イオンのがん保険は無料？基本情報やメリットデメリットを解説

イオンのがん保険が無料で使えるということを、皆さんはご存知だろうか？

日本人のがん発症率は男性が約65％、女性が約50％といわれていて、生涯のうち2人に1人はがんを発症する計算になる。

そんな“もしも”の時に備えたいという人へ向けて、本記事では「イオンのがん保険」についてまとめてみた。

医療保険は加入しているが、がん保険には加入していないという人も、なぜがん保険が必要であるかが理解できる内容になっている。

最後までお読みいただき、ぜひ今後の保険選びの参考にしていただきたい。

イオンのがん保険は無料？

イオンのがん保険の正式な名称は【あしたをささえるイオンのがん保険】という。

引受保険会社は大手の「あいおいニッセイ同和損害保険」で、こちらはイオンカード会員限定の専用保険となっている。

がん診断の保険金や、万が一がんを発症した場合の入院や手術等の治療に備えるための保険であり、何より魅力的なのがその安さ。

最安値の見積もりは月110円〜と破格の安さ且つ充実の保険内容が提供されている。

イオンのがん保険の基本情報

イオンのがん保険の主な保証内容は以下の通り。

保障内容	保証の有無
がんに備える保障	◯
一時金	◯
入院	◯
手術	◯
女性特有の上乗せ保険	–
通院	–
先進医療	–
死亡保障	–
払込免除	–

一般的ながん保険によく含まれている通院保証や先進医療などの保証はないが、基本的な一時金・入院・手術の保証に特化しているのが特徴だ。

特約や保証金額の設定が必要なく、シンプルなので申し込み時に混乱しにくい。新規加入が可能な年齢は申し込み時点で20〜70歳になる者となり、保険期間は1年間の自動更新。

保険料は5年刻みで変動する仕組みになっている。

イオンのがん保険の保障内容について

イオンのがん保険の基本プランは、エコノミープラン・ライトプラン・バリュープラン・ファインプラン・デラックスプランの5つに分かれている。

各プランの保障内容は以下の通りである。

保障内容	エコノミー プラン	ライト プラン	バリュー プラン	ファイン プラン	デラックスプラン
がん診断保険金	50万円	100万円	100万円	200万円	300万円
がん入院保険金	5,000円/日	5,000円/日	10,000円/日	10,000円/日	10,000円/日
がん手術保険金	入院中→がん入院保険金日額の10倍 入院中以外→がん入院保険金日額の5倍
がん放射線治療保険金	がん入院保険金日額の10倍

また、先ほどイオンのがん保険には女性特有のがんに対する上乗せ保険がないと説明したが、基本プランの他に女性向けのレディースプランも用意されている。

レディースプランも下記の5プランに分かれており、保障内容は次の通りだ。

保障内容	エコノミー レディース プラン	ライト レディース プラン	バリュー レディース プラン	ファイン レディースα プラン	デラックス レディースα プラン
がん診断保険金	50万円	100万円	100万円	200万円	300万円
がん入院保険金	5,000円/日	5,000円/日	10,000円/日	10,000円/日	10,000円/日
がん手術保険金	入院中→がん入院保険金日額の10倍 入院中以外→がん入院保険金日額の5倍
がん放射線治療保険金	がん入院保険金日額の10倍
特定がん 入院保険金	5,000円/日	5,000円/日	5,000円/日	10,000円/日	10,000円/日
特定がん 手術保険金	入院中→特定がん入院保険金日額の10倍 入院中以外→特定がん入院保険金日額の5倍
特定がん 放射線治療保険金	特定がん入院保険金日額の10倍
乳房治療見舞金	50万円	100万円	100万円	100万円	100万円

表のように、基本プランと同様の補償内容に加え、レディースプランでは特定がんと診断された場合、別途保険料が上乗せされて支払われるようになっている。

イオンカードの特典に関する記事は下記を参考にしてほしい。

イオンのがん保険のメリットとデメリットを解説

ここからは、イオンのがん保険のメリット・デメリットについて解説していく。

適切な保険選びの参考になるようによく読んでおいてほしい。

イオンのがん保険のメリットは？

イオンのがん保険最大のメリットは、なんといっても圧倒的な保険料の安さだ。

入会できるのはイオンカードの会員のみで、支払いはカード払いのみとなっているため、事務処理などが削減できる分保険料も安いといわれている。

保険料の支払いでもWAONポイント加算の対象となり、保険に入りながら効率よくポイントが貯められるのもイオンのがん保険ならではの特典である。

また、入院しない手術や放射線治療も保証の対象だ。

一部保険では保障の対象外となっている上皮内がんや、複数回にわたるがん治療の場合でも保障しているので、万が一の場合にも安心の備えができる。

イオンのがん保険のデメリットは？

イオンのがん保険はプランが比較的シンプルに作られており、特約等が一切ない。申し込み時にあれこれ悩まなくて済むが、逆を言えば「自由なカスタマイズができない」ともいえる。

イオンカード会員限定の保険なので、会員を辞めると保険も解約されてしまうというのも要注意だ。また、保険料が5年刻みで上がるというのもデメリットのひとつ。

イオンのがん保険は最小年齢の20歳から5年刻みで保険料が決められていて、特に40歳を過ぎると急激に保険料がアップするのだ。

そのため、あくまで50歳までのがん保険として加入を考えるのが妥当だろう。

なぜがん保険が必要なのか？医療保険だけでは足りない？

医療保険は、病気やケガで入院をした時に給付金が受け取れるものなのに対し、がん保険はがんになった場合のみ給付金が受けられるというものだ。

「がんになるとは限らないので加入する必要がないのでは？」「掛け捨てになるのはもったいない」と感じている人に向けて、がん保険の必要性について解説していく。

がんの治療は長期化する

医療保険は、入院給付金に日数の制限があるので病気が長期化した場合に対応できないこともある。

特に治療が長期化しやすいがんについては、医療保険の範囲内ではカバーしきれない可能性もあるので、万が一のためにがん専用の保険に入っておくと安心である。

がんになると半数以上が収入の減少に悩む

がんになった時、半数以上の人がぶつかるのが「収入減少」という壁だ。

治療が長引いて思うように働けない、出費が多くて会計の負担が苦しくなる、そんな時にがん保険の給付があれば安心できる。

先進医療など高額になる治療を受けられる可能性は？

がんの治療法は手術、放射線治療、抗がん剤治療の3つが一般的である。

その他にも重粒子線治療やその他先進医療などの治療も選択できるが、この手の治療は自己負担となり、想像以上に高額な費用がかかる。

このようなケースの時も、がん保険の給付金があれば高額な治療を受けられる可能性も高まる。ただし、イオンのがん保険は先進医療の保障対象外なので注意しよう。

もしここまでを想定して保険加入を検討しているのであれば、 イオンのがん保険以外を考える必要があるだろう。

イオンのがん保険加入までの流れ

ここまでイオンのがん保険のメリットやデメリットを紹介してきて、「ぜひ申し込んでみたい」という人へ向けて加入の流れを解説していく。

イオンのがん保険への加入は、こちらから下記の5ステップで簡単に申し込むことができる。

毎月15日が締め切り日となっており、締め切り日の翌月1日が保険期間開始日となる。

例えば、5月25日に申し込んだ場合は、6月15日が締め切り日となり、7月1日が保険期間開始日になるということだ。そのため初回保険料のカード決済日は、保険期間開始日の翌月2日となる。

なおがん保険のほか、イオンカードにはいくつか保険も付帯している。詳しくは下記記事を参考にしてほしい。

イオンカードを作成してイオンのがん保険に加入しよう

今回はイオンのがん保険についてメリットやデメリットを紹介した。

その他にも、がん保険の必要性や加入の申し込み手順なども紹介したが参考になっただろうか？

イオンのがん保険はイオンカード会員限定のサービスである。

まだイオンカードを持っていない人は、下記ボタンからイオンマークのクレジットカード申し込みの上、イオンのがん保険へ申し込みを検討してみてはいかがだろうか。