- ゴールドカードで利用できる空港ラウンジを知りたい
- カードラウンジを利用する際の注意点を知りたい
- 海外のラウンジも利用できるゴールドカードを教えてほしい
フライトまでの時間を快適に過ごすために、ラウンジを利用したいと考えている方もいるだろう。
実はゴールドカードを持っているだけで、無料で入場できるラウンジがあるのをご存知だろうか。
ゴールドカードユーザーは追加費用なしで利用できるため、非常にお得だ。
本記事ではゴールドカードで利用できる空港ラウンジや利用時の注意点を紹介する。
利用可能なラウンジが多い旅好きにおすすめのゴールドカードも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
空港のラウンジサービスは全部で3種類
空港ラウンジは、飛行機の乗客がフライト前後に利用できる待合室のことだ。
ドリンクバーやお菓子が用意されていたり、Wi-Fiや充電器を利用できたりする。
空港には大きく分けて3種類のラウンジがある。
それぞれ利用法が違うため、ラウンジの種類によってはゴールドカードを提示しても入場できない。
フライト前の時間を快適に過ごすためにも、それぞれの特徴を整理して、ゴールドカードで利用可能なラウンジについて知っておこう。
カードラウンジ
カードラウンジは、ゴールドカードやプラチナカードのようなステータスカードを持っている方が無料で使えるラウンジだ。
羽田空港や関西空港のような大きな空港はもちろん、宮崎空港や青森空港のような地方の小さな空港にも設置されていることがある。
カードラウンジの一般的な設備は以下の通りだ。
- ドリンクバー
- お菓子
- 本や雑誌
- Wi-Fi
- 充電器
- アルコール(有料)
カードラウンジごとに用意されている設備に違いはあるものの、どこでもフライトまでの時間を快適に過ごせる。
プライオリティ・パスラウンジ
プライオリティ・パスラウンジは、プライオリティ・パス会員だけが入場できるラウンジだ。
世界145か国、600以上の都市でサービスを展開しており、混雑を避けながら搭乗までの時間を優雅に過ごせる。
サービス内容はラウンジごとに異なるが、無料でアルコールや軽食を楽しめたり、優待価格でスパを受けられたりする。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードやセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのハイステータスカードを作成すると、特別価格でプライオリティ・パスへの登録が可能だ。
海外空港でもラウンジを利用したい方は、プライオリティ・パスに登録できるステータスカードを作成しよう。
航空会社ラウンジ
航空会社ラウンジは、ANAやJALのような航空会社が運営するラウンジだ。
ファーストクラスやビジネスクラスの乗客、航空会社の上級会員のみが利用できる。
カードラウンジ以上のサービスが用意されており、アルコールやシャワールームも無料だ。
また、航空会社ラウンジは搭乗口付近に設置されており、搭乗時間の直前までのんびり過ごせるのも魅力的だ。
ゴールドカードでラウンジを利用する方法と注意点
ここではゴールドカードでラウンジを利用する方法と注意点を説明する。
ラウンジに入場できなくて困らないよう、事前にチェックしておいてほしい。
ラウンジの入場口で航空券とゴールドカードを提示
カードラウンジを利用する際、入場口でクレジットカードと航空券の提示が必要だ。
もし、チェックイン時間になっておらず手元に航空券がない場合は、当日飛行機に搭乗することがわかる書類を提示しよう。
飛行機の予約確認メールや旅行会社の日程表など、搭乗番号と時間が確認できれば問題ない。
ゴールドカードが手元にない場合は、基本的に入場不可だ。
飛行機を利用する際は、財布にゴールドカードが入っているか必ずチェックしてから出発しよう。
カードラウンジを利用する際の注意点
カードラウンジを利用する際の注意点は以下の通りだ。
- 対応していないゴールドカードもある
- 到着時は利用できないケースがある
- 年間の利用回数が限定されているカードもある
- 同伴者は有料のケースが多い
カードラウンジによっては対応していないゴールドカードがある点に注意が必要だ。
たとえば、神戸空港のカードラウンジは、イオンゴールドカードでは入場できない。
各クレジットカード会社は入場できる空港ラウンジを公開しているので、事前に確認しておこう。
また、保安検査場を通過した後にしか、カードラウンジがない空港もある。
そのような場合は到着時には使用できず、搭乗前にしか利用できないことを把握しておいてほしい。
さらに、クレジットカードによっては、年間の利用回数を定めていることがある。
楽天ゴールドカードでカードラウンジに無料で入場できるのは、年間2回までだ。
3回目以降は各ラウンジが定めている一般料金で利用しなければならない。
なお、同伴者は別途料金が必要なケースが多い点にも注意しておこう。
同伴者の料金と年間利用回数をカードごとに比較
ゴールドカードによって、同伴者の扱いや年間利用回数に差がある。
そこで、同伴者の料金と年間利用回数をカードごとに比較してみよう。
同伴者の 料金 | 年間利用回数 | ||
---|---|---|---|
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 1名まで 無料 | 無制限 | |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 有料 | 無制限 (※)2回までのカードあり | |
ダイナースクラブカード | 有料 | 無制限 (※)海外ラウンジは年間10回まで | |
イオンゴールド カード | 有料 | 無制限 | |
エポスゴールド カード | 有料 | 無制限 | |
JCBゴールド | 有料 | 無制限 | |
楽天ゴールド カード | 有料 | 2回 | |
三井住友カード ゴールド(NL) | 有料 | 無制限 |
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アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードを除き、基本的に同伴者の料金は有料だ。
カードラウンジによって同伴者の料金は異なるため、気になる方は事前に確認しておこう。
なお、ゴールドカードによっては、同伴者が優待価格で入場できるケースもある。
また、多くのゴールドカードは、カードラウンジの年間利用回数に制限を設けていない。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費無料で保有できる年会費優遇型と旧ウォルマートカード セゾンのみ、2024年4月1日(月)から年間利用回数が2回になる。
通常のセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードユーザーは、これまで通り制限なく使用可能だ。
ただ、かつては同伴者料金が無料のゴールドカードも多く存在していた。
それぞれ改悪されて有料になっていることから、年間利用回数についても今後制限が設けられる可能性があることを把握しておこう。
旅好きにおすすめ!利用可能なラウンジが多いゴールドカード3選
利用可能なラウンジが多いゴールドカードは以下の通りだ。
年会費 (税込) | |
---|---|
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 11,000円 初年度のみ無料 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 |
それぞれ解説しよう。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、国内28か所とハワイの空港ラウンジを無料で利用できるゴールドカードだ。
同伴者1名も無料で利用できるため、配偶者が家族カード(1枚目無料)を発行すると、家族4人でラウンジを利用できる。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードで利用可能なカードラウンジの一例は以下の通りだ。
- 新千歳空港スーパーラウンジ
- 仙台国際空港ビジネスラウンジ「East side」
- 成田国際空港第1ターミナルIASS エグゼクティブラウンジ1
- 羽田空港国内線 旅客ターミナル(2F)POWER LOUNGE SOUTH
- 中部国際空港プレミアムラウンジ「セントレア」
- 関西国際空港カードメンバーズラウンジ「金剛」
- 那覇空港ラウンジ華 〜hana〜 など
また、国内外1,400か所以上の空港にあるラウンジを利用できるプライオリティ・パスに登録でき、年間2回までは無料で入場できる。
年会費99米ドルのスタンダードに無料で登録できるうえに、35米ドルの入場料を年2回までカットできる。
169米ドル浮き、24,000円以上もお得(1ドル=145円)になる計算だ。
これだけで年会費(税込31,900円)の75%以上は元を取れていることになる。
さらに、空港ラウンジのほか、有名ホテルやレストランの特典も充実している。
目玉となるのは、600を超える世界的なホテルやリゾートで優待を受けられるザ・ホテル・コレクションだ。
主な優待内容は以下の通りである。
- チェックアウト時に館内施設ご利用代金より100米ドル相当オフ
- 部屋の無料アップグレード(空室状況による)
- 予約時の支払いで還元率2倍
カードの継続時には国内対象ホテルの宿泊に使える15,000円のクーポンも配布されるため、旅行好きならすぐに年会費以上の価値を感じられるだろう。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、30以上の空港ラウンジを利用できるゴールドカードだ。
年間利用回数に制限はなく、好きなタイミングでカードラウンジを利用できる。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードで利用可能なカードラウンジの一例は以下の通りだ。
- 新千歳空港スーパーラウンジ
- 仙台国際空港ビジネスラウンジ「East side」
- 成田国際空港第1ターミナルIASS エグゼクティブラウンジ1
- 羽田空港国内線 旅客ターミナル(2F)POWER LOUNGE NORTH
- 中部国際空港プレミアムラウンジ「セントレア」
- 関西国際空港カードメンバーズラウンジ「六甲」
- 那覇空港ラウンジ華 〜hana〜 など
また、プライオリティ・パスのプレステージ(469米ドル)に、年会費11,000円(税込)で登録できる。
本来であれば68,005円(1ドル=145円で計算)必要なので、年会費と合わせても4万円以上得する計算だ。
年間何回でも国内外のラウンジを利用できるようになるため、飛行機に乗る機会の多い方には特におすすめである。
ただ、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費優遇型)とセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(旧ウォルマートカード セゾン)は2024年4月1日(月)から年間利用回数が2回になる点に注意が必要だ。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®カード(年会費優遇型)とは、特定の企業や組織に在籍している方限定で、年1回利用すると年会費が無料になるタイプのゴールドカードだ。
そして、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(旧ウォルマートカード セゾン)は、ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードの廃止にともない発行されたゴールドカードだ。
年会費無料で保有できるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのみ、ラウンジ利用回数が制限されるようになる。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、国内外1,300か所の空港ラウンジを無料で利用できるゴールドカードだ。
国内だけでも30以上の空港に対応しており、地方への旅行や出張の際もフライトまでの時間を快適に過ごせる。
なお、国内空港ラウンジの使用回数に制限はないため、年間何度でもフライト前後に立ち寄れるのが魅力的だ。
ダイナースクラブカードで利用可能なカードラウンジの一例は以下の通りである。
- 新千歳空港スーパーラウンジ
- 仙台国際空港ビジネスラウンジ「East side」
- 成田国際空港第1ターミナルIASS エグゼクティブラウンジ1
- 羽田空港国内線 旅客ターミナル(2F)POWER LOUNGE CENTRAL
- 中部国際空港プレミアムラウンジ「セントレア」
- 関西国際空港カードメンバーズラウンジ「アネックス六甲」
- 那覇空港ラウンジ華 〜hana〜 など
また、海外ラウンジは年間10回まで無料で利用できる。
これはプライオリティ・パスのスタンダード・プラス会員とほとんど同じ内容だ。
本来の料金は329米ドルなので、47,000円以上もお得(1ドル=145円)になり、これだけで年会費(税込24,200円)以上の価値を感じられるだろう。
さらに、ほかのゴールドカードよりもグルメ特典が充実しているのが大きな特徴だ。
有名レストランのコースを2名以上で予約すると1名分が無料になるエグゼクティブダイニング、通常予約困難な高級料亭の代理予約サービスなど、有名レストランを利用しやすい特典が用意されている。
クレジットカードを活用してワンランク上の体験を楽しみたい方は、ダイナースクラブカードを発行してみてはどうだろうか。
対象のコンビニ・飲食店などで
\ 対象カードを利用するとポイントが5倍! /
ゴールドカードで入れるラウンジを活用して快適な旅を楽しもう
ゴールドカードで入れるラウンジやおすすめのゴールドカードを紹介してきた。
空港ラウンジには、大きく分けて以下の3種類がある。
- カードラウンジ
- プライオリティ・パスラウンジ
- 航空会社ラウンジ
ゴールドカードで利用できるのが、国内主要空港に設置されているカードラウンジだ。
カードラウンジを利用する際の注意点は以下の通りである。
- 対応していないゴールドカードもある
- 到着時は利用できないケースがある
- 年間の利用回数が限定されているカードもある
- 同伴者は有料のケースが多い
同伴者の料金と年間利用回数は以下の表にまとめているので、確認してほしい。
同伴者の 料金 | 年間利用回数 | ||
---|---|---|---|
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 1名まで 無料 | 無制限 | |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 有料 | 無制限 (※)2回までのカードあり | |
ダイナースクラブカード | 有料 | 無制限 (※)海外ラウンジは年間10回まで | |
イオンゴールド カード | 有料 | 無制限 | |
エポスゴールド カード | 有料 | 無制限 | |
JCBゴールド | 有料 | 無制限 | |
楽天ゴールド カード | 有料 | 2回 | |
三井住友カード ゴールド(NL) | 有料 | 無制限 |
これらの注意点を抑えたうえで、おすすめのゴールドカードは以下の通りだ。
年会費(税込) | |
---|---|
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 11,000円 初年度のみ無料 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 |
同伴者1名無料、プライオリティ・パス登録可能など、ラウンジに関する特典が多い。
旅行好きで飛行機を利用する機会が多い方は、この中からゴールドカードを選択してみてはどうだろうか。