イオンカードの優待とは？あなたに適した優待が見つかるイオンカードを紹介

イオングループは全国17,817店舗を運営する商業施設を代表する企業である。

また、現在イオンの発行するクレジットカードの連結有効会員数は、2022年2月末日時点で4,732万人と多くの利用者も保有しており、利用者にはさまざまな割引や特典を展開している。

では、イオンカードを利用することで得られる、優待特典はどのようなものが存在するのだろうか。

本記事では、イオンカードの優待特典について解説していく。

これにより、イオンカードの申込を検討している人やイオンカードを持っているが優待などについて知らなかった人などはぜひ参考にしてほしい。

イオンカードのお得な優待特典とは

イオンカードではさまざまな優待特典を受けられる。2023年9月現在でその数4,392件となっており、全国各地で使用できたり、ポイントと交換できるなど幅広い。

では、どのような優待特典が得られるのだろうか。ここでは、優待特典で得られる4つをそれぞれ解説していく。

イオンカードでお得な割引

イオンカードのお得な優待特典として、お得な割引が受けられる。イオンカードでは、毎月20日・30日は「お客さま感謝デー」となっており、買い物代金が5%割引となる。

これは、全国のイオングループの各店舗が対象となっており、支払いはクレジットもしくはWAONが対象となる。

また、55歳以上の会員限定で毎月15日は「G.G感謝デー」となっており、イオンカードのクレジットまたは電子マネーWAONの支払いで5%割引となる。

その他、15日は「お客さまわくわくデー｣でもあるため、電子マネーWAONの支払いでWAON POINTが2倍となり、さらにお得である。

旅行・レジャーでお得

イオンカードのお得な優待特典として、旅行やレジャーでお得な特典が得られる。この特典として、優待施設をお得に利用することができる。

優待施設は、非常に多く、時期によってもさまざまとなっており、旅行やレジャーの優待特典もかなり多い。

優待施設などはかなり多いため、知らず知らずのうちにイオンカードを提示することで、割引対象となっていることやお得な特典を受けられることもあるだろう。

安心・安全のサービス

イオンカードのお得な優待特典として、安心・安全なサービスの提供が挙げられる。イオンカードでは、「ショッピングセーフティ保険」という購入した商品を補償するサービスが備わっている。

対象商品は、5,000円以上のものとなっており、180日以内の破損や盗難、火災などの被害を受けた場合、この保険が適用される。

イオンカードは50万円まで保険がおりるが、対象外商品も一部存在するため注意も必要であるが、買い物をするうえで、安心・安全なサービスと言えるだろう。

イオンゴールドカードセレクト

イオンカードでは、一部カードにてゴールドカードへランクアップできるものがある。

基本的なクレジットカードで、ゴールドカード会員となる場合、それまでは無料でも年会費が発生ケースが多いが、イオンカードのゴールドカードである「イオンゴールドカードセレクト」では、通常のイオンカード同様年会費が無料のままで利用し続けることができる。

イオンゴールドカードでは、それまでの特典はそのまま利用することができ、追加で「空港ラウンジの使用」や「ショッピングセーフティ保険の補償額の増額」などの特典を得られる。

ゴールドカードへランクアップする条件としては、年間カードショッピング50万円以上など所定の条件を満たされた人を条件としており、条件をクリアできる人はぜひイオンゴールドカードセレクトにするのがよいだろう。

イオンカードの種類別の優待内容を紹介

イオンカードにはさまざまな優待特典が存在しているが、実際のイオンカードではどのような特徴があるのだろうか。

ここでは、主に3つのイオンカードについて特徴からカード独自の特典について解説していく。

イオンカードセレクトの優待

年会費	無料
国際ブランド	券種によって異なる
種類・機能	クレジット WAON キャッシュカードゴールド切替え対象カード（条件あり）
ポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント
便利なサービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード

これは、「イオンカードセレクト」と呼ばれるイオンカードである。デザインとしては、青いイオンカードの他、イオンカードセレクト（ミッキーマウス デザイン）やイオンカードセレクト（トイ・ストーリー デザイン）、イオンカードセレクト（ミニオンズ）と合計4種類存在している。

但し、イオンカードセレクト（ミニオンズ）のものは例外となっている。（ゴールドカードなし）

本カードの特徴や基本情報は以下となっている。

国際ブランドに関して、ディズニーキャラクターがデザインされているものについては、ウォルト・ディズニー・ジャパンと提携をしている関係でJCBのみとなっている。

しかし、その他のデザインであれば。「VISA」や「MasterCard」を選ぶことも可能である。

また、イオンカードセレクトでは、ゴールドカードにランクアップすることが可能であり、前述した通り、本カードはゴールドカードとなった後も年会費無料となるため、条件を満たした人はゴールドカードを所有することがおすすめである。

イオンカードセレクト（ミニオンズ）の優待

年会費	無料
国際ブランド	VISA MasterCard
種類・機能	クレジット WAON キャッシュカード
ポイント	WAON POINT 電子マネーWAONポイント
便利なサービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード

これは、「イオンカードセレクト」と呼ばれるもので、前述したイオンカード（ミニオンズ）である。カード表面には、ミニオンズが記載されており、他3つのイオンカードセレクトとは違う特典が得られる。

本カードの特徴や基本情報は以下となっている。

下記からもわかるように、本カードでは、映画料金の割引が魅力的となっているだけでなく、さまざまなシーンで利用することでポイント還元できるため、日常使いもできるカードとなっている。

但し、本カードでは前述した他3つのカードと違い、ゴールドカードへのランクアップはないため、注意が必要である。

※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円（税込）を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット（前売券）を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証（3Dセキュア）」登録済みのイオンカードセレクト（ミニオンズ）、イオンカード（ミニオンズ）、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント（株）が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）の優待

年会費	無料
国際ブランド	VISA Mastercard JCB
種類・機能	クレジット WAON
ポイント	マイル
便利なサービス	家族カード Apple Pay イオンiD ETCカード

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）は、イオンカードとWAON、JALマイレージバンクが一体化したカードである。

本カードの特徴や基本情報は以下となっている。

基本的には、「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」や「イオンJMBカード（JMB WAON一体型/G.Gマーク付き）」と同様に年会費無料で作成ができ、JALマイルが貯まる他、電子マネーWAONのオートチャージやクレジットチャージができる。

また、55歳以上の人は特典として、JALマイル有効期限が60か月に延長されたり、JALグループのツアーが最大3%割引となったり、さまざまなメリットがある。

大きな違いとしては、JMB WAONカードでは機能としてなかったクレジットカード機能が存在する点である。イオンカードでJALマイルを貯めたいと考えている人は、このクレジットカードを持っておくのがよいだろう。

イオンカードのメリットと基本の優待内容

イオンカードでは、個々のカードが持つ特典やメリットも豊富となっている。

ここでは、イオンカードを保有することで得られるメリットについて、3つ解説していく。

年会費無料

イオンカードには2023年9月現在で52種類存在しているが、この殆どのカードで年会費が無料となっている。

前述した通り、一般的なクレジットカードでは、高額な年会費が発生する「ゴールドカード」においても、イオンカードでは年会費無料で保有することが可能である。

また、イオンカードでは家族カードが3枚まで発行可能で、ETCカードも年会費無料で発行できる。もちろん3枚の家族カードにおいても年会費は無料となっており、保有コストを最小限に抑えることが可能である。

映画割引を毎回適用できる

イオンカードでは、映画チケットの購入割引を受けられる。

イオングループが提供している「イオンシネマ」では、一般料金として通常1,800円となっている。イオンカードを利用して映画チケットを購入すると、ここから300円割引を自身と同行者1名までそれぞれで受けられる。

また、イオンでは毎月20・30日は「お客様感謝デー」として、映画チケットが700円割引となる。

さらに、特定のイオンカードでは、日にちに関係なく、毎回の映画チケット購入で1,000円割引となるため、映画好きには欠かせない特典と言えるであろう。

トラベルサービスが充実

イオンカードではトラブルサービスが充実している。

例えば、前述したJALタッチ＆ゴーサービスである。JALタッチ＆ゴーサービスは、事前に予約や購入、座席指定を済ませた人が直接保安検査場に進めるようになるサービスだ。

また、世界15カ国24カ所で海外旅行時にサポートを受けられるイオンワールドデスクと呼ばれるサービスも受けられる。

これは、現地の観光情報やホテル・レストランの紹介、予約の他、レンタカーなどの手配や予約、トラブルなどのサポートもしてくれるなど、海外旅行では嬉しいサービスだろう。

イオンカードは4,000件以上の優待サービスがある

本記事では、イオンカードの優待特典について解説してきた。

イオンカードでは、さまざまな優待があり、その数4,000件以上にも及んでいる。

通常の買い物で得られる割引やポイント還元を基本として、その他にも「旅行やレジャー施設で使用できるもの」や「ショッピングセーフティ保険」のような安心・安全につながるサービスなどさまざま展開している。

また、旅行については、トラベルサービスが充実していたり、JALマイルを貯められるようなイオンカードもあるため、旅行好きな人にはおすすめである。

その他にも、映画特典を受けられる「イオンカードセレクト」や年会費無料のゴールドカードを持つことで優待特典を受けるのもおすすめである。

イオンカードを利用する人はさまざまな優待特典を受けることができる。本記事では、イオンカードのさまざまな優待特典を紹介したが、どういった目的があるかによって、どのイオンカードを作成するかも異なる。メリットについて把握したうえで、自分に合ったイオンカードを作成すると良いだろう。