ライフカードからのマイル交換は得なのか？還元率やお得度を解説

ライフカードは、利用金額に応じてポイントが付与される。貯まったポイントは、様々なポイントやギフトに交換可能だ。

中でも、旅行や出張に便利なマイル交換に注目する人も多い。

この記事では、ライフカードのポイントからマイル交換はお得なのか検証した。

還元率だけではなく、手数料や年会費も考慮しながらマイルを貯めるには、どの方法が適切なのかも解説している。

マイルをできるだけ多く集めたい人、ライフカードのポイントの活用方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてほしい。

ライフカードポイントのマイル交換還元率

ライフカードでマイルを貯めるのはお得なのか。還元率や他のカードとの比較を元に検証してみよう。

ライフカードのポイントとマイル交換の基本事項

ライフカードは、カードを利用すると金額に応じてライフサンクスポイントが付く。1,000円につき1ポイント貯まり、通常のポイント還元率は0.5%だ。

誕生日月には、3倍のポイントが付与され、還元率は1.5%となる。

集めたポイントは、航空券の購入や座席のアップグレードに使えるマイルへの交換ができる。交換できるマイルはANAマイルのみで、JALマイルは対象外となっている。

ライフカードからマイル交換はお得なのか？

貯めたサンクスポイントは、1ポイント2.5マイルで交換でき、還元率は0.25%に相当する。

この還元率はどう評価すべきか。ANA一般カードと比較してみよう。ANA一般カードは、ショッピング利用1,000円で10マイルに交換できる。還元率は1.0％だ。

マイルを貯めるためのカードと比べると、ライフカードの0.25%は高い還元率ではない。

手数料無料を考慮するとメリットもあり

ただし手数料などを考慮すると、ライフカードも所有しておいて損はない。

まず、マイルへの交換手数料に注目してほしい。

ライフカードはマイル移行手数料が無料となっている。一方ANAカードの場合、マイレージ移行は5,500円から6,600円かかる。（10マイルコース・2倍コースの場合）

さらにカード年会費を比較すると、ライフカードは無料だが、ANA一般カードは2年目以降2,200円かかる。

ライフカードは、ANAマイルをメインで貯めるのには適していない。しかし移行手数料無料、カード年会費無料でコストがかからない。

ANAマイルを貯めるためのサブカードとして、用意しておくと良いだろう。

• 参考：ANA公式サイト「ANA一般カード一覧」

ライフカードのマイル還元率を上げる方法

ここからは、ライフカードのマイル還元率を上げる3つの方法を解説する。

これらを活用して、より多くのポイントを効率的に貯めてほしい。

誕生日月のポイントアップを狙う

まず注目してほしいのは、ライフカードの誕生月ポイント3倍キャンペーンだ。誕生日月に限りショッピング利用1,000円で3ポイントを獲得できる。

マイル還元も、単純計算で3ポイント＝7.5マイルとなる。還元率は、0.75％にまで上がるのだ。

普段は他のメインカードを使いつつ、ライフカードを備えておく。そして、誕生月に大きな買い物や旅行商品などをライフカード経由で購入する。

これがポイントを集め、マイル還元率を上げるお得な使い方だ。

入会１年間を有効活用する

ライフカードは、カード作成後1年間に限りポイントが1.5倍になるキャンペーンを行っている。初年度は効率的にポイントを貯められる期間なので、集中的に利用を目指したい。

大きな出費や買い物の予定があれば、あらかじめカードを申し込み作成しておこう。

ウェブからの申し込みなら、最短2営業日で発行が可能だ。事前に用意ができるよう計画的に活用してほしい。

※キャンペーンなど各種特典については予告なく変更・終了する場合あり

公共料金などの固定費を集中させる

大きな買い物の予定がない。毎月それほどショッピングをするわけではない。そんな時は、月々支払っている固定費をクレジットカード払いにする方法がある。

公共料金や携帯の支払いをライフカードで行えば、毎月無理な買い物をせずとも自然とポイントがたまる。

今まで口座引き落としや請求書支払いをしているなら、これを機にカード払いにして負担なくポイントを貯めることを検討してみてはいかがだろうか。

ライフカードのマイル交換手続き方法

ライフカードのポイントをマイルに交換するには、手続きが必要だ。ここでは、申請方法を中心に説明する。

会員専用ネットから申し込む

ライフカードは直接ANAマイルを貯められるカードではなく、交換手続きをすることで利用できる。

マイル交換は、ライフカード会員向けサイト「LIFE-Web Desk」から申し込む。申請時は、10ケタのANAマイレージクラブお客様番号の入力が必要だ。事前に発行しておき、番号を控えておこう。

手続きから実際にマイルが付与されるまでは1か月かかる。期間を要するので旅行の予定や航空チケットの購入に期日がある人は、余裕を持って早めに手続きをしておきたい。

ANAスカイコインにも交換可能

ライフカードのポイントは、マイル以外にもANAスカイコインに交換できる。ANAスカイコインとは国内線・国際線航空券、国内・海外旅行商品を対象に、ANAウェブサイトでの支払いに利用できる電子クーポンである。

コインでの支払いはマイルが貯まるのでお得だ。1コインは1円として換算される。

手続きはライフカード会員サイトを通じて行い、サンクスポイント200ポイントごとに900コインに交換できる。

申請後、送信されるメールにANA SKY コイン受取URLが記載される。コイン受取ページへログインのうえ、受け取りをしよう。

ライフカードは移行手数料が無料

ライフカードは、ポイントのマイル移行が無料でできる。

実は手数料無料で交換できるのは珍しい。ANA一般カードや他のクレカではマイル交換の手数料が5,500円から6,600円かかる。

手数料はかなり高く、せっかく貯めたポイントの還元率も大幅に下げかねない。

ライフカードなら、手数料の心配なく気軽にマイルへの交換が可能だ。

手数料を考慮しなくてよいので、還元率の判断もしやすいだろう。ライフカードは費用をかけずにマイル交換をしたい人におすすめだ。

ライフカードにおけるマイル交換以外のメリット

ライフカードの良い点は、マイルだけではない。他の特典にも注目してみよう。

それぞれを解説する。

誕生日月はポイント3倍

ライフカードの誕生月ポイントアップは、他のクレジットカードにはない大きな特典だ。利用金額や事前エントリーなど、特別な条件達成は必要ない。

カードを保有し続ける限り、毎年1ヶ月間ポイント3倍が適用される。

ポイントアップ期間も1ヶ月間と長い。じっくり計画を立てて大きな額の買い物や旅行を検討することができる。

一般カードは年会費無料なので、誕生日月に集中して使うカードとして備えておくと、効果を発揮できる。

ゴールドカードの家族カードが無料

ゴールドカードの家族カードが、無料で作成できる点も見逃せない。

一般的なゴールドカードは、家族カードにも年会費がかかることが多い。しかし、ライフカードゴールドは家族カードの費用が発生しない。

ゴールドカードには次のような特典があるが、家族カード会員も同じサービスが受けられる。

手厚い補償が家族ぐるみで利用できるため、ぜひ家族カードも合わせて検討してほしい。

最大15,000円キャッシュバック

ライフカードは新規入会プログラムを行っている。2つのプログラムの各条件を達成していくことで最大15,000円のキャッシュバックが受けられるお得な特典だ。各条件は以下のような内容である。

いずれの項目も、カードの利用可能枠が3万円超に設定されていることが前提条件となる。
条件によって対象期間やキャッシュバック時期が異なるものがあるため、詳細は公式ページで確認することをおすすめする。

※キャンペーンなど各種特典については予告なく変更・終了する場合あり

マイルへの交換が可能なライフカードを作成してお得にマイルを貯めよう！

ここまでライフカードのポイントによるマイル交換について解説した。内容をまとめよう。

ライフカードは、使えるカードの1つとして手元に用意しておくと便利だ。

申し込みはウェブからでき、最短2営業日で発行される。ポイントやマイルを貯めるなら思い立った時がはじめ時だ。

ここで一度クレジットカードの活用方法を改めて検討し、行動してみてはいかがだろうか。