にポイントを貯めていくのも良いだろう。

また、提携カードを利用している場合、貯めたJRE POINTを提携ポイントと交換できる。

ビックカメラSuicaカードならビックポイント、JALカードSuicaならマイルと交換可能だ。

あらゆる使い道の中から、自分に合った使い方を考えておこう。

ビューカードの提携カードでポイントを貯める（JALカードSuicaカード）

JALカードSuicaならマイルも貯まる

通常のビューカードでは利用に応じてJRE POINTが貯まるが、JALカードSuicaならマイルを貯められる。

「旅行や出張で飛行機をよく利用する方」「マイルを貯めたい方」は、JALカードSuicaの利用がおすすめだ。

ここでは、JALカードSuicaの特徴を解説していく。

フライト・ショッピングの利用でマイルが貯まる

JALカードSuicaでは、JALグループ便のフライトでマイルが付与される。

普段の買い物でも「200円の利用につき1マイル」が付与されるため、マイルを貯めたいと考えている方におすすめのカードだ。

また、JALカード特約店で利用すると「200円の利用につき２マイル」が付与される。そして、4,950円（税込）の年会費を支払ってショッピングマイル・プレミアムに入会すると、付与されるマイルが2倍になる。

つまり、ショッピングマイル・プレミアムに入会してJALカード特約店で買い物をすると、通常の4倍のマイルが貯まる仕組みだ。

効率良くマイルを貯められるシステムが用意されている点は、JALカードSuicaの大きなメリットと言えるだろう。

駅での利用でJRE POINTが貯まる

Suicaへのチャージやきっぷ等の購入にJALカードSuicaを使う場合、マイルの代わりにJRE POINTが貯まる。

貯まったJRE POINTをマイルに交換することも可能だ。

通常、JRE POINTをマイルに交換する場合は「1,500ポイント＝500マイル」のレートで交換することになる。しかしショッピングマイル・プレミアムに入会している場合、「1,500ポイント＝1,000マイル」で交換できる。

よりお得にマイルを貯めたいのであれば、ショッピングマイル・プレミアムへの入会は不可欠と言えるだろう。

ただし年会費4,950円（税込）が別途かかるため、付与されるマイルと年会費のバランスを考えた上で入会することが大切だ。

ボーナスマイルも貯まる

JALカードSuicaへの入会後にJALグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに上乗せしてボーナスマイルのプレゼントもある。

搭乗ごとにボーナスマイルが付与されるため、頻繁に飛行機を利用する方は有効に活用しよう。

JALカードSuicaで付与されるボーナスマイルは以下の表の通りだ。

ボーナスマイルの種類	JALカードSuica （普通カード）	JALカードSuica （CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード）
入会搭乗ボーナス	1,000マイル	最大5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス	1,000マイル	2,000マイル
搭乗ごとのボーナス	通常のフライトマイルに10%プラス	通常のフライトマイルに25%プラス

飛行機利用の頻度が高い場合、付与されるボーナスマイルが多いCLUB-AカードやCLUB-Aゴールドカードの利用もおすすめだ。

ビューカードでは、加盟店の利用でポイントアップ

ビューカードでは、利用に応じてJRE POINTが付与される。

加盟店の利用でポイントアップしたり、VIEWプラスの活用で最大10%のポイントが付与されたりと、貯めやすいことが特徴のポイントだ。

また、貯まったポイントの使い道も豊富に用意されている。

JRE POINT加盟店での会計やSuicaへのチャージ、グッズ・商品券との交換など、さまざまな使い道がある。

ビューカードで効率良くポイントを貯め、自分に合った使い道を選択しよう。