イオンカードを紹介された側に特典はある？ご家族・ご友人紹介特典について解説

イオンカード所持者は、知り合いにイオンカードを紹介することでWAONポイントを受け取れる「ご家族・ご友人紹介特典」を利用できる。

紹介者にとってメリットが大きい制度だが、イオンカードを紹介された側には原則として特典はない。

しかしイオンカードを発行するとさまざまな特典・メリットを享受できるので、イオングループを頻繁に利用する知り合いになら紹介するのもよいだろう。

本記事ではイオンカードのご家族・ご友人紹介特典の概要や、紹介された側の特典・メリットの詳細などを解説する。

紹介された？イオンカードのご家族・ご友人紹介特典とは？

イオンカードのご家族・ご友人紹介特典とは、イオンカードを作成した人が他の人にイオンカードを紹介してカードを作ってもらうことで、WAONポイントを受け取れる制度である。

詳細を見ていこう。

ご家族・ご友人紹介特典のメリット

ご家族・ご友人紹介特典のメリットは、1回紹介するごとに紹介者（イオンカード所持者）へ1,000WAONポイントが贈呈される点である。

紹介者が持っているイオンカードがイオンJMBカード（JMB WAON一体型）の場合は、WAONポイントの代わりに500マイルになる。

紹介できる上限は、紹介ID1つにつき10人まで。紹介IDは制度対象のイオンカード1枚につき1つ付与されるので、2枚所持していれば20人（2万ポイント）まで特典を受けるチャンスがある。

ご家族・ご友人紹介特典を使うには紹介IDが必要

紹介IDとは、ご家族・ご友人紹介特典において、イオンカードを紹介したい相手に渡すIDである。紹介された側がイオンカードを作成する際に、紹介IDをフォームに入力して申し込むと、カード発行時に紹介者へWAONポイントが入る仕組みだ。

紹介IDは、公式アプリの「イオンウォレット」か、イオンフィナンシャルグループ株式会社運営の公式サイト「暮らしのマネーサイト」にて確認できる。

イオンウォレットで確認する場合は、ログイン後にホーム画面の「べんりなサービス」の「友人紹介」を選択する。暮らしのマネーサイトで確認する場合は、まずログイン後にメニュー内の「各種お手続き・登録変更」を選択。その後、画面下部の「その他」の項目内にある「友人紹介」を確認しよう。

メニュー画面等で紹介IDが表示されないときは、当制度の対象外カードになる。

紹介件数の上限やその他注意点

あなたが当制度を利用するときは、次の注意点を事前に確認しておこう。

その他注意事項は、暮らしのマネーサイトにて確認しよう。

イオンカードを紹介された側の特典

イオンカードの紹介者に1,000WAONポイントが贈呈されるご家族・ご友人紹介特典だが、紹介された側には何か特典はあるのだろうか。

イオンカードを紹介された側の特典・メリットについて詳細を解説する。

紹介された側へのWAONポイントの特典はない

イオンカードを紹介された側には、紹介者のようなWAONポイントの特典は受けられない。仮に紹介された側が作成を断ったとしても、紹介する側・紹介された側の双方にデメリットはない。

ただし紹介された側が作ったイオンカードが制度の対象であれば、そのイオンカードにも紹介IDが割り振られる。その紹介IDを使うことで、紹介された側もご家族・ご友人紹介特典を利用できる。

新規入会キャンペーンは受けられる

ご家族・ご友人紹介特典にてイオンカードを紹介された側は、申し込み当日に実施している新規入会キャンペーンの適用を受けられる。2024年2月時点での新規入会キャンペーンの一部を紹介する。

新規入会キャンペーンの内容は、時期ごとに変更される。紹介する側・紹介された側の双方は、事前にキャンペーン内容を確認しておこう。

イオンカードを持つメリット

紹介された側に特典は贈呈されないものの、イオンカードを所持すること自体にはさまざまなメリットがある。

例えば、クレジット機能・WAON機能・キャッシュカード機能が1枚に集約した「イオンカードセレクト」を作るメリットは次の通りである。

イオングループの店舗を頻繁に利用する人なら、さまざまな恩恵を受けられるだろう。各種イオンカードの発行や年会費が原則として無料な点も安心だ。

ご家族・ご友人紹介特典の流れと紹介する際のコツ

ご家族・ご友人紹介特典の適用には、それほど複雑な手続きが必要ない。紹介IDを相手に伝え、相手がその紹介IDを申し込み時に入力するだけで完了する。ご家族・ご友人紹介特典の流れを見ていこう。

紹介IDを確認する

まずはイオンウォレットアプリや暮らしのマネーサイトなどで、紹介IDを確認しよう。イオンウォレットアプリや暮らしのマネーサイトを利用するには、事前に「イオンスクエアメンバーID」を作成しておく必要がある。

イオンスクエアメンバーIDに登録すると、Web明細の確認、イオンカードポイントモールの利用、WAONポイントの交換、電子マネーWAONのポイント照会・利用履歴の確認が可能だ。新規登録は、「暮らしのマネーサイトの専用ページ」より受け付けている。

紹介を受ける予定の人へ紹介IDやイオンカードの詳細を伝える

紹介IDを確認したら、相手に紹介IDを共有しよう。共有方法に指定はない。

とはいえ紹介できるイオンカードには、特典やデザインの違いなどを合わせると50種類以上存在する（2023年7月現在）。例えばイオンシネマでの利用がよりお得になるミニオンズ、マイルが貯まりやすいイオンJMBカード（JMB WAON一体型）などが存在する。

紹介する場合はカードの特典内容、デザイン、メリット・デメリットを調べてしっかりと伝えること、紹介される側なら自分でもカードの詳細を確認することが大切だ。

「どのイオンカードを紹介すればよいのかわからない」と悩む場合は、オーソドックスかつ利便性の高い、イオンカードセレクトまたはイオンカードWAON一体型がおすすめだ。

ただしイオンカードセレクトはイオン銀行口座の解説が必要になるので、紹介するときは忘れずに伝えておこう。

紹介された側が申し込み時に紹介IDを入力する

紹介された側が申込みフォームへ紹介IDを入力して手続きを行い、審査に通過して発行が認められれば、紹介側に1,000WAONポイント（または500マイル）が贈呈される。

ただし店頭申込みでは対象外になるので、必ずインターネット申込みにしてもらおう。また入力漏れや入力忘れがあると特典が受け取れないので注意したい。

ポイントが贈呈される時期は、約2～4か月後になる。例えば2023年時点では、次の日程となっていた。

進呈時期が気になる場合は、「ご家族・ご友人紹介特典の公式ページ」にて確認しよう。

紹介されたらイオンカードを作成してみよう

本記事では、イオンカードのご家族・ご友人紹介特典の概要や、イオンカードを紹介された側の特典について解説した。紹介された側に特典はないものの、イオンカードを発行すること自体にはさまざまなメリットがある。

普段からイオングループを御用達にしている家族・友人がいる場合は、メリット・デメリットなど必要な情報を伝えた上で、制度を使っておすすめするのがよいだろう。

もしまだあなた自身がイオンカードを発行していない場合は、この機会に特典豊富なイオンカードの作成を検討してはいかがだろうか。