- PayPayカードにどんな種類があるのか知りたい
- そもそもPayPayカードがどんな特徴を持つカードなのか分からない
- PayPayカードに申し込むメリットを知りたい
PayPayカードは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」と紐付けられる唯一のカードだ。
一般カードとゴールドカードがあったり、さまざまな国際ブランドが用意されていたりと、種類が多くて困るという方も多いだろう。
本記事では、PayPayカードの種類や基本的な特徴、利用するメリットなどを解説する。
記事の最後には申し込む場合の流れもご紹介するので、ぜひ本記事を参考にPayPayカードに申し込もう。
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PayPayカードの種類は?
PayPayカードは、以下の3つの分類方法によってカードの種類を分けられる。
- カードの発行方法による分類
- 国際ブランドによる分類
- カードのランクによる分類
それぞれの分類方法を確認し、自分に合う種類のPayPayカードを選ぼう。
カードの発行方法による分類
PayPayカードは、PayPayアプリ上で発行されるバーチャルカードと、プラスチック製のカードの2種類がある。
プラスチックカードを申し込む場合は、バーチャルカードも自動的に発行される仕組みとなっている。
バーチャルカードはネットショッピングサイト等で利用できるカードであり、カード番号や有効期限などがPayPayアプリ上で発行される仕組みだ。
PayPayカードの入会審査が完了すると、カード情報がスマホから閲覧できるようになる。
一方のプラスチックカードは、クレジットカード加盟店で利用できるカードだ。
券面にカード番号やセキュリティコードが記載されておらず、安心して利用できる点が特徴となっている。
バーチャルカードはネットショッピングだけでなく、PayPayでの「クレジット」にも対応しているが使える場面が限られてしまう。
PayPay決済に対応していない店舗で使うためにはプラスチック製のカードが必要となるため、特に理由がないのであればプラスチックカードの発行をおすすめする。
国際ブランドによる分類
PayPayカードに対応している国際ブランドは以下の3種類だ。
- JCB
- VISA
- Mastercard
プラスチックカードの発行を希望せず、バーチャルカードのみに申し込む場合はJCBのみとなる。
上記3つの国際ブランドは、利用できる店舗やブランド独自の優待特典などに違いがある。
普段使っている店舗の国際ブランドをチェックしたり、ブランドの優待特典を確認したりして、発行する国際ブランドの種類を選ぼう。
カードのランクによる分類
PayPayカードは、カードのランクによって以下の2種類のカードが用意されている。
- PayPayカード
- PayPayカードゴールド
PayPayカードゴールドは、通常のPayPayカードの上位カードに位置付けられるカードである。
より手厚い補償を受けられたり、ポイントが貯まりやすかったりとワンランク上のサポートを受けられることが特徴だ。
クレジットカードによってはさまざまな種類のカードが用意されている場合もあるが、PayPayカードは2023年8月時点で大きく分けて2種類のみとなっている。
選択肢が少ない分選びやすくなっているため、2つのカードの特徴を比較して自分に合う方を選ぼう。
2種類のPayPayカードの基本的な特徴
次に「PayPayカード」と「PayPayカードゴールド」の特徴をそれぞれ解説していく。
カードの特徴を比較し、どちらが自分に合っているのかを検討した上でカードに申し込もう。
一般カードの基本情報
一般カードに位置付けられるPayPayカードの基本情報は以下の表の通りだ。
年会費 | 永年無料 |
申し込み対象者 | ・日本国内在住の18歳以上の方(高校生を除く) ・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
国際ブランド | JCB VISA Mastercard |
付与率 | 最大1.5%※ |
ETC専用カード | 年会費550円 |
家族カード | 年会費無料 |
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PayPayカードは、年会費永年無料で利用できるクレジットカードだ。
ポイント還元率は最大1.5%、ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。
また、家族カードが年会費無料で発行でき、最大10枚まで申し込める点も大きな特徴となっている。
利用代金が合算して請求・引き落としされるため、管理しやすい点がメリットだ。
※ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。 ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。 手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。 ※ポイント付与の対象外となる場合があります。 例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」 「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
ゴールドカードの基本情報
PayPayカードにはプラチナカードがないため、上位カードに位置付けられるPayPayカードゴールドだ。
基本情報は以下の表の通りだ。
年会費 | 税込11,000円 |
申し込み対象者 | ・日本国内在住の18歳以上の方(高校生を除く) ・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
国際ブランド | JCB VISA Mastercard |
還元率 | 1.5% |
ETC専用カード | 年会費無料 |
家族カード | 年会費無料(3枚まで) |
付帯保険・補償 | ・ショッピングガード保険:年間最大300万円 ・海外旅行傷害保険:最大1億円 ・国内旅行傷害保険:最大5,000万円 |
PayPayカードゴールドは、年会費が税込11,000円かかるクレジットカードだ。
通常のPayPayカードとは違ってETC専用カードの追加料金がかからず、還元率は1.5%となっている。
さらにショッピングガード保険や国内・海外旅行傷害保険が付帯しており、手厚いサポートを受けられることも大きな特徴だ。
ワンランク上のサービスを受けたい方は、PayPayカードゴールドへの申し込みをおすすめする。
カード券面はナンバーレスデザイン
PayPayカード・PayPayカードゴールドは、いずれもカード券面に番号などが表示されないナンバーレスデザインとなっている。
カード券面を見られても番号やセキュリティコードを知られる心配がないため、安心して買い物に使える点も大きな特徴だ。
インターネット決済などでカード番号が必要な場合は、PayPayアプリや会員ページなどからも確認できる。
セキュリティ面で安心して利用できる点は、PayPayカード・PayPayゴールドカードの魅力と言えるだろう。
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PayPayカードは2枚目を発行できるのかについては下記記事で紹介している。
2種類のPayPayカードのメリット
次に、年会費無料のPayPayカードについてのメリットを3つご紹介する。
- PayPayと連携できる唯一のカード
- 還元率が最大5%
- 年会費が永年無料
申し込みを検討中の方は、ぜひ上記のメリットを参考に申し込むべきかどうかを判断しよう。
PayPayと連携できる唯一のカード
キャッシュレス決済の「PayPay」に連携できるクレジットカードは、2025年1月までにPayPayカードのみとなる。
将来的にPayPayカード以外のカードがPayPayと連携できなくなることを考えると、唯一使えるPayPayカードのメリットは大きいと言えるだろう。
2024年4月現在、PayPayの支払い方法は以下のパターンに分けられる。
- 銀行口座などからPayPay残高にチャージする
- PayPayカード会員向けの「クレジット」を利用する
- PayPayカードを紐付けて支払う
- PayPayカード以外のクレジットカードを紐付けて支払う(2025年1月終了予定)
上記のパターンのうち、2・3個目はPayPayカードを持っていないと利用できない。
そして4個目のパターンは2025年1月に終了を予定しているため、PayPayカードを持っていない方は将来的に銀行口座からチャージする必要が出てくる。
日頃の買い物をPayPayで決済していて、今後もクレジットカードからチャージしたいという方は早めにPayPayカードに申し込んでおこう。
還元率が最大5%
PayPayカードは基本還元率が1%と高いことが特徴だが、PayPayアプリでクレジットを利用する場合はさらに高い還元率となる。
Yahoo!ショッピング・LOHACOで利用する場合に最大で5%が付与される仕組みとなっている。
5%の内訳は以下の通りだ。
- PayPayカード特典:1%
- Yahoo!ショッピング・LOHACOで指定支払方法{PayPay(クレジット)/PayPayカード/PayPayカードゴールド}:3%
- ストアポイント:1%
普段からYahoo!ショッピングやLOHACOなどで買い物をするのであれば、効率的にポイントを貯められるためPayPayカードがおすすめだ。
年会費が永年無料
PayPayカードの場合、年会費永年無料となっている。
「年間1度の利用」「〇〇円以上の利用」などの条件なしで年会費が無料となるため、負担をかけずに所有できる点が大きなメリットだ。
近年はクレジットカードを複数所有するケースが増えてきているが、年会費が有料だったり、使わないと無料にならなかったりする場合、負担が増えてしまうパターンが多い。
「使う頻度が少ないのに年会費がかかる」「年会費無料にするために無駄な買い物をする」などといったケースだ。
しかしPayPayカードは無条件で年会費無料となっているため、使用頻度が少ない場合に損をしたり、年会費を抑えるために無駄な買い物をしたりする必要がない。
緊急時用のサブカードとしても使い勝手が良い点は、PayPayカードの大きなメリットと言えるだろう。
2種類のPayPayカードに申し込む流れ
PayPayカードは、以下の条件を満たしていれば申し込むことができる。
- 日本国内在住の18歳以上
- 本人または配偶者に安定した継続収入がある
- 本人認証が可能な携帯電話と持っている
24時間いつでも申し込みでき、審査は最短2分で完了する。
まだPayPayカード・PayPayカードゴールドをお持ちでない方は、申し込む流れを理解した上で手続きを進めよう。
申し込み情報を入力する
PayPayカードは、PayPayアプリ内またはWebサイトから申し込み手続きができる。
申し込みフォームに名前や住所、勤務先などの必要情報を入力し、料金支払い用の金融機関口座を登録しよう。
運転免許証やキャッシュカード・通帳などを準備しておくと入力がスムーズに進められるため、事前に準備しておくことをおすすめする。
また、カードの申し込み手続きと同時にPayPayにカードを登録することもできる。
登録後にカードの番号などがPayPayアプリで確認でき、チャージ不要でPayPayの決済が完了するクレジットも利用可能だ。
審査が行われる
PayPayカードは最短7分(申し込み5分・審査2分)で手続きが完了し、カード自体は約1週間で自宅に郵送される。
申し込み時点で口座の登録が完了していれば、カード番号や有効期限が確認できてインターネットショッピングに利用できる。
また、Yahoo!ウォレットにPayPayカードが登録されるため、Yahoo!ウォレットが使えるサイトでもすぐに利用可能だ。
なお、21時30分から翌10時までに申し込んだ場合は、翌日12時以降の審査となる点に注意しておこう。
カードが自宅に届く
プラスチック製のカードは、申し込んでからおよそ1週間で登録した住所に送付される。
手元にカードがあれば街中の店舗でも決済に利用することが可能だ。
なお、申し込み時に後日郵送での口座設定を選択している場合、カードを受け取る際に本人確認資料の提示が必要となる。
写真付きの本人確認書類をあらかじめ準備しておこう。
2種類のPayPayカードのどちらか気に入る方を選ぼう
PayPayカードは、カードの発行方法による分類や国際ブランドによる分類、カードランクによる分類などでいくつかの種類に分けられる。
利用できる店舗や優待特典の内容、付帯保険の充実度などに違いがあるため、それぞれ比較した上で自分に合う種類のPayPayカードを選択しよう。
また、PayPayカードはキャッシュレス決済サービス「PayPay」との連携が便利だったり、最大還元率が5%になったりとメリットが多い魅力的なカードだ。
まだPayPayカードをお持ちでない方は、ぜひこの機会に申し込み手続きを進めてみてはいかがだろうか。
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