金融業者が提供しているカードローンには、気軽に融資を受けられるものもあって便利である。
しかし、気づいたら複数の金融業者から借入をして、返済が厳しいと悩んでいる方もいるだろう。
そのようなときに便利なのが、おまとめローンというサービスだ。
借入先を1つにまとめる流ことで返済の負担を軽減でき、金利を下げられる可能性がある。
とはいえ、おまとめローンを利用するにあたって審査基準は厳しいのか・本当に金利は下がるのかといった不安を抱く方も少なくないはずだ。
この記事では、プロミスのおまとめローン利用までの流れをはじめ、メリット・審査基準についても解説している。
プロミスのおまとめローンの利用を検討している方は、ぜひ参考にしていただきたい。
プロミスのおまとめローン利用までの流れとは?
プロミスのおまとめローン利用の流れは、申込・必要書類提出・審査・契約・借り換え・プロミスへの返済となる。
具体的な方法・必要なものをチェックしておいて、スムーズに利用しよう。
申込
プロミスのおまとめローンの申込方法は自動契約機・プロミスコール(電話)の2つがある。
いずれも土日・祝日の申込が可能だ。
なお、おまとめローンは、Webから申込できないので注意が必要だ。
申し込み時には氏名・住所・職業といった基本情報をはじめ、年収・勤続年数などの返済能力に関する情報の記載が求められる。
また、借入件数・借入金額といった借入先の情報も必要なので、申込をする前に確認しておこう。
必要書類提出
プロミスのおまとめローンを利用するにあたって、必要な書類は下記のとおりだ。
いずれも最新のものが必要なので、事前に準備をしておこう。
電話で申込をした場合は、必要書類のやり取りが郵送になる。
審査開始までに時間がかかるので、急いでいる方は自動契約機での申込をおすすめする。
本人確認書類 (いずれか1点) | 収入証明書 (いずれか1点) |
---|---|
運転免許証 | 源泉徴収票 税額通知書 |
パスポート | 確定申告書 |
マイナンバーカード (通知カードは不可) | 給与明細書 (直近2ヶ月分+直近1年分の賞与明細書) |
健康保険証特別 | 課税証明書 (収入額・所得額の両方が載っている書類) |
特別永住者証明書 | – |
在留カード | – |
審査
必要な書類が揃えば審査が始まり、基本的に即日に完了となる。
電話で申込をした場合は審査に通過すれば連絡がある。
自動契約機で申込をすればその場で審査が実施されて、審査に通過すればそのまま契約まで進めるので便利だ。
契約・借入
審査に通過すれば契約完了だ。契約が完了すると、プロミスから他社へ振込みを行うことによって借入が返済される。
これによって借入をプロミス1社にまとめられる。
ただし、返済は元金部分のみとなり、完済するには利息部分の追加支払いが必要になる場合もあるので注意しよう。
返済
プロミスのおまとめローンで借入を一本化したら、その後は通常のカードローンと同じように、決められた返済期日に返済していくことになる。
プロミスのおまとめローンについて詳しく知りたい方はこちら。
プロミスのおまとめローン審査は厳しい?
プロミスのおまとめローン審査は、申込時に入力した情報をもとに実施される。
おまとめローンは通常のキャッシングと比べて、金額が大きくなる傾向がある。
そのため、審査も慎重に行われる。
審査で重要となるのが下記の3点だ。
- 個人の属性
- 他社借入状況
- 過去の債務状況
個人の属性とは、年収・勤務先・勤続年数などの情報である。
これらの情報から申込者の返済能力をチェックする。
おまとめローンでは返済計画が長期間になりやすいため、安定した収入を得ているかという情報はより重要だ。
そのため、職業・勤務先の規模に加えて勤続年数も重視される。
他社借入状況でチェックされるのは、住宅ローン・マイカーローン・銀行カードローンなどである。これらのローンは、プロミスのおまとめローンでまとめられない。
つまり、プロミスへの借入と並行して、これらのローンも返済していくことになる。
いくら大きな企業に勤務していて安定した収入があっても、毎月の返済金額が大きければ返済能力が低いと判断される可能性がある。
また、申込時に他のローンで返済期日を過ぎている・催促を放置しているといった場合は、審査に通過するのは難しいと思った方がよいだろう。
過去の債務状況とは、いわゆる信用情報である。信用情報は通常のカードローン・クレジットカードの審査でもチェックされる重要な項目だ。
過去にクレジットカードの長期延滞・自己破産・債務整理といった記録があると、審査に通過するのは厳しい。
個人の属性・他社借入状況・過去の債務状況の3つの項目で基準を満たしていれば、審査に通過できる。
プロミスのおまとめローンを利用するメリットとは?
プロミスのおまとめローンを利用するメリットは多い。
主なメリットは下記の7つである。
- 返済日が月1回になる
- 金利が下がる可能性がある
- 銀行のおまとめローンより審査が早い
- 担保・保証人が必要ない
- 現在の借入先にはプロミスが返済してくれる
- 主婦・学生でも申込ができる
- 総量規制の対象外となる
プロミスのおまとめローンで借入をまとめると、返済先はプロミスだけだ。
そのため、返済期日・返済額の管理が簡単になる。
複数の金融機関から借入をしていると、それぞれの返済期日・返済額を把握しておくのが大変だ。
最初のうちは大丈夫でも、毎月継続して返済していくとなるとストレスになるだろう。
また、返済方法によっては手数料の負担も重なってしまう。
プロミスだけにまとめれば、精神的な負担・手数料の負担も軽減できるだろう。
おまとめローンではプロミスと相談したうえで返済回数を決定するので、完済までの計画を立てやすくなるはずだ。
おまとめローンを利用することで、金利を下げられる可能性がある。
その理由として、利息制限法では上限金利が下記のように決まっているからだ。
- 10万円未満
- 年20%
- 10万円以上100万円未満
- 年18%
- 100万以上
- 年15%
おまとめローンで借入をプロミスにまとめると、借入金額が大きくなる。
それによって100万円を超えれば金利が3%下がるというわけだ。
金利が低くなれば支払う利息額が減るので、利用者にとっては大きなメリットとなる。
プロミスのおまとめローンは、銀行のおまとめローンの審査よりもスピーディだ。
通常、銀行のおまとめローンの審査は数週間から1ヶ月以上かかる。
これに対して、プロミスのおまとめローンは即日融資も可能だ。
また、担保・保証人なしで利用できるのも手間がかからなくて便利なポイントである。
もう1つの手間がかからないポイントといえば、現在の借入先への返済はプロミスが行ってくれることだ。
借入先が多くても申込者が手続きをする必要がなく、プロミスが申込者本人の名前で直接振込してくれる。
また、振込手数料がかからないところもうれしいポイントだ。
プロミスおまとめローンの申込条件は、年齢20歳以上65歳以下の安定した収入のある方だ。
そのため、安定した収入があれば主婦・学生でも申込ができる。
銀行のおまとめローンよりも、プロミスのおまとめローンの方が通過しやすいだろう。
最後に法律の話になるが、おまとめローンには総量規制が適用されないというメリットを挙げておこう。
総量規制とは、消費者金融が利用者の年収の3分の1以上の貸付を行うことは禁止されているというルールだ。
しかし、おまとめローンは利用者が一方的に有利になる借り換えのため、総量規制の対象外として認められている。
そのため、おまとめローンでは年収による借入上限の規制がない。
年収の3分の1を気にせずに借入できるのはメリットの1つといえる。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスのおまとめローン利用にデメリットはある?
プロミスのおまとめローンを利用するにあたって、デメリットもあるので注意しよう。
主なデメリットは下記3点である。
- 貸金業者以外はまとめられない
- 金利が高め
- 借入限度額が300万円と低い
おまとめローンを利用してまとめられるのは、貸金業者からの借入に限られる。
そのため、銀行のカードローン・クレジットカードのショッピング枠・ショッピングリボなどの返済は含まれない。
また、銀行のカードローンと比べると、金利が高いのもデメリットの1つだ。
金利は審査によって決定されるので、思ったより下がらない可能性があることも理解しておこう。
プロミスのおまとめローンの借入限度額は300万円と、少し低めの設定となっている。
つまり、他の貸金業者の借入金額の合計が300万円を超える場合は、全額をプロミスに借り換えることができない。
また、この300万円という金額はあくまで上限額のため、審査によってはそれよりも低い限度額になる場合もある。
プロミスのおまとめローンの審査基準について
プロミスおまとめローンの審査では、個人の属性・他社借入状況・過去の債務状況などがチェックされる。
審査基準として重視されるのは、安定した収入・返済能力の有無である。
他社からの借入状況
他社の借入数が4社以上だったり、借入額が年収の3分の1を大きく超えていると審査が通りにくいといわれている。
また、住宅ローン・マイカーローン・銀行カードローンなどは、プロミスのおまとめローンでまとめられない。
そのため、こういったローンを多く抱えていると、審査に重要な返済能力が低いと判断される可能性がある。
転職の有無
おまとめローンの審査の場合は、勤続年数も重要な要素となる。
大手企業ばかりでも短い期間で転職を多く繰り返しているよりは、中小企業でも勤続年数が長い方が審査に通りやすいといわれている。
過去の金融トラブルの有無
過去もしくは現在、他社の借入返済で遅延していたり、督促を放置していたりするなど金融トラブルがあると審査に通過するのは難しい。
前年度の収入
おまとめローンの審査では安定した収入があるかどうか、返済能力の有無が重要である。
これら2つの基準を満たせるかどうかを判断するにあたって、前年度の収入は大きなウェイトを占める。
そのため、前年度の収入はもっとも重要な審査基準の1つといってもいいだろう。
過去の金融トラブルの有無
過去もしくは現在、他社の借入返済で遅延していたり、督促を放置していたりするなど金融トラブルがあると審査に通過するのは難しい。
プロミスの利用状況
他社の借入状況・金融トラブルの有無と同様に、プロミスの利用状況もチェック対象だ。
プロミスへの返済で遅延を繰り返すといった問題があれば、社内記録をもとに審査を落とされてしまう可能性が高くなる。
プロミスのおまとめローンを利用するための基礎知識
実際のところ、審査時間がどのくらいになるのか・金利がどの程度まで下がるのか気になる方も多いだろう。
ここではプロミスのおまとめローンの基礎情報を紹介しておく。
特に適用金利・借入上限額・プロミスへの返済方法は大切なことなので、おさえておきたいところだ。
申込可能な年齢
プロミスおまとめローンの申込可能な年齢は、20歳以上65歳以下である。
ただし、この年齢に該当していても安定した収入・返済能力がなければ審査の通過は難しい。
最短審査時間
プロミスおまとめローンの審査はスピーディーなのが特徴であり、最短だと20分で審査が終了する。
また、土日・祝日でも審査に対応していることが魅力の1つだ。
ただし、おまとめする借入希望額が大きいと、審査が長くなる場合もあるので注意しよう。
即日融資について
プロミスのおまとめローンは自動契約機で申込をして審査が終了すれば、即日融資も可能だ。
その場合、プロミスが他社の借入先に銀行振込によって返済してくれる。
そのため、その日におまとめしたい方は自動契約機で申込をしよう。
ただし、銀行の営業時間終了後の申込だと、手続きは翌日以降になる。
即日融資を受けたい場合は、14時頃までに申込を済ませておきたい。
契約極度額
プロミスのおまとめローンの借入限度額は300万円だ。
審査によっては限度額がこれより低くなることもある。
他の貸金業者の借入金額の合計が限度額以上あるケースでは、すべてをプロミスに借り換えられないことを覚えておこう。
適用金利
おまとめローンの上限金利は、利息制限法で決まっている。
上限金利は、借入金額が10万円未満であれば上限金利は年20%・10万円以上100万円未満は年18%・100万以上は年15%となっている。
しかし、実際のところプロミスおまとめローンの金利は、申込時点で利用している複数の貸付業者の金利を平均した数値程度に低くなることが多い。
ただし、金利は申込内容をもとに審査によって決められるため、必ずしも金利が下がるとは限らないので注意が必要だ。
プロミスのホームページには、借入シミュレーションという便利なツールがある。
無料で利用できるので、申込をする前に金利・返済回数がどのくらいならお得になるのかをチェックしておこう。
借入方法
おまとめローンの特徴は、審査に通過して契約が完了すると、借入先が1つにまとめられることだ。
プロミスおまとめローンの場合、これまで借入をしていた貸付業者への返済はプロミスが実施してくれる。
そのため、おまとめローンでは申込者が改めて借入・他社への返済の手続きをする必要がない。
返済方法
プロミスへの返済は返済期間が最長10年・返済回数が1~120回の範囲で、申込者との相談のうえで設定される。
返済期日は5日・15日・25日・末日の中から選ぶことが可能だ。
あらかじめ3年間で返済したい・毎月3万円ずつ返済したいなど、希望の期間・金額を考えておこう。
返済方法はプロミスカードを使ったATM入金・口座振替の2つから選べる。
ATM入金は土日・祝日も利用可能で、プロミスのATM・三井住友銀行ATMなら手数料無料で返済できる。
三井住友銀行以外の提携しているコンビニ・銀行ATMは手数料が必要だ。
口座振替は毎月の自動引き落としによって返済する方法で、手数料が無料である。
また、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行・その他27銀行以外の金融機関は、返済期日が毎月5日となる。
実際のところはインターネット返済・銀行振込による返済も可能だ。
銀行振込は手数料がかかり、他の返済方法と比べて利便性が低いのでおすすめはしない。
しかし、インターネットバンキングを利用しているなら、インターネット返済は活用すると便利になるだろう。
Web手続き・土日返済・24時間返済が可能で、手数料もかからないというメリットは大きい。
プロミスのおまとめローンを利用する際の注意点
プロミスのおまとめローンの申込方法は、プロミスコール・自動契約機のみであり、インターネットでは申込できないので注意しよう。
もう1つ注意しておきたいのは、おまとめローンでは返済回数を自分で選べるため、月々の返済額を低く設定しがちなことだ。
そうすると返済期間が長くなり、支払う利息も増えることになる。
確実かつ短期間で返済できるプランを立てて、返済期間・利息をできるだけ減らそう。
プロミスカードローンの特徴とは?
カードローンとは消費者金融・銀行・クレジットカード会社が提供している借入専用のサービスだ。
担保・保証人を必要としない分、スムーズに融資を受けられる。
カードローンの特徴は、借入した資金の使用目的が自由なことだ。
ギャンブル資金などでなければ、借入した資金の使用目的は申込者が決められる。
利用限度額の範囲なら何度でも借入できるのも特徴の1つだ。
審査はあるが、在籍確認の電話はなしにできるところもある。
金融機関によっては一定期間無利息のサービスを実施している。
プロミスのカードローンは初回借入の翌日から30日間は無利息で利用できるのだ。
また、プロミスのカードローンの申込は、おまとめローンと違ってWebで完結できる。
急にお金が必要になったときに便利なので、契約だけでもしておいて損はない。
そうすれば、いざというときにすぐに融資を受けられる。
カードローンの「おまとめ」で毎月の返済負担を軽減しよう
おまとめローンは複数の貸付業者から借入していて整理できない・借入金額が大きくなって生活が苦しくなったという状況の方に向いているサービスだ。
借入先を1社にまとめると返済期日が月1回になって負担が減り、金利を下げられる可能性もある。
プロミスおまとめローンなら最短20分で審査が完了し、プロミスATMを利用すれば即日融資を受けることも可能だ。
返済金額・返済回数は相談のうえ決められる。
また、プロミスの公式サイトにある返済シミュレーションを使用すれば、負担の少ない返済プランを立てやすい。
完済までのプランが立てば精神的な負担も軽減されるだろう。
複数社からの借入でいつまでも返済が終わらない悪循環に陥っているという方は、債務整理・自己破産を考える前にプロミスおまとめローンの利用を検討してみてはいかがだろうか。
プロミスおまとめローンでは条件を満たせば毎月の返済負担を軽減できるので、上手に活用して借入完済に役立てよう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |