PayPayカードとイオンカードの違いとは？各カードの特徴・メリットを比較！

クレジットカードにはさまざまな種類があり、PayPayカードとイオンカードもその一種だ。

どちらも魅力的なカードであるが、「違いを知りたい」「どちらを選べば良いか分からない」とお悩みの方も多いだろう。

本記事では、PayPayカードとイオンカードの違いや各カードのメリット、どちらがおすすめかといったポイントを解説する。

どちらのカードを契約すべきか悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考に自分に合う方を選択しよう。

PayPayカードとイオンカードの違いを比較

まず、PayPayカードとイオンカードの違いを比較しながら解説していく。

基本的な特徴の違いや各カードの強みを比較していくので、こちらを参考に違いを確認しておこう。

基本的な特徴の違い

まず、各カードの年会費や還元率などを比較していく。

イオンカードにはさまざまな種類があるが、ここではイオンカード（WAON一体型）をPayPayカードと比較する。

PayPayカードとイオンカード（WAON一体型）の基本的な特徴の違いは以下の表の通りだ。

	PayPayカード	イオンカード（WAON一体型）
年会費	無料	無料
申込対象者	日本国内在住の満18歳以上（高校生を除く）の方 本人または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方	18歳以上の方 （高校生不可）
還元率	最大1.5%※	0.5%
国際ブランド	VISA Mastercard JCB	VISA Mastercard JCB
ETCカード	年会費550円（税込） ※ゴールドカードは無料	無料
家族カード	無料	無料
付帯保険	ゴールドカードのみ 国内・海外旅行保険やショッピングガード保険が付帯	ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障

還元率や付帯保険、ETCカードの年会費など、異なっている部分は多い。

特徴をしっかりと比較し、自分に合う方のカードを選択しよう。

※ご利用金額200円（税込）ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。 ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。 手続きはこちら（https://paypay.ne.jp/help/c0021/）からご確認ください。 ※ポイント付与の対象外となる場合があります。 例）「PayPay決済」「PayPay（残高）チャージ」「nanacoクレジットチャージ」 「ソフトバンク通信料（ワイモバイル、LINEMOを含む）」 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」

PayPayカードの強み

PayPayカードの強みは、バーコード決済「PayPay」と紐付けられる唯一のカードであるという点だ。

ほかのクレジットカードと連携させることはできないため、PayPayを普段から使う方にとっては必須のカードと言えるだろう。

「PayPayあと払い」というサービスを使えば、事前にチャージをすることなくPayPayで決済ができる。

当月に利用した分を翌月にまとめて支払える仕組みなので、買い物の度にチャージする必要がない。

PayPayを便利に使えるというメリットは、ほかのカードにはないPayPayカード独自の強みと言えるだろう。

イオンカードの強み

イオンカードの強みは、豊富なラインナップが提供されているという点だ。

ほかの会社と提携しているカードも多く、50種類以上（2023年7月現在）のカードから選べる点が特徴となっている。

例えば、以下のようなカードが提供されている。

それぞれのカードで優待特典の内容なども異なるため、自分に合ったカードを探しやすい。

豊富なラインナップからカードを選べる点はイオンカードの大きな強みと言えるだろう。

PayPayカードを利用するメリット

PayPayカードを利用するメリットとして、以下の3点が挙げられる。

それぞれのメリットを解説していく。

年会費無料で高還元率

PayPayカードは、年会費永年無料で使えるクレジットカードだ。

還元率も1%と高く、負担をかけずに効率的にポイントを貯められる点が大きな魅力となっている。

クレジットカードのなかには、還元率が高い分だけ年会費もかかってしまうというケースがある。

せっかくお得にポイントが貯まっても、その分が年会費で結局相殺されてしまうというパターンだ。

しかしPayPayカードは還元率の水準が高く、年会費も無条件で永年無料なので、貯めたポイントが年会費で無駄になることはない。

お得にポイントを貯めたいという方はPayPayカードの利用をおすすめする。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでの特典がお得

PayPayカードは、Yahoo!ショッピング・LOHACOでの買い物がお得になる特典が用意されている。

最大で5%のポイントが還元される仕組みとなっているため、効率的にポイントを貯めることができる。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでのポイント特典の内訳は以下の通りだ。

お得にネットショッピングを楽しめる点もPayPayカードの魅力のひとつである。

ナンバーレスだから安心

PayPayカードは、カード表面に番号が記載されていない。

番号を盗み見されるリスクが低いため、セキュリティ面で安心して利用できる点も大きな特徴だ。

また、デザイン性もスタイリッシュで高級感がある。

デザインにこだわってカードを選びたいという方にもおすすめのカードだ。

安心して使えるカッコいいカードをお求めの方は、PayPayカードをおすすめする。

イオンカードを利用するメリット

イオンカードを利用するメリットとして、以下の３点が挙げられる。

それぞれのメリットを解説していく。

イオングループ対象店舗での買い物がお得

イオンカードは、イオングループ対象店舗での買い物がお得になる優待特典が設けられている。

イオンやダイエー、マックスバリュなどの店舗で買い物をする際、以下のような特典が受けられる。

ポイントが貯まりやすくなったり、買い物代金が安くなったりと、さまざまなメリットを受けられる。

近所のイオンやダイエーなどでよく買い物をするという方は、イオンカードの利用がおすすめだ。

イオンシネマでの映画チケットが割引

イオンカードでは、イオンシネマでの映画料金が安くなる特典も用意されている。

通常のイオンカードを持っていれば、いつでも300円割引、お客さま感謝デーは700円割引で映画を楽しめるためおすすめだ。

また、イオンカード（ミニオンズ）の場合は、いつでも映画料金が1,000円^※になる特典が用意されている。

映画館で作品を見るのが好きな方にとっては、非常に魅力的な特典と言えるだろう。

※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円（税込）を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット（前売券）を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証（3Dセキュア）」登録済みのイオンカードセレクト（ミニオンズ）、イオンカード（ミニオンズ）、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント（株）が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

ゴールドカードが無料で発行可能

イオンカードでは「年間カードショッピング額50万円以上」などの一定の条件を満たした場合に、無料でゴールドカードが発行される。

年会費もそのまま無料で継続できるため、負担をかけずにゴールドカードを所有できる点が大きなメリットだ。

イオンゴールドカードになると、以下のようなメリットがある。

もちろんイオンカードの特典はそのまま継続したまま、より手厚いサービスを受けられる。

魅力的なゴールドカードに無料で切り替えられるチャンスがある点は、イオンカードの大きなメリットと言えるだろう。

なお、すべてのイオンカードがゴールドカードに切り替えられるわけではないため注意が必要だ。

PayPayカードとイオンカードはどっちを選ぶべき？

ここまでPayPayカードとイオンカードの違いやそれぞれのメリットを解説してきたが、結局どちらを選べば良いのだろうか。

各カードをおすすめする人のタイプを解説していく。

PayPayカードがおすすめな人

PayPayカードをおすすめするのは以下のようなタイプの人だ。

前述の通り、PayPayカードはPayPayと紐付けられる唯一のクレジットカードである。

日常の買い物でPayPayを利用しているという方にとっては、PayPayカードは欠かせないクレジットカードと言えるだろう。

また、Yahoo!ショッピング・LOHACOでの最大5%の還元率も魅力だ。

Yahoo!ショッピングでよく買い物をする方も、PayPayカードを利用すべきだろう。

さらに、通常の還元率が高い点もPayPayカードの強みである。

普段の買い物で効率良くポイントを貯められるカードをお探しの方にもPayPayカードがおすすめだ。

イオンカード（WAON一体型）がおすすめな人

イオンカード（WAON一体型）をおすすめするのは以下のようなタイプの人だ。

イオンカード（WAON一体型）は、イオンやダイエー、マックスバリュなどでポイント還元率が上がったり、買い物代金が安くなったりする特典が設けられている。

普段からイオングループの店舗をよく利用するという方は、イオンカード（WAON一体型）を持っておくと良いだろう。

また、イオンカード（WAON一体型）のETC専用カードは年会費無料で利用できる。

高速道路をよく利用する方にとっては、年会費を負担せずに利用できるETCカードは非常に魅力的だ。

さらに、イオンカード（WAON一体型）は一定の条件を満たした場合に無料でゴールドカードが発行される。

ステータスが高いゴールドカードを所有したいと考えている方にも、イオンカード（WAON一体型）がおすすめだ。

併用もおすすめ

PayPayカードとイオンカードはどちらも魅力的であるため、一方を選べないというケースもあるだろう。

1つに絞れない場合は2つのカードを併用するという手もある。

カードを併用すれば、「PayPayカードはPayPayと紐付けて使う」「イオンカードはイオングループ店舗で使う」というような使い分けができる。

いずれも年会費無料のカードであるため、2つ申し込んでも家計に負担はかからない。

それぞれのカードの特徴を活かし、良いとこ取りをするという方法も視野に入れてみてはいかがだろうか。

イオンカードとPayPayカード好きな方を選ぼう！

PayPayカードとイオンカードは、基本的な特徴やメリットなどに大きな違いがある。

いずれも魅力的なカードであるため、しっかりと比較した上で自分に合う方を選ぶことが重要だ。また、いずれも年会費がかからないため、2つのカードを併用するという手もある。

双方のメリットを享受することで、さまざまなシーンでお得に使うことができるだろう。

まだカードを持っていないという方は、ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがだろうか。