- イオンSuicaカードが使えない理由を知りたい
- イオンSuicaカードの機能や特典が理解したい
- イオンSuicaカードとほかのカードとの違いを知りたい
イオンSuicaカードは使えないと考えている人はいるだろう。数多くあるほかのイオンカードと比べると、機能や特徴が物足りないと感じているのかもしれない。
しかし、イオンSuicaカードは交通系カードとして利用価値は高い。モバイルSuicaとしても使えるため、携帯片手に改札口を通過できる。
この記事では、「イオンSuicaカードは本当に使えないのか」「イオンSuicaカードの機能や特典を知りたい」と考えている人向けに、イオンSuicaカードの機能や特典を紹介し、ほかのイオンカードと比較しながら、このカードの良さを解説していく。
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イオンSuicaカードは使えないのか?
イオンSuicaカードは確かに、ほかのイオンカードと比べると、特徴や特典で物足りないと感じる人もいるだろう。
まずはイオンSuicaカードの特徴をしっかり理解しておきたい。
イオンSuicaカードの特徴
「イオンSuicaカード」は、イオンカードとSuicaが1枚になったカードである。通勤や通学でSuicaを使用しつつ、イオンカードの特典を受けられるメリットがある。
モバイルSuicaにも対応しており、オートチャージの設定をしておけば、自動で入金されるため、より便利に使える。
WAON POINTが貯まれば、Suicaにチャージして、Suicaとして利用することも可能だ。ホテルや駅レンタカーでのサービス・特典も受けられる。
イオンSuicaカードの基本機能
イオンSuicaカードの基本機能を見ると、WAON機能がないため、電子マネーWAONポイントによる特典がない。また、ゴールドカードへの切り替えもできない。
この点を重視する人にとっては、使えないと考えるかもしれないが、モバイルSuicaとオートチャージ機能を重視する人にとっては役立つ。WAON機能やゴールドカードへの切り替えが必要なら、複数所有すればよい。
イオンSuicaカードの基本機能
国際ブランド | VISA MasterCard JCB |
---|---|
還元率 | 0.5%〜1% |
機能 | クレジット 交通系IC |
サービス | Apple Pay イオンiD ETCカード |
ポイント | WAON POINT JRE POINT |
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イオンSuicaカード独自の特典
イオンSuicaカードには次のような特典・特長がある。JR東日本の交通系カードであるため、JR東日本のサービスをよく利用する人にはメリットがある。
- WAON POINTをSuicaにチャージできる
- イオンSuicaカードはモバイルSuicaに対応している
- JR東日本の鉄道やエキナカ店舗を利用すると、JRE POINTが貯まる
- インターネットで全国の新幹線、JRの特急列車の予約・変更ができる
- 宿泊・レストラン・バーの料金割引や駅レンタカーの10%割引
イオンSuicaカードでは海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯される
「イオンSuicaカード」で旅行代金などを決済すれば海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険が付帯される。イオンゴールドカードにも似たような補償が付いているが、支払限度額は少なめである。
各保険の補償内容は次のとおりだ。
海外旅行傷害保険
〇補償内容・支払限度額
補償内容 | 支払限度額 |
死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害による治療費用 | 50万円限度 |
疾病による治療費用 | 50万円限度 |
賠償責任 | 3,000万円限度 |
海外旅行傷害保険は、海外旅行中の公的医療保険が適用できず高額になりがちな治療費に対応できるため、万一のときに役立つ。
また他人の身体やモノに損害を与えてしまった場合に備える「賠償責任」も役立つ。なお、イオンゴールドカードにある「携行品損害」と「救援者費用」はない。
国内旅行傷害保険
〇補償内容・支払限度額
補償内容 | 支払限度額 |
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院 | 日額3,000円 |
手術 | 入院保険金日額の10倍または5倍 |
通院 | 日額2,000円 |
国内旅行傷害保険は、国内旅行中の入院・手術・通院で、すでに医療保険に加入しており、国内旅行での補償を厚くしたい人にも向いている。
イオンSuicaカードの旅行保険は、自動付帯ではなく利用付帯ではあるが、保険に加入していること自体を忘れがちなので、何らかのトラブルにあった場合は、補償内容を確認しよう。
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JR東日本エリア以外の交通系イオンカードもあり
Suica以外にも、JR北海道エリアで使えるKitaca、JR九州エリアで使えるSUGOCAがある。どのカードでもイオンカードの特典はあるものの、Suicaほどの機能はない。Kitacaはオートチャージ非対応である。
ほかのエリアと比較すれば、「イオンSuicaカード」は使えるといえるだろう。
ただ、電子マネーWAONポイントが使えない、家族カードがないなど、ほかのイオンカードと比べると満足できない人もいるかもしれない。
JR交通系カード 基本機能
カード名 | イオンSuicaカード | イオンカード Kitaca | イオンSUGOCAカード |
---|---|---|---|
国際ブランド | JCB | VISA | VISA |
機能 | クレジット 交通系IC | クレジット 交通系IC | クレジット 交通系IC |
サービス | Apple Pay イオンiD ETCカード | Apple Pay イオンiD ETCカード | Apple Pay イオンiD ETCカード |
ポイント | WAON POINT JRE POINT | WAON POINT | WAON POINT JRキューポ |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
またSUGOCAについては、「JQ SUGOCA」カードもある。イオンカードの特典はないものの、買い物割引やJRキューポのポイントを得られるなど、人によってはこちらのほうがメリットが大きい。
JQ SUGOCA 基本機能
カード名 | JQ SUGOCA | JMB JQ SUGOCA |
---|---|---|
国際ブランド | VISA MasterCard | VISA MasterCard JCB |
機能 | クレジット 交通系IC | クレジット 交通系IC |
サービス | Apple Pay ETCカード | Apple Pay ETCカード |
ポイント | JRキューポ | JRキューポ マイル |
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イオンSuicaカードは使えないのか
イオンカードのなかでもJR東日本エリアで使うなら「イオンSuicaカード」が役立つ。ただ、ほかのイオンカードの特典が優れているため、複数持ちで対応したい。
たとえば、イオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)と併用すれば、電子マネーWAONも使え、条件を満たせば、イオンゴールドカードの招待を受けられる。
イオンゴールドカードの海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険のほうが、補償内容は充実しているのだ。
「イオンカードセレクト」と「イオンカード(WAON一体型)」 基本機能
カード名 | 国際ブランド | 機能 | サービス | ポイント | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V | M | J | ク | W | キ | G | 家 | AP | iD | ETC | WP | 電 | |
イオンカードセレクト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イオンカード(WAON一体型) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
機能 ク:クレジット/W:WAON/キ:キャッシュカード/G:ゴールド切替え対象カード
サービス 家:家族カード/AP:Apple Pay/iD:イオンiD/ETC:ETCカード
ポイント WP:WAON POINT/電:電子マネーWAON ポイント
イオンSuicaカードが使えないかは利用方法で変わってくる
イオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)と比べると、イオンSuicaカードは使えないと思うかもしれない。
しかし、交通系カードとして利用頻度は高く、JR東日本の特典を得られる。
使えるか使えないかは、カードの利用方法にもよるだろう。ご自身の利用シーンを想像し、イオンSuicaカードが使える場面が多い人は、この機会に申し込んでみてはいかがだろうか。
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