- イオンカードの国際ブランドをどちらにするべきか知りたい
- VisaとMastercardの違いを理解したい
- どの国際ブランドが自分に合っているかわからない
イオンカードに新規申し込みをする際、個人情報の入力と同じタイミングで国際ブランドを選択する。
発行後の国際ブランドの変更は手続きに時間がかかったり、そもそも変更できなかったりするため、「VisaとMastercardのどちらにしよう」と悩む方も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、VisaとMastercardの違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説する。
イオンカードの国際ブランドを選択する際のポイントも紹介しているので、まだ申し込んでいない方はぜひ参考にしていただきたい。
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イオンカードの国際ブランドはどっちがいい?VisaとMastercardの基本的な違い
VisaとMastercardのどちらにするか決め切れていない方には、そもそもそれぞれの違いを理解していない方が多い。
そこでここでは、利用可能店舗や特典、サービスなどの観点から、VisaとMastercardの違いを解説しよう。
加盟店舗数・カード発行枚数
VisaとMastercardの加盟店舗数・カード発行枚数の違いは以下の通りだ。
Visa | Mastercard | |
---|---|---|
加盟店舗数 | 約1億店 | 1億店 |
カード発行枚数 | 約42億枚 | 約27.7億枚 |
加盟店舗数はVisaとMastercardで大きな差はないものの、発行枚数はVisaがMastercardを約15万枚上回っている。
また、イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」によると、日本における国際ブランドのシェアは、「Visa:50.8%」「Mastercard:17.8%」となっている。
つまり、日本に限定すると、VisaはMastercardの約3倍ものシェアを誇っているのだ。
特典
国際ブランドは独自に特典を用意しているため、選択する国際ブランドによって受けられる特典が違う。
以下の表にまとめているのはVisaの特典だ。
Agoda特別優待 | Visaカード決済で国内・海外での宿泊:最大8%オフ Visaカード決済で韓国、台湾、タイでの宿泊:15%オフ(予約期間:2024年3月1日‐9月30日) |
---|---|
エクスペディア特別優待 | 海外・国内ホテルご宿泊料金:8%オフ 海外・国内航空券+ホテル料金:2,500円オフ |
Booking.com特別優待 | Booking.comを利用して宿泊予約:最大10%ポイントバック |
ホテルズドットコム特別優待 | 国内・海外ホテル予約:8%オフ |
JALABC空港宅配サービス 特別優待 | JALエービーシーの空港宅配サービス公示料金から15%オフ |
海外WiFiレンタル優待 | 特別キャンペーン: 通信レンタル料金が全プラン5%OFF 通常キャンペーン:通信レンタル料金が全プラン3%OFF |
ホテル予約サービスの特典が充実していて、Visaを利用することでお得に宿泊できる。数万円単位で旅行代金がお得になる可能性もあるので、旅行前に特典ページを確認してみてはどうだろうか。
また、Mastercardの特典は以下の通りだ。
Agoda割引 | 世界中のホテル予約:最大12%オフ |
---|---|
Avisレンタカー割引 | 通常料金より最大35%オフ |
エクスペディア特別優待 | ホテル予約:最大8%オフ |
One Dines Free | シンガポール マレーシア インドネシア ベトナム タイ 日本 香港 インド 台湾 フィリピン オーストラリア ニュージーランドの提携レストランでメインディッシュが無料 |
ベッドロックオリジンBedrock Origin | 支払金額の最大17%ドルの割引や限定クーポンを利用可能 |
ブルックス ブラザーズ | ブルックス ブラザーズの対象店舗にて、3,000香港ドル (本プロモーションの対象外商品または既に割引が適用されている商品を除く)を購入すると300香港ドルの割引 |
トラベル特典のほか、エンターテインメントやグルメ、ショッピングなども充実している。
サービス
国際ブランドが独自に発行している特典のほか、イオンカードを発行すると以下のサービスを活用できる。
- イオングループの対象店舗でWAONポイントの還元率2倍
- お客様感謝デーで日用品や食料品が5%オフ
- イオンシネマのチケットを割引価格で購入可能
これらはイオンフィナンシャルサービスが提供しているものなので、VisaとMastercardのどちらを選んでも活用できる。
イオンカードの通常の還元率は0.5%だが、イオングループの対象店舗における決済では1.0%となる。
そのため、200円(税込)ごとに2ポイント貯めることができるのだ。
イオンカードの利用でポイント還元率が2倍になるイオングループ店舗の一例(2024年8月時点)は以下の表にまとめているので、ぜひチェックしていただきたい。
総合スーパー スーパーマーケット ショッピングモール | イオン イオンスタイル イオンモール ダイエー マックスバリュ マルナカ ピーコックストア KOHYO カスミ |
---|---|
コンビニ ディスカウントストア ドラッグストア | ミニストップ アコレ ウエルシア |
ホームセンター ペット | サンデー ホームワイド ペテモ |
ネットショップ | イオンスタイルオンライン イオンショップ saQwa AEONMOBILE |
グルメ フーズ | 四六時中 キッチンオリジン やまや イオンリカー |
エンターテインメント カルチャー トラベル | イオンシネマ 未来屋書店 アシー R.O.U イオンカルチャークラブ |
ファッション ビューティー スポーツ | スポーツオーソリティ イオンボディ イオンバイク ikka |
また、イオンやマックスバリュなどで実施されている毎月20日と30日の「お客様感謝デー」では、イオンカードを使用すると日用品や食料品が5%オフになる。
さらに、イオンシネマもお客様感謝デーの対象で、通常の700円割引の1,100円で映画を鑑賞可能だ。
なお、通常時もイオンシネマは割引対象になっていて、いつでも300円割引の1,500円でチケットを購入できる。
イオンカードの国際ブランドにVisaとMastercardを選ぶメリット・デメリット
ここからは、VisaとMastercardのメリット・デメリットを見ていこう。
Visaのメリット
Visaのメリットは以下の通りだ。
- 世界中の多くの場所で利用可能
- 日本ではVisaの方が優勢
Visaは世界トップクラスの国際ブランドで、加盟店舗数は約1億を誇る。世界中のさまざまな都市で利用できるため、海外旅行に行く際は持っておきたいクレジットカードだ。
また、イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」でも述べられている通り、Visaは国内シェアの半分以上を占めている。
そのため、国内外問わず作成しておくと非常に便利だろう。
Visaのデメリット
Visaのデメリットとして、一部の店舗やサービスでMastercardの方が優遇される場合があることが挙げられる。
加盟店舗数が非常に多いVisaだが、特にヨーロッパではMastercardの方が優遇される傾向にあるのだ。
ただし、現在はヨーロッパでもVisaの加盟店舗数は非常に増加していて、以前ほどのデメリットは感じにくくなっている。
そのため、イオンカードでVisaを選択したからといって、不利益を被る可能性は低いだろう。
Mastercardのメリット
Mastercardのメリットは以下の通りだ。
- Visaと同様に多くの店舗で利用可能
- 特定の地域や店舗ではMastercardが優勢
- 充実した独自特典
Mastercardも約1億の加盟店舗数を誇り、世界各国のさまざまな都市で利用できる。
特にヨーロッパのシェアが大きいので、ヨーロッパ旅行をする際に持っておくと非常に便利だ。
また、Mastercardにはトラベル特典のほか、エンターテインメントやショッピング、グルメの特典も充実している。
シンガポールやマレーシア、インドネシアをはじめとしてアジアやオセアニアの提携レストランでメインディッシュが無料になる特典もあり、Mastercardを持っていればより海外旅行を楽しめるだろう。
Mastercardのデメリット
Visaと同様にMastercardのデメリットはそれほどないものの、一部の国や地域ではVisaほど使い勝手が良くないケースがある。
イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」で紹介したように、日本国内のシェアが2割未満に留まっているためだ。
また、アメリカではMastercardよりもVisaの方が普及しているのも理由の一つだ。ただし、かつてのように使い勝手が悪くないので、大きなデメリットとは言えないだろう。
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Visa?Mastercard?イオンカードの国際ブランドの選び方
ここまでの内容を把握したうえで、「VisaとMastercardのどちらにするか決められない」という方もいるのではないだろうか。
そこでここでは、イオンカードの国際ブランドを選ぶ際に確認すべき項目を解説する。
利用する地域:や特典・サービスに分けて解説しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
利用する地域
VisaとMastercardを選択する際、利用地域で選択する方法がある。なぜなら、Visaはアメリカ、Mastercardはヨーロッパのように使い勝手が良い地域が異なるためだ。
また、日本でもVisaのシェアが50%を超えているのに対して、Mastercardは20%にも満たない。
そのため、日本国内の利用をメインで考えているのであれば、Visaを作成しておいた方が便利だろう。
特典やサービス
VisaとMastercardの独自特典に魅力的なものがあれば、そのカードを作成するのも選択肢だ。
Visaは、Agoda特別優待やエクスペディア特別優待、Booking.com特別優待などのトラベル特典が多い。
一方で、Mastercardはトラベル特典だけではなくエンターテインメントやグルメ、ショッピングなどの特典も充実している。
そのため、特典を重視する場合はMastercardの方が適しているだろう。
ただし、Visaにしかない特典が魅力的な可能性もあるので、作成前はVisaとMastercardそれぞれの特典ページを確認していただきたい。
イオンカードでVisaとMastercardのどっちにするか迷ったらメリットとデメリットを比較しよう
ここまで解説してきた通り、VisaとMastercardでは利用可能店舗や特典・サービスが異なる。それぞれの加盟店舗数・カード発行枚数は以下の通りだ。
Visa | Mastercard | |
---|---|---|
加盟店舗数 | 約1億店 | 1億店 |
カード発行枚数 | 約42億枚 | 約27.7億枚 |
どちらもそれほど大きな差はないものの、地域によってサービスの拡充具合に違いがある。そのため、VisaとMastercardを選択する際は自分の利用する地域を考慮すると良いだろう。
また、VisaとMastercardではイオンカード独自の特典は同じだが、国際ブランドの特典が異なる。
特典の充実度合いで見ると、Mastercardの方が適しているだろう。イオンカードはどちらの国際ブランドを選んでも使いやすいので、利用地域や特典から相性を確認して申し込んでみてはどうだろうか。
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イオンカードの国際ブランドはVisaとMastercardどちらを選ぶかに関するQ&A
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